1.
図書 |
今野真二著
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2.
図書 |
カント著 ; 宮村悠介訳
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3.
図書 |
会田大輔著
目次情報:
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4.
図書 |
トマス・アクィナス著 ; 稲垣良典, 山本芳久編 ; 稲垣良典訳
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概要:
中世を代表する哲学者、トマス・アクィナスが生涯を賭けた集大成『神学大全』。壮大な神学の殿堂はくみ尽くせない叡智の宝庫。神論、人間論、キリスト論の全三部から思索の核心を精選。2は人間論から「法論」と「恩寵論」を収め、1と2の索引も付す。(全四
…
冊)
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5.
図書 |
天野忠幸著
目次情報:
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6.
図書 |
水原紫苑編
概要:
短い詩句によって長い詩の織物を織る。連句の骨法を生かして織り上げた、壮大な詩歌アンソロジー『折々のうた』。大岡信が選んだ古今の和歌、短歌の数かずから精選し、四季折々の流れに乗せてゆく。古代の「よみ人しらず」の歌人から、中世、近世、近現代の著
…
名な歌人まで、季節の移ろいに人びとの豊かな詩情が映しだされる。<br />二つの心が相通じ、一つに合わさるとき、恋のうたが生まれる。恋のあわれを尽くす果てに、人生のうたが生まれる。古代から現代にいたるまで、人びとの美意識を支え、創造の源となってきた「合わす」という原理。逢瀬、歌合、歌会、結社、さまざまな時と場で詠まれた恋のうたと人生のうたを『折々のうた』から精選する。
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7.
図書 |
川名晋史著
目次情報:
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概要:
世界で最も多くの米軍基地を抱え、米兵が駐留する日本。米軍のみならず、終戦後一貫して友軍の「国連軍」も駐留する。なぜ、いつから基地大国になったのか。米軍の裏の顔である国連軍とは。本書は新発見の史料をふまえ、占領期から朝鮮戦争、安保改定、沖縄返
…
還、冷戦終結、現代の普天間移設問題まで、基地と日米関係の軌跡を追う。「日本は基地を提供し、米国は防衛する」という通説を覆し、特異な実態を解明。戦後史を描き直す。
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8.
図書 |
ヴァルター・ベンヤミン著 ; 今村仁司 [ほか] 訳
目次情報:
概要:
遊歩、アレゴリー、メランコリー...。資本主義をめぐるベンヤミンの歴史哲学は、ボードレールの「現代性」の探究に出会う。『パサージュ論』最大の断章項目「ボードレール」ほか、「蒐集家」「室内、痕跡」を収録。(全五冊)
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9.
図書 |
ズヴェーヴォ作 ; 堤康徳訳
概要:
「人生はむずかしくはないが、とても不条理だ」。事業も生活も期待通りにいかない。さりとて打開する意志もなく、ただ偶然に身をまかせるばかり。あれこれと思いめぐらし、来し方を振り返るゼーノ。その当てどない意識の流れが、不可思議にも彼の人生を鮮やか
…
に映し出す。独白はカタストロフィの予感を漂わせて終わる。
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10.
図書 |
バジョット著 ; 遠山隆淑訳
概要:
国王・内閣・議会はこうやって動く—議院内閣制のしくみを活写した19世紀政治論の古典。待望の新訳。
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11.
図書 |
君塚直隆著
目次情報:
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概要:
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど16ヵ国の元首でもある。W・チャーチルら十数人の首相が仕え「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評される彼女は、決して“お飾り”ではない。70年近い在位の中
…
で政治に関与し、また数多くの事件に遭遇。20世紀末、その振る舞いは強い批判も受けた。本書はイギリス現代史をたどりながら、幾多の試練を乗り越えた女王の人生を描く。
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12.
図書 |
正岡子規著
概要:
『墨汁一滴』に続いて、新聞『日本』に連載(明治35年5月5日‐9月17日)し、死の2日前まで綴った日記的随筆。病臥生活にあってなお俳句を詠み、病状報告とともに時評・絵画論などを著し続けた。溢れる創造力と好奇心をもって、表現することに最期まで
…
挑んだ子規の姿がここにある。
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13.
