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1.

図書

図書
フランソワ・ジャコブ [著] ; 原章二訳
出版情報: 東京 : みすず書房, 2000.4  194p ; 20cm
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2.

図書

図書
井出利憲編集
出版情報: 東京 : 羊土社, 2002.1  124p ; 26cm
シリーズ名: わかる実験医学シリーズ : 基本&トピックス
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3.

図書

図書
森道夫編集 ; 森道夫 [ほか] 執筆
出版情報: 東京 : メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2002.5  ix, 247p ; 26cm
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4.

図書

図書
岡田益吉 [ほか] 著
出版情報: 東京 : 朝倉書店, 2003.6  vii, 210p ; 22cm
シリーズ名: 基礎分子生物学 / 猪飼篤, 川喜田正夫, 星元紀編集 ; 4
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5.

図書

図書
村上康文編
出版情報: 京都 : 化学同人, 2003.7  184p ; 26cm
シリーズ名: 化学フロンティア ; 11
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6.

図書

図書
太田次郎著
出版情報: 東京 : 裳華房, 2002.10  viii, 143p ; 26cm
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7.

図書

図書
William H. Elliott, Daphne C. Elliott [著] ; 清水孝雄, 工藤一郎訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2003.2  xx, 482p ; 26cm
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8.

図書

図書
田村隆明, 山本雅編
出版情報: 東京 : 羊土社, 2003.1  380p ; 26cm
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9.

図書

図書
多賀谷光男著
出版情報: 東京 : 朝倉書店, 2002.11  vii, 196p ; 26cm
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10.

図書

図書
P.C. ターナー他著 ; 田之倉優, 村松知成, 八木澤仁訳
出版情報: 東京 : シュプリンガー・フェアラーク東京, 2002.12  x, 398p ; 26cm
シリーズ名: キーノートシリーズ
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11.

図書

図書
上出利光, 小林邦彦編著
出版情報: 東京 : 中外医学社, 2001.5  vii, 371p ; 26cm
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12.

図書

図書
Benno Müller‐Hill著 ; 堀越正美訳
出版情報: 東京 : シュプリンガー・フェアラーク東京, 2001.6  iv, 264p ; 21cm
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13.

図書

図書
鈴木範男, 田中勲, 矢沢洋一編著 ; 浅川哲弥 [ほか] 共著
出版情報: 東京 : 三共出版, 2002.3  xi, 226p ; 21cm
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14.

図書

図書
丸山工作著
出版情報: 東京 : 講談社, 2002.3  206p, 図版[8]p ; 18cm
シリーズ名: ブルーバックス ; B-1363
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15.

図書

図書
丸山敬著
出版情報: 東京 : 東京教学社, 2002.6  vi, 168p ; 26cm
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16.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
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柳田敏雄著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2002.7  x, 88p ; 20cm
シリーズ名: 岩波講座物理の世界 / 佐藤文隆 [ほか] 編 ; . 物理と情報||ブツリ ト ジョウホウ ; 7
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まえがき
1 しなやかな生物分子機械 1
2 筋肉の分子モーター 4
   2.1 筋収縮とスライディングモデル 5
   2.2 力学測定と力発生のメカニズム 7
   2.3 熱ゆらぎを基礎にしたハツクスレー1957年モデル 9
   2.4 クロスブリツジの構造変化と首振りモデル 11
3 生体分子機械のエネルギー変換過程-エネルギー入力・モーターの構造変化・運動のカップリング 15
   3.1 分子モーターを構成するタンパク質分子 15
   3.2 生体のエネルギー貯蔵分子 ATP 19
   3.3 ミオシンは ATPを分解してエネルギーを得る 21
   3.4 アクチンはミオシンの反応を活性化する 22
   3.5 ミオシンの化学状態と構造 25
   3.6 タイトカップリングかルースカップリングか 27
4 アクチンフィラメントの滑り運動をみる 29
   4.1 アクチンフィラメントをみる 29
   4.2 アクチンフィラメントの滑り運動をみる 31
5 1分子の動きや化学反応を直接みる -1分子イメージングの手法 34
   5.1 1分子の蛍光色素をみる 34
   5.2 モーター1分子の動きをみる 39
   5.3 1分子の化学反応をみる 40
6 1分子ナノ操作・計測と分子モーターの力学反応 44
   6.1 ナノメートルの動きを測る 44
   6.2 ナノメートルで分子を操る 47
7 ミオシン1分子の化学-力学反応を測る 50
   7.1 ミオシン1分子の基本ステップを測る 50
   7.2 化学-力学カップリングを直接計測する 52
   7.3 ミオシンのステップサイズは構造変化では説明できない 54
   7.4 ミオシンは高いエネルギー効率で働いている 57
8 ミオシンはブラウン運動を巧みに利用していた 58
   8.1 ミオシン1分子を捕まえ力学計測する 58
   8.2 ミオシンの確率的運動 60
   8.3 分子にエネルギーを蓄える 62
9 ブラウン運動と方向性 63
   9.1 微粒子はたえずブラウン運動している 63
   9.2 熱力学の第二法則 65
   9.3 マクスウェルの悪魔 67
   9.4 フアインマンのラチエツト 70
   9.5 ファインマンのラチェットを利用した分子モーターモデル 71
10 分子モーターのブラウン運動モデル 73
   10.1 ブラウン運動をシミュレートする 73
   10.2 ミオシンの滑り運動をシミュレートする 77
11 ゆらぎと生体機能 80
参考文献 85
索引 87
まえがき
1 しなやかな生物分子機械 1
2 筋肉の分子モーター 4
17.

図書

図書
北野宏明編
出版情報: 東京 : シュプリンガー・フェアラーク東京, 2001.6  vi, 226p ; 26cm
シリーズ名: Springer reviews
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18.

図書

図書
デイヴィッド・S・グッドセル著 ; 安田宏訳
出版情報: 東京 : 青土社, 2002.8  272, xvip ; 20cm
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19.

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図書
胡桃坂仁志著
出版情報: 東京 : 羊土社, 2002.9  109p ; 25cm
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20.

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図書
西村善文 [ほか] 編
出版情報: 東京 : 共立出版, 2001.2  325p ; 26cm
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21.

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東工大
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東工大
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前野正夫, 磯川桂太郎著
出版情報: 東京 : 羊土社, 2008.3  205p ; 26cm
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改訂第2版 序 前野正夫
初版 序 前野正夫
1章 生体の構成要素
   1 生命の単位-細胞- 磯川桂太郎 12
   A 細胞膜の構造 14
   Ⅰ 細胞膜の構成成分 14
   Ⅱ 膜タンパク質の役割 15
   Ⅲ 細胞膜の非対称性 15
   Ⅳ 細胞膜の流動性とその制御 16
   B 細胞の核と膜系の細胞内小器官 17
   Ⅰ 細胞内膜系の起源 17
   Ⅱ 細胞の核 18
   Ⅲ 小胞体 19
   Ⅳ ゴルジ体 20
   Ⅴ ライソゾームと分泌小胞 20
   Ⅵ 細胞膜の動的な恒常性 20
   Ⅶ ミトコンドリア 21
   C 細胞骨格および関連する諸構造 22
   Ⅰ アクチンフィラメント 23
   Ⅱ 中間径フィラメント 24
   Ⅲ 微小管 24
   D 細胞接着 27
   Ⅰ 接着と結合 28
   Ⅱ 細胞間結合 28
   Ⅲ 細胞-マトリックス間結合 30
   Ⅳ 接着分子 31
   E 細胞周期とその調節 33
   Ⅰ 細胞周期の過程 33
   Ⅱ 細胞周期調節系 34
   Ⅲ 調節系に影響を及ぼす機構 34
   F 細胞の死 36
   Ⅰ アポトーシスとネクロ-シス 36
   Ⅱ アポトーシスによる細胞死の意義 37
   Ⅲ アポトーシスの機構 38
   2 細胞の化学成分 前野正夫 40
   A 無機質 -生命現象の潤滑剤- 41
   Ⅰ 水-生命現象を支える媒体- 41
   Ⅱ 主な無機質 42
   B タンパク質-細胞の基礎物質- 43
   Ⅰ アミノ酸 43
   Ⅱ タンパク質の構造 44
   Ⅲ タンパク質の分類 46
   Ⅳ タンパク質の特性 46
   C 核酸-遺伝情報の担い手- 47
   Ⅰ ヌクレオチドとヌクレオシド 48
   Ⅱ DNAの構造 48
   Ⅲ RNAの構造 49
   D 糖質-生命現象のエネルギー源 ? 50
   Ⅰ 単糖類 50
   Ⅱ 二糖類 52
   Ⅲ 多糖類 53
   E 脂質-生命現象のエネルギー源 ? 54
   Ⅰ 脂肪酸 54
   Ⅱ 中性脂肪 55
   Ⅲ リン脂質 55
   Ⅳ 糖脂質 55
   Ⅴ コレステロ-ルとステロイド 55
   Ⅵ プロスタグランジン 56
2章 タンパク質の機能と遺伝のしくみ
   A 酵素-生体触媒- 前野正夫 59
   Ⅰ 酵素とその作用 59
   Ⅱ 補酵素とビタミン 61
   B ホルモン-血流を介する遠隔調節機構 磯川桂太郎 64
   Ⅰ 内分泌と外分泌 65
   Ⅱ ホルモンの分類と名称 65
   Ⅲ ホルモンの特徴 66
   Ⅳ 内分泌とシナプス型分泌 66
   Ⅴ 内分泌器官の階層と調節 67
   Ⅵ ホルモンの機能 69
   C 収縮性タンパク質-筋収縮のメカニズム 磯川桂太郎 70
   Ⅰ アクチンとミオシン 71
   Ⅱ 滑走と収縮 71
   Ⅲ 筋細胞の収縮/弛緩とCa 72
   Ⅳ 神経系による筋収縮の制御 72
   D 輸送タンパク質 磯川桂太郎 74
   Ⅰ 輸送タンパク質の必要性と意義 75
   Ⅱ 血漿と血漿タンパク質 75
   Ⅲ 血漿中の輸送タンパク質 76
   Ⅳ 細胞膜の輸送タンパク質 76
   E 受容体タンパク質 磯川桂太郎 79
   Ⅰ 受容体とリガンド 80
   Ⅱ 細胞間の情報伝達様式 80
   Ⅲ 細胞内受容体 80
   Ⅳ 細胞膜受容体 81
   Ⅴ 細胞内情報伝達とリン酸化カスケード 82
   F 防御タンパク質-免疫の主役- 前野正夫 84
   Ⅰ 免疫とは 84
   Ⅱ 免疫担当細胞とそのはたらき 85
   Ⅲ 抗体,補体,サイトカイン 87
   Ⅳ MHC分子と抗原提示 88
   Ⅴ 粘膜免疫 88
   Ⅵ 免疫と疾患 89
   Ⅶ 臓器移植と免疫抑制剤 90
   Ⅷ 炎症と化学伝達物質 90
   G 構造タンパク質-構造外マトリックスの主成分- 前野正夫 92
   Ⅰ 結合組織 93
   Ⅱ 骨と軟骨 96
   2 遺伝子とその継承 磯川桂太郎 100
   A 遺伝情報を担う物質 101
   Ⅰ 核酸の構造 102
   Ⅱ 遺伝情報を担うDNA 102
   Ⅲ DNAの二重らせんと相補性 103
   B DNAの複製 105
   Ⅰ DNA複製の基本的な機構 106
   Ⅱ DNA複製フォーク 106
   Ⅲ DNAの不連続的な合成 106
   Ⅳ DNAプライマーゼ 107
   C DNA,染色体,ゲノム 108
   Ⅰ DNAと遺伝子の関係 109
   Ⅱ DNAの存在様式 109
   Ⅲ 染色体 109
   Ⅳ ゲノム 110
   D 遺伝するDNA・遺伝しないDNA 111
   Ⅰ 生殖細胞系列と体細胞系列 112
   Ⅱ 体細胞分裂とゲノムの分配 112
   Ⅲ 減数分裂による配偶子の形成 112
   Ⅳ 減数分裂におけるゲノムの分配 113
   Ⅴ 遺伝的多様性 113
   Ⅵ クローン動物 114
   3 遺伝子DNAの発現とタンパク質合成 磯川桂太郎 116
   A DNAからRNAへの転写 117
   Ⅰ RNAポリメラーゼ 117
   Ⅱ RNAの合成 117
   Ⅲ mRNA 118
   Ⅳ rRNA 119
   Ⅴ tRNA 120
   B RNAからタンパク質への翻訳 121
   Ⅰ 遺伝コード 122
   Ⅱ 翻訳ミスの校正 124
   Ⅲ シグナルペブチド 124
   C 遺伝子発現の調節 126
   Ⅰ 遺伝子発現の調節段階 126
   Ⅱ 転写調節のためのスイッチ 127
   Ⅲ 転写調節因子 127
   Ⅳ 大腸菌のラクトースオペロン 128
   Ⅴ 真核細胞での転写調節 128
   Ⅵ 転写調節因子それ自身の調節 130
   Ⅶ 特殊化した細胞をつくり出すしくみ 131
   Ⅷ クロマチン構造による遺伝子発現調節 131
   4 変化するDNA 磯川桂太郎 133
   A 変化と変異 134
   Ⅰ 複製過誤とDNAの損傷 135
   Ⅱ DNAの修復(repair)機構 135
   Ⅲ DNAの変異 136
   Ⅳ 変異の影響と意義 136
   B DNAの変化と進化 137
   Ⅰ 遺伝的な組換え 137
   Ⅱ 動く遺伝子 137
   Ⅲ 遺伝子の重複と遺伝子ファミリー 138
   Ⅳ エクソンのシャッフリング 138
   Ⅴ 分子進化(molecular evolution)の時計 138
   C 腫瘍と癌 139
   Ⅰ 発癌の機構 139
   Ⅱ 癌遺伝子 140
   Ⅲ 癌原遺伝子 141
   Ⅳ 癌原遺伝子から癌遺伝子への変化 141
   Ⅴ 癌抑制遺伝子 142
   D 遺伝病 143
   Ⅰ 染色体異常 143
   Ⅱ 狭義の遺伝病(分子病) 143
   Ⅲ 多因子遺伝病 144
   Ⅳ 遺伝子治療 145
   Ⅴ 遺伝子診断(DNA診断) 146
   5 遺伝子の操作 磯川桂太郎 147
   Ⅰ DNAを切り貼りする 147
   Ⅱ DNA断片を分離する 147
   Ⅲ DNA分子を見えるようにする 148
   Ⅳ 特定のDNAやRNAを検出する 148
   Ⅴ 遺伝子の図書館をつくる
   Ⅵ 遺伝子を釣りあげる 150
   Ⅶ DNAを増やす 151
   Ⅷ DNAの塩基配列を読む 152
   Ⅸ 遺伝子情報を蓄える 152
   Ⅹ タンパク質をつくらせる 153
    遺伝子を細胞に入れる 153
    遺伝子を動物に入れる 153
   ⅩⅢ 動物の中の特定の遺伝子を改変・破壊する 154
   ⅩⅣ mRNAをだまらせる-RNA干渉 155
3章 生命現象と代謝
   1 生命現象を支える臓器と栄養素 前野正夫 158
   A 臓器のはたらき 159
   Ⅰ 脳 159
   Ⅱ 筋肉 160
   Ⅲ 脂肪組織 161
   Ⅳ 肝臓 161
   Ⅴ 腎臓 162
   Ⅵ 血液 164
   B 綱胞の活動を支える物質 165
   Ⅰ エネルギーの通貨としてのATP 165
   Ⅱ ATPの構造 165
   Ⅲ ATPの合成と分解 166
   Ⅳ 酵素によるエネルギー変換 166
   C 栄譲素の消化と吸収 167
   Ⅰ 糖質の消化と吸収 168
   Ⅱ タンパク質の消化と吸収 168
   Ⅲ 脂質の消化と吸収 169
   2 生体分子の代謝 前野正夫 170
   A 糖質の代謝 171
   Ⅰ 糖質の主な分解過程とATPの生成 172
   Ⅱ 糖新生系 175
   Ⅲ グリコーゲンの合成と分解 176
   Ⅳ 五炭糖リン酸回路(ペント-スリン酸回路) 176
   B 脂質の代謝 178
   Ⅰ 脂質の分解 179
   Ⅱ 脂質の合成 181
   C タンパク質の繊謝 183
   Ⅰ アミノ酸の分解 184
   Ⅱ 尿素回路 185
   Ⅲ アミノ酸の生合成 186
   Ⅳ タンパク質の生合成 187
   Ⅴ 生体成分合成へのアミノ酸の利用 187
   D ヌクレオチドの代謝 189
   Ⅰ ヌクレオチドの生合成 189
   Ⅱ ヌクレオチドの分解 191
   E 生活習慣病 192
   Ⅰ 糖尿病 192
   Ⅱ 高脂血症 193
   Ⅲ 高血圧 193
   Ⅳ 動脈硬化症 194
   Ⅴ 虚血性心疾患 194
   Ⅵ 脳血管疾患 194
   Ⅶ 肥満 195
   Ⅷ メタボリック症候群 196
付録 197
索引 199
Column
   幹細胞と再生医療 13
   ミトコンドリアDNAが明かす人類の起源 21
   接着複合体(junctional complex) 27
   リン酸化とは…? 35
   無機質とミネラル 42
   プラークとは 52
   環境ホルモン!? 68
   血液って液体? 76
   能動輸送と受動輸送 78
   キナーゼ活性には… 82
   樹状細胞 85
   ゲノムプロジェクト 100
   メンデルの法則 102
   構成物質 123
   ホメオチック遺伝子 128
   エピジェネティクス 132
   対立遺伝子 144
   血液サラサラは健康の源 164
   ゆっくりとした運動を長時間するとどうして体脂肪が減るの? 180
   飢餓時や糖尿病患者の血液に脂肪酸とケトン体が増加する理由 193
   脂肪肝になるメカニズム 194
   肥満には2つのタイプがある 195
改訂第2版 序 前野正夫
初版 序 前野正夫
1章 生体の構成要素
22.

