五山僧がつなぐ列島史 : 足利政権期の宗教と政治

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タイトルのヨミ:

ゴザンソウガツナグレットウシ : アシカガセイケンキノシュウキョウトセイジ

著者名ヨミ:

サイトウ, ナツキ

主題:

言語:

日本語

目次情報:

五山僧の忘却と再発見の試み

第1部足利政権と五山僧 : 叢林と夷中—五山僧の列島散在

足利政権の坐公文発給と政治統合—赦し合う政権と檀越たち

関東公帖と夷中の五山僧—赦し合う人脈の展開

戦国期足利政権の公帖発給と「武士」の編成

第2部夷中の檀越と五山僧 : 鎮魂の強制から信仰の統合へ—石見安国寺の諸山禅院への推移

五山僧をめぐる師弟関係と師檀関係—諸地域の十方院について

地方諸山禅院の無名檀越たち—備中宝福寺を事例として

戦国期在地勢力の五山文学受容—尾張知多半島域を事例として

居士大姉仏教と五山文学—尾張・三河の諸山と五山僧

第3部五山僧の思想史的位置 : 夷中考—列島社会と五山文学

五山僧の栄西認識

南禅寺住持論—列島史のなかの五山僧とキリシタン

列島史と日本史のはざまで

五山僧の忘却と再発見の試み

第1部足利政権と五山僧 : 叢林と夷中—五山僧の列島散在

足利政権の坐公文発給と政治統合—赦し合う政権と檀越たち

関東公帖と夷中の五山僧—赦し合う人脈の展開

戦国期足利政権の公帖発給と「武士」の編成

第2部夷中の檀越と五山僧 : 鎮魂の強制から信仰の統合へ—石見安国寺の諸山禅院への推移

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概要:

地域の信仰を背景に各地を結び付け、足利政権の全国支配の鍵ともなった「夷中」の五山僧の決定的役割を浮かび上がらせて、中央偏重の五山制理解を一新、五山文学も手がかりに、列島社会が内包していた異国的世界をも展望し、新たな中世史像を描き出す。

ブックレビュー

1 図書世俗権力二論 : 宗教と政治の関係 Locke, John, 1632-1704, 友岡, 敏明(1942-) 未来社	7 図書ライシテから読む現代フランス : 政治と宗教のいま伊達, 聖伸(1975-) 岩波書店
2 図書宗教と国家加藤, 周一(1919-2008), 安丸, 良夫(1934-), 宮地, 正人(1944-) 岩波書店	8 図書織田・豊臣政権藤木, 久志(1933-) 小学館
3 図書戦乱の中の情報伝達 : 使者がつなぐ中世京都と在地酒井, 紀美(1947-) 吉川弘文館	9 図書現代日本の宗教と政治笠原, 一男(1916-2006), 村上, 重良(1928-1991) 新人物往来社
4 図書宗教と近代國家 Dawson, Christopher, 1889-1970, 深瀬, 基寛(1895-1966) 弘文堂書房	10 図書戦国期の政治経済構造永原, 慶二(1922-2004) 岩波書店
5 図書政治化する宗教、宗教化する政治池澤, 優(1958-) 岩波書店	11 図書坐禅ひとすじ : 永平寺の礎をつくった禅僧たち角田, 泰隆角川学芸出版, 角川グループパブリッシング (発売)
6 図書宗教弾圧を語る小池, 健治, 西川, 重則(1927-), 村上, 重良(1928-1991), 徳重, 高嶺, 御木, 徳近(1900-1983), 壬生, 照順, 小浦, 芳雄, 山崎, 鷲夫(1908-), 李, 仁夏(1925-2008) 岩波書店	12 図書法と宗教政教関係を正す会経済往来社