はじめに 1 |
第一章 はたらきものの分業社会 5 |
生きてはたらく分子 |
水に溶けるもの |
水に溶けないものを溶かすには |
ミセル |
水に溶けたタンパク質 |
ドーナツタンパク質の活躍 |
あなたをまもるのもタンパク質 |
第二章 タンパク質は大きな分子 23 |
巨大分子 |
ポリペプチド |
人の血と動物の血 |
アミノの酸の種類 |
タンパク質の形の発見 |
第三章 酵素もタンパク質 39 |
触媒 |
ATP分解酵素 |
酵素は体の潤滑剤基質って何? |
活性中心 |
プロテアーゼ脂肪酸合成酵素 |
分子工場 |
中間体を逃がすな |
第四章 細胞の中と外 55 |
二重膜で覆われた細胞 |
細菌の侵入 |
細胞をふやす |
細胞の中 |
うれしい脂肪の宅急便 |
第五章 タンパク質でできた分子機械 65 |
タンパク質をどう使う? |
丈夫で長持ちのひけつは? |
らせんとシート |
修理工場つきの分子機械 |
分子の勝手なふるまい |
第六章 まず形を見よう 77 |
高分子の広がり |
タンパク質の形 |
形を見る |
染色法 |
シャドウイング |
染色せずに見る |
免疫電子顕微鏡法 |
形は壊しても元へ戻る |
構造形成の原理 |
アミノ酸配列をどうやって知るか |
第七章 生きた姿、立体構造 93 |
おれが尿素だ! |
尿素を透析で除く |
自分で自分をつくる |
タンパク質の設計図 |
同じ遺伝子からは同じアミノ酸配列 |
酵素をあたためると・・・・・・ |
タンパク質のゆらぎ |
ゆらぎの測定 |
第八章 徒党を組むタンパク質 109 |
よってたかる |
タンパク質の協力現象 |
アロステリック効果 |
ヒスチジンの合成系にみるフィードバック効果 |
超構造! |
第九章 アミノ酸だけでは足りない 121 |
糖タンパク質 |
リポタンパク質 |
血液タンパク質 |
核タンパク質 |
金属タンパク質 |
第十章 タンパク質のでき方 133 |
DNAからアミノ酸配列情報をとってくるメッセンジャー |
情報の翻訳 |
合成機械リボソーム |
タンパク質の成熟と老化 |
シグナルペプチド |
ごちゃごちゃの中ですべてがうまくゆく |
生物機能の設計原理 |
第十一章 使ってみたいタンパク質 147 |
バイオ研究の現場 |
タンパク質をきれいにするゲルクロマトグラフィー |
イオン交換クロマトグラフィー |
電気泳動 |
新しいタンパク質の発見 |
微量タンパク質 |
膜タンパク質 |
不安定タンパク質 |
タンパク質の名前の付け方 |
バイオは人手の仕事 |
酵素の性質の上手な改良 |
耐熱酵素 |
磁石つき酵素アルファー2-マクログロブリンを使った分子輪送システム |
新しいタンパク質の製造 |
タンパク質の家系 |
進化工場 |
バイオセンサー |
バイオコンピューター |
第十二章 タンパク質のモデルチェンジ 173 |
卵の不思議 |
タンパク質の進化 |
新型タンパク質のセールスポイント |
遺伝子がふえる進化時計 |
最小の生命 |
生命とタンパク質 |
これからのタンパク質 |
あとがき 191 |