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1.

図書

図書
藤井一二著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.6  iv, 236p, 図版 [3] p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2441
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序章 大伴家の人びと
第1章 家持の誕生と成長期
第2章 待望の宮廷生活—内舎人・宮内少輔の時代
第3章 すめ神の立山—越中守時代 / 1
第4章 藤浪の水海—越中守時代 / 2
第5章 越中国を離れる—少納言の時代
第6章 進路と別れの決断—兵部少輔・大輔・右中弁の時代
第7章 吉事への願望—因幡守から伊勢守への時代
第8章 栄達の時代—参議・中納言への道
結章 : 大伴家持と万葉集
序章 大伴家の人びと
第1章 家持の誕生と成長期
第2章 待望の宮廷生活—内舎人・宮内少輔の時代
概要: 大伴家持(七一八頃〜七八五)は、天平文化を代表する歌人であり、『万葉集』の編纂にも関わったとされる。橘奈良麻呂の変など、数多くの政争が渦巻く時代を官人として生き、さまざまな美しい景色や多くの親しい人々との思い出を歌に込めた。その歩みを追うと 、時代に翻弄されながら、名門一族を背負った素顔が浮かび上がる。本書は、残された資料と各所で詠んだ歌から、謎の多い彼の全生涯を描き出す。 続きを見る
2.

図書

図書
[紫式部著] ; 柳井滋 [ほか] 校注
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.7-  冊 ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 黄(30)-015-10-黄(30)-015-16
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早蕨
宿木
東屋
浮舟
匂兵部卿
紅梅
竹河
橋姫
椎本
総角
柏木
横笛
鈴虫
夕霧
御法
早蕨
宿木
東屋
概要: 皇子に生まれ、幼くして母を亡くし、位人巨を極めた光源氏。その数多の恋愛を軸に平安貴族の栄華と苦悩を描き尽くした、世界最古の長編物語の一つ。新日本古典文学大系版による精密な原文、最新の成果を盛り込む注解と補訳。桐壺から末摘花までの六帖を収録。 <br />いかなる筋を尋ね来つらむ—夕顔とかつての頭中将の遺児である玉鬘は、初瀬観音の加護により、源氏に引き取られ、男たちの心をかき乱す存在となってゆく...。数奇な運命に翻弄される彼女の落ち着く先は?「玉鬘十帖」(玉鬘から真木柱)を収録。<br />朧月夜に似るものぞなき—政敵の娘との密会が発覚し、須磨・明石へと流れてゆく光源氏...。葵上・六条御息所・紫上など、優美な女君との恋愛模様が描かれる紅葉賀から明石までの七帖。新日本古典文学大系版による精密な原文、最新の成果を盛り込む注解と補訳。原文で読む千年の物語。<br />まろは、いかで死なばや—。亡き大君を思うあまり妹の中君に思いを寄せる薫の前に、大君に瓜二つの異母妹浮舟が出現。浮舟を宇治に迎える薫、そこへ強引に割り込む匂宮。二人の間の板挟みに耐えかねた浮舟は、ついに入水を決意する。早蕨から浮舟の四帖を収録。<br />世に数まへられ給はぬ古宮おはしけり—。出生の秘密をかかえる薫が慕う、落魄の親王八宮。宮家の美しい姉妹に、明石中宮の子で多情な匂宮も関心を寄せる。洛外宇治を舞台にした、薫と大君、匂宮と中君との恋。匂兵部卿から総角の六帖を収録、「宇治十帖」はじまる。<br />年もわが世もけふや尽きぬる—。柏木との密通により薫を生んだ女三宮、秘密を源氏に握られ、その重圧に耐えかねて死ぬ柏木。病がちだった紫上もついに亡くなり、悲嘆に暮れる源氏は、世を去る準備を調えつつ、物語から姿を消す。柏木から幻までの六帖を収録。<br />みをつくし恋ふるしるしに—明石から帰京した源氏は、公私ともに充実の時を迎える。内大臣に昇進、明石君には女児誕生、広壮な私邸を造営し、愛する女たちを迎える。その栄華に唯一影を落とす藤壺とのかつての恋...。精密な原文と注解、原文で読む千年の物語。<br />心に耐へぬものなげかしさのみうち添ふや—。太上天皇に準じる位に登り、明石姫君を入内させた四十歳の源氏。しかし栄華の絶頂にある源氏が直面した女三宮の降嫁は、紫上を苦しめる。全五四帖中最大の巻「若菜(上・下)」を「梅枝」「藤裏葉」とともに収録。 続きを見る
3.

図書

図書
池内紀著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.8  v, 226p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2448
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1 : クヌート・ハムスンの場合
レマルクのこと ほか
2 : 大戦勃発の前夜
ドイツ軍、パリ入城 ほか
3 : 封印の仕方
「白バラ」をめぐって ほか
4 : ニュルンベルク裁判
父と子 ほか
1 : クヌート・ハムスンの場合
レマルクのこと ほか
2 : 大戦勃発の前夜
概要: 大作『ブッデンブローク家の人々』で若くして名声を獲得し、五十四歳でノーベル文学賞を受賞したドイツ人作家トーマス・マン。だが、ファシズム台頭で運命は暗転する。体制に批判的なマンをナチスは国外追放に。以降、アメリカをおもな拠点に、講演やラジオ放 送を通じてヒトラー打倒を訴え続け、その亡命生活は二十年近くに及んだ。激動の時代を、マンはどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。 続きを見る
4.

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図書
佐々木幹郎著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.8  v, 283, 6p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1673
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第1章 : 無限の前に腕を振る
第2章 : 「大正」という時代
第3章 : 関東大震災の以前と以後
第4章 : 「歌」の発見
第5章 : 『山羊の歌』から『在りし日の歌』まで
第6章 : 誰にどのように読まれたいか
第1章 : 無限の前に腕を振る
第2章 : 「大正」という時代
第3章 : 関東大震災の以前と以後
概要: 詩人であることの幸福と不幸。近代日本を代表する詩人の、自らへの自負と揶揄、表現者としての存在の不安がみなぎる作品の数々は、どこからきたのか。宿命のように降りてきたのは、雪か、歌か。その歌はどこへ消えていくのか。新発見資料から読み解く、立体的 な、まったく新しい中原中也像の誕生。 続きを見る
5.

図書

図書
C・S・ルイス著 ; 土屋京子訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.12  400p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KAル1-6] . ナルニア国物語||ナルニアコク モノガタリ ; 6
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概要: 学校の体育館裏からアスランの国に入り込んだユースティスとジルは、アスランから、カスピアン航海王の息子リリアン王子を見つけ出す任務を与えられナルニアへ向かう。沼地に住む“ヌマヒョロリ”族のパドルグラムの協力を得て北を目指すが、行く手には思わぬ 罠が待ち受けていた! 続きを見る
6.

