| はしがき |
| 1章 ファジィネスの理論 1 |
| 不確かさを扱う理論-ファジィ/言葉の意味は文脈に依存する/ファジィ理論の枠組/工学の分野から生まれた概念-ファジィ集合/＜あいまいさ＞の数学的表現/主観性を取り入れた集合論/不確かさの様相/あいまい工学の革命的導入/科学への主観性の導入-新たなパラダイムに向かって |
| 2章 近代合理主義と主観性 17 |
| 近代合理主義から科学の主観化へ/デカルト思想の背景/蓋然性を拒否するデカルト/デカルトの4つの規則と構造主義/非明晰、非判明/計量化の思想/デカルトの影響下の思想家たち/近代合理主義影響下の方法論/近代合理主義を告発したパスカル/カントの主観/キェルケゴールの実存主義/サルトルの非反省的意識/繊細な精神による主観性の把握/科学の主観化/ヴェーバーの3つの非合理性/東洋的思考におけるあいまいさ/不確性原理による古典的合理主義の破錠/ファジィ理論のレゾンテートル |
| 3章 集合とファジィネス 55 |
| クリスプ集合/集合の定義/部分集合、空集合/和集合、共通集合/補集合/補集合に関する5つの性質/ファジィ集合のイメージと定義/定義の非判明性と非明晰性/メンバーシップ関数による定義/意味の定量化/メンバーシップ関数と定義関数/メンバーシップ関数の意味/hの彼方に在するファジィ集合/ファジィ集合における演算/クリスプ集合の場合/ファジィ集合の演算の5つの関係 |
| 4章 確立とファジィネス 93 |
| ファジィ理論と確立論/ファジィ理論の思想的原点-パスカル/いろいろな確立の考え方/コルモゴロフの公理的確立/測度/ファジィ測度の定義の意味/ファジィ集合とファジィ測度の2つの接点/ファジィ測度の具体的解釈/可能性測度と必然性測度/蓋然性と可能性の類似点/測度の双対性 |
| 5章 言語と曖昧性 124 |
| 文化の基盤としての言葉/言葉の本質規定/ソシュールの言語理論/チョムスキーとヴィトゲンシュタイン/ヒトはコトバによって認識する/言語は曖昧である/「意味」と「定義」/名詞と形容詞の曖昧さ/思考にとって曖昧性は本質/言語に関係しない思考/思考を可能にする離散化/コミュニケーションにおけるコトバのあいまいさ/あいまいさは存在の本質/日本語のあいまいさ/不確かさを表す形容詞/不確かさのカテゴリー/日本語形容詞の様相ごとの分類/英語と中国語の形容詞 |
| 6章 数学とファジィネス 186 |
| ファジィ関係/ファジィ関係の合成演算/ファジィ関数/ファジィ化の方法/数学の主観化 |
| 7章 論理とファジィネス 206 |
| 論理の系統/現代論理学と古典論理学/非古典論理/非古典論理としてのファジィ論理/ファジィ述語と修飾作用素/ファジィ論理の演算/ファジィ真理値/真理値限定/ウソつきのパラドックス/ファジィ推論/ハゲのパラドックス/ファジィ関係の合成による推論/ファジィ確立、ファジィ可能性、ファジィ限量作用素/傾向と常識推論 |
| あとがき 246 |
| はしがき |
| 1章 ファジィネスの理論 1 |
| 不確かさを扱う理論-ファジィ/言葉の意味は文脈に依存する/ファジィ理論の枠組/工学の分野から生まれた概念-ファジィ集合/＜あいまいさ＞の数学的表現/主観性を取り入れた集合論/不確かさの様相/あいまい工学の革命的導入/科学への主観性の導入-新たなパラダイムに向かって |
| 2章 近代合理主義と主観性 17 |
| 近代合理主義から科学の主観化へ/デカルト思想の背景/蓋然性を拒否するデカルト/デカルトの4つの規則と構造主義/非明晰、非判明/計量化の思想/デカルトの影響下の思想家たち/近代合理主義影響下の方法論/近代合理主義を告発したパスカル/カントの主観/キェルケゴールの実存主義/サルトルの非反省的意識/繊細な精神による主観性の把握/科学の主観化/ヴェーバーの3つの非合理性/東洋的思考におけるあいまいさ/不確性原理による古典的合理主義の破錠/ファジィ理論のレゾンテートル |
| 3章 集合とファジィネス 55 |