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東工大
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東工大
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村上康文編
出版情報: 東京 : 講談社, 2007.5  xii, 242p ; 21cm
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はじめに iii
第1章 分子生物学の基礎 1
1.1 セントラルドグマを理解する 1
   1.1.1 核酸の構造と機能 1
    A. 核酸の構造 1
     a. 核酸の化学構造 1
     b. DNAの二重らせん構造 3
     c. RNAの高次構造 6
     d. DNAの高次構造 6
     e. 核酸の存在様式 6
    B. 核酸の機能とセントラルドグマ 9
     a. DNAの機能 9
     b. RNAの機能 9
     c. セントラルドグマ 10
     d. 遺伝子の基本的構造 11
   1.1.2 DNAの複製・修復 12
    A. DNA複製の基本原理 12
    B. DNA合成酵素 15
    C. DNA合成酵素以外の複製因子 17
     a. 二本鎖DNAを巻き戻すために必要な複製因子 17
     b. DNAを連結する酵素 19
     c. DNAのスーパーコイルの状態を変化させる複製因子 19
    D. DNA複製のプロセス 21
    E. DNA修復機構 23
    F. 除去修復のメカニズム 24
    G. 突然変異 27
   1.1.3 遺伝子発現の基礎 28
    A. DNAから成熟RNAができるまで 29
     a. RNAの性質 29
     b. RNAとRNAのポリメラーゼの種類 29
     c. RNAの転写にかかわるシスエレメント 29
     d. 基本転写因子 29
     e. RNAの修飾 30
    B. 転写を制御するしくみ 32
     a. 転写因子 32
     b. クロマチン構造 34
    C. 解析を行う方法の進歩 35
   1.1.4 翻訳機構の理解 37
    A. 翻訳装置としてのリボソーム 37
    B. アミノ酸運搬分子としてのトランスファーRNA(tRNA) 39
    C. 遺伝暗号はどう決められているか 41
    D. 翻訳の基本的反応 41
     a. 翻訳開始のしくみ 42
     b. ポリペプチドの鎖伸長のしくみ 42
     c. 翻訳の終止反応 45
     d. 特殊な翻訳制御反応(IRES型翻訳開始) 45
    E. タンパク質成熟のしくみ 45
    F. タンパク質の細胞内輸送 46
1.2 細胞レベルの分子生物学 48
   1.2.1 細胞周期制御 48
    A. 細胞周期研究の経緯 48
     a. 細胞周期の観察 48
     b. 細胞周期の分子生物学的解析の始まり 48
     c. 細胞周期研究の進展 49
    B. 細胞周期とその制御メカニズム 49
     a. 細胞周期のしくみ 49
    C. 細胞周期を制御するしくみ 51
     a. チェックポイントコントロール 51
     b. キナーゼによる制御 51
     c. タンパク質分解系による制御 52
    D. 細胞周期の異常 53
   1.2.2 細胞の分化 54
    A. 細胞分化 54
    B. 神経分化 55
     a. 神経細胞(ニューロン)の分化過程 55
     b. bHLH型転写因子によるニューロン分化 57
     c. Notch-HESを介した神経分化制御 57
    C. モデル細胞を用いた神経分化誘導機構の解析 59
     a. 分化誘導モデル細胞としての胚性がん腫細胞株 59
     b. P19細胞を用いた神経分化誘導機構の解析 59
    D. 新規神経分化関連因子の探索 59
     a. サブトラクション法によるTrip15/CSN2の同定 59
     b. Trip15/CSN2によるニューロン分化促進 61
   1.2.3 老化・がん化 63
    A. 細胞の老化 64
     a. 分裂寿命 64
     b. 細胞老化の学説 65
     c. テロメア短縮と細胞老化 66
    B. がん化 68
     a. がん化の多段階説 68
     b. がん化への2つの道筋・機構 69
    C. 細胞の老化と細胞のがん化との関連 69
     a. 細胞の老化と不死化 69
     b. 細胞老化は、がん抑制機構の一つ 70
1.3 個体レベルの分子生物学 72
   1.3.1 発生と分化 72
    A. 配偶子形成と受精 72
    B. 卵割と胚葉形成 75
    C. 器官形成初期の胚の基本構造 79
    D. 主要な器官形成過程 80
     a. 神経系の形成 80
     b. 消火器系諸器官の形成 81
     c. 泌尿器・生殖器系の器官形成 81
     d. 四肢の形成 81
   1.3.2 再生医学 83
    A. 再生医学における幹細胞システム 83
    B. 万能細胞としての胚性幹細胞 84
    C. 生体内に存在する体性幹細胞 85
    D. 幹細胞を用いた臨床応用化の第1ステージ 87
    E. 今後の再生医学研究の展開 88
   1.3.3 個体の老化 90
    A. 老化の定義 90
    B. 個体老化の学説 90
    C. 人口動態統計から見た老化 91
    D. 動物種の寿命(老化)と相関するもの 93
    E. 老化速度・寿命に影響を及ぼす要因 93
     a. 老化を促進する要因 93
     b. 老化を遅延させる要因 94
第2章 バイオテクノロジーの基礎 97
2.1 ゲノム解析関連技術 97
   2.1.1 遺伝子組換え技術 97
    A. DNAとRNAの特性と基本的取り扱い技術 97
     a. DNAの特性 97
     b. RNAの特性 98
     c. 基本技術 99
    B. 遺伝子組換え技術に用いられる酵素 102
     a. 制限酵素 102
     b. DNA合成酵素 104
     c. 核酸分解酵素 105
     d. DNAリガーゼ 106
     e. リン酸化酵素と脱リン酸化酵素 106
     f. 逆転写酵素 106
     g. RNA合成酵素 107
    C. ベクター 107
     a. プラスミドベクターとファージベクター 107
     b. 形質転換 108
     c. その他のベクター 108
    D. DNAのサブクローニングとプラスミドの精製 108
   2.1.2 塩基配列決定法 111
    A. ジデオキシ法の原理 111
    B. DNA自動シークエンサー 114
    C. 塩基配列決定の化学 114
    D. DNA塩基配列決定の実際 116
    E. 新しい塩基配列決定法 117
   2.1.3 ハイブリダイゼーション関連手法 118
    A. サザンハイブリダイゼーション 119
    B. ノーザンハイブリダイゼーション 120
    C. コロニー(プラーク)ハイブリダイゼーション 121
    D. insituハイブリダイゼーション 121
   2.1.4 DNAマイクロアレイ 122
    A. 遺伝子発現プロファイル解析の意義 122
    B. 遺伝子発現レベルの解析法 123
    C. DNAマイクロアレイの原理 126
    D. DNAマイクロアレイによって何がわかるか 128
    E. 遺伝子発現解析の課題 131
   2.1.5 PCRとその応用 132
    A. PCRの基礎 132
    B. PCRで用いられるDNA合成酵素 134
    C. PCRの実際 134
    D. PCRの特性 135
    E. PCR増幅DNAのサブクローニング 136
    F. RT-PCR法 137
    G. 定量PCRとリアルタイムPCR 137
    H. ロングPCR 140
    I. PCR以外のDNA増幅技術 140
2.2 タンパク質解析 142
   2.2.1 タンパク質の発現 145
    A. 大腸菌を用いたタンパク質発現系 146
    B. 酵母を用いたタンパク質発現系 148
    C. 昆虫細胞とバキュロウィルスを用いたタンパク質発現系 148
    D. 動物細胞を用いたタンパク質発現系 151
   2.2.2 タンパク質の精製 151
    A. 細胞分画・可溶化 151
    B. 硫安分画 152
    C. 限外ろ過 152
    D. 透析 153
    E. カラムクロマトグラフティー 153
    F. アフィニティークロマトグラフィー 155
   2.2.3 タンパク質の分析 157
    A. アミノ酸配列決定法(エドマン分解法) 157
    B. SDS-PAGEを用いたタンパク質の分離 159
    C. ウェスタンブロット法 159
    D. 二次元電気泳動法 162
    E. タンパク質の細胞内局在の網羅的な解析 162
    F. これからのタンパク質解析の展望 165
2.3 遺伝学的解析手法 166
   2.3.1 トランスジェニック技術 166
    A. トランスジェニック生物とノックアウト生物 166
    B. トランスジェニックマウス作製技術 167
    C. ノックアウトマウス作製技術 168
    D. 誘導型のトランスジェニックマウスとノックアウトマウスの作製 171
   2.3.2 アンチセンスRNAとRNAi技術 172
    A. アンチセンスRNA 173
    B. RNAiの発見 174
     a. RNAiとは 174
     b. RNAiの発見 174
     c. RNAiの性質 174
     d. 哺乳類細胞でのRNAi 175
    C. RNAiの実際の解析 176
     a. 線虫における解析 176
     b. ショウジョウバエにおける解析 177
     c. RNAiの哺乳類細胞への適用 177
第3章 バイオインフォマティクスの基礎 179
3.1 ゲノム解析計画 179
   3.1.1 ゲノム解析研究がめざしたもの 179
   3.1.2 ゲノム解析の戦略 180
   3.1.3 巨大DNA断片の塩基配列決定法 184
   3.1.4 cDNAプロジェクトとゲノムそのものの塩基配列決定 184
   3.1.5 モデル生物ゲノム解析研究の位置づけ 188
   3.1.6 ゲノム解析情報を基盤とした分子生物学研究戦略 190
3.2 ゲノム解析情報の活用法 193
   3.2.1 ゲノムアノテーションの付加 193
   3.2.2 完全長cDNAによる遺伝子予測 196
   3.2.3 計算科学的遺伝子予測 197
   3.2.4 データフォーマットとアノテーション 198
   3.2.5 相同性検索について 200
3.3 ゲノムデータベース 205
   3.3.1 National Center for Biotechnology Information (NCBI) 206
   3.3.2 University of California Santa Cruz (UCSC) 208
   3.3.3 Ensembl 210
   3.3.4 日本発のゲノム公開情報 211
   3.3.5 公開データベースの統合的利用に向けて 217
3.4 システムバイオロジーの展開 219
3.5 ゲノム創薬・ゲノム医学の展開 223
   3.5.1 ゲノム創薬とは 224
   3.5.2 創薬標的分子の探索戦略 224
   3.5.3 創薬研究とヒトゲノムの多用性 226
   3.5.4 ゲノム医学 228
索引 231
はじめに iii
第1章 分子生物学の基礎 1
1.1 セントラルドグマを理解する 1
23.