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松坂和夫著
出版情報: 東京 : 筑摩書房, 2017.12  433p ; 15cm
シリーズ名: ちくま学芸文庫 ; [マ-43-1]
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第1章 : 集合・論理・写像
第2章 : 初歩の組合せ論
第3章 : 濃度
第4章 : 数論初歩から
第5章 : 群と置換群
第6章 : 整域・素元分解・体
第1章 : 集合・論理・写像
第2章 : 初歩の組合せ論
第3章 : 濃度
概要: さまざまな概念が抽象的に基礎づけられた、現代数学の世界。高度なものと考えがちだが、高校数学の知識があれば、その奥深い不思議な世界を十分味わうことができる。本書は前半で集合や濃度、組合せ論について、後半では理論や群・環・体の代数的構造などにつ いて解説する。著者は『集合・位相入門』『数学読本』などの入門書・教科書で知られる数学者。いずれも著者も名著の誉れ高く、本書もまた初学者のための配慮が行き届いており、独習用としても好適。懇切丁寧な叙述で読者を現代数学の世界へといざなう。 続きを見る
7.

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関満博著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.12  v, 216p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2468
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まえがき : 事業所数の減少が続く中小企業
第1章 : 減少する日本の事業所と中小企業
第2章 : 既存事業部門で起業
第3章 : 新たな事業分野に踏み込む創業企業
第4章 : 事業承継が中小企業の最大の課題
第5章 : 人口減少・高齢化、そしてグローバル化を前にして—現在の事業承継と取り組むべき課題
終章 : 新たな構図へのチャレンジ
あとがき : 中小企業は経済社会のエンジン
まえがき : 事業所数の減少が続く中小企業
第1章 : 減少する日本の事業所と中小企業
第2章 : 既存事業部門で起業
概要: 高度経済成長を支え、高い技術力を賞賛された日本の中小企業。だが、近年は急激な人口減少や中国・アジアとの競争などで、苦しい状況にある。既存の企業は後継者不足に悩み、起業の件数も激減している。一九八六年に約八七万あった製造業事業所は、この三〇年 のうちにほぼ半減した。こうした状況に突破口はあるのか—。現場主義を貫く経営学者が、豊富な事例を通して、課題と今後の展望を論じる。 続きを見る
8.

図書

図書
佐藤彰一著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.12  iv, 278p, 図版 [2] p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2467
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第1章 : 十字軍遠征と騎士
第2章 : 騎士修道会の戒律
第3章 : 国際金融と所領経営—テンプルとホスピタル騎士修道会
第4章 : 国家としての騎士修道会—ドイツ騎士修道会
第5章 : レコンキスタの旗の下に—イベリア半島の騎士修道会
第6章 : ヨーロッパの都市化と富の行方—托鉢修道会の出現
第7章 : 聖フランチェスコの革新
第8章 : 異端告発と学識者—ドミニコ修道会の役割
第9章 : 修道院の外で—ベギン派が映すもの
第1章 : 十字軍遠征と騎士
第2章 : 騎士修道会の戒律
第3章 : 国際金融と所領経営—テンプルとホスピタル騎士修道会
概要: 俗世間を離れ、自らの心の内を見つめる修道院。だが12世紀、突如その伝統から大きく離れた修道会が生まれた。騎士修道会と托鉢修道会である。かたや十字軍となって聖地エルサレムやイベリア半島、北方で異教徒と戦い、かたや聖フランチェスコらが都市のただ 中で民衆の信仰のあり方をラディカルに変革した。これら“鬼子”ともいうべき修道会の由来と変遷を、各修道会の戒律や所領経営などにも注目しながら通観する。 続きを見る
9.

図書

図書
C・S・ルイス著 ; 土屋京子訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.3  372p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KAル1-3] . ナルニア国物語||ナルニアコク モノガタリ ; 3
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概要: カロールメン国に暮らす漁師の子シャスタは、自分が奴隷として売られることを知り、ナルニア出身の“もの言う馬”ブリーとともに北を目指す。思いがけず、もう一組の道連れを得たのも束の間、旅は新たな使命を帯びることになって...。三つの国にまたがる少 年の数奇な冒険を描く。 続きを見る
10.

図書

図書
深井智朗著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.3  ix, 221p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2423
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第1章 : 中世キリスト教世界と改革前夜
第2章 : ハンマーの音は聞こえたのか
第3章 : 神聖ローマ帝国のリフォーム
第4章 : 宗教改革の終わり?
第5章 : 改革の改革へ
第6章 : 保守主義としてのプロテスタンティズム
第7章 : リベラリズムとしてのプロテスタンティズム
終章 : 未完のプロジェクトとして
第1章 : 中世キリスト教世界と改革前夜
第2章 : ハンマーの音は聞こえたのか
第3章 : 神聖ローマ帝国のリフォーム
概要: 1517年に神聖ローマ帝国での修道士マルティン・ルターによる討論の呼びかけは、キリスト教の権威を大きく揺るがした。その後、聖書の解釈を最重要視する思想潮流はプロテスタンティズムと呼ばれ、ナショナリズム、保守主義、リベラリズムなど多面的な顔を 持つにいたった。世界に広まる中で、政治や文化にも強い影響を及ぼしているプロテスタンティズムについて歴史的背景とともに解説し、その内実を明らかにする。 続きを見る
11.

図書

図書
ルナール著 ; 中条省平訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.4  312p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KAル2-1]
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概要: 赤茶けた髪とそばかすだらけの肌で「にんじん」と呼ばれる少年は、母親や兄姉から心ない仕打ちを受けている。それにもめげず、自分と向き合ったりユーモアを発揮したりしながら日々をやり過ごすうち、少年は成長していく。著者が自身の子供時代を冷徹に見つめ て綴った自伝的小説。 続きを見る
12.

図書

図書
ウンベルト・エーコ作 ; 堤康徳訳
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  2冊 ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 赤(32)-718-2, 赤(32)-718-3
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概要: 時は中世、十字軍の時代—。神聖ローマ皇帝フリードリヒ・バルバロッサに気に入られて養子となった農民の子バウドリーノが語りだす数奇な生涯とは...。言語の才に恵まれ、語る嘘がことごとく真実となってしまうバウドリーノの、西洋と東洋をまたにかけた大 冒険がはじまる。<br />今こそ聖杯グラダーレを返還するため司祭ヨハネの王国への道を切り開くのだ!—皇帝ひきいる軍勢とともにバウドリーノは、いよいよ東方への旅に乗りだすが、待ち受けていたのは思いもかけない運命だった。史実・伝説・ファンタジーを織りまぜて描きだす破天荒なピカレスク・ロマン。 続きを見る
13.

