| はしがき |
| 序章 1 |
| 1章 計算的人間観 7 |
| 1.1 現代人間科学における計算的“心”観の地位 7 |
| 1.2 認知主義の諸パラダイム 13 |
| 1.2.1 計算主義-記号計算の装置としての心 14 |
| 1.2.2 生成主義-チョムスキー,心の原理と変数 19 |
| 1.3 計算的人間観と心の科学 27 |
| 2章 心の科学をめぐって 29 |
| 2.1 心理主義の諸パラダイム 30 |
| 2.1.1 精神分析学-フロント,エネルギ機関としての心 30 |
| 2.1.2 環境主義-ギブソン,縮小された心 34 |
| 2.1.3 解釈学-心と意味 36 |
| 2.2 人間科学の諸パラダイム 40 |
| 2.2.1 行動主義-スキナー,心の排除 40 |
| 2.2.2 慣用主義-ウィトゲンシュタイン,心の社会学 43 |
| 2.2.3 生理学の誘惑-ニューロン的“心” 45 |
| 2.3 計算主義は正当なパラダイムであるのか 47 |
| 3章 記号の計算としての認知 49 |
| 3.1 認知のための記号計算と心の汎用性 49 |
| 3.2 認知計算と計算プログラム言語 54 |
| 4章 コネクショニズムの計算観 55 |
| 4.1 コネクショニズムと心の科学 56 |
| 4.2 コネクショニズムと認知の科学 59 |
| 4.2.1 コネクショニズムの諸相 60 |
| 4.2.2 コネクショニズムと認知の計算 64 |
| 4.3 新しい計算観-記号計算観とコネクショニズムの統合 68 |
| 5章 心の理論としての計算プログラム 71 |
| 5.1 計算プログラムと心の科学 71 |
| 5.1.1 計算プログラムの地位 73 |
| 5.1.2 計算プログラムの心的実在性 74 |
| 5.2 科学の実行としてのプログラミング 77 |
| 6章 経験科学としての計算アプローチ 83 |
| 6.1 現象から根底へ-問題は心理学から 83 |
| 6.2 心理言語学の思考法 86 |
| 6.2.1 “心理学的”理論の性質 86 |
| 6.2.2 計算概念の導入 89 |
| 6.3 言語解析の記号計算理論 94 |
| 6.3.1 規則適用の方式による解法 96 |
| 6.3.2 ネットワーク上での統語処理と意味処理の融合 96 |
| 6.4 協動的問題解決機構と新しい言語観 99 |
| 6.5 コネクショニストの言語観 103 |
| 7章 理論科学としての計算アプローチ 109 |
| 7.1 超高次の知識構造-問題は人工知能学から 109 |
| 7.1.1 理解と知識:ゴールとプラン-理解のゴール指向性 112 |
| 7.1.2 理解と知識:テーマ-知識の社会性 120 |
| 7.1.3 超高次の知識構造:プロット単位-知識の解釈性 122 |
| 7.1.4 超高次の知識構造:TAU 127 |
| 7.2 認知システムは何を計算しなければならないか 131 |
| 8章 おわりに-心の科学と認知科学 139 |
| 補稿1 生成文法と計算 (郡司隆男) 141 |
| 補稿2 認知科学文化論考-わざとこころ (齋藤洋典) 163 |
| 文献(序章～8章) 187 |
| 文献(補稿1～2) 194 |
| 人名索引 195 |
| 事項索引 197 |
| はしがき |
| 序章 1 |
| 1章 計算的人間観 7 |
| 1.1 現代人間科学における計算的“心”観の地位 7 |
| 1.2 認知主義の諸パラダイム 13 |
| 1.2.1 計算主義-記号計算の装置としての心 14 |