図書

図書
Gerald C. Karp著 ; 山本正幸, 渡辺雄一郎, 児玉有希訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2006.12  xiv, 672p ; 30cm
所蔵情報: loading…
24.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
William H. Elliott, Daphne C. Elliott [著] ; 清水孝雄, 工藤一郎訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2007.2  xxi, 520p ; 26cm
所蔵情報: loading…
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Ⅰ部 生命の基本原理
1章 生命現象の分子的理解 3
   分子レベルでみた生命活動 3
   細胞は物理や化学の法則に支配されている-エネルギーサイクル 3
   細胞内の分子の種類 4
   タンパク質 5
   タンパク質の進化 6
   DNA (デオキシリボ核酸) 7
   タンパク質による分子認識 9
   非共有結合 9
   生命の起源は? 9
   “オミクス”と新しい時代の生化学、分子生物学 10
   要約 11
   参考文献 12
2章 細胞とウイルス 13
   細胞がすべての生命体の構成単位である 13
   生物の分類と細胞の構造 13
   幹細胞 18
   細胞分裂 18
   ウイルス 21
   要約 23
   参考文献 23
   第2章の問題 23
3章 生化学におけるエンルギー的考察 24
   食物の分解はどのように細胞のエネルギー産生と共役するか 27
   共有結合と非共有結合 34
   付録 : 緩衝液とpKa 値 36
   要約 37
   参考文献 38
   第3章の問題 38
Ⅱ部 タンパク質と膜の構造と機能
4章 タンパク質の構造 41
   いろいろなレベルのタンパク質の構造-一次構造、二次構造、三次構造、四次構造 45
   タンパク質の相同性と進化 50
   タンパク質のドメイン 50
   細胞外マトリックスタンパク質 52
   Box4.1 コラーゲンが関係する遺伝病 54
   ミオグロビンとヘモグロビン - タンパク質の構造と機能の関係 57
   Box4.2 鎌状赤血球貧血とサラセミア 62
   要約 62
   参考文献 63
   第4章の問題 64
5章 タンパク質研究法 65
   タンパク質の精製 65
   タンパク質のアミノ酸配列決定法 69
   タンパク質の三次元構造の決定 70
   質量分析によるタンパク質の分析 71
   プロテオミクスと質量分析 73
   バイオインフォマティクスとデータベース 74
   付録 : タンパク質データバンク (PDB) を用いたタンパク質の構造決定法 75
   要約 77
   参考文献 78
   第5章の問題 78
6章 酵素 79
   酵素触媒 79
   酵素反応速度論 81
   酵素の一般的性質 83
   酵素タンパク質に触媒機能を付与する構造上の特徴は何か 85
   要約 90
   参考文献 90
   第6章の問題 91
7章 細胞膜と膜タンパク質 92
   膜をつくる基本の脂質構成体 92
   膜タンパク質と膜のデザイン 99
   何が膜内在性タンパク質を脂質二重層にとどめているのか 99
   膜の機能 101
   Box7.1 強心配糖体 103
   Box7.2 コリンエステラーゼ阻害薬とアルツハイマー病 106
   Box7.3 膜を標的とする抗生物質 112
   要約 112
   参考文献 113
   第7章の問題 113
8章 筋収縮、細胞骨格、モーター分子 114
   筋収縮 114
   筋細胞の種類とエネルギーの共給 114
   Box8.1 筋ジストロフィー 116
   横紋随意筋の収縮はどのように制御されているか 119
   Box8.2 悪性高熱症 120
   平滑筋は横紋筋と構造や制御がどのように異なっているのか 120
   細胞骨格 121
   非筋細胞におけるアクチンとミオシンの役割 122
   微小管、細胞運動、細胞内輸送 123
   Box8.3 細胞骨格に作用する薬剤 125
   中間径フィラメント 126
   要約 127
   参考文献 127
   最8章の問題 128
Ⅲ部 代謝
9章 食物の消化、吸収、組織への配布、食欲の調節 131
   食物成分の化学 131
   消化と吸収 131
   タンパク質の消化と吸収 133
   炭水化物の消化と吸収 135
   脂肪の消化と吸収 137
   体内での食物成分の貯蔵 139
   食物摂取の調節-食欲調節 143
   要約 145
   参考文献 146
   第9章の問題 146
10章 栄養素の輸送、貯蔵、動員に関する生化学 148
   グルコースの体内の移動 148
   Box 10.1 ウリジルトランスフェラーゼとガラクトース血症 155
   エネルギー供給源としてのアミノ酸の体内における移動 155
   脂肪とコレステロールの体内での輸送 155
   脂肪とコレステロールの体内での利用 156
   細胞内でのコレステロールのホメオスタシス 160
   Box 10.2 コレステロール合成の阻害剤 160
   要約 161
   参考文献 162
   第10章の問題 162
11章 食物成分からエネルギーを生産する反応の原理 163
   グルコースからエネルギーの生産 165
   脂肪の酸化でエネルギーを生産する反応 170
   アミノ酸の酸化でエネルギーを生産する反応 171
   燃料の互換性 171
   Box11.1 ビタミンについての概説 172
   要約 172
   第11章の問題 173
12章 解糖系、クエン酸回路、電子伝達系を構築している個々の反応 174
   第一段階 : 解糖系 174
   ビルビン酸のアセチルCoAへの変換-クエン酸回路へ入る前に起こる反応 180
   第二段階 クエン酸回路 182
   第三段階 NADHとFADH₂から酸素に電子を運搬する電子伝達系 188
   Box12.1 酸化的リン酸化の阻害剤 199
   要約 199
   参考文献 200
   第12章の問題 201
13章 脂肪からのエネルギー産生 202
   脂肪酸からアセチル CoA への転換の仕組み 202
   不飽和脂肪酸の酸化 204
   脂肪分解に由来するアセチル CoA はつねにクエン酸回路に流れるか 205
   奇数個炭素に脂肪酸の酸化 206
   脂肪酸のペルオキシソームでの酸化 206
   要約 207
   参考文献 207
   第13章の問題 207
14章 脂肪および関連化合物の合成 208
   脂肪合成の機構 208
   不飽和指数酸の合成 212
   Box14.1 ω脂肪酸と食物 212
   脂肪酸からのトリアシルグリセロールの合成 213
   新しい膜脂質二重層の合成 213
   プロスタグランジンと関連化合物の合成 216
   Box14.2 非ステロイド性抗炎症薬 217
   要約 218
   参考文献 219
   第14章の問題 219
15章 グルコースの合成 (糖新生) 220
   要約 225
   参考文献 226
   第15章の問題 226
16章 代謝調節の戦略および糖・脂肪代謝での応用 227
   なぜ調節する必要があるのか 227
   酵素活性の調節 228
   酵素のアロステリック調節 229
   リン酸化による酵素活性の調節 231
   ホルモンによる代謝調節の一般的な性質 232
   炭水化物の代謝調節 234
   脂肪酸の酸化と合成の調節 243
   要約 247
   参考文献 248
   第16章の問題 249
17章 ペントースリン酸経路-グリコース酸化の別経路としての存在意義 250
   Box17.1 なぜ赤血球はペントースリン酸経路をもっているか 253
   要約 254
   参考文献 254
   第17章の問題 254
18章 光合成-水の電子エネルギーレベルを上げる 255
   光合成の光依存的な反応 256
   光合成の暗反応 260
   要約 263
   参考文献 264
   第18章の問題 264
19章 アミノ酸代謝 265
   生態の窒素平衡 266
   アミノ酸の代謝反応 266
   アミノ酸の合成 272
   グリシンからのヘムの合成 272
   Box19.1 急性間欠性ポルフィリン症 273
   尿素回路 275
   要約 278
   参考文献 279
   第19章の問題 279
20章 酵素による生体防御 280
   血液凝固 280
   摂取した外来化学物質への防御機構 (生体異物) 283
   自分自身がもっているプロテアーゼに対する防御 285
   活性酸素に対する防御 286
   グルタチオンベルオキシダーゼ-グルタチオンレダクターゼの系 287
   低酸素症 (酸素レベルの低い状態) への防御 287
   要約 289
   参考文献 290
   第20章の問題 290
21章 ヌクレオチドの合成と代謝 291
   ヌクレオチドの構造と命名 291
   プリンあるいはピリミジンヌクレオチドの生合成 292
   業酸欠乏の医学的な影響 300
   要約 301
   参考文献 302
   第21章の問題 302
IV部 情報の貯蔵と利用
22章 DNAとゲノム 305
   核酸とは何か 305
   DNA の一次構造 305
   DNA は核の中にいかに詰め込まれているか 311
   分子レベルでいうと遺伝子とは何か 313
   要約 316
   参考文献 317
   第22章の問題 317
23章 DNA 複製、修復そして組換え 318
   DNA 複製の一般原則 318
   大腸菌におけるDNA 複製開始の調節 319
   真核生物でのDNA 複製の開始 319
   DNA 二重らせんの巻き戻しと超らせんの形成 319
   DNA ポリメラーゼに触媒される基礎的酵素反応 322
   新しいDNA 鎖の伸長はどう開始されるか 323
   DNA 複製における方向性の問題 323
   DNA 複製の精度はいかに保たれているか 327
   大腸菌におけるDNA 損傷の修復 330
   真核生物の複製フォーク装置 331
   真核生物におけるDNA 損傷の修復 333
   上記のやりかたはDNA 合成の唯一の機構であろうか 334
   相同組換え 335
   要約 337
   参考文献 337
   第23章の問題 338
24章 遺伝子の転写とその調節 339
   メッセンジャーRNA 339
   大腸菌における転写 341
   真核生物における転写 345
   リボザイムとRNA の自己スプライシング 347
   真核生物における転写の開始とその調節 349
   転写メディエーターの発見 355
   真核生物のRNA ポリメラーゼII 355
   mRNA の安定性と遺伝子発現の調節 356
   ミトコンドリアにおける転写 358
   タンパク質をコードしない遺伝子 358
   DNA 結合タンパク質の構造 358
   要約 360
   参考文献 361
   第24章の問題 363
25章 タンパク質合成と制御されたタンパク質分解 364
   タンパク質合成の基本的過程 364
   リボソーム 369
   翻訳の開始 369
   翻訳の開始が終了すると、つぎは伸長である 371
   大腸リボソーム上でのトランスロケーションの機構 373
   Box25.1 抗生物質や毒素のタンパク質合成に与える作用 374
   大腸菌におけるタンパク質合成の終結 374
   真核生物のタンパク質合成 375
   ミトコンドリアにおけるタンパク質合成 376
   ポリペプチド鎖の折りたたみ 376
   翻訳調節機構 379
   ブロテアソームによるタンパク質の秩序立った分解 380
   要約 382
   参考文献 383
   第25章の問題 385
26章 タンパク質の運搬-どのようにしてタンパク質は目的地に運ばれるか 386
   タンパク質の細胞内輸送における GTP-GDP スイッチ機構の重要性 388
   小胞体の膜を通りどのようにタンパク質は分泌されるか 389
   受容体依存症エンドサイト-シスによるリソソーム形成機構 391
   ゴルジ体の中でタンパク質はどのように分別され、梱包され、放出されるか 392
   Box26.1 リソソーム蓄積症 392
   COP 被覆小胞の形成機構 392
   膜貫通タンパク質はどのように埋め込まれるか 393
   翻訳後のタンパク質輸送 394
   要約 400
   参考文献 400
   第26章の問題 401
27章 シグナル伝達 402
   シグナル分子とは何か 404
   細胞内受容体を介する反応 406
   Box27.1 グルココルチコイド受容体と抗炎症薬 408
   細胞膜受容体を介するシグナル伝達の分類 408
   シグナル伝達経路の例 410
   チロシンキナーゼ型受容体を介するシグナル伝達経路 410
   Box27.2 タンパク質の脱リン酸を促進あるいは阻害する致死的毒素 413
   G タンパク質共益型受容体と下流シグナル伝達経路 417
   cGMP をセカンドメッセンジャーとするシグナル伝達経路 424
   要約 425
   参考文献 426
   第27章の問題 428
28章 DNA および遺伝子の操作 429
   基本的技術 429
   ハイブリダイゼーションプローブによる特定のDNA 断片の検出 431
   DNA の塩基配列の決定 431
   DNA 断片を増幅するためのポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 433
   DNA の結合による組換え分子の作製 434
   DNA クローニング 435
   組換えDNA 技術の応用 438
   DNA ベータベースとゲノミクス 447
   要約 447
   参考文献 448
   第28章の問題 448
V 部 免疫系、細胞周期、アポトーシス、がん
29章 免疫系 451
   抗体による体液性免疫 453
   B 細胞の活性化と抗体産生 455
   T 細胞と細胞性免疫 459
   ヒトの免疫系はなぜ他人の細胞の移植を拒絶するのか 459
   モノクローナル抗体 460
   要約 461
   参考文献 462
   第29章の問題 463
30章 細胞周期、アポトーシス、がん 464
   真核生物の細胞周期 464
   細胞周期の調節 464
   アポトーシス 467
   がん 468
   要約 473
   参考文献 474
   第30章の問題 475
章末問題の解答 477
疾病と医学に関連する事項の索引 499
和文索引 501
欧文索引 512
Ⅰ部 生命の基本原理
1章 生命現象の分子的理解 3
   分子レベルでみた生命活動 3
25.