図書

図書
バリー著 ; 南條竹則訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.5  190p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KAハ7-1]
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概要: かつて鳥だったころのことが忘れられず、母親と別れてケンジントン公園に住むことになった赤ん坊のピーター。葦笛で音楽を奏でたり、公園内の小さい家での一夜の出来事など、妖精たちや少女メイミーとの出会いと悲しい別れを描いたファンタジーの傑作。挿し絵 アーサー・ラッカム。 続きを見る
14.

図書

図書
ヴォルテール著 ; 斉藤悦則訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.5  362p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KBウ3-2]
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クエーカーについて
イギリス国教について
長老派について
ソッツィーニ派、アリウス派、反三位一体派について
国会について
統治について
商業について
種痘について
大法官ベーコンについて
ロック氏について〔ほか〕
クエーカーについて
イギリス国教について
長老派について
概要: イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響 を与えた初期の代表作。 続きを見る
15.

図書

図書
三村芳和著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.5  ix, 249p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2435
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細胞たちのコトバ—カラダの反応を支えるシグナル
1 身体的コトバ : 白血球をあやつるコトバ—惹かれて引かれる
重要なコトバのアラカルト—サイトカインと活性酸素とエネルギーと
細胞たちの指さし確認—安全確認システム
コトバの組み合わせ—自分と他人を区別する/色と形を知る
2 心的コトバ : あなたの痛みがわかる—共感と模倣と創造と
暗示というコトバ—プラセボの効果
直覚のすすめ—ビビッ!とくる
細胞たちのコトバ—カラダの反応を支えるシグナル
1 身体的コトバ : 白血球をあやつるコトバ—惹かれて引かれる
重要なコトバのアラカルト—サイトカインと活性酸素とエネルギーと
概要: ケガや病原菌からカラダを守り、他者の表情から瞬時に感情を読みとるヒトの細胞。傷ついた患部に白血球はどう集まり、血小板は固まるのか。他者への共感をもたらすミラーニューロンはどんなものか。細胞たちのコミュニケーションには、人間社会にまさるとも劣 らない大胆で精緻な仕組みが隠されている。本書は体内で行われる37兆個に及ぶ細胞たちの情報伝達をわかりやすく解説。人間のカラダに潜む知恵と不思議に迫る一冊。 続きを見る
16.

図書

図書
桜田美津夫著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.5  iv, 322p, 図版 [2] p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2434
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第1章 : 反スペインと低地諸州の結集—16世紀後半
第2章 : 共和国の黄金時代—17世紀
第3章 : 英仏との戦争、国制の変転—17世紀後半〜19世紀初頭
第4章 : オランダ人の海外進出と日本
第5章 : ナポレオン失脚後の王国成立—19世紀前半
第6章 : 母と娘、二つの世界大戦—19世紀後半〜1945年
第7章 : オランダ再生へ—1945年〜21世紀
第1章 : 反スペインと低地諸州の結集—16世紀後半
第2章 : 共和国の黄金時代—17世紀
第3章 : 英仏との戦争、国制の変転—17世紀後半〜19世紀初頭
概要: 16世紀、スペイン王権との戦いから「低地諸州」北部であるオランダは独立。商機を求めてアジアや新大陸へ進出し、17世紀、新教徒中心の共和国は、世界でも最有力の国家となった。だが四次にわたる英蘭戦争、フランス革命の余波により没落。ナポレオン失脚 後は王国として復活し、20世紀以降、寛容を貴ぶ先進国として異彩を放つ。本書は、大航海時代から現代まで、人物を中心に政治、経済、絵画、日本との交流などを描く。 続きを見る
17.

図書

図書
平野久著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.1  iv, 208p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2417
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第1部 タンパク質とはなにか : タンパク質とはどんなものか
からだの中のタンパク質の基本的なはたらき
タンパク質の存在量はどれほどか
第2部 からだの中のタンパク質の種類とはたらき : タンパク質はいくつあるのか
からだの全タンパク質のマップを作る
第3部 タンパク質で健康を守る : タンパク質で病気が予防できる
タンパク質で診断する
タンパク質の異常を治療する
第1部 タンパク質とはなにか : タンパク質とはどんなものか
からだの中のタンパク質の基本的なはたらき
タンパク質の存在量はどれほどか
概要: 私たちのからだの20%を占めるタンパク質。皮膚の弾力を維持するコラーゲンや筋肉を伸び縮みさせるミオシン、血糖値を下げるインスリン、酸素を運ぶヘモグロビンなど、形や役目、存在する場所も様々だ。近年、プロテオミクス(タンパク質の生命科学)の発展 によって、その種類や役割などが急速に明らかになりつつある。日本における第一人者が、最新の成果をわかりやすく解説し、病気治療への応用なども紹介する。 続きを見る
18.

図書

図書
村上政博著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  xi, 234, 5p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1638
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序章 : 「独禁法の番人」公取委の仕事—私の勤務体験から
第1章 : 市場とルール—米国・EUの動向を見る
第2章 : 日本の独占禁止法—どう変わってきたのか
第3章 : カルテル規制と企業結合規制の今
第4章 : 解釈上の課題と現行ルール
終章 : これからの課題
序章 : 「独禁法の番人」公取委の仕事—私の勤務体験から
第1章 : 市場とルール—米国・EUの動向を見る
第2章 : 日本の独占禁止法—どう変わってきたのか
概要: 自由主義経済の事業活動を定める独禁法は近年の大改正により様変わりした。市場のグローバル化を受け整備された国際標準の競争法制の姿は?大型企業合併の審査、談合摘発などを行う公正取引委員会の役割も、法改正で導入された違反制裁金の大幅アップ、司法取 引的な減免制度に関する最新の重要判例を紹介しながら解説する。 続きを見る
19.

図書

図書
宮本太郎著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  xiv, 226, 6p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1639
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第1章 制度はなぜ対応できないか : 今起きていること
日本型生活保障と排除の構造
「強い個人」の終焉
支え合いの困難と政治
第2章 共生保障とは何か : 共生保障の基本的考え方
「一億総活躍社会」と共生保障
地域における共生保障の模索
第3章 共生の場と支援の制度 : ユニバーサル就労
共生型ケアの展開
共生のための地域型居住
補完型所得保障
包括的サービスへの転換
第4章 社会保障改革のゆくえ : 普遍主義的改革の逆説
準市場の導入と結果
「一体改革」から困窮者自立支援へ
第5章 共生という価値と政治 : 共生という価値
共生をめぐる政治
新しい戦略のために
第1章 制度はなぜ対応できないか : 今起きていること
日本型生活保障と排除の構造
「強い個人」の終焉
概要: 困窮と孤立が広がり、日本社会にも分断が走る。人々を共生の場につなぎ、支え合いを支え直す制度構想が必要だ。いかにして雇用の間口を広げ、多様な居住のあり方を作りだせるのか。自治体やNPOの実践を踏まえ、生活保障の新しいビジョンとして「共生保障」 を提示する。前著『生活保障 排除しない社会へ』からの新たな展開。 続きを見る
20.

