巻頭写真 |
本書の発刊に寄せて |
カラー口絵 |
第1章 国土と空港 |
1.1 ドイツの国土と空港配置:日本との比較 1 |
1.2 ミュンヘン新空港の位置と規模 6 |
1.3 ドイツの交通の現況と連邦交通計画 8 |
1.4 空港整備および空港アクセス整備の計画 11 |
1.5 連邦交通計画からみたミュンヘン新空港 13 |
第2章 新空港建設の要請と地域の合意形成 |
2.1 新空港建設の要請 15 |
2.2 空港の適地選定にかかわる経緯 20 |
2.3 地元自治体の概要 23 |
2.4 ミュンヘン新空港に対するフライジング市の対応 25 |
2.5 新空港建設にかかわる訴訟問題の経緯 28 |
2.6 空港敷地規模の変遷 31 |
2.7 州政府および空港会社の対応 33 |
2.8 訴訟内容とその後の現実との比較 33 |
第3章 空間整備計画と整合した新空港計画 |
3.1 空港と周辺土地利用との摩擦 35 |
3.2 空港計画と空間整備計画 36 |
3.3 総合計画の構成 37 |
3.4 特定部門計画としての空港計画 39 |
3.5 計画相互の調整 40 |
3.6 中心地理論に基づく階層的国土構成 41 |
3.7 地域空間への新空港の組み込み 44 |
第4章 新空港の地域開発効果と旧空港跡地の再生 |
4.1 新・旧空港を軸にした地域開発 51 |
4.2 期待される雇用効果 52 |
4.3 周辺地域開発と土地利用計画への展開 53 |
4.4 周辺地域における人口および土地不動産への影響 56 |
4.5 跡地利用の検討経緯 57 |
4.6 跡地利用計画 60 |
第5章 周辺環境との共存のための一体システムづくり |
5.1 環境対策を超えた調和づくり 63 |
5.2 騒音コンターに基づく土地利用規制 64 |
5.3 騒音を考慮した滑走路の設計と敷地計画 68 |
5.4 騒音に配慮した運航条件 68 |
5.5 騒音および大気汚染のモニタリングシステム 68 |
5.6 水の総合管理システム 70 |
5.7 空港敷地のランドスケーピングとビオトープ 73 |
第6章 空港計画と施設の特徴 |
6.1 空港計画の流れ 77 |
6.2 計画で考慮されたデザイン・コンセプト 81 |
6.3 エアーサイドの特徴 83 |
6.4 ターミナルサイドの特徴 83 |
6.5 駐車場の特徴 86 |
6.6 関連施設の概要 87 |
第7章 母都市と広域へのアクセスサービス |
7.1 広域交通社会資本としてのアクセス整備 89 |
7.2 広域アクセスの現状と構想 93 |
7.3 ミュンヘン新空港における母都市とのアクセス整備の現状 95 |
7.4 鉄道による母都市とのアクセス整備構想 99 |
第8章 空港経営の方式と課題 |
8.1 空港経営組織 101 |
8.2 新空港建設資金とその運用 102 |
8.3 空港経営の現状 103 |
8.4 空港の運用時間 106 |
8.5 空港経営の課題 107 |
終章 109 |
参考文献 |
索引 |
あとがき |