図書

図書
伊藤明夫著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2006.8  xi, 194p ; 21cm
所蔵情報: loading…
26.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
H. Lodish [ほか著] ; 石浦章一 [ほか] 訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2005.9  xxxv, 918p ; 28cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第I部 化学的・分子的基礎
1.生命の始まりは細胞である 1
   1・1 細胞の多様性と共通性 1
   1・2 細胞を構成する分子 8
   1・3細胞の営み 12
   1・4細胞とその部品を調べる 18
   1・5進化するゲノムの全体像 23
2.化学的基礎 27
   2・1原子間結合と分子の相互作用 27
   2・2細胞の化学的構成要素 33
   2・3化学平衡 41
   2・4生化学的エネルギー論 44
3.タンパク質の構造と機能 51
   3・1タンパク質構造の階層性 52
   3・2タンパク質の折りたたみ、修飾、分解 59
   3・3細胞の化学的過程と酵素 63
   3・4細胞の機械的仕事と分子モーター 68
   3・5タンパク質の機能制御機構 71
   3・6タンパク質の精製、検出、特徴づけ 74
4.分子遺伝学の基礎 87
   4・1核酸の構造 88
   4・2タンパク質をコードしている遺伝子の転写と機能をもつmRNAの形成 93
   4・3原核生物における遺伝子発現の制御 99
   4・4翻訳におけるRNAの三つの役割 103
   4・5リボソーム上でのタンパク質の段階的な組立て 108
   4・6DNA複製 114
   4・7ウイルス:細胞の遺伝システムヘの寄生者 118
第II部 細胞の構造と生化学
5.生体膜と細胞の構造 127
   5・1生体膜:脂質組成と膜構造 127
   5・2生体膜:タンパク質組成と基本的機能 135
   5・3真核細胞の細胞小器官 142
   5・4細胞骨格二その組成と構造維持機能 149
   5・5細胞や細胞内構造の精製 153
   5・6細胞の構造を可視化する 158
6.細胞の組織への統合 169
   6・1細胞間および細胞マトリックス間接着:概観 170
   6・2シート状上皮組織:結合と接着分子 173
   6・3上皮細胞層の細胞外マトリックス 180
   6・4非上皮組織における細胞外マトリックス 186
   6・5接着相互作用と非上皮細胞 193
   6・6植物組織 200
   6・7培養細胞の増殖とその利用 203
7.細胞膜におけるイオンや低分子の輸送 212
   7・1膜輸送の概略 212
   7・2ATP依存性ポンプと細胞内イオン環境 217
   7・3開閉しないイオンチャネルと静止膜電位 224
   7・4等方輸送体と対向輸送体による共輸送 231
   7・5水の移動 233
   7・6上皮細胞を通り抜ける輸送 236
   7・7電圧依存性イオンチャネルとニューロンにおける活動電位の伝播 237
   7・8シナプスでのシグナル伝達における神経伝達物質とその受容体や輸送タンパク質 247
8.細胞のエネルギー 259
   8・1グルコースと脂肪酸のCO2への酸化 261
   8・2電子伝達とプロトン駆動力の発生 271
   8・3プロトン駆動力によるATP合成 279
   8・4光合成の過程と光吸収色素 285
   8・5光化学系の分子機構 289
   8・6光合成におけるCO2の代謝 294
第III部 遺伝学と分子生物学
9.分子遺伝学技術とデノミクス 303
   9・1突然変異体の遺伝学的解析に基づいた遺伝子の同定と研究 303
   9・2組換えDNA技術によるDNAクローニング 311
   9・3クローン化されたDNA断片の解析と利用 321
   9・4ゲノミクス:遺伝子構造や発現をゲノムレベルで解析する 329
   9・5真核生物の特定の遺伝子機能を不活性化する 335
   9・6ヒト病因遺伝子の同定と遺伝地図作製 341
10.遺伝子と染色体の分子構造 349
   10・1遺伝子の分子生物学的定義 349
   10・2遺伝子と非コードDNAの染色体内の構成 352
   10・3可動性DNA 357
   10・4真核生物染色体の構造的組織化 366
   10・5真核生物染色体の形態と機能性因子 372
   10・6細胞小器官のDNA 378
11.遺伝子発現の転写による制御 387
   11・1真核生物の遺伝子制御およびRNAポリメラーゼの概観 387
   11・2タンパク質コード遺伝子の調節配列 393
   11・3転写のアクチベーターとリプレッサー 397
   11・4RNAポリメラーゼIIによる転写の開始 407
   11・5転写の活性化と抑制の分子機構 409
   11・6転写因子の活性の調節 419
   11・7転写の伸長と終結の調節 422
   11・8その他の真核生物の転写系 423
12.転写後遺伝子制御と核輸送 429
   12・1真核生物mRNA前駆体のプロセシング 429
   12・2mRNA前駆体プロセシングの調節 440
   12・3核膜を通じての巨大分子の輸送 444
   12・4細胞質における転写後制御機構 453
   12・5rRNAおよびtRNAのプロセシング 460
第IV部 細胞シグナル伝達
13.細胞表面でのシグナル伝達 467
   13・1シグナル伝達分子と細胞表面受容体 467
   13・2細胞内シグナル伝達 474
   13・3アデニル酸シクラーゼ活性を変化させるGタンパク質共役型受容体 477
   13・4イオンチャネルを調節するGタンパク質共役型受容体 487
   13・5ホスホリバーゼCを活性化するGタンパク質共役型受容体 492
   13・6Gタンパク質共役型受容体による遺伝子転写の活性化 496
14.遺伝子活性を支配するシグナル伝達経路 501
   14・1TGFβ受容体およびSmadの直接的活性化 502
   14・2サイトカイン受容体およびJAK-STAT経路 507
   14・3受容体型チロシンキナーゼおよびRasの活性化 515
   14・4MAPキナーゼ経路 521
   14・5シグナル伝達因子としてのホスホイノシチド 526
   14・6シグナル誘導性タンパク質切断を伴う経路 529
   14・7受容体シグナル伝達に対する負の調節 532
15.シグナルの統合と遺伝子制御 539
   15・1シグナル誘導への応答に関する包括的見解の構築に向けての実験的アプローチ 540
   15・2環境変動に対する細胞の応答 544
   15・3調節因子の量の勾配による細胞運命の制御 548
   15・4転写因子の異なる組合わせによる境界の形成 559
   15・5細胞外シグナルによる境界の形成 565
   15・6相互誘導と側方阻害 570
   15・7シグナルの統合と制御 573
第V部 膜輸送
16.膜や細胞小器官へのタンパク質の輸送 581
   16・1分泌タンパク質の小胞体膜通過 583
   16・2タンパク質の小胞体膜への挿入 589
   16・3タンパク質の修飾、折りたたみと小胞体内での品質管理 594
   16・4細菌タンパク質の送り出し 601
   16・5ミトコンドリアや葉緑体タンパク質の選別 603
   16・6ペルオキシソームタンバク質の選別 612
17.小胞輸送、分泌、エンドサイトーシス 618
   17・1分泌経路を研究する手法 620
   17・2小胞輸送の分子機構 624
   17・3分泌経路初期段階における小胞輸送 630
   17・4分泌経路最終段階におけるタンパク質の選別とプロセシング 634
   17・5受容体依存性エンドサイトーシスと取込まれたタンパク質の選別 642
   17・6シナプス小胞の機能と形成 649
18.脂質の代謝と輸送 656
   18・1リン脂質とスフィンゴ脂質:その合成と細胞内移動 656
   18・2コレステロール:多機能性膜脂質 662
   18・3細胞内外への脂質の移動 666
   18・4細胞内脂質代謝のフィードバック制御 674
   18・5アテローム性動脈硬化症、心臓発作、脳卒中の細胞生物学 678
第VI部 細胞骨格
19.ミクロフィラメントと中間径フィラメント 689
   19・1アクチンの構造 689
   19・2アクチン重合の動態 693
   19・3ミオシンによる細胞運動 700
   19・4細胞の移動 708
   19・5中間径フィラメント 712
20.微小管 722
   20・1微小管の形成と動態 722
   20・2キネシンとダイニンで駆動される運動 732
   20・3有糸分裂時の微小管の動態とモータータンパク質 740
第VII部 細胞周期と細胞増殖制御
21.真核細胞における細胞周期の制御 753
   21・1細胞周期とその制御の概観 753
   21・2卵母細胞、卵、初期胚を用いた生化学的研究 757
   21・3分裂酵母を用いた遺伝学的研究 762
   21・4有糸分裂制御の分子機構 766
   21・5出芽酵母を用いた遺伝学的研究 771
   21・6哺乳類細胞における細胞周期の制御 778
   21・7細胞周期の調節におけるチェックポイント 783
   21・8減数分裂:特別な細胞分裂 786
22.細胞の誕生、分化、および死 793
   22・1細胞の誕生 793
   22・2酵母における細胞型の決定 803
   22・3筋肉の決定と分化 806
   22・4非対称的細胞分裂の調節 812
   22・5細胞死とその調節 816
23.がん 827
   23・1腫瘍細胞と発がん 828
   23・2がんの遺伝的基礎 835
   23・3増殖促進タンパク質の発がん性突然変異 842
   23・4増殖抑制や細胞周期制御を消失させる突然変異 847
   23・5がんにおける発がん物質とDNA修復の役割 851
用語解説 863
欧文索引 883
和文索引 899
第I部 化学的・分子的基礎
1.生命の始まりは細胞である 1
   1・1 細胞の多様性と共通性 1
27.

