まえがき |
第1章 コンピュータ教育の目的と方法 市川伸一 |
1.1 何のためにコンピュータを教えるのか 1 |
1.2 コンピュータを活かして学ぶ 3 |
1.2.1 シミュレーション 4 |
1.2.2 パソコン通信 5 |
1.2.3 統計学の実践的学習法 5 |
1.2.4 心理学の実験装置としての利用 6 |
1.2.5 データベース 7 |
1.3 コンピュータを通じて学ぶ 9 |
1.4 コンピュータの世界を味わう 14 |
1.4.1 乱数を使ったシミュレーション 15 |
1.4.2 再帰的処理 18 |
1.5 まとめのかえて 21 |
第2章 学習のメカニズム 鈴木宏昭 古田貴久 |
2.1 はじめに 24 |
2.2 手続き的知識の学習 25 |
2.2.1 手続き的知識の学習メカニズム 25 |
2.2.2 ACT*理論に基づいたCAI 28 |
2.2.3 手続き的学習の問題点 29 |
2.3 深い理解と説明 30 |
2.3.1 計算機の学習における説明 30 |
2.3.2 人間の学習における説明 32 |
2.3.3 説明による学習の意義 34 |
2.4 類推による学習 35 |
2.4.1 類推のモデル 36 |
2.4.2 教授・学習場面における類推 40 |
2.5 おわりに 48 |
第3章 自己管理による創造性の開発 サム・スターン 駒崎久明 |
3.1 はじめに 51 |
3.1.1 創造性とは何か 52 |
3.1.2 創造性と問題発見 54 |
3.1.3 創造性と自己管理活動 55 |
3.2 研究方法 56 |
3.2.1 インタビュー調査 57 |
3.2.2 アンケート調査 58 |
3.3 結果 59 |
3.3.1 最初の発案者 59 |
3.3.2 非公式な活動 60 |
3.4 2つの事例 61 |
3.5 まとめ 64 |
3.5.1 問題発見と自己創始活動 64 |
3.5.2 非公式研究と自己管理活動 65 |
3.5.3 学校教育環境への示唆 66 |
第4章 学習支援システムの構築 波多野和彦 |
4.1 はじめに 70 |
4.2 情報源としてのコンピュータ 70 |
4.2.1 歴史学習の構造 71 |
4.2.2 支援システムの概要 74 |
4.2.3 教材知識の表現 75 |
4.2.4 対象世界に対するより詳細な検討 75 |
4.2.5 利用場面の想定 78 |
4.2.6 運用方法の検討と改良 79 |
4.3 分析・制御装置としてのコンピュータ 80 |
4.3.1 アプリケーションソフトウェアの操作演習 80 |
4.3.2 支援システムの概要 81 |
4.3.3 学習支援部 84 |
4.3.4 操作環境の改善 86 |
4.4 おわりに 87 |
第5章 教授活動モデルに基づく授業改善 松田稔樹 |
5.1 教授学習過程のモデル 89 |
5.2 授業中の教授活動モデル 91 |
5.3 教材研究 95 |
5.3.1 教育目標の抽出と構造化 95 |
5.3.2 情報特性の理解 98 |
5.4 授業設計 101 |
5.4.1 第1段階 : モデル授業の分析と教材研究 101 |
5.4.2 第2段階 : 改善視点の明確化 104 |
5.4.3 第3段階 : 授業の再構成 105 |
5.5 教授活動モデルに基づく授業評価 105 |
5.5.1 指導案の評価 106 |
5.5.2 授業の評価 107 |
第6章 教師の活動を支援する教育情報システム 村瀬康一郎 |
6.1 はじめに 111 |
6.2 SIS-TEM Vの機能 113 |
6.3 システムの構成 114 |
6.3.1 ホストシステム(教育情報処理装置) 114 |
6.3.2 パソコン通信システム 118 |
6.3.3 ネットワークシステム 119 |
6.3.4 CD-ROM作成システム 120 |
6.4 ネットワークに用意される教育情報データ 123 |
6.4.1 カリキュラム開発、授業設計のためのデータ 123 |
6.4.2 教材開発に関するデータ 125 |
6.4.3 研究の調査と計画のためのデータ 130 |
6.5 SIS-TEM Vによる教材情報の流通と利用 130 |
6.5.1 情報提供の方法 130 |
6.5.2 授業での教材情報を支援する処理システム 132 |
6.5.3 提供された教材の利用 134 |
6.6 おわりに 135 |
第7章 情報化に対するための教師教育 星野敦子 |
7.1 はじめに 138 |
7.2 情報化に対応するための教師教育の現状 139 |
7.2.1 研修カリキュラムモデルの検討 139 |
7.2.2 教員研修の効果 142 |
7.2.3 研修による技術習得の割合 146 |
7.3 教員研修の費用 147 |
7.3.1 コンピュータ利用教育の費用 147 |
7.3.2 費用予測とシミュレーション 151 |
7.4 教員研修の効率化 155 |
7.4.1 研修の問題点 155 |
7.4.2 効率化のための方策 156 |
7.5 おわりに 159 |
教育システムの費用効果分析 牟田博光 |
8.1 はじめに 161 |
8.2 費用効果分析 162 |
8.2.1 教育効果の測定 162 |
8.2.2 費用の測定 165 |
8.2.3 費用と効果の対比 168 |
8.3 費用効果分析の例 170 |
8.3.1 教師の採用 170 |
8.3.2 カリキュラム 170 |
8.3.3 学校間の比較 171 |
8.3.4 教育メディア、方法 173 |
8.4 費用効果分析と教育施策 181 |
8.5 おわりに 182 |
あとがき |