図書 |
トルストイ著 ; 望月哲男訳
概要:
アウステルリッツの戦いで負傷し、奇跡的に帰還したアンドレイが領地に戻った当夜、妻リーザは男子を出産するのだが...。一方のピエールは妻エレーヌの不倫相手ドーロホフに決闘を申し込む。そしてニコライは、そのドーロホフからカードゲームで巨額の借金
…
を負ってしまうのだった...。<br />始まりは1805年夏、ペテルブルグでの夜会。全ヨーロッパ秩序の再編を狙う独裁者ナポレオンとの戦争(祖国戦争)の時代を舞台に、ロシア貴族の興亡から大地に生きる農民にいたるまで、国難に立ち向かうロシアの人びとの姿を描いたトルストイの代表作。
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14.
図書 |
三木清著
目次情報:
概要:
「経験は検証的過程であるよりも創造であり、発明である」三木の探究は、「経験」の根底にある構想力の論理的検討に至る。イギリス経験論やカント哲学を吟味し、過去を回復するとともに未来を予測する構想力に、人間の根本能力を見出す。三木が夢見た「新しい
…
哲学」の可能性がここにある。(全2冊)
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15.
図書 |
ヘーゲル著 ; 上妻精, 佐藤康邦, 山田忠彰訳
概要:
1821年に公刊されたヘーゲルの主著の一つ。法の原理的検討からはじまり、家族、市民社会、国家の洞察へと進む。それはまさに近代の自画像を描く試みであった。上巻は、「第一部・抽象法」「第二部・道徳」を収録。「ミネルヴァの梟は、夕暮れの訪れととも
…
に、ようやく飛びはじめる」という名高い一文が登場する。
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16.
図書 |
佐藤洋一郎著
目次情報:
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概要:
日本人にとって特別な食・コメ。稲はどこから日本列島にきたのか、最初の水田を作ったのは誰か、なぜ東北地方で栽培が遅れたのかなど、稲作の起源を解説。インディカ米が盛んに作られていた中世、地下水路を建設するほど水利に力を入れ、和菓子や酒づくりなど
…
米食文化が花開いた近世の実態を紹介。さらに富国強兵を支えた近代を経て現代まで、農学や文化の視点を交えながら「米食悲願民族」の歴史を解き明かす。
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17.
図書 |
堤林剣, 堤林恵著
目次情報:
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概要:
現代におけるデモクラシーの危機。それは、世界の大規模な変容の反映である。この危機を生き抜く鍵は、人びとが織りなす「オピニオン」なる曖昧な領域と、その調達・馴致の長い歴史にある。国家に関わる思想史をオピニオン論で再解釈することで、大きく変化し
…
つつある政治の存立条件を未来まで見通す、新しい政治学入門。
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18.
図書 |
栗原俊雄著
目次情報:
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概要:
一夜にして一〇万人もの民間人が殺害された東京大空襲では、七七年が経った今も被害に苦しむ多くの人たちがいる。社会全体の無知や無関心、偏見に苦しめられながらも、国に対して救済を求めて立ち上がった空襲被害者たちの闘いと、政府や司法、立法の対応を描
…
きながら、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。
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19.
図書 |
高階秀爾著
目次情報:
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概要:
誰よりも光を愛し光に憧れたモネ、「世紀末」の時代の画家ムンク、自己の創造の意味をはっきりと自覚していたピカソ...。印象派から抽象絵画へと続く近代の名画を紹介し、激動の絵画史を辿る。鑑賞の基礎が示されるだけでなく、本巻では日記や手紙など画家
…
の言葉が絵と出会い響きあう。西洋美術史入門の大定番、名著刷新。
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20.
図書 |
網野善彦著
目次情報:
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概要:
天皇と結びつくことで諸国の自由通行権などの特権を享受し、山野河海という境界領域に生きた中世の「職人」の姿を通じて、天皇制の本質と根深さを問うた代表的著作。供御人に関する史料の再検討から、「大地と海原」への天皇の支配権とその淵源にある「本源的
…
権利」に迫る第一部は、論文発表時より学界に衝撃を与えた。(全2冊)
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21.
図書 |
姫岡とし子著
目次情報:
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概要:
暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー
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史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを信じる、総合的入門書。
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22.