図書

図書
白波瀬達也著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.2  v, 222p, 図版 [2] p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2422
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序章 : 暴動までの歴史的背景
第1章 : 日雇労働者の町として
第2章 : ホームレス問題とセーフティネット
第3章 : 生活困窮者の住まいと支援のあり方
第4章 : 社会的孤立と死をめぐって
第5章 : 再開発と向き合うあいりん地区
終章 : 地域の経験を活かすために
序章 : 暴動までの歴史的背景
第1章 : 日雇労働者の町として
第2章 : ホームレス問題とセーフティネット
概要: 「日雇労働者の町」と呼ばれ、高度経済成長期に頻発した暴動で注目を集めた大阪のあいりん地区(釜ヶ崎)。現在は高齢化が進むなか、「福祉の町」として知られる。劣悪な住環境、生活保護受給者の増加、社会的孤立の広がり、身寄りのない最期など、このエリア が直面している課題は、全国の地域社会にとっても他人事ではない。本書は、貧困の地域集中とその対策を追った著者による現代のコミュニティ論である。 続きを見る
21.

図書

図書
高見勝利著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  vii, 219p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1645
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第1章 憲法を変えるとはどういうことか : 憲法の安定性をどう考えるか
主権者をめぐる理論
憲法改正は最高の権力作用
改正規定の改正は可能か
第2章 憲法改正規定はどのようにして作られたか : 天皇から国民へ—憲法改正問題
マッカーサー草案と第九六条
第3章 憲法改正手続法はどのようにして作られたか : なぜ、遅れたのか—歴代首相の封印
憲法第九条改正論と手続法整備論がワンセット
安倍首相の手で
第4章 憲法改正手続の何が問題か : 国民投票をどう設計するか
国民投票運動の自由と制限
改正の発議は
改正の効力は
第5章 憲法改正にどう向き合うか—安倍首相の憲法観と立憲主義 : 権力分立原理が欠落すると
危険きわまりない改憲論者
第1章 憲法を変えるとはどういうことか : 憲法の安定性をどう考えるか
主権者をめぐる理論
憲法改正は最高の権力作用
概要: 憲法改正とは最高法規である憲法を変更する最高の権力作用だ。改正による体制転換のシナリオの考察からその帰結を抉り出す。現憲法の改正規定第九六条の成立過程をたどり、歴代首相の封印を解いた戦後六〇年の「改正手続法」の問題点と、安倍首相の憲法観の危 うさまでを論じる。およそ憲法改正を議論するには必読の書。 続きを見る
22.

図書

図書
原田國男著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  v, 187p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1646
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第1章 裁判は小説よりも奇なり—忘れがたい法廷での出会い : 「法廷闘争時代」の幕開けに
右手を挙げて宣誓? ほか
第2章 判事の仕事—その常識・非常識 : 紅茶を出されたら...
刑事裁判官vs.民事裁判官 ほか
第3章 無罪判決雑感 : 「合理的な疑い」とは何か?
裁判官vs.新聞記者 ほか
第4章 法廷から離れて—裁判所の舞台裏 : 最高裁調査官の「魔術」と「錬金術」
人生の達人 ほか
第5章 裁判員と裁判官—公平な判断のために求められるもの : 国民の目線と少年事件
裁判官vs.弁護士 ほか
第1章 裁判は小説よりも奇なり—忘れがたい法廷での出会い : 「法廷闘争時代」の幕開けに
右手を挙げて宣誓? ほか
第2章 判事の仕事—その常識・非常識 : 紅茶を出されたら...
概要: 裁かれるのも「人」なら、裁くのも「人」のはず。しかし、私たちにとって裁判と裁判官は、いまだ遠い存在だ。有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で、二〇件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が、思わず笑いを誘う法廷での一コマから、裁判員制度、 冤罪、死刑にいたるまで、その知られざる仕事と胸のうちを綴る。 続きを見る
23.

図書

図書
小野寺史郎著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.6  iv, 262p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2437
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序章 : 伝統中国の世界観
第1章 : 中国ナショナリズムの起源—一八九五〜一九一一
第2章 : 模索する中華民国—一九一二〜一九二四
第3章 : 反帝国主義の時代—一九二五〜一九四五
第4章 : 東西冷戦と社会主義の時代—一九四五〜一九七一
第5章 : 現代の世界と中国—一九七二〜二〇一六
終章 : 「大国」中国のゆくえ
序章 : 伝統中国の世界観
第1章 : 中国ナショナリズムの起源—一八九五〜一九一一
第2章 : 模索する中華民国—一九一二〜一九二四
概要: 二一世紀に入り、尖閣諸島や南沙諸島の領有問題などで中国の愛国的な行動が目につく。なぜ、いま中国人はナショナリズムを昂揚させるのか。共産党の愛国主義教育や中華思想による強国意識からなのか。西洋列強や日本に蚕食されてきた一九世紀半ばから、日本の 侵攻、さらに戦後中国が強大化するなか中華民族にとってナショナリズムとは何であったのか。本書は、清末から現代までの一二〇年の歴史のなかで読み解く。 続きを見る
24.

図書

図書
ワイルド著 ; 小尾芙佐訳
出版情報: 東京 : 光文社, 2017.1  303p ; 16cm
シリーズ名: 光文社古典新訳文庫 ; [KAワ1-4]
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幸福な王子とその他の物語 : 幸福な王子
小夜啼き鳥と薔薇
身勝手な大男
忠実な友
非凡なる打ち上げ花火
柘榴の家 : 若き王
王女の誕生日
漁師とその魂
星の子
幸福な王子とその他の物語 : 幸福な王子
小夜啼き鳥と薔薇
身勝手な大男
概要: ひたむきな愛を描く「幸福な王子」。恋する学生に身を捧げる「小夜啼き鳥と薔薇」。わがままな男と子どもたちの交流を描く「身勝手な大男」。愛の行きつく果てを示す「漁師とその魂」など、道徳的な教訓だけでは収まりきらない、さまざまな味わいの、大人にこ そ読んでほしい童話集。 続きを見る
25.