図書

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図書
東工大
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Bruce Alberts [ほか] 著 ; 中村桂子, 松原謙一監訳
出版情報: 東京 : ニュートンプレス, 2004.12  xl, 1681p ; 28cm
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項目一覧 xi
本書への協力者 xxxv
読者への手引き xxxix
第Ⅰ部 細胞とは 1
   1 細胞とゲノム 3
   2 細胞の化学と生合成 47
   3 タンパク質 129
第Ⅱ部 遺伝の基本 189
   4 DNAと染色体 191
   5 DNAの複製,修復,組換え 235
   6 ゲノム情報の読み取り―DNAからタンパク質へ 299
   7 遺伝子発現の調節 375
第Ⅲ部 研究手法 467
   8 タンパク質,DNA,RNAの操作 469
   9 細胞の観察 547
第Ⅳ部 細胞の内部構造 581
   10 膜の構造 583
   11 小分子の膜輸送と,膜の電気的性質 615
   12 細胞内区画とタンパク質の選別 659
   13 細胞内における小胞の輸送 711
   14 エネルギー変換―ミトコンドリアと葉緑体 767
   15 細胞の情報伝達 831
   16 細胞骨格 907
   17 細胞周期とプログラム細胞死 983
   18 細胞分裂のしくみ 1027
第V部 細胞のつくる社会 1063
   19 細胞結合,細胞接着,細胞外マトリックス 1065
   20 生殖細胞と受精 1127
   21 多細胞生物における発生 1157
   22 組織の形成―組織を作る細胞の生と死 1259
   23 がん 1313
   24 適応免疫 1363
   25 病原体,感染,自然免疫 1423
用語集 1465
Index 1507
索引 1595
項目一覧 xi
本書への協力者 xxxv
読者への手引き xxxix
28.

図書

図書
大嶋泰治 [ほか] 編著
出版情報: 京都 : 化学同人, 2004.11  vii, 201p ; 26cm
所蔵情報: loading…
29.

図書

図書
阿久津秀雄, 月原冨武, 嶋田一夫編集
出版情報: 東京 : 共立出版, 2006.4  p1131-1403 ; 28cm
所蔵情報: loading…
30.

図書

図書
野島博著
出版情報: 京都 : 化学同人, 2007.6  v, 268p ; 19cm
所蔵情報: loading…
31.

図書

図書
Richard J.Epstein [著] ; 村松正實監訳
出版情報: 東京 : 丸善, 2006.12  xviii, 715p ; 26cm
所蔵情報: loading…
32.

図書

東工大
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図書
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田村隆明著
出版情報: 東京 : 裳華房, 2007.9  x, 132p ; 21cm
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1. 生物の特徴と細胞の性質
   1・1 生物の条件 1
   1・2 生物を分類してみよう 2
   1・3 生物の基本単位「細胞」 4
   1・4 生物と水 8
2. 分子と生命活動
   2・1 物質の単位「分子」 10
   2・2 生物は多くの分子からできている 12
   2・3 生物に含まれる主な分子の種類 13
   2・4 細胞では化学反応が起こっている 15
3. 遺伝や変異にはDNAが関与する
   3・1 遺伝について知ろう 19
   3・2 生物は変異し,多様化し,進化する 22
   3・3 遺伝子の役割とは何か? 24
   3・4 遺伝子はDNAである 25
4. DNAの複製,変異と修復,組換え
   4・1 DNAの性質 28
   4・2 DNAの複製 30
   4・3 DNAの変異とそれを修復する細胞の働き 33
   4・4 DNAは組み換わる 35
5. 転写 : 遺伝情報の発現とその制御
   5・1 RNAとは 37
   5・2 RNAは多様で働きもさまざまである 39
   5・3 RNA合成 : 転写 40
   5・4 生命現象の原動力 : 転写の制御 42
   5・5 RNAは合成された後いろいろと変化する 44
6. 翻訳 : RNAからタンパク質をつくる
   6・1 RNAの塩基配列をアミノ酸配列に読み替える「翻訳」 46
   6・2 翻訳が完了するまでにはいくつか段階がある 48
   6・3 突然変異による翻訳への影響 50
   6・4 翻訳が終わってからの出来事 51
7. 染色体は多様な遺伝情報を含む
   7・1 染色体 55
   7・2 クロマチンの構造 57
   7・3 真核生物のゲノムはさまざまな種類のDNA配列からできている 58
   7・4 ゲノムレベルの遺伝子変動 60
   7・5 塩基配列に支配されない遺伝 : エピジェネティックスい 61
8. 細胞の分裂,増殖,死
   8・1 真核細胞の分裂増殖には周期性がある 64
   8・2 細胞周期のコントロール 66
   8・3 細胞増殖調節にかかわる因子 : p53とRB 68
   8・4 生殖細胞をつくる特殊な細胞分裂 : 減数分裂 69
   8・5 細胞死にも秩序がある 70
9. 発生と分化 : 誕生するまでのプロセス
   9・1 発生・分化の概要 73
   9・2 受精から器官ができるまで 74
   9・3 ショウジョウバエの研究によりわかったボディープラン 77
   9・4 元と異なる細胞が生まれる分化のしくみ 78
   9・5 分化細胞を補充する現象 : 再生 79
10. 細胞間および細胞内情報伝達
   10・1 細胞に情報を伝える : 細胞間情報伝達 82
   10・2 細胞内情報伝達 84
   10・3 細胞内で情報を媒介する分子 86
   10・4 電気的興雷がかかわる情報伝達 : 神経興雷 89
11. 癌 : 突然変異で生じる異常増殖細胞
   11・1 正常細胞が癌細胞に変わるとき 91
   11・2 癌はウイルスによっても起こる 94
   11・3 細胞には癌抑制にかかわる遺伝子もある 97
   11・4 癌という病気の特徴 98
12. 健康維持と病気発症のメカニズム
   12・1 体を守るシステム : 免疫 100
   12・2 中枢神経細胞の死 105
   12・3 老化と寿命 106
   12・4 生活習慣病 107
13. 細菌とウイルス
   13・1 微生物 109
   13・2 細菌の増殖 110
   13・3 細菌のもつゲノム以外の遺伝要素 113
   13・4 ウイルス : 生物か無生物か? 116
14. バイオ技術 : 分子や個体の改変と利用
   14・1 分子生物学の基礎技術 118
   14・2 遺伝子組換え(組換えDNA技術) 123
   14・3 個体を扱う技術 124
参考書 127
索引 128
Column
   細胞内共生説 : 真核細胞の中に原核生物がいる? 8
   分子生物学で使われる生物 9
   動物が生きるエネルギーの源は太陽 18
   遺伝子,DNA,ケノムの区別 27
   RNAワールド 40
   乳糖存在下で乳糖オペロンか発現するしくみ 43
   RNA干渉(RNAi) 44
   タンパク質が増える? プリオンによる狂牛病の発症 53
   なぜオスが必要か? 62
   アポトーシス実行までにはいろいろな経路がある 72
   プロテインキナーゼがリレーのように働く機構 88
   脂溶性リガンドは特殊なシグナル伝達機構を使う 88
   ストレス応答にもシグナル伝達がかかわる 89
   癌細胞にテロメラーゼが出現する 93
   肝炎ウイルスは癌ウイルス 95
   逆転写で増えるレトロウイルス 96
   免疫不全という病気とエイズ 103
   カロリーを取り過ぎると寿命か縮む? 107
   リケッチアという特殊な細菌 110
   あなどれない結核 113
   細菌感染症と薬のイタチごっこ 115
   遺伝子多型 121
   クローン動物 125
解説
   化学結合の種類は複数ある 11
   生殖細胞変異と体細胞変異 22
   劣性遺伝子の本質は機能を欠いた遺伝子 25
   「遺伝物質=DNA」を示す別の実験 26
   A型,B型,Z型DNA,三本鎖DNA 30
   テロメラーゼはRNAからDNAをつくる 33
   転写範囲 : 遺伝子の別の定義 42
   プロテオーム 54
   DNAの複雑性 56
   精子ではもっとコンパクトなクロマチンになっている 58
   類似遺伝子のよび方 60
   タンパク質リン酸化酵素 66
   複製のライセンスを一度だけ与える 68
   卵の方向性 : 動物極と植物極 75
   個体発生は系統発生を繰り返す 76
   口のでき方で動物を二つに分けることができる 78
   アゴニスト(作動薬)とアンタゴニスト(桔抗薬) 83
   癌と腫傷 92
   癌細胞の2大条件 93
   発癌物質をイニシエーターとプロモーターに分類できる 94
   ワクチン 102
   血漿と血清 103
   単クローン抗体 104
   腐敗と発酵 110
   利己的DNA 115
1. 生物の特徴と細胞の性質
   1・1 生物の条件 1
   1・2 生物を分類してみよう 2
33.

図書

図書
谷口維紹, 山本一彦編
出版情報: 東京 : 南山堂, 2007.11  xviii, 269p ; 26cm
シリーズ名: The frontiers in medical sciences
所蔵情報: loading…
34.

図書

東工大
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図書
東工大
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David P. Clark [著] ; 秋本和憲 [ほか] 訳
出版情報: 東京 : 丸善, 2007.12  xviii, 824p ; 26cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1 遺伝学の基礎 1
2 細胞と生物 23
3 DNA,RNA,タンパク質 57
4 遺伝子,ゲノム,DNA 83
5 細胞分裂とDNA複製 113
6 遺伝子の転写 143
7 タンパク質の構造と機能 167
8 タンパク質合成 211
9 原核生物における転写制御 251
10 真核細胞における転写制御 283
11 RNAレベルの制御 305
12 RNAのプロセンシング 327
13 突然変異 359
14 組換えと修復 397
15 可動性DNA 427
16 プラスミド 459
17 ウイルス 491
18 細菌の遺伝学 525
19 下等真核生物の多様性 551
20 分子進化 577
21 核酸:単離・精製・検出・ハイブリダイゼーション 613
22 組換えDNA技術 647
23 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR) 685
24 ゲノミクスとDNA塩基配列 713
25 遺伝子表現の分析 747
26 プロテオミクス:タンパク質の大規模解析 773
1 遺伝学の基礎 1
2 細胞と生物 23
3 DNA,RNA,タンパク質 57
35.