図書 |
ヘルダー著 ; 嶋田洋一郎訳
目次情報:
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概要:
第二部の第六‐九巻を収録。諸大陸の様々な気候帯と民族文化の関連を俯瞰した後、人間に内在する有機的力を軸に、知性や幸福について考察する。カントとは一線を画し、人種概念を否定して人類の多様性を求めたヘルダーの、独特な自然観・人間観が展開される。
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23.
図書 |
シェイクスピア作 ; 桒山智成訳
概要:
「カミロ、おまえは見なかったのか?—おれの妻は浮気女だと」。王妃の密通という“物語”にふと心とらわれたシチリア王は、猛烈な嫉妬を抱き...。人は心の“冬”をいかに生き延びるのか。円熟した筆が物語を自在に操り、悲喜劇交錯するドラマを描く、シェ
…
イクスピア晩年の傑作。清新な翻訳が原文の豊かなリズムを伝える。
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24.
図書 |
武井彩佳著
目次情報:
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25.
図書 |
寺沢拓敬著
目次情報:
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概要:
二〇二〇年四月から小学校で教科としての英語が始まる。「日本人の英語力向上の切り札」との期待と、「国語に悪い影響」「英語嫌いが増える」などの根強い反対を経て生まれた「小学校英語」のゆくえは?効果は?導入までの経緯を検証しつつ、教員の負担やグロ
…
ーバル化への対応など未解決の論点を網羅する画期的な一冊。
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26.
図書 |
下村湖人作
概要:
次郎は生後まもなく里子にだされ、五、六歳になって生家に帰ってくるが、自分にたいする家庭の空気が非常に冷たく感じられ、乳母が恋しくてたまらない。大人の愛をほしがる子どもが、つらい運命に耐えながら成長する姿を深く見つめて描く不朽の名作。<br
…
/>中学に上がった次郎は上級生に難癖をつけられ、ナイフを握って立ち向かうが、その場を朝倉先生に見つかり、「慈悲」について教えられる...。愛に飢えた少年次郎は、愛されるより、自ら進んで愛することの大きさに気づき、しだいに理性的になっていく。<br />朝倉先生が主宰する白鳥会に入会して、人生を深く考えるようになる次郎。無計画のうちに強行した筑後川上流探検、宝鏡先生とのトラブル、実父が営む酒屋の番頭の不始末などのエピソードを通して、急激な精神的成長をとげる次郎の姿をつぶさに描く。<br />時代はしだいに軍国主義の影が濃くなり、自由を重んずる朝倉先生は五・一五事件を批判したために辞職を勧告される。次郎たちは先生の留任運動を計画し嘆願の血書を認めるが...。配属将校や思想警察が幅を利かせる思想統制の時代。次郎は中学五年生。
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27.
図書 |
園田茂人著
目次情報:
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概要:
政治体制や文化が異なるアジア各国は、歴史問題や経済競争も絡み近隣諸国への思いは複雑だ。本書は、10年以上にわたる日中韓・台湾・香港・東南アジア諸国などへの初の継続調査から、各国民の他国・地域への感情・心理を明らかにする。台頭する中国への意識
…
、日本への感情、米中関係への思い、ASEAN内での稀薄な気持ち、日韓に限らず隣国への敵対意識など様々な事実を提示。データと新しい視点から国際関係を描き出す。
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28.
図書 |
斎藤兆史著
目次情報:
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概要:
「英語は学習成功者に学ぶべし」。この鉄則は揺らぐことはない。紹介する嘉納治五郎、夏目漱石、南方熊楠、國弘正雄、山内久明ら8人の“達人”は、工夫と努力によって、日本に居ながらにして、英語力の基礎を築き上げた。彼らはまた日本文化への貢献でも傑出
…
した存在である。本書は、“達人”たちの英語習得法を紹介するが、それは「英語使い」になる明らかな道筋だ。その過程は、英語受容をめぐる格闘の歴史でもある。
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29.
図書 |
舟久保藍著
目次情報:
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概要:
尊王攘夷の嵐が吹き荒れた幕末。孝明天皇の攘夷親征決定を受け、皇軍の先鋒を志す急進派公家や志士らが討幕を掲げて挙兵した。大和国の五條代官所を制圧し、「新政府」を宣言するが、京都で政変が起き、わずか一日で情勢は暗転。幕府軍に追討され、激戦の末に
…
壊滅した。本書はこの天誅組の変と、呼応して起きた但馬国生野の挙兵事件(生野の変)を明治維新に至る運動の先駆と捉え、その全貌を描く。幕末史の知られざるドラマ。
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30.