図書

図書
小山聡子著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.1  v, 272p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2416
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序章 : 浄土真宗の前夜
第1章 : 法然とその門弟
第2章 : 親鸞の生涯
第3章 : 親鸞の信仰
第4章 : 家族それぞれの信仰—恵信尼・善鸞・覚信尼
第5章 : 継承者たちの信仰—如信・覚如・存覚
第6章 : 浄土真宗教団の確立—蓮如とその後
終章 : 近代の中の浄土真宗—愚の自覚と現在
序章 : 浄土真宗の前夜
第1章 : 法然とその門弟
第2章 : 親鸞の生涯
概要: 日本最大の仏教宗派、浄土真宗。開祖・親鸞は、絶対他力の教え、悪人正機説など、思想の革新性で知られている。本書では、さらに平安時代の浄土信仰や、密教呪術とのつながりにも目を向け、親鸞の教えと、それがどのように広まったのかを、豊富な史料とエピソ ードに基づき描きだす。師・法然から、親鸞、その子孫、室町時代に教団を確立した蓮如、そして東西分裂後まで、浄土真宗の思想と歴史を一望する。 続きを見る
26.

図書

図書
高良倉吉編著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.1  v, 231p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2418
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まえがき—「クールな視点」で沖縄を語りたい
第1章 : 「沖縄問題」の問題とは何か?
第2章 : 「辺境県」からの脱出—沖縄振興の展開
第3章 : アジアのフロントランナーを目指して—沖縄振興の新しいパラダイム
第4章 : 沖縄県財政と米軍基地の跡地利用
第5章 : 基地問題の理想と現実
おわりに—沖縄県は外交も行う
まえがき—「クールな視点」で沖縄を語りたい
第1章 : 「沖縄問題」の問題とは何か?
第2章 : 「辺境県」からの脱出—沖縄振興の展開
概要: 米軍海兵隊の普天間飛行場の移設をめぐる国と沖縄県の対立は根深い。保守と革新の単純化した構図でとらえられることの多い沖縄問題をどう考えればよいのか。本書では琉球処分、沖縄戦から米国統治、そして日本復帰という近代以降の歴史を踏まえ、特に沖縄県の 行政に注目し、経済振興と米軍基地問題という二大課題への取り組みを追う。理想と現実のはざまで苦闘しつつも、リアリズムに徹する沖縄の論理を示す。 続きを見る
27.

図書

図書
石母田正著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  554, 14p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-436-2
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第1章 国家成立史における国際的契機 : 交通の問題 戦争と内乱の周期
権力集中の諸類型 推古朝
二つの方式 大化改新
第二の周期 天平期
第2章 大化改新の史的意義 : 改新の課題 史料批判の問題
人民の地域的編成 王民制から公民制へ
改新と東国首長層
改新政権の軍事的性格
権力構造について
第3章 国家機構と古代官僚制の成立 : 過渡期としての天智朝
「政ノ要ハ軍事ナリ」天武・持統朝
東洋的専制国家 天皇制と太政官
古い型の省と新しい型の省
第4章 古代国家と生産関係 : 首長制の生産関係
国造制と国家の成立過程
第1章 国家成立史における国際的契機 : 交通の問題 戦争と内乱の周期
権力集中の諸類型 推古朝
二つの方式 大化改新
概要: 日本の古代国家はどのような構造だったのか。中国・朝鮮との緊張関係は、内政にいかなる影響を及ぼしたのか。大王と国造、天皇制と官僚制、軍事と農事、租税と共同体...。推古朝から大化改新を経て律令国家の成立に至る過程に、首長制の切り口で正面から迫 った本書は、今なお古代国家を論じるに避けて通れぬ必読文献である。 続きを見る
28.

図書

図書
近藤浩一路著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  235p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-579-1
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概要: 漱石の『坊っちゃん』は多くの読者に愛読され、「国民文学」の代名詞ともいえる小説である。この名作を、近代日本漫画の開拓者・近藤浩一路が飄逸にして諧謔味溢れる漫画としている。坊っちゃんの活躍が、画と文を通し存分に楽しむことができる。
29.

図書

図書
田中敦著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  iii, 211, 36p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1642
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序章 : 小石も名所
第1章 : ちょこっと落語と歩こう
第2章 : ぐぐっと落語と歩こう
第3章 : まだ見ぬ落語をたずねて
第4章 : 三遊亭圓朝と人情噺
第5章 失われゆくもの : 残す力
序章 : 小石も名所
第1章 : ちょこっと落語と歩こう
第2章 : ぐぐっと落語と歩こう
概要: 旅の道づれに、落語はいかが?「八っつぁん」「喜ぃやん」になったつもりで落語の舞台を歩いてみると、昔と今が行きかう東京や大阪の姿が見えてくる。落語書籍を渉猟し全国のゆかりの地を訪ね歩いている著者による、落語フィールドウォークのすすめ。地名のも つ文化的重要性に気づかせてもくれる、蘊蓄と愛惜にみちたエッセイ。 続きを見る
30.

図書

図書
国谷裕子著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  v, 246p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1636
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ハルバースタムの警告
自分へのリベンジ
クローズアップ現代
キャスターの役割
試写という戦場
前説とゲストトーク
インタビューの仕事
問い続けること
失った信頼
変わりゆく時代のなかで
クローズアップ現代の23年を終えて
ハルバースタムの警告
自分へのリベンジ
クローズアップ現代
概要: 今という時代を映す鏡でありたい—。従来のニュース番組とは一線を画し、日本のジャーナリズムに新しい風を吹き込んだ“クローズアップ現代”。番組スタッフたちの熱き思いとともに、真摯に、そして果敢に、自分の言葉で世に問いかけ続けてきたキャスターが、 二三年にわたる挑戦の日々を語る。 続きを見る
31.

図書

図書
池田嘉郎著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  xiv, 232, 4p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1637
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第1章 : 一〇〇年前のロシア
第2章 : 二月革命—街頭が語り始めた
第3章 : 戦争と革命
第4章 : 連立政府の挑戦
第5章 : 連邦制の夢
第6章 : ペトログラードの暑い夏
第7章 : コルニーロフの陰謀?
第8章 : ギロチンの予感
第9章 : 十月革命
第1章 : 一〇〇年前のロシア
第2章 : 二月革命—街頭が語り始めた
第3章 : 戦争と革命
概要: 史上初の社会主義国家誕生の契機となったロシア革命から一〇〇年。これまで革命の障害のように見なされてきた立憲主義者・自由主義者らの奮闘に光をあて、新たな社会を模索した人びとが当時に賭けていた思いや挫折を臨場感ある筆致で描き出す。あの時潰え、民 衆の間に新たに生まれたものは何だったのか。歴史的意義を考える。 続きを見る
32.