図書

東工大
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図書
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黒岩常祥 [ほか] 著
出版情報: 東京 : 朝倉書店, 2008.1  vi, 152p ; 22cm
シリーズ名: 基礎分子生物学 / 猪飼篤, 川喜田正夫, 星元紀編集 ; 3
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1. 生命の起源〔黒岩常祥〕 1
   1.1 生命の誕生と進化 1
   i) 生命は太古の地球環境下で 1
   ii) 生命の基本物質の誕生を実験で再現 5
   iii) チェックとアルトマンの実験と核酸 7
   iv) 遺伝情報の保管はRNA分子からDNA分子へ 12
   v) 細胞膜の発達-ミッチェルの実験 16
   1.2 原核生物の誕生と増殖 19
   i) 化学化石,生物化石,分子化石 19
   ii) 原核細胞の構造と機能 20
   iii) 原核生物の核分裂 24
   iv) 原核生物の細胞質分裂 25
   v) 拡大する細菌の生活圏 28
2. 微生物の細胞〔三角修己〕 32
   2.1 微生物とは 32
   2.2 原核生物 32
   i) 真正細菌 34
   ii) 光合成を行う真正細菌 35
   iii) 嫌気的光合成細菌の進化 36
   iv) 酸素発生型(好気性)の藍色細菌(シアノバクテリア,藍藻)の誕生 37
   v) 好気性細菌への進化 39
   vi) 古細菌 40
   2.3 真核生物 43
   i) 真核生物の起源 43
   ii) 細胞生物学的視点で見た真核生物の起源と成立 49
   iii) 真核細胞 52
   iv) 原生生物 56
   v) 藻類 56
   vi) 菌類 57
   2.4 微生物ゲノムとその応用的利用 57
   i) 微生物ゲノム解析の現状 58
   ii) 微生物細胞の応用的利用の実際 60
3. 植物細胞〔高野博嘉・伊藤竜一〕 63
   3.1 植物の系統 64
   i) 藍藻および真核藻類 64
   ii) 陸上植物 66
   3.2 プラスチド 68
   i) 基本構造と多様な分化形態 68
   ii) 動態-分裂・融合・細胞内運動 70
   iii)プロテオーム 73
   iv)遺伝情報 74
   3.3 光合成 77
   i) 光合成の機構 78
   ii) 光合成の環境応答 82
   iii) 各種合成系とのかかわり 83
   3.4 プラスチドから見た植物細胞の進化 85
   3.5 小胞輸送経路のオルガネラ 87
   i) 小胞体 87
   ii) ゴルジ体と細胞質分裂 89
   iii) 液胞 91
   3.6 ミトコンドリア 93
   i) 動態-形態変化・分裂・融合 93
   ii) プロテオーム 96
   iii) 遺伝情報 97
   3.7 ミクロボデイー 98
   i)構造・機能・分化形態 98
   ii)増殖・形成 101
   3.8 植物細胞の観察法 103
   3.9 植物細胞の特徴としての分化全能性と組織培養 105
   3.10 植物細胞への遺伝子導入技術 107
   i) アグロバクテリウム法 107
   ii) パーティクルガン法 109
   iii) プロトプラストを用いる方法 110
   3.11 遺伝子導入技術を用いた分子生物学的実験手法 112
   i) 一過的発現解析と安定形質転換体の作成 112
   ii) 細胞内でのタンパク質局在部位の同定 114
   iii) 遺伝子の発現制御 116
   iv) プラスチドの形質転換法 117
   3.12 ゲノム時代の植物分子細胞生物学 118
   i) 植物のゲノム情報 118
   ii) タギングライブラリー 119
   iii) マップベースクローニング 119
   iv) ジーントラップとエンハンサートラップ 121
   v) マイクロアレイとマクロアレイ 121
4. 動物細胞〔松永幸大〕 124
   4.1 動物細胞の特徴 124
   4.2 動物細胞の分裂 124
   i) 染色体と動物細胞の分裂 124
   ii) 動物細胞の分裂と染色体研究の歴史 125
   iii) 細胞周期とチェックポイント 126
   iv) 細胞分裂の制御 129
   v) 細胞質分裂 130
   vi) 減数分裂 131
   4.3 染色体 132
   i) 染色体凝縮 132
   ii) 紡錘体形成 134
   iii) セントロメアの不思議 136
   iv) 動原体の構造 137
   v) 染色体プロテオーム解析 140
   vi) 染色体表層タンパク質と核小体 141
   vii) 染色体分離へ 142
   viii) 生殖細胞と性染色体 144
   4.4 動物細胞の分裂と人間社会のかかわり 145
   4.5 動物細胞の遺伝子機能解析法 146
   i) RNAi法 146
索引 149
1. 生命の起源〔黒岩常祥〕 1
   1.1 生命の誕生と進化 1
   i) 生命は太古の地球環境下で 1
36.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
日本化学会編
出版情報: 東京 : 丸善, 2003.3  viii, 280p ; 21cm
シリーズ名: 先端化学シリーズ / 日本化学会編 ; 3
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先端化学シリーズIII 目次
I 糖鎖工学 ファジーな情報分子の魅力
   はじめに 1
   (小林一清) 名古屋大学大学院工学研究科
   1.糖鎖自動合成装置「Golgi」 3
   (西村紳一郎) 北海道大学大学院理学研究科
   2.分子認識チップとしてのオリゴ糖鎖の実践的合成 8
   (碓氷泰市) 静岡大学農学部応用生物化学科
   3.創薬のシーズを糖鎖に求めて 14
   (木曽 真) 岐阜大学農学部生物資源利用学科
   4.グライコナノマテリアルズ 糖質の認識シグナルを活用する生体機能物質 20
   (小林 清) 名古屋大学大学院工学研究科
   5.アフィニティー解析 糖鎖でタンパク質を釣る 26
   (畑中保丸) 富山医科薬科大学薬学部
   6.自己組織化の鍵分子 人工分子組織体から脳・神経細胞まで 31
   (秋吉 一成) 東京医科歯科大学生体材料工学研究所
   7.糖鎖を操作して組織の再生・修復能力を向上させる 37
   (小川温子) お茶の水女子大学大学院人間環境科学専攻
   8.タンパク質に発理する糖鎖の多様性と秩序性 43
   (吉田 清) 東京都老人総合研究所増殖分化制御研究グループ
   9.多糖を資源とした生産工学 50
   (畑中研一・追田章義) 東京大学生産技術研究所
II 分子認識化学 人工ホストからバイオまで
   はじめに 認識がもたらす歴史的ブレークスルー 57
   (新海征治) 九州大学大学院工学研究院
   パート1 分子認識の精密解析のための新手法
   1.NMR化学シフトから構造を探る 61
   (深澤義正) 広島大学大学院理学研究科
   2.分子認識を重さではかる 67
   (岡畑恵雄・古澤宏幸) 東京工業大学大学院生命理工学研究科
   パート2 分子デバイスの構築に向けて
   3.分子コンピューターは化学者でつくりませんか 74
   (藤田 誠) 東京大学大学院工学系研究科
   4.分子でどのようなマシンが創れるか 79
   (原田 明) 大阪大学大学院理学研究科
   5.記憶をもつ分子と分子集合体 84
   (相田卓三) 東京大学大学院工学系研究科
   パート3 分子マニピュレーションへの挑戦
   6.保護基のいらない有機合成を目指して 91
   (井上将彦・阿部 肇) 富山医科薬科大学薬学部
   7.大きなゲストを水溶液中で認識する 98
   (小宮山真) 東京大学先端科学技術研究センター
   8.水へ 104
   (青山安宏) 京都大学大学院工学研究科
   パート4 生命現象の制御を目指した分子認識化学
   9.分子認識で細胞内有機化学に挑むには 109
   (浜地 格) 九州大学有機化学基礎研究センター
   10.特定遺伝子の発現をコントロールする分子を設計できるか 115
   (杉山 弘) 東京医科歯科大学生体材料工学研究所
   11.生命分子間認識を解明するには,ラショナル法でいくべきかランダム法でいくべきか? それが問題だ 121
   (杉本直己) 甲南大学理工学部・ハイテクリサーチセンター
III バイオマテリアル
   はじめに 131
   (赤池敏宏) 東京工業大学大学院生命理工学研究科
   1.細胞を認識し機能制御する高分子の魅力 133
   (杉原伸宏) 信州大学大学院医学研究科
   2.インテリジェント高分子ゲルの生医学への展開 143
   (青柳隆夫) 鹿児島大学大学院理工学研究科
   (菊池明彦・岡野光夫) 東京女子医科大学先端生命医科学研究所
   3.バイオインターフェイスを創るマテリアル工学 150
   (石原一彦) 東京大学大学院工学系研究科
   4.先端医療デバイスのためのバイオマテリアル 157
   (伊藤嘉治) 財団法人 神奈川科学技術アカデミー
   5.再生医療におけるバイオマテリアルの重要性 164
   (田畑泰彦) 京都大学再生医科学研究所
   6.高分子材料の個性と生医学的なはたらき ナノバイオマテリアルで生体に挑む 172
   (藤本啓二) 慶鷹義塾大学大学院理工学研究科
   7.バイオマテリアル設計における超分子的アプローチ 180
   (由井伸彦) 北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科
   8.テーラーメイド医療のための遺伝子診断の新原理 化学的視点からのアプローチ 186
   (前田瑞夫・村上義彦) 理化学研究所バイオ工学研究室
   9.核酸認識を制御する新しい高分子材料 192
   (丸山 厚) 東京工業大学大学院生命理工学研究科
   10.高分子ミセルと遺伝子治療 198
   (片岡一則・原田敦史) 東京大学大学院工学系研究科
IV バイオインフォマティクス
   はじめに 205
   (松永 是) 東京農工大学工学部生命工学科
   1.バイオナノデバイスによるゲノム・プロテオーム解析 207
   (馬場嘉信) 徳島大学薬学部・産業技術総合研究所
   2.DNAチップ用コンジュゲート材料の開発 213
   (前田瑞夫・佐藤香枝) 理化学研究所バイオ工学研究室
   3.ゲノム工学支援技術 220
   (養王田正文) 東京農工大学工学部生命工学科
   4.ライフサポート工学バイオセンサ 血糖診断技術の動向 227
   (早出広司) 東京農工大学工学部生命工学科
   5.バイオセンサーとバイオインフォマティクス 233
   (民谷栄一) 北陸先端科学技術大学院大学
   6.微粒子を用いた高速解析技術 240
   (町田雅之) 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター
   7.微生物ゲノム解析の際に必要なインフォマティクス 246
   (河原林裕) 産業技術総合研究所糖鎖工学研究センター
   8.磁性細菌におけるバイオインフォマティクスとバイオナノインターフェイス技術への応用 253
   9.cDNAからみたヒトゲノム 261
   (永井啓一) 株式会社日立製作所中央研究所
   10.生命体ソフトウェア 267
   (大竹久夫) 広島大学大学院先端物質科学研究科
   11.遺伝子診断における医療情報解析 バイオインフォマティクスの医遼診断への応用 274
   (川口竜二) 株式会社エスアールエル ゲノム研究開発室
先端化学シリーズIII 目次
I 糖鎖工学 ファジーな情報分子の魅力
   はじめに 1
37.

図書

図書
海老原史樹文, 井澤毅編
出版情報: 東京 : シュプリンガー・ジャパン, 2009.7  xix, 199p ; 26cm
シリーズ名: Springer reviews
所蔵情報: loading…
38.