図書 |
マルクス, エンゲルス著 ; 森田成也訳
目次情報:
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概要:
マルクスとエンゲルスが共同執筆して1848年の二月革命直前に発表し、その後のプロレタリア運動の指針となった世界を変えた文書。共産主義の勝利と人間の解放が歴史の必然であると説く。エンゲルスによる「共産主義の原理」と各国語版序文と「宣言」に関す
…
る手紙(抜粋)付き。
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31.
図書 |
ジェラルド・グローマー著
目次情報:
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概要:
ウィーンはいかにして「音楽の都」になったのか。十八世紀後半のウィーンでは、宮廷や教会などによる支援、劇場の発展、音楽教育の普及と聴衆の拡大、演奏会や舞踏会の展開など、多彩な要素が相互に作用しながら、音楽文化が重層的かつ豊かに形成されていった
…
。膨大な同時代の史資料を駆使して描かれる「音楽の都」の実像。
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32.
図書 |
カント著 ; 熊野純彦訳
目次情報:
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概要:
約三十年の構想を経て、最晩年ついに刊行された実践哲学の“主著”。「自由」の「体系」をめぐって、「第一部 法論」では行為の「適法性」を主題とする。「法論への序論」において「法とはなにか」という根本問題を提示、私法と公法の二部から成る本論へと展
…
開する。「第二部 徳論」と合わせた全体の、新訳による初めての文庫化。
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33.
図書 |
J.S.ミル著 ; 関口正司訳
目次情報:
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概要:
最大多数の最大幸福をめざす功利主義は、目先の快楽追求に満足しないソクラテスの有徳な生き方と両立する。人間生活全般の根本原理として、個人や社会が正義とともに個性や人類愛を尊重するよう後押しする功利主義のあり方を追究したJ.S.ミルの円熟期の著
…
作(初版1863年)。『論理学体系』の関連部分も併せて収録。
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34.
図書 |
アインシュタイン [著] ; 小玉英雄編訳・解説
目次情報:
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概要:
特殊相対性理論の提唱後、アインシュタイン(1879‐1955)は、自然法則の時空的記述について、より一般的な枠組みを与えるべく思考を重ねた。本書は、彼が一般相対性理論を着想し、その定式化を完了するまでに発表した論文のうち6篇を精選する。思考
…
の流れ、試行錯誤、困難を克服する鍵となったアイデアが浮き彫りになる。
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35.
図書 |
ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳
概要:
主人公のアルカージーは、とつぜん変身した姿を読者の前に現す。高級レストラン通い、最新モードの服装、お抱え御者とルーレット賭博。「ロスチャイルドになる夢」はどこに?かつて父を愛した謎の女性との虚々実々のかけひきが繰り広げられ、ついに彼はある企
…
てを実行しようと決断する。
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36.
図書 |
外山滋比古著
目次情報:
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概要:
もともと日本語は「終りよければすべてよし」の構造で、重心は末尾の動詞にあった。だが次々と登場した名詞群に関心が移り、バランスが崩れた結果、長く培われてきたおもしろさは失われた。それは翻訳文化の影響だといえる。日本語本来の魅力を取り戻すうえで
…
、話し言葉がもつ豊かさこそ重要なカギとなるのではあるまいか—。日常の言語生活にひそんだ盲点の数々を、英語表現と比較しつつ軽やかな筆致で示唆するエッセイ。
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37.
図書 |
柳田邦男著
目次情報:
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概要:
絵本と出会い、何かが変わっていくかもしれない...。こころが何かを求めているとき、悲しみのなかにいるとき、絵本を開いてみたい。幼き日の感性の甦りが、こころのもち方の転換が、いのちの物語が、人を見つめる木々の記憶が、そして祈りの静寂が、そこに
…
はある。一五〇冊ほどの絵本を解説しながら、その魅力を綴る。
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38.
図書 |
ヤン・ポトツキ作 ; 畑浩一郎訳
概要:
「僕は貴族の生まれです。下僕には身を落とせません」—スペイン山中で族長が明かす波乱の半生。シドニア公爵夫人の秘密、厄介者ブスケロスの騒動、神に見棄てられた男の悲劇など、物語は次なる物語を生み、時に語り手も変えつつ、六十一日間続く。
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39.