図書

図書
暉峻淑子著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  xi, 253p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1640
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第1章 思い出の中の対話 : 最初の対話
知ることほど人生に楽しいことはない ほか
第2章 対話に飢えた人びと—対話的研究会のはじまり : 本当の話がしたい
添加物のない自然の水 ほか
第3章 対話の思想—なぜ人間には対話が不可欠なのか : 子どもの発達と対話
対話と人権 ほか
第4章 対話を喪ったとき : 沈黙の社会
対話を回避する社会 ほか
第5章 対話する社会へ : 民主主義の土台として
自分で考えるということ ほか
第1章 思い出の中の対話 : 最初の対話
知ることほど人生に楽しいことはない ほか
第2章 対話に飢えた人びと—対話的研究会のはじまり : 本当の話がしたい
概要: 個人の成長過程で、地域で、社会で、国家間で...あらゆる局面で、今いかに「対話」が喪われ、その結果何が起きているのか。逆に「対話」があれば、どんなことが可能になるのか。新しい視野が開け、何年もたってから大きな解が得られる対話とは、そもそも人 間にとって何なのか。豊富な事例をもとに説く、渾身の警世の書。 続きを見る
33.

図書

図書
松井孝典著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.1  vii, 259p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1643
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第1章 “見える世界”の奥にあるもの : カルデアの知恵
宇宙の背後に数を見出す
原子論の萌芽
理性か感性か
運動論の登場
第2章 “見えない世界”の法則性は数字で記述できる? : ガリレオ革命
磁力という魔力
「新世界」がもたらした革命
科学的方法論の整備
万有引力の発見
第3章 新たに出現した“見えない世界” : 相対性理論の衝撃
「場」という概念の発見
量子の宇宙
超弦理論と一〇次元世界
第4章 宇宙論における人間原理と文明 : 宇宙原理か、人間原理か
超物質的宇宙と人間圏の未来
万物の変化とエントロピー
人間圏における“見えない世界”の拡大
第1章 “見える世界”の奥にあるもの : カルデアの知恵
宇宙の背後に数を見出す
原子論の萌芽
概要: 文明は、科学の目が明るみに出す“見えない世界”によってつくられる。“見える世界”の奥に潜む“見えない世界”。人間はその原理と法則をもとめて、思考と思索の長い旅を続けてきた。古代から現代までの文明史を俯瞰し、科学技術の発展とともに急速に広がる “見えない世界”の意味を問い、文明の未来とその新たなる可能性をさぐる。 続きを見る
34.

図書

図書
内村鑑三著 ; 鈴木範久訳
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  404, 10p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-119-2
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第1章 : 異教
第2章 : キリスト教に入信
第3章 : 初期の教会
第4章 : 新教会と信徒の説教
第5章 : 世の中へ—感情的キリスト教
第6章 : キリスト教国の第一印象
第7章 : キリスト教国にて—慈善事業家のあいだで
第8章 : キリスト教国にて—ニューイングランドの大学生活
第9章 : キリスト教国にて—神学に触れる
第10章 : キリスト教国の実感—帰国
第1章 : 異教
第2章 : キリスト教に入信
第3章 : 初期の教会
概要: 幕末から明治へ、激動の時代を生きた内村が、自らの魂の変容を記した記録。札幌農学校に進学した青年は上級生に強制されてキリスト信徒となり、新しい自分と世界とを知る。二十四歳で単身渡米、養護院で働き大学に通うなかで、徐々に天命を悟る。傑出した宗教 家は、キリスト教の「聖地」アメリカと明治日本で、何を見、経験し、考えたのか。 続きを見る
35.

図書

図書
宮沢俊義著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  386p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青N(38)-121-1
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1 転回期の政治形態 : 民主政より独裁政へ
独裁的政治形態の本質
独裁政理論の民主的扮装
議会制のたそがれ
議会制の凋落
2 転回期の政治因子 : 官僚の台頭
政党国家から政党独裁政へ
政府と政党の関係
輿論と大衆
3 転回期の政治改革問題 : 行政機構の改革
貴族院の改革
比例代表制
4 転回期のヨーロッパ政治 : フランスにおける国家改革論
国民革命とドイツ憲法
ドイツの「自由の憲法」
1 転回期の政治形態 : 民主政より独裁政へ
独裁的政治形態の本質
独裁政理論の民主的扮装
概要: 民主政治が、なぜどのようにナチ独裁にとって代わられたのか。憲法学の泰斗・宮沢俊義は1930年代初めフランス、ドイツに留学。ナチスの台頭、ヴァイマル憲法の「死滅」をその同時代に目にし、独裁政治の手法を見抜いた論考を立て続けに発表した。民主主義 、立憲主義を果敢に説いた宮沢の、戦前における注目の書。 続きを見る
36.

図書

図書
F. ヴェデキント作 ; 酒寄進一訳
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  189p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 赤(32)-429-2
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概要: 大人はなぜ、隠そうとするんだ?自分たちだってよく知ってる事実なのに—。ドイツのギムナジウムで学ぶ10代半ばの少年少女。性にめざめ、友達同士の会話はもっぱらそのこと。しかし、大人は子どもの意見を聞きもせず一方的に抑圧し、やがて事態は悲劇へと転 じていく...。既成のモラルの不条理をついた、ドイツの劇作家ヴェデキント(1864‐1918)の出世作。 続きを見る
37.

図書

図書
前田正子著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.4  230p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2429
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序章 : 保活に翻弄される親たち
第1章 : 日本の保育制度をつかむ
第2章 : 待機児童はなぜ解消されないのか
第3章 : なぜ保育士が足りないのか—給与だけが問題ではない
第4章 : 「量」も「質」ものジレンマ
第5章 : 大人が変われば、子育てが変わる
序章 : 保活に翻弄される親たち
第1章 : 日本の保育制度をつかむ
第2章 : 待機児童はなぜ解消されないのか
概要: 毎年2万人以上の待機児童が生まれる日本。厳しい「保活」を経ても、保育園に入れない子どもが多数いる。少子化の進む日本で、保育園が増えてもなぜ待機児童は減らないのか。なぜ保育士のなり手が少ないのか。量の拡充に走る一方、事故の心配はないのか。開設 に反対する近隣住民を説得できるのか—。母親として、横浜副市長として、研究者として、この課題に取り組んできた著者が、広い視野から丁寧に解き明かす。 続きを見る
38.