図書

図書
花岡炳雄, 永倉俊和編集
出版情報: 東京 : メディカルレビュー社, 2009.8  294p ; 26cm
所蔵情報: loading…
39.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
Robert F.Weaver著
出版情報: 京都 : 化学同人, 2008.12  xxxiv, 1022p ; 29cm
所蔵情報: loading…
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PART Ⅰ イントロダクション
 第1章 分子生物学の歴史 1
   1.1 伝達遺伝学 2
    1.1.1 Mendelの遺伝の法則 2
    1.1.2 遺伝の染色体説 3
    1.1.3 遺伝子組み換えと遺伝子マッピング 4
    1.1.4 組み換えの物理的証拠 5
   1.2 分子遺伝学 5
    1.2.1 DNAの発見 5
    1.2.2 遺伝子とタンパク質の関係 6
    1.2.3 遺伝子の働き方 7
   1.3 新たな分類体系,三つの領域説 9
   この章のまとめ 11
   参考文献 12
 第2章 遺伝子の分子的性質 13
   2.1 遺伝物質の性質 14
   2.1.1 細菌の形質転換 16
   2.1.2 ポリヌクレオチドの化学的性質 10
   2.2 DNAの構造 19
   2.2.1 実験の背景 20
   2.2.2 二重らせん 21
   2.3 RNAからなる遺伝子 24
   2.4 核酸の物理化学 24
   2.4.1 さまざまなDNAの構造 24
   2.4.2 DNAのさまざまな大きさと形 28
   この章のまとめ 30
   練習問題 31
   実験問題 31
   参考文献 31
 第3章 遺伝子機能の序論 33
   3.1 情報の蓄積 34
    3.1.1 遺伝子発現の概要 34
    3.1.2 タンパク質の構造 34
    3.1.3 タンパク質の機能 38
    3.1.4 メッセンジャーRNAの発見 40
    3.1.5 転写 42
    3.1.6 翻訳 44
   3.2 複製 49
   3.3 突然変異 49
   この章のまとめ 52
   練習問題 52
   実験問題 53
   参考文献 53
PART Ⅱ 分子生物学の手法
 第4章 分子クローニング法 55
   4.1 遺伝子クローニング 56
    4.1.1 制限酵素の役割 56
    4.1.2 ベクター 59
    4.1.3 特異的プローブによる特異的クローンの同定 68
    4.1.4 cDNAクローニング 70
    4.1.5 cDNA末端迅速増殖法 72
   4.2 ポリメラーゼ連鎖反応 72
    4.2.1 標準的なPCR 72
    4.2.2 cDNAクローニングにおける逆転写酵素PCR(RT-PCR)の利用 74
    4.2.3 リアルタイムPCR 76
   4.3 クローン化遺伝子の発現方法 76
    4.3.1 発現ベクター 77
    4.3.2 その他の真核生物ベクター 82
    4.3.3 Tiプラスミドを用いた,植物への遺伝子導入 82
   この章のまとめ 86
   練習問題 86
   実験問題 87
   参考文献 87
   コラム4.1 ジュラシックパーク : 空想か現実か 75
 第5章 遺伝子および遺伝子活性の研究のための分子ツール 89
   5.1 分子の分離 90
    5.1.1 ゲル電気泳動 90
    5.1.2 二次元ゲル電気泳動 93
    5.1.3 イオン交換クロマトグラフィー 94
    5.1.4 ゲル濾過クロマトグラフィー 94
    5.1.5 アフィニティークロマトグラフィー 95
   5.2 標識トレーサー 96
    5.2.1 オートラジオグラフィー 96
    5.2.2 ホスホイメージング 97
    5.2.3 液体シンチレーション計測 97
   5.2 非放射性トレーサー 98
   5.3 核酸ハイブリダイゼーションの利用 99
    5.3.1 サザンブロツト : 特異的なDNA断片の同定 99
    5.3.2 DNAフィンガープリンティングとDNAタイピング 100
    5.3.3 DNAフィンガープリンティングとDNAタイピングの法医学的利用 101
    5.3.4 免疫プロット(ウエスタンプロット) 103
    5.3.5 DNA塩基配列決定法 104
    5.3.6 制限酵素マッピング 107
    5.3.7 クローン化遺伝子を利用したタンパク質工学部位特異的変異誘発 110
   5.4 転写産物のマッピングと定量 112
    5.4.1 ノーザンブロツト 112
    5.4.2 S1マッピング法 113
    5.4.3 プライマー伸長法 116
    5.4.4 ランオフ転写法とGレスカセツト転写法 116
   5.5 in vivoにおける転写速度の測定 118
    5.5.1 核ランオン転写法 118
    5.5.2 レポーター遺伝子転写法 118
    5.5.3 in vivoにおけるタンパク質蓄積量の測定 120
   5.6 DNA-タンパク質相互作用の解析 120
    5.6.1 フィルター結合法 120
    5.6.2 ゲルシフト法 122
    5.6.3 DNaseフットプ'リティング 123
    5.6.4 DMSフットプリンティングとその他のフツトプリンティング 123
   5.7 他の分子と相互作用するRNA配列の検出 126
    5.7.1 SELEX法 126
    5.7.2 機能的SELEX法 126
   5.8 ノックアウト 127
   この章のまとめ 130
   練習問題 132
   実験問題 132
   参考文献 133
PART Ⅲ 細菌における転写
 第6章 細菌における転写のメカニズム 135
   6.1 RNAポリメラーゼの構造 136
    6.1.1 特異性因子としてのシグマ(σ) 136
   6.2 プロモーター 137
    6.2.1 プロモーターへのRNAポリメラーゼの結合 138
    6.2.2 プロモーターの構造 140
   6.3 転写開始 141
    6.3.1 σ因子の機能 142
    6.3.2 σの構造と機能 149
    6.3.3 UPエレメントの認識におけるαサブユニットの役割 154
   6.4 伸長 156
    6.4.1 RNAの伸長におけるコアポリメラーゼの機能 156
    6.4.2 伸長複合体の構造 162
   6.5 転写の終結 173
    6.5.1 ロー因子非依存性終結 173
    6.5.2 ロー因子依存性終結 177
   この章のまとめ 179
   練習問題 181
   実験問題 182
   参考文献 183
 第7章 オペロン : 細菌の転写の精巧な制御 185
   7.1 lacオペロン 186
    7.1.1 lacオペロンの負の制御 187
    7.1.2 オペロンの発見 188
    7.1.3 リプレッサー-オペレーター相互作用 191
    7.1.4 抑制の機構 191
    7.1.5 lacオペロンの正の制御 196
    7.1.6 CAP作用の機構 197
   7.2 araオペロン 201
    7.2.1 araオペロンの抑制ループ 202
    7.2.2 araオペロンの抑制ループの証拠 203
    7.2.3 araCの自動調節 205
   7.3 trpオペロン 206
    7.3.1 trpオペロンの負の制御におけるトリプトファンの役割 206
    7.3.2 アテニュエーションによるtrpオペロンの制御 207
    7.3.3 アテニュエーションの無効化 208
   7.4 リボスイッチ 210
   この章のまとめ 213
   練習問題 214
   実験問題 215
   参考文献 216
 第8章 細菌における転写の切り替え 219
   8.1 シグマ因子スイッチング 220
    8.1.1 ファージの感染 220
    8.1.2 胞子形成 222
    8.1.3 複合的なプロモーターをもつ遺伝子 223
    8.1.4 その他のσスイッチ 225
   8.2 T7ファージがコードするRNAポリメラーゼ 225
   8.3 λファージによる大腸菌への感染 226
    8.3.1 λファージの溶菌性の繁殖 227
    8.3.2 溶原化の確立 235
    8.3.3 溶原化の期間におけるcl遺伝子の自動調節 236
    8.3.4 λ感染の結果 : 溶菌あるいは溶原化 241
    8.3.5 溶原菌の誘導 242
   この章のまとめ 243
   練習問題 245
   実験問題 245
   参考文献 246
 第9章 細菌におけるDNA-タンパク質相互作用 247
   9.1 リプレッサーのλファミリー 248
    9.1.1 部位特異的変異誘発による結合特異性の探索 248
    9.12 λリプレッサー-オペレーター相互作用の高分解能分析 254
    9.1.3 ファージ434のリプレッサー-オペレーター相互作用の高分解能での解析 257
   9.2 trpリプレッサー 259
    9.2.1 トリプトファンの役割 259
   9.3 タンパク質-DNA相互作用における総合的な考察 261
    9.3.1 四種類の塩基対の水素結合形成能 261
    9.3.2 多重体のDNA結合タンパク質の重要性 262
   9.4 DNA結合タンパク質 : 遠くからの作用 262
    9.4.1 gaiオペロン 263
    9.4.2 重複したハオペレーター 263
    9.4.3 エンハンサー 264
   この章のまとめ 268
   練習問題 269
   実験問題 269
   参考文献 270
   コラム9.1 X線結晶構造解析 249
PART Ⅳ 真核生物における転写
 第10章 真核生物のRNAポリメラーゼとプロモーター 271
   10.1 真核生物のRNAポリメラーゼには複数のタイプがある 272
    10.1.1 三種類の核内ポリメラーゼを分離する 272
    10.1.2 三種類のRNAポリメラーゼの役割 273
    10.1.3 RNAポリメラーゼのサブユニットの構造 275
   10.2 プロモーター 288
    10.2.1 クラスⅡプロモーター 288
    10.2.2 クラスⅠプロモーター 293
    10.2.3 クラスⅢプロモーター 294
   10.3 エンハンサーとサイレンサー 296
    10.3.1 エンハンサー 296
    10.3.2 サイレンサー 298
   この章のまとめ 299
   練習問題 301
   実験問題 302
   参考文献 302
 第11章 真核生物の基本転写因子 305
   11.1 クラスⅡ因子 306
    11.1.1 クラスⅡ開始前複合体 306
    11.1.2 TFIIDの構造と機能 308
    11.1.3 TFIIBの構造と機能 320
    11.1.4 TFIIHの構造と機能 323
    11.1.5 メディエーター複合体とRNAポリメラーゼⅡホロ酵素 329
    11.1.6 伸長因子TFIIS 330
   11.2 クラスⅠ因子 333
    11.2.1 コア結合因子 333
    11.2.2 UPE結合因子 335
    11.2.3 SL1の構造と機能 337
   11.3 クラスⅢ因子 337
    11.3.1 TFIIIA 338
    11.3.2 TFIIIBとTFIIIC 338
    11.3.3 TBPの役割 341
   この章のまとめ 343
   練習問題 345
   実験問題 346
   参考文献 347
 第12章 真核生物の転写アクチベーター 351
   12.1 アクチベーターの種類 352
    12.1.1 DNA結合ドメイン 352
    12.1.2 転写活性化ドメイン 352
   12.2 アクチベーターのDNA結合モチーフ構造 353
    12.2.1 Znフィンガー 353
    12.2.2 GAL4タンパク質 355
    12.2.3 核受容体 356
    12.2.4 ホメオドメイン 359
    12.2.5 bZIPとbHLHドメイン 359
   12.3 アクチベータードメインの独立性 361
   12.4 アクチベーターの機能 362
    12.4.1 TFIIDを誘引する 363
    12.4.2 ホロ酵素を誘引する 364
   12.5 アクチベーター間の相互作用 367
    12.5.1 二重体形成 367
    12.5.2 離れた位置での作用 369
    12.5.3 複合エンハンサー 372
    12.5.4 アーキテクチャー転写因子 373
    12.5.5 インシュレーター 375
   12.6 転写因子の調節 379
    12.6.1 コアクチベーター 379
    12.6.2 アクチベーターのユビキチン化 383
    12.6.3 アクチベーターのSUMO化 384
    12.6.4 アクチベーターのアセチル化 384
    12.6.5 シグナル伝達経路 385
   この章のまとめ 388
   練習問題 390
   実験問題 391
   参考文献 391
 第13章 クロマチン構造とその転写への効果 393
   13.1 ヒストン 394
   13.2 ヌクレオソーム 395
    13.2.1 30nm繊維 399
    13.2.2 クロマチンの高次折りたたみ構造 400
   13.3 クロマチン構造と遺伝子活性 401
    13.3.1 5SrRNA遺伝子の転写におけるヒストンの影響 401
    13.3.2 クラスⅡ遺伝子の転写におけるヒストンの影響 404
    13.3.3 ヌクレオソームポジショニング 407
    13.3.4 ヒストンのアセチル化 411
    13.3.5 ヒストンの脱アセチル化 413
    13.3.6 タロマチンリモデリング 416
    13.3.7 へテロクロマチンとサイレンシング 424
    13.3.8 ヌクレオソームと転写の伸長率 428
   この章のまとめ 430
   練習問題 432
   実験問題 433
   参考文献 433
PART Ⅴ 転写後の出来事
 第14章 メッセンジャーRNAのプロセシングⅠ : スプライシング 437
   14.1 断片化した遺伝子 438
    14.1.1 遺伝子が分断されている証拠 438
    14.1.2 RNAスプライシング 439
    14.1.3 スプライシングシグナル 441
   14.2 核内のmRNA前駆体のスプライシング機構 442
    14.2.1 分岐型中間体 442
    14.2.2 分岐点でのシグナル 444
    14.2.3 スプライソソーム 445
    14.2.4 スプライソソームの集合と機能 457
    14.2.5 コミットメント,スプライス部位の選択,代替スプライシング 461
    14.2.6 選択的スプライシング 469
    14.2.7 スプライシングの制御 472
   14.3 自己スプライシングRNA 475
    14.3.1 グループⅠイントロン 475
    14.3.2 グループⅡイントロン 479
   この章のまとめ 480
   練習問題 482
   実験問題 483
   参考文献 484
 第15章 メッセンジャーRNAのプロセシングⅡ : キャップ付加とポリアデニル化 487
   15.1 キャップ付加 488
    15.1.1 キャップの構造 488
    15.1.2 キャップの合成 489
    15.1.3 キャップの機能 491
   15.2 ポリアデニル化 493
    15.2.1 PCly(A) 493
    15.2.2 PCly(A)の機能 494
    15.2.3 ポリアデニル化の基本的な機構 496
    15.2.4 ポリアデニル化シグナル 498
    15.2.5 mRNA前駆体の切断とポリアデニル化 500
    15.2.6 PCly(A)ポリメラーゼ 507
    15.2.7 Poly(A)のターンオーバー 507
   15.3 mRNAプロセシング事象の協調 509
    15.3.1 キャップがスプライシングへ与える影響 509
    15.3.2 PCly(A)がスプライシングへ与える影響 511
    15.3.3 mRNAプロセシングタンパク質へのRpb1CTDの結合 512
    15.3.4 CTDリン酸化に伴うRNAプロセシングタンパク質とCTDの関係の変化 513
    15.3.5 転写終結をmRNA3'末端プロセシングと連結する 516
    15.3.6 転写終結の機構 517
    15.3.7 mRNA輸送におけるポリアデニル化の役割 521
   この章のまとめ 521
   練習問題 522
   実験問題 524
   参考文献 524
 第16章 その他のRNAプロセシング 527
   16.1 リボソームRNAのプロセシング 528
    16.1.1 真核生物のrRNAのプロセシング 528
    16.1.2 細菌のrRNAプロセシング 530
   16.2 トランスファーRNAのプロセシング 531
    16.2.1 ポリシストロン前駆体の切り離し 531
    16.2.2 成熟5'末端の形成 531
    16.2.3 成熟3'末端の形成 533
   16.3 トランススプライシング 533
    16.3.1 トランススプライシングの機構 533
   16.4 RNAの編集 536
    16.4.1 編集の機構 537
    16.4.2 ヌクレオチドの脱アミノ化による編集 540
   16.5 遺伝子発現の転写後制御 541
    16.5.1 カゼインmRNAの安定性 541
    16.5.2 トランスフェリン受容体mRNAの安定性 542
    16.5.3 RNA干渉 548
    16.5.4.マイクロRNAと遺伝子サイレンシング 561
   この章のまとめ 565
   練習問題 567
   実験問題 567
   参考文献 568
PART Ⅵ 翻訳
 第17章 翻訳のメカニズムⅠ : 開始 571
   17.1 細菌における翻訳の開始 572
   17.1.1 tRNAチャージ反応 572
   17.1.2 リボソームの解離 573
   17.1.3 30S開始複合体の形成 576
   17.1.4 70S開始複合体の形成 583
   17.1.5 細菌における翻訳開始のまとめ 584
   17.2 真核生物における翻訳開始 585
   17.2.1 翻訳開始のスキャンモデル 585
   17.2.2 真核生物の翻訳開始因子 590
   17.2.3 真核生物における翻訳開始の全体像 590
   17.3 翻訳開始の制御 599
   17.3.1 細菌の翻訳制御 599
   17.3.2 真核生物の翻訳制御 602
   この章のまとめ 612
   練習問題 614
   実験問題 615
   参考文献 615
 第18章 翻訳のメカニズムⅡ : 伸長および終結 619
   18.1 ポリペプチド合成およびmRNA翻訳の方向 620
   18.2 遺伝子コード 621
    18.2.1 コドンは重複しない 622
    18.2.2 コード中にギャップは存在しない 622
    18.2.3 トリプレットのコード 623
    18.2.4 コードの解読 624
    18.2.5 コドンとアンチコドンの間の非標準塩基対 625
    18.2.6 (ほとんど)普遍的なコード 627
   18.3 翻訳伸長の機構 629
    18.3.1 翻訳伸長の全体像 629
    18.3.2 リボソームの三部位モデル 6330
    18.3.3 翻訳伸長の第一段階 : ミリボソームのA部位へのアミノアシル-tRNAの結合 633
    18.3.4 翻訳伸長の第二段階 : ペブチド結合形成 639
    18.3.5 翻訳伸長の第三段階 : トランスロケーション 642
    18.3.6 GTPaseと翻訳 645
    18.3.7 EF-TUおよびEF-Gの構造 646
   18.4 終結 647
    18.4.1 終結コドン 647
    18.4.2 終止コドン抑制 649
    18.4.3 解離因子 650
    18.4.4 異常な終結への対処 650
    18.4.5 非標準アミノ酸を挿入するための終止コドンの利用 657
   18.5 翻訳後 658
    18.5.1 新生タンパク質の折りたたみ 658
    18.5.2 mRNAからのリボソームの解離 659
   この章のまとめ 661
   練習問題 663
   実験問題 664
   参考文献 664
 第19章 リボソームおよび転移RNA 667
   19.1 リボソーム 668
    19.1.1 70Sリボソームの詳細な構造 668
    19.1.2 リボソームの組成 671
    19.1.3 リボソームの集合 672
    19.1.4 30Sサブユニットの詳細な構造 674
    19.1.5 50Sサブユニットの詳細な構造 681
    19.1.6 ポリソーム 685
   19.2 tRNA 686
    19.2.1 tRNAの発見 686
    19.2.2 tRNAの構造 686
    19.2.3 アミノアシル-tRNA合成酵素によるtRNAの認識 : 第二の遺伝コード 690
    19.2.4 アミノアシル-tRNA合成酵素による校正および編集 695
   この章のまとめ 697
   練習問題 699
   実験問題 699
   参考文献 700
PART Ⅶ DNAの複製,組み換え,転移
 第20章 DNAの複製Ⅰ : 基本的メカニズムと酵素学 703
   20.1 DNA複製の一般的特徴 704
    20.1.1 半保存的複製 704
    20.1.2 半不連続的複製 705
    20.1.3 DNA合成の開始 708
    20.1.4 双方向的な複製 709
    20.1.5 一方向性の複製 712
    20.1.6 ローリングサークル型複製 713
   20.2 DNA複製の酵素学 714
    20.2.1 三種類の大腸菌、DNAポリメラーゼ 714
    20.2.2 複製の忠実度 718
    20.2.3 多彩な真核生物のDNAポリメラーゼ 719
    20.2.4 DNA鎖の分離 720
    20.2.5 1本鎖DNA結合タンパク質 721
    20.2.6 卜ポイソメラーゼ 722
   20.3 DNAの損傷と修復 725
    20.3.1 塩基のアルキル化による損傷 726
    20.3.2 紫外線照射による損傷 727
    20.3.3 ガンマ線およびX線による損傷 728
    20.3.4 DNA損傷の直接的な復元 728
    20.3.5 除去修復 730
    20.3.6 真核生物における2本鎖切断修復 736
    20.3.7 ミスマッチ修復 738
    20.3.8 ヒトにおけるミスマッチ修復の失敗 739
    20.3.9 修復せずにDNA損傷に対処する 739
   この章のまとめ 744
   練習問題 746
   実験問題 747
   参考文献 748
 第21章 DNAの複製Ⅱ : 複製メカニズムの詳細 751
   21.1 開始 752
    21.1.1 大腸菌におけるプライミング 752
    21.1.2 真核生物のプライミング 754
   21.2 伸長 758
    21.2.1 複製のスピード 758
    21.2.2 pol Ⅲホロ酵素と複製の連続性 759
   21.3 終結 771
    21.3.1 脱カテナン化 : 娘DNAの絡まりを解消する 771
    21.3.2 真核生物の終結 773
   この章のまとめ 783
   練習問題 784
   実験問題 785
   参考文献 786
   コラム21.1 テロメアとヘイフリック限界と癌 778
 第22章 相同組み換え 789
   22.1 相同組み換えのためのRecBCD経路 790
   22.2 RecBCD経路に関する実験的な裏づけ 793
    22.2.1 RecA 793
    22.2.2 RecBCD 796
    22.2.3 RuvAとRuvB 798
    22.2.4 RuvC 801
   22.3 減数分裂組み換え 803
    22.3.1 減数分裂組み換えの機構 : 概論 803
    22.3.2 2本鎖DNA切断 804
    22.3.3 DSBでの1本鎖末端の作製 810
   22.4 遺伝子変換 810
   この章のまとめ 812
   練習問題 812
   実験問題 813
   参考文献 813
 第23章 転移 815
   23.1 細菌のトランスポゾン 816
    23.1.1 細菌トランスポゾンの発見 816
    23.1.2 挿入配列 : もっとも単純な細菌のトランスポゾン 817
    23.1.3 複雑なトランスポゾン 818
    23.1.4 転移の機構 818
   23.2 真核生物のトランスポゾン 820
    23.2.1 転移因子の最初の例 : トウモロコシのOsとAc 820
    23.2.2 Pエレメント 822
   23.3 免疫グロブリン遺伝子の再編成 823
    23.3.1 組み換えシグナル 825
    23.3.2 リコンピナーゼ 826
    23.3.3 V(D)J組み換えの機構 827
   23.4 レトロトランスポゾン 828
    23.4.1 レトロウイルス 829
    23.4.2 レトロトランスポゾン 833
   この章のまとめ 839
   練習問題 840
   実験問題 841
   参考文献 842
PART Ⅷ ゲノム
 第24章 ゲノミクス,プロテオミクス,バイオインフォマティクス 843
   24.1 ポジショナルクローニング : ゲノミクス序論 844
    24.1.1 伝統的手段としてのポジショナルクローニング 844
    24.1.2 ヒ卜の疾患における変異した遺伝子の特定 846
   24.2 ゲノムの配列決定 852
    24.2.1 ヒトゲノムプロジェクト 854
    24.2.2 大規模ゲノムプロジェクトに用いるベクター 855
    24.2.3 クローンバイクローン法 857
    24.2.4 ショットガン配列決定法 860
    24.2.5 配列決定の標準法 862
    24.2.6 ヒトゲノムの配列決定 862
    24.2.7 他の脊椎動物のゲノム 869
    24.2.8 最小ゲノム 871
    24.2.9 生命のバーコード 872
   24.3 ゲノミクスの応用 : 機能的ゲノミクス 873
    24.3.1 トランスクリプトミクス 873
    24.3.2 ゲノム機能プロファイリング 882
    24.3.3 一ヌクレオチド多型 : 薬理ゲノミクス 888
   24.4 プロテオミクス 890
    24.4.1 タンパク質の分離 891
    24.4.2 タンパク質分析 891
    24.4.3 タンパク質の相互作用 892
   24.5 バイオインフォマティクス 895
    24.5.1 ほ乳類ゲノムの調節モチーフの発見 895
   この章のまとめ 901
   練習問題 904
   実験問題 905
   参考文献 905
   コラム24.1 遺伝子スクリーニングの問題点 850
Glossary(用語集) 909
英語索引 949
日本語索引 983
PART Ⅰ イントロダクション
 第1章 分子生物学の歴史 1
   1.1 伝達遺伝学 2
40.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
加藤茂明編
出版情報: 東京 : 南山堂, 2008.12  xvi, 237p ; 26cm
シリーズ名: The frontiers in medical sciences
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
   注 : p16[INK4a]とp14[ARF]の[INK4a]、[ARF]は上つき文字
   
