1. リサイクル設計の必要性 3 |
1.1 持続型社会構築と環境調和型製品・素材開発(山本良一) 3 |
1.1.1 持続可能な発展は実現可能か 3 |
1.1.2 物質文明に内在する矛盾 4 |
1.1.3 エコマテリアル開発の必要性 5 |
1.1.4 ライフサイクル・アセスメント(Life Cycle Assessment) 6 |
1.1.5 エコラベルの威力 7 |
1.1.6 欧米諸国の先進的な取り組み 9 |
1.1.7 持続可能製品開発の課題 10 |
1.2 廃棄物をリサイクルする社会システムの構築(土肥義治) 13 |
1.2.1 新しい産業体系の構築 14 |
1.2.2 廃棄物のリサイクルシステムの構築 14 |
1.3 材料のリサイクラブル設計の基本概念とその意義(古林英一) 17 |
1.3.1 リサイクラブル設計の特質 17 |
1.3.2 リサイクル技術の普遍性 18 |
1.3.3 再生不能資源の再生は 19 |
1.3.4 閉回路技術としてのリサイクルの意義 20 |
1.3.5 材料のリサイクラブル設計の方法 21 |
1 3.6 金属・合金の問題 22 |
2. リサイクルの現状とリサイクル設計から見た問題点 27 |
2.1 鉄鋼材料 27 |
2.1.1 プロセスから見た分析(雀部 実) 27 |
2.1.1.1 はじめに 27 |
2.1.1.2 鉄鋼スクラップの問題点 27 |
2.1.1.3 研究の現状 28 |
2.1.1.4 まとめ 30 |
2.1.2 材質から見た分析(秋末 治) 31 |
2.1.2.1 はじめに 31 |
2.1.2.2 鉄鋼材料のリサイクル推進のための課題 34 |
2.1.2.3 リサイクルのための鉄鋼材料設計 35 |
2.1.2.4 おわりに 38 |
2.2 非鉄金属材科(黒柳 卓) 39 |
2.2.1 銅および銅合金(宮内理夫) 42 |
2.2.1.1 プロセスからみた分析 42 |
2.2.1.2 材質からみた分析 46 |
2.2.1.3 リサイクルから見た課題 47 |
2.2.1.4 有害金属 48 |
2.2.2 アルミニウムとその合金(大園智哉) 49 |
2.2.2.1 プロセスからみた分析 49 |
2.2.2.2 リサイクルの課題 54 |
2.2.2.3 材質から見た分析 54 |
2.2.2.4 不純物への一般的な対応方法 55 |
2.2.3 リサイクル設計への一考察(黒柳 卓) 57 |
2.3 高分子材料 59 |
2.3.1 塩化ビニル(鈴木正保) 59 |
2.3.1.1 塩化ビニルをとりまく社会情勢 59 |
2.3.1.2 PVCのリサイクル 60 |
2.3.1.3 今後の課題 63 |
2.3.2 PET,ナイロン,ポリアセタールおよびアクリル樹脂のリサイクル(草川紀久) 65 |
2.3.2.1 はじめに 65 |
2.3.2.2 PET 66 |
2.3.2.3 ナイロン 72 |
2.3.2.4 ポリアセタール(POM) 77 |
2.3.2.5 アクリル樹脂(PMMA) 82 |
2.3.2.6 おわりに 85 |
2.3.3 ポリオレフィン系プラスチック(富川昌美) 86 |
2.3.3.1 総論 86 |
2.3.3.2 マテリアルリサイクル 88 |
2.3.3.3 ケミカルリサイクル 88 |
2.3.3.4 サーマルリサイクル(エネルギー回収) 90 |
2.4 無機材料 91 |
2.4.1 コンクリート(小沼栄一) 91 |
2.4.1.1 はじめに 91 |
2.4.1.2 リサイクル設計の概念 91 |
2.4.1.3 マテリアルフロー上で生じる問題点 94 |
2.4.1.4 問題解決の視点 95 |
2.4.1.5 問題解決を阻害する科学技術上の未解決点 96 |
2.4.1.6 おわりに 97 |
2.4.2 セラミックス(若井史博) 97 |
2.4.2.1 はじめに 97 |
2.4.2.2 天然資源 99 |
2.4.2.3 他産業の廃棄物・副生物の再資源化 99 |
2.4.2.4 製造プロセスと産業廃棄物 100 |
