第1章 序論 |
1.1 回転塑性加工の一般的特徴 1 |
1.2 回転塑性加工の分類 4 |
1.3 回転塑性加工の技術的特徴 8 |
1.4 回転塑性加工の実用的展開 11 |
1.4.1 スピニング 11 |
1.4.2 ねじ転造 19 |
1.4.3 クロスローリング 21 |
1.4.4 回転鍛造 26 |
1.4.5 リングローリング 29 |
1.4.6 そのほかの回転塑性加工 31 |
1.5 回転塑性加工の理論的展開 34 |
1.5.1 数値シミュレーション 34 |
1.5.2 理論的解析の考え方 37 |
1.5.3 転造加工の解析 42 |
1.5.4 スピニングなどの解析 47 |
1.5.5 回転鍛造の解析 50 |
第2章 回転鍛造 |
2.1 回転鍛造の概要 55 |
2.1.1 回転鍛造の加工方法 55 |
2.1.2 回転鍛造の特徴 59 |
2.1.3 回転鍛造が適した基本形状 63 |
2.1.4 回転鍛造の実例 65 |
2.2 回転鍛造の加工理論 72 |
2.2.1 理論的解析の考え方 72 |
2.2.2 真実の接触形状 73 |
2.2.3 接触圧力分布 78 |
2.2.4 加工理論 83 |
2.2.5 円柱の回転鍛造の解析結果 89 |
2.2.6 加工力の実用式 96 |
2.2.7 加工トルクの実用式 100 |
2.3 環状体(リング)の回転鍛造 104 |
2.3.1 概要 104 |
2.3.2 加工理論 105 |
2.3.3 リングの回転鍛造の解析結果 110 |
2.4 側方ロール付き回転ヘッディング 115 |
2.4.1 概要 115 |
2.4.2 側方ロールの移動方式と最適移動径路 116 |
2.4.3 加工理論 119 |
第3章 板材の回転打抜き加工 |
3.1 概要 123 |
3.2 回転打抜き加工の特徴 124 |
3.2.1 加工力-ストローク線図 124 |
3.2.2 製品の形状 126 |
3.3 回転打抜きの加工力の算定 127 |
3.3.1 加工力の評価法 127 |
3.3.2 計算値と実験値の比較 129 |
3.4 背圧付加による製品形状の改善 132 |
第4章 回転フランジ加工(管材の回転鍛造) |
4.1 概要 135 |
4.2 回転フランジ加工の変形過程 137 |
4.2.1 通常の鍛造法との比較 137 |
4.2.2 変形過程 139 |
4.3 加工限界 142 |
4.4 加工力の評価 145 |
4.4.1 フランジ上の圧力分布と接触領域 145 |
4.4.2 加工力の算定式 147 |
4.4.3 計算値と実験値の比較 148 |
第5章 丸棒の回転切断 |
5.1 概要 151 |
5.2 加工条件と製品精度 153 |
5.2.1 製品形状 153 |
5.2.2 すきまと製品精度 155 |
5.2.3 ロール傾斜角と製品精度 155 |
5.2.4 平ロール直径と製品精度 156 |
5.2.5 刃の巻き数Nと製品精度 156 |
5.3 回転切断の変形機構 157 |
5.3.1 加工力と加工トルクの実態 157 |
5.3.2 変形機構の推定 158 |
5.4 加工理論 160 |
5.4.1 切断ロール側の加工力の評価 160 |
5.4.2 平ロール側の加工力の評価 161 |
5.4.3 加工力の釣合いと支持台に加わる力 162 |
5.4.4 材料の加工硬化の考慮 163 |
5.5 加工力と加工トルクの実用的計算方法 163 |
5.5.1 基本となる計算式 163 |
5.5.2 実際の計算方法 165 |
5.5.3 計算値と実験値の比較 166 |
5.6 最適加工条件 167 |
第6章 数値制御絞りスピニング |
6.1 概要 169 |
6.1.1 スピニング技術の進歩 173 |
6.1.2 数値制御スピニング機械 173 |
6.1.3 自動プログラミングへのアプローチ 176 |
6.2 板材からのスピニングの共通加工条件 177 |
6.2.1 加工の手続き 177 |
6.2.2 流動加工条件(Ⅰ)の選定 178 |
6.2.3 流動加工条件(Ⅱ)の選定 181 |
6.3 ローラパスプログラミングの基礎法 182 |
6.3.1 ローラパス形状の決定法 182 |
6.3.2 θ0の選定について 186 |
6.3.3 ymの選定について 189 |
6.3.4 aの選定について 191 |
6.3.5 Piの選定について 194 |
6.3.6 vの選定について 196 |
6.3.7 製品高さを与える一般式 197 |
6.3.8 製品高さを最小にするための条件 200 |
6.3.9 各パスにおける外縁形状の決定 201 |
6.3.10 往復絞りの功罪 202 |