図書

図書
高村薫著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  iv, 214p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1656
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二〇一四年 : 日本人であること
ものを言うこと、行動すること ほか
二〇一五年 : 夢から覚める力
震災二十年 私たちの変化は ほか
二〇一六年 : 無能のともがら
勇ましい言葉の正体 ほか
講演録 : 私たちはいま、どういう時代に生きているのだろうか
異化する沖縄
二〇一四年 : 日本人であること
ものを言うこと、行動すること ほか
二〇一五年 : 夢から覚める力
概要: 「図書」誌上での好評連載を中心に編む時評集。一生活者の視点から、ものを言い、日々の雑感を綴る。今というこの時代、日本というこの国に生きることへの本能的な危機意識が、生来の観察者を発言者に変える。二〇一四年から一六年まで、日本がルビコンを渡っ た決定的時期の覚書として、特別な意味をもつ一冊。 続きを見る
39.

図書

図書
毛里和子著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  vii, 272p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1658
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第1章 : 日中正常化四〇年をふり返る
第2章 : 一九七二年体制を考える
第3章 : 「反日」の高まり
第4章 : 制度化の試みと蹉跌
第5章 : 日中衝突—領土・領海をめぐるパワー・ゲーム
第6章 : モデルとしての米中関係
第7章 : 中国外交をめぐる問い
第8章 : 外交行動としての軍事力行使
第9章 : 中国の変身とリアリズム
終章 : 二一世紀グローバル大国のゆくえ
第1章 : 日中正常化四〇年をふり返る
第2章 : 一九七二年体制を考える
第3章 : 「反日」の高まり
概要: 国交正常化以来の友好の時代を経て、日中関係は、大きな転換期を迎えている。「反日」デモや領土・領海をめぐる衝突など政治的な緊張感を増すなかで、日本は、新たなグローバル・パワーと化した中国とどう向き合うのか。現代中国外交の実像を多角的に読み解き ながら、来たるべき日中関係を模索する。 続きを見る
40.

図書

図書
伊藤史織著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  viii, 195p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1659
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第1章 枠をはみ出す子ども : リビング・ライブラリー
ちょっと変わった子を育てる親として
学校の枠からはみ出して、自分らしく生きる
第2章 特化した才能をつぶさない教育 : 異才発掘プロジェクトとは
新たなる挑戦の始まり
ROCKETにないもの
第3章 特化した才能を伸ばすプログラム : ROCKETのプログラム
プロジェクトを通して物事の進め方を学ぶ
国内外への研修旅行
トップランナー講義
第4章 「人とは違う」を恐れない社会へ : 日本の教育について—子どもたちの議論
みんなと一緒じゃなくてもだいじょうぶ
第1章 枠をはみ出す子ども : リビング・ライブラリー
ちょっと変わった子を育てる親として
学校の枠からはみ出して、自分らしく生きる
概要: 先生の指示通りにできない、空気が読めない—公教育の枠組からはみ出した「異才」たちの学びを立ち上げる、異才発掘プロジェクト。横一線に並ばされる旧来の学習体験から脱却し、異質なものを歓迎する教育の理念と実践について描写する。“変わった子ども”を 受け入れる社会のあり方を問う。 続きを見る
41.

図書

図書
復本一郎著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.4  xii, 197, 7p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1660
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泣—生きているから、弱音もはく
希—病んでいるから、望みをもつ
友—知己には厚く、熱く
笑—苦しいからこそ、ユーモアを
識—本質を見通し、突く
独—俗を離れて、ひとりゆく
親—家族、故郷を思う
進—ひたむきに、道を
泣—生きているから、弱音もはく
希—病んでいるから、望みをもつ
友—知己には厚く、熱く
概要: 病と闘いながら、短い一生で文学革新をなしとげた正岡子規。畏友夏目漱石には「僕ハモーダメニナツテシマツタ」と弱音をはき、人生行路定まらぬ高浜虚子には「貴兄ニ半椀ノ飯ヲ分タン」と激励する—著作・書簡を読み解きながら彼の人間的魅力を紹介し、そのこ とばのなかに、私たちが今を生きるヒントを見いだす。 続きを見る
42.

図書

図書
植村正久, 奥野昌綱, 松山高吉編
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.3  270p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-116-2
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概要: 島崎藤村や国木田独歩などの日本近代文学、ことに新体詩や浪漫主義を生み出す源泉となった、明治期の記念碑的讃美歌集。プロテスタントの二大教派である日本基督一致教会と日本組合基督教会との初の共通讃美歌集として刊行され、現在歌われている讃美歌の礎と なった。30曲の楽譜を掲載。 続きを見る
43.

図書

図書
近藤浩一路著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  227p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-579-2
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概要: 「吾輩は猫である。...」。猫の眼から描かれた、苦沙弥先生をはじめとする人間たちの織りなす珍談・奇談の数々。諷刺とユーモアに溢れた物語は、今なお痛快な笑いを誘う。近代文学の古典を、近藤浩一路の面と文で味わう。
44.

図書

図書
チョムスキー著 ; 福井直樹, 辻子美保子訳
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  218, 20p ; 15cm
シリーズ名: 岩波文庫 ; 青(33)-695-2
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1 : 言語能力の理論としての生成文法
2 : 言語運用の理論をめざして
3 : 生成文法の構成
4 : 文法の正当化
5 : 形式的普遍性と実質的普遍性
6 : 記述理論および説明理論についての補説
7 : 評価手続について
8 : 言語理論と言語学習
9 : 生成力とその言語学的意義
1 : 言語能力の理論としての生成文法
2 : 言語運用の理論をめざして
3 : 生成文法の構成
概要: 人間の心のメカニズムとして言語を捉える内在主義と近代科学的アプローチを根本的に結びつけた「生成文法の企て」の全体像を初めて明快に提示した古典。話者が持つ潜在的言語能力・言語知識の厳密な記述に加えて、言語獲得に関わる事実の説明を可能にする一般 言語理論(普遍文法)の構築を目指す研究プログラムが論じられる。 続きを見る
45.

図書

図書
井出穣治著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.2  vii, 220p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2420
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第1章 : 「アジアの病人」からの脱却
第2章 : 高度成長の源泉
第3章 : 飛躍を継続するための課題
第4章 : 植民地時代の負の遺産—分断社会はいかに生まれたか
第5章 : フィリピン政治の実情とゆくえ
第6章 : 地政学でみるフィリピン、そして日本
第1章 : 「アジアの病人」からの脱却
第2章 : 高度成長の源泉
第3章 : 飛躍を継続するための課題
概要: かつて「アジアの病人」と呼ばれたフィリピン。近年、サービス業主導で急成長し、経済規模は10年強で3倍となった。人口は1億人を突破し、国民の平均年齢は25歳。「アジアの希望の星」との声さえ聞かれる。一方、貧富の格差はなお深刻で、インフラも不十 分。ドゥテルテ大統領の暴言や強権的手法は世界から危惧されている。経済成長著しい島国の魅力と課題に、IMFでフィリピン担当を務めたエコノミストが迫る。 続きを見る
46.