図書 |
フロイト著 ; 中山元訳
目次情報:
概要:
ファシズムの脅威のなか書き上げられたフロイトの「遺著」。猛威をふるっていた反ユダヤ主義の由来について、フロイトは、モーセはエジプト人だったとする仮説からユダヤ教の成立と歴史を考察し、みずからの精神分析の理論を援用してキリスト教の誕生との関係
…
から読み解く。
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40.
図書 |
神田秀樹著
目次情報:
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概要:
会社法の構造と内容をコンパクトに解説して好評を博した旧版を改訂。令和元年改正、コーポレートガバナンス・コードの改訂、東証市場区分の見直し、総会資料の電子化といった新動向を織り込むとともに、DX(デジタル化)やサステナビリティ(ESG、SDG
…
s)などの国際的潮流に対応して進化を続ける会社法の将来も展望する。
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41.
図書 |
小塩海平著
目次情報:
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概要:
目はかゆく、鼻水は止まらない。この世に花粉症さえなければ—。毎年憂鬱な春を迎える人も、ネアンデルタール人以来の花粉症との長い歴史や、「謎の風邪」に苦しみつつ原因究明に挑んだ人びとの涙ぐましい努力を知れば、きっとその見方は変わるだろう。古今東
…
西の記録を博捜し、花粉症を愛をもって描く初めての本。
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42.
図書 |
カント著 ; 中山元訳
目次情報:
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概要:
下巻では、趣味判断と自然の目的についての目的論的な判断の両方に共通する「合目的性」という概念をもとに、世界を目的論的に理解する可能性を示す。第一序論も収録。その後の哲学だけでなく、芸術・文学の領域にも大きな影響を与えることとなった、カント批
…
判哲学の集大成。
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43.
図書 |
國分功一郎著
目次情報:
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概要:
哲学者とはいかなる人物なのか。何を、どのように、考えているのか。思考を極限まで厳密に突き詰めたがゆえに実践的であるという、驚くべき哲学プログラムを作り上げたスピノザ。本書は、難解とされるその全体像を徹底的に読み解くことで、かつてない哲学者像
…
を描き出す。哲学の新たな地平への誘いがここに!
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44.
図書 |
マックス・ウェーバー著 ; 野口雅弘訳
目次情報:
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概要:
カリスマがいなくなっても、支配は続いていく。何が支配を支えるのか。支配の前提と諸構造を経済との関連で論じたテクスト群のうち、カリスマと教権制をめぐる部分を収録。付録として関連論文のほか、詳細な訳註や用語解説、索引を付す。
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45.
図書 |
岡本隆司著
概要:
死者数千万人といわれる世界史上最悪の内戦、太平天国の乱を平定した文人にして軍人。稀代の名文家でアジテーター、その一方で、小心翼々とした謹直居士。地味でマジメな山出しの秀才が、激動する一九世紀世界で果たした画期的な役割と、身の丈を超えた「英雄
…
」像が転変するメカニズムを描き、中国史の論理を剔抉する。
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46.
図書 |
蒲松齢著 ; 黒田真美子訳
目次情報:
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概要:
中国清代の作家蒲松齢が、科挙に落第しつづけるなか、古来の民間伝承などをもとに豊かな空想力と古典の教養を駆使し、仙女、女妖、幽霊や精霊、昆虫といった異能のものたちと人間との不思議な交わりを描いた怪異譚。日本で、また世界で読み継がれる中国怪異小
…
説の傑作。43篇収録。
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47.
図書 |
エーリヒ・ケストナー作 ; 酒寄進一訳
概要:
「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は...。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で
…
独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。
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48.
図書 |
カント著 ; 大橋容一郎訳
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49.
図書 |
篠田謙一著
目次情報:
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概要:
古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人である
…
ネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは—。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。
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50.
図書 |
嘉戸一将著
目次情報:
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概要:
この困難な時代に問いかけよう。恣意的な暴力と、制度的な権力をわかつものはいったい何か?ローマ法の“再発見”から近代日本にいたる、法と国家の正統性をめぐって繰り返されてきた議論の歴史と、その舞台裏たる秩序創造の隘路。それでもなお、私たちが人間
…
的な生を享受するために論じるべきことは、そこにあるのだ。
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