1 自然言語処理:設計からのアプローチ 〔岩山 真〕 1 |
1.1 はじめに 1 |
1.2 自然言語による情報伝達モデル 2 |
1.2.1 情報伝達モデルの概要 2 |
1.2.2 情報伝達モデルの限界と比喩の役割 3 |
1.3 自然言語理解の実現 5 |
1.3.1 構文解析のあらまし 6 |
1.3.2 意味解析のあらまし 9 |
1.4 比喩について 13 |
1.4.1 比喩の種類 14 |
1.4.2 比喩の構成、現れ方 15 |
1.4.3 比喩と文脈、文化、イメージ 17 |
1.5 計算機による比喩理解 19 |
1.5.1 比喩理解のきっかけ:選択制限の違反 19 |
1.5.2 比喩理解:典型的な性質の転写 22 |
1.5.3 典型的な性質の判定法 24 |
1.5.4 『夢十夜』からの例 27 |
1.6 文学における比喩とイメージ 31 |
1.7 計算機処理の可能性 33 |
2 文学的感性への認知科学的アプローチ 〔徃往彰文〕 36 |
2.1 はじめに:知の科学から感性へ 36 |
2.2 機械論的な人間観 36 |
2.3 感性概念を分解する 38 |
2.4 感性的思考としての白昼夢 39 |
2.5 知識の装置としての心を考える 43 |
2.6 超高次の知識 46 |
2.7 知識に基づく創造性 49 |
2.8 文学的感性へ 51 |
2.9 理解を超えたところにあるもの 54 |
2.10 願望の対象としての小説テキスト 57 |
2.11 おわりに 58 |
3 文学は文学をどう考えているか 〔井口時男〕 60 |
3.1 読書の目的は作者の「心的世界」を復元することではない 60 |
3.2 作品の意味を決定するのは作者ではない 63 |
3.3 テキストを読むことは自分自身を読むことである 66 |
3.4 小説は物語を批評的に内蔵する 72 |
3.5 小説はいかに語るか 75 |
3.6 小説は現実を再現しない 81 |
3.7 小説の無意識は言葉に付きまとわれている 84 |
3.8 テキストを「読み終える」ことはできない 90 |
共同討議:「文学を科学する」 97 |
本書のモチーフ 99 |
言葉は記号か 102 |
インターテクスチュアリテとは 105 |
生きた比喩と死んだ比喩 106 |
自然言語処理と統計的手法 108 |
言葉に潜む他者性 111 |
テキストの自立性 115 |
小説の語り方 118 |
DAYDREAMERというプログラム 121 |
記号としての文学性 123 |
ストーリー性の重視 125 |
パソコンと文学 128 |
索引 132 |
付録 夢十夜 1 |
1 自然言語処理:設計からのアプローチ 〔岩山 真〕 1 |
1.1 はじめに 1 |
1.2 自然言語による情報伝達モデル 2 |
1.2.1 情報伝達モデルの概要 2 |
1.2.2 情報伝達モデルの限界と比喩の役割 3 |
1.3 自然言語理解の実現 5 |