図書

図書
今野真二著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  ix, 272, 2p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1649
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第1章 油屋のTONKA : JOHN
第2章 : 『邪宗門』前夜
第3章 : 『邪宗門』—言葉のサラド
第4章 : 『桐の花』のころ—君かへす朝の舗石さくさくと
第5章 : 光を求めて—三浦三崎、小笠原への巡礼行
第6章 : 葛飾での生活
第7章 : 童謡の世界—雨が降ります。雨が降る。
第8章 : 言葉の魔術師—詩集『海豹と雲』と歌集『白南風』
第9章 : 少国民詩集—この道を僕は行くのだ
第1章 油屋のTONKA : JOHN
第2章 : 『邪宗門』前夜
第3章 : 『邪宗門』—言葉のサラド
概要: 「待ちぼうけ」「この道」などの童謡、『桐の花』『雲母集』に代表される短歌、象徴詩の粋たる『邪宗門』から円熟期の『水墨集』まで、様々なジャンルで名作を残し、その名を知らぬ人のない近代文学の巨匠、北原白秋。一面のみ取り上げられることの多かった作 家の全貌を辿り、他に類のない広大な言語宇宙の秘密に迫る。 続きを見る
47.

図書

図書
宮内泰介著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.2  vi, 206, 8p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1647
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第1章 自然とは何だろうか?—人間との相互作用 : 生活の場から
ヨシ原という自然から考える
日本列島の自然の歴史
自然とは何だろうか
半栽培
伝統的知識
第2章 コモンズ—地域みんなで自然にかかわるしくみ : 自然と社会組織
コモンズと「所有」
なぜ「集団的」なのか
災害とコモンズ
第3章 合意は可能なのか—多様な価値の中でのしくみづくり : 現代のコモンズ
順応的管理と「正しさ」をめぐる問題
多様な合意形成の形
順応的なガバナンスへ
第4章 実践人と自然を聞く : 聞くといういとなみ
物語を組み直す
おわりにかえて—小さな物語から、人と自然の未来へ
第1章 自然とは何だろうか?—人間との相互作用 : 生活の場から
ヨシ原という自然から考える
日本列島の自然の歴史
概要: 自然と社会の未来の形は、どういうものが望ましいのだろうか。自然をめぐる各地のさまざまな“いとなみ”を、歩き、見て、聞いて、考えた。人と自然の相互関係とはどういうものか。自然をめぐる合意形成とは?災害時や都市部での実践も含めながら、自然とコミ ュニティのこれからを活きいきと描きだす。 続きを見る
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図書

図書
天野郁夫著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.3  278p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2424
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プロローグ : なぜ帝国大学か
第1部 : 誕生と発展
第2部 : 高等学校生活
第3部 : 学生から学士へ
第4部 : 教授たちの世界
第5部 : 終焉と転生
エピローグ : 研究大学への道
プロローグ : なぜ帝国大学か
第1部 : 誕生と発展
第2部 : 高等学校生活
概要: 今なお大きな存在感を持つ旧七帝大。明治維新後、西欧の技術を学ぶため、一八八六年の帝国大学令により設立が始まった。本書では、各地域の事情に応じて設立・拡充される様子、帝大生の学生生活や就職先、教授たちの研究と組織の体制、予科教育の実情、太平洋 戦争へ向かう中での変容などを豊富なデータに基づき活写。建学から戦後、国立総合大学に生まれ変わるまでの七〇年間を追い、エリート七大学の全貌を描く。 続きを見る
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図書

図書
武田徹著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2017.3  xix, 290p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2427
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第1章 : ルポルタージュと従軍報告—大宅壮一とノンフィクション1
第2章 : 社会派ルポルタージュと新中間層の擡頭—大宅壮一とノンフィクション2
第3章 : トップ屋たちの蠢動—梶山季之と草柳大蔵の引力と斥力
第4章 : 古今東西森羅万象を描き出す—筑摩書房『世界ノンフィクション全集』
第5章 : テレビの参入—ドキュメンタリー映画から『ノンフィクション劇場』へ
第6章 : ニュージャーナリズムと私ノンフィクション—大宅壮一ノンフィクション賞と沢木耕太郎
第7章 : なんとなく、ケータイ小説まで—文学とアカデミズムの間に
第1章 : ルポルタージュと従軍報告—大宅壮一とノンフィクション1
第2章 : 社会派ルポルタージュと新中間層の擡頭—大宅壮一とノンフィクション2
第3章 : トップ屋たちの蠢動—梶山季之と草柳大蔵の引力と斥力
概要: 「非」フィクションとして出発したノンフィクション。本書は戦中の記録文学から、戦後の社会派ルポルタージュ、週刊誌ジャーナリズム、『世界ノンフィクション全集』を経て、七〇年代に沢木耕太郎の登場で自立した日本のノンフィクション史を通観。八〇年代以 降、全盛期の雑誌ジャーナリズムを支えた職業ライターに代わるアカデミシャンの活躍をも追って、「物語るジャーナリズム」のゆくえと可能性をさぐる。 続きを見る
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図書

図書
三谷太一郎著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2017.3  iv, 276, 4p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1650
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序章 日本がモデルとしたヨーロッパ近代とは何であったか
第1章 なぜ日本に政党政治が成立したのか : 政党政治成立をめぐる問い
幕藩体制の権力抑制均衡メカニズム ほか
第2章 なぜ日本に資本主義が形成されたのか : 自立的資本主義化への道
自立的資本主義の四つの条件 ほか
第3章 日本はなぜ、いかにして植民地帝国となったのか : 植民地帝国へ踏み出す日本
日本はなぜ植民地帝国となったか ほか
第4章 日本の近代にとって天皇制とは何であったか : 日本の近代を貫く機能主義的思考様式
キリスト教の機能的等価物としての天皇制 ほか
終章 近代の歩みから考える日本の将来 : 日本の近代の何を問題としたのか
日本の近代はどこに至ったのか ほか
序章 日本がモデルとしたヨーロッパ近代とは何であったか
第1章 なぜ日本に政党政治が成立したのか : 政党政治成立をめぐる問い
幕藩体制の権力抑制均衡メカニズム ほか
概要: 政党政治を生み出し、資本主義を構築し、植民地帝国を出現させ、天皇制を精神的枠組みとした日本の近代。バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら、これら四つの成り立ちについて解き明かしていく。学界を主導してきた政治史家が、日本近 代のありようについて問題史的に考察する重厚な一冊。 続きを見る
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