2.4.2.5 リサイクルとリユース 101 |
2.4.2.6 地球環境保全におけるセラミックスの役割 101 |
2.5 静脈からみた現状と問題点 103 |
2.5.1 金属スクラップ回収業(長井 寿) 103 |
2.5.1.1 スクラップ回収業者のクレーム 103 |
2.5.1.2 スクラップ回収業者の「経済原則」 105 |
2.5.1.3 鉄,アルミニウムスクラップリサイクル 105 |
2.5.1.4 金属スクラップリサイクルをマテリアルフローの中に位置づけるために 107 |
2.5.2 廃棄物処理(村田徳治) 108 |
はじめに 108 |
2.5.2.1 廃棄物処理の現状 109 |
2.5.2.2 不合理な現行の廃棄物処理 111 |
2.5.2.3 廃棄物の資源化と発生抑制 114 |
2.5.2.4 清掃事業から肝腎産業へ 116 |
3.リサイクル設計の本格的取組みのために 121 |
3.1 製品設計 121 |
3.1.1 電子情報機器(吉見幸一) 121 |
3.1.1.1 はじめに 121 |
3.1.1.2 環境調和を考慮した製品の現状 121 |
3.1.1.3 本格的リサイクル設計への展望 124 |
3.1.1.4 おわりに 126 |
3.1.2 電気機器(大橋敏二郎) 127 |
3.1.2.1 はじめに 127 |
3.1.2.2 背景と目的 127 |
3.1.2.3 分解性評価法の概念 128 |
3.1.2.4 分解性評価の手順 130 |
3.1.2.5 おわりに 131 |
3.1.3 OA機器(谷 達雄) 132 |
3.1.3.1 リサイクルの概念 132 |
3.1.3.2 OA機器のリサイクル対応設計 134 |
3.1.3.3 プラスチックのマテリアルリサイクル 136 |
3.1.3.4 実験結果 140 |
3.1.3.5 おわりに 142 |
3.1.4 自動車(羽鳥之彬) 143 |
3.1.4.1 自動車の一生とリサイクル 143 |
3.1.4.2 クルマ再資源化の問題点 144 |
3.1.4.3 再生資源利用促進を目指した事前評価 145 |
3.1.4.4 リサイクル推進に向けた取組み 145 |
3.1.4.5 今後の自動車リサイクルの課題 149 |
3.1.5 農業機械(大内久平) 151 |
3.1.5.1 はじめに 151 |
3.1.5.2 リサイクル及びリサイクル設計の現状 152 |
3.1.5.3 今後のリサイクル設計のあり方 156 |
3.1.5.4 環境保全型農業機械の例 156 |
3.1.5.5 おわりに 157 |
3.1.6 処理処分面からみたECP設計(和田安彦) 158 |
3.1.6.1 はじめに 158 |
3.1.6.2 処理処分面からみたECP設計の考え方 159 |
3.1.6.3 おわりに 170 |
3.2 材料設計 171 |
3.2.1 金属材料(友田 陽) 171 |
3.2.1.1 金属材料の特徴-人工的循環システムを必要とする材料- 171 |
3.2.1.2 金属リサイクルに向けての社会的問題と科学技術的問題 172 |
3.2.1.3 従来の材料設計とリサイクル指向材料設計 174 |
3.2.1.4 リサイクル指向設計の提案 177 |
3.2.1.5 おわりに 180 |
3.2.2 高分子 180 |
3.2.2.1 高分子材料(小林英一) 180 |
3.2.2.2 DFD(Design For Disassembly)(上野晃史) 186 |
3.2.3 セラミックス(若井史博) 190 |
3.2.4 半導体(吉見幸一) 193 |
3.2.4.1 はじめに 193 |
3.2.4.2 半導体製造プロセスにイけるリサイクル設計 193 |
3.2.4.3 半導体製品のリサイクル 196 |
3.2.4.4 おわりに 197 |
おわりに 199 |
索引 203 |
1. リサイクル設計の必要性 3 |
1.1 持続型社会構築と環境調和型製品・素材開発(山本良一) 3 |
1.1.1 持続可能な発展は実現可能か 3 |