6.4 ローラパスプログラミングの実際 203 |
6.4.1 基本流れ図 203 |
6.4.2 流動加工条件(Ⅰ)の変更 205 |
6.4.3 固定加工条件の変更 206 |
6.4.4 円すい形状シェルへの適用 215 |
6.4.5 半楕円体シェルへの適用 217 |
6.4.6 円筒と円すいの複合シェルへの適用 220 |
6.4.7 円筒と球の複合シェルへの適用 222 |
6.5 多ローラヘッドによる絞りスピニング 224 |
6.5.1 概要 225 |
6.5.2 加工限界 228 |
6.5.3 変形機構 228 |
6.5.4 理論的しま数の推定 233 |
6.5.5 製品の表面粗さ 236 |
6.5.6 特殊なプロフィルの加工 238 |
第7章 管材のスピニング 241 |
7.1 概要 244 |
7.2 管端のネッキング 244 |
7.2.1 ネッキングの加工条件 244 |
7.2.2 各種パスと加工条件 246 |
7.2.3 加工限界 253 |
7.3 管端テーパリング 256 |
7.4.管端クロージング 259 |
7.4.1 加工方法の分類 259 |
7.4.2 軸並行パスクロージング 260 |
7.4.3 円弧パスクロージング 262 |
7.4.4 複合ローラにより1パスクロージング 266 |
7.4.5 壁厚変化の理論的考察 269 |
第8章 ディスクローリング |
8.1 概要 275 |
8.2 変形過程と製品 277 |
8.3 加工力とその解析 280 |
8.3.1 加工力・行程線図 280 |
8.3.2 加工力の解析 282 |
8.3.3 加工力の計算値と実験値の比較 288 |
8.4 片側加工とスリットロールによる加工 290 |
第9章 リングローリング |
9.1 概要 295 |
9.1.1 加工方法と特長 297 |
9.1.2 研究の必要性 297 |
9.2 理論的解析 298 |
9.2.1 解析の背景 298 |
9.2.2 加工理論 299 |
9.2.3 計算結果と実験結果の比較 310 |
9.3 実用的解析 319 |
9.3.1 実用式の提示 319 |
9.3.2 押込み速度を規定する連続加工 323 |
9.3.3 一定の押込み力による連続加工 328 |
9.4 加工条件選定への指針 330 |
9.4.1 リング材料の選定 330 |
9.4.2 内ロールの押込み速度の選定 332 |
9.4.3 ロール直径の選定 332 |
9.4.4 素材寸法の選定 334 |
第10章 回転塑性加工の総括 |
10.1 回転塑性加工の思想 337 |
10.1.1 回転塑性加工の美学 337 |
10.1.2 回転塑性加工学の構成 340 |
10.2 回転塑性加工のゆがみ 344 |
10.2.1 転造加工のゆがみ 344 |
10.2.2 スピニングのゆがみ 346 |
10.3 加工限界 349 |
10.3.1 転造加工の加工限界 349 |
10.3.2 スピニングの加工限界 362 |
10.3.3 回転鍛造の加工限界 376 |
10.4 加工力と加工トルク 377 |
10.4.1 転造加工の基礎理論 378 |
10.4.2 ねじ転造加工の加工力と加工トルク 384 |
10.4.3 回転切断の加工力と加工トルク 392 |
10.4.4 クロスローリングの加工力と加工トルク 394 |
10.4.5 回転鍛造の加工力と加工トルク 401 |
10.4.6 回転打抜き加工の加工力 402 |
10.4.7 回転フランジ加工の加工力 404 |
10.4.8 しごきスピニングの加工力 405 |
10.4.9 回転しごき加工のか効力 416 |
10.4.10 ディスクローリングの加工力 420 |
10.4.11 リングローリングの加工力と加工トルク 422 |
10.5 摩擦と潤滑 425 |
10.5.1 回転塑性加工における摩擦の特徴 425 |
10.5.2 転造加工における摩擦と潤滑 426 |
10.5.3 スピニングの摩擦と潤滑 429 |
10.5.4 回転塑性加工の潤滑のまとめ 435 |
第11章 しごきスピニングの加工力の計算プログラム |
11.1 読み込むデータ 439 |
11.2 実際のプログラム(SPINF) 439 |
11.3 計算結果の一例 453 |
(1) 本書の各章に関する著者の論文と記事(1980-1991) |
(2) 前著者「回転塑性加工学」の各章に関する著者の論文と記事(1963-1979) |
(3) 著者の執筆した回転塑性加工学および塑性加工学に関する著書(1957-1990) |
(4) 回転塑性加工学に関する著者の外国語の論文(1963-1989) |