第Ⅰ部 総論
第1章 インビトロ転写からクロマチン転写へ 加藤茂明・藤山沙理 3
   1-1 はじめに-転写因子研究から染色体構造調節因子研究へ 3
   1-2 染色体の構造調節と転写制御 4
   1-3 ヒストンコード仮説 5
   1-4 ヒストンタンパク質修飾 6
   1-5 染色体構造調節複合体因子群は複合体を形成する 9
   1-6 おわりに 9
第Ⅱ部 染色体構造調節・修飾による転写制御のダイナミクス
第2章 クロマチン構造と遺伝子転写制御 伊藤敬 13
   2-1 ヌクレオソーム構造とヒストン修飾 13
   2-2 ヌクレオソーム形成 14
   2-3 細胞周期の間期クロマチン 15
   2-4 遺伝子の転写開始とヌクレオソームの再構築 15
   2-5 遺伝子転写と肝臓の再生におけるヒストンH2Aの脱ユビキチン化 16
第3章 ヒストンとヒストンシャペロン 加藤広介・永田恭介 18
   3-1 はじめに 18
   3-2 ヒストン 19
    1 ヒストンの構造 19
    2 ヒストンの生理的な意義 20
    3 ヒストンバリアント 21
    4 ほかの塩基性クロマチン関連タンパク質 23
   3-3 ヒストンシャペロン 23
    1 H3/H4ヒストンシャペロン 23
    2 H2A/H2Bヒストンシャペロン 25
    3 リンカーヒストン(H1)シャペロン 26
   3-4 おわりに 27
第4章 染色体境界領域の構造と機能 井倉敬・五十嵐和彦 29
   4-1 染色ドメイン 29
    1 染色体転座とヘテロクロマチン 29
    2 LCR(Iocus control region) 29
   4-2 染色体ドメインの形成機構 30
    1 インシュレーターによる染色体境界制御 30
    2 ヒストン置換によるクロマチンポーダー形成 31
    3 Negotiable border 32
    4 核内配置とクロマチンポーダー制御 33
   4-3 おわりに 33
第5章 転写干渉-非コードRNAがかかわる新たな転写制御機構 稲垣幸・塩見春彦 35
   5-1 転写干渉とは 35
   5-2 出芽酵母におけるCUT(cryptic unstable transcripts)による転写干渉 35
    1 SRG1(SER3 regulatory gene 1) 35
    2 IME4アンチセンス転写産物 36
    3 PHO84アンチセンス転写産物 37
   5-3 哺乳類における転写干渉 38
    1 マウスTsixによるXistの転写干渉 38
    2 ヒトジヒドロ葉酸レダクターゼ遺伝子DHFRの転写干渉 38
   5-4 ショウジョウバエbithoraxoid(bxd)による転写干渉 39
   5-5 出芽酵母Isw2によるクロマチンリモデリングを介した転写制御 40
   5-6 おわりに 41
第6章 RNAiを介したヘテロクロマチン形成の分子機構 村上洋太 43
   6-1 ヘテロクロマチンの構造と機能 43
   6-2 分裂酵母ヘテロクロマチン形成機構 44
   6-3 RNAiに依存したヘテロクロマチン形成 44
    1 全体像 44
    2 ヘテロクロマチンでのncRNAの転写 46
    3 RITS複合体のncRNAへの結合と二本鎖RNA合成 46
    4 転写とsiRNA合成の共役 47
    5 siRNA合成とRIRSへの取り込み,そしてヘテロクロマチンへのターゲティング 47
    6 細胞質でのsiRNA合成 49
    7 ヘテロクロマチン化 49
    8 ヘテロクロマチンによるサイレシング 49
   6-4 ほかの生物種でのRNAiによるヘテロクロマチン形成 50
第Ⅲ部 エプジュネティクスによる転写制御
第7章 ヒストンコードと転写制御 石井俊輔 55
   7-1 はじめに-転写制御因子研究の流れ 55
   7-2 ヒストン修飾の部位と酵素 56
   7-3 修飾部位の結合する特異的制御因子 58
   7-4 転写制御の一過性と持続性 59
   7-5 ヒストン修飾のタイナミクス 61
   7-6 おわりに-残された課題 61
第8章 生殖細胞分化とエピジェネティクス 平澤竜太郎・佐々木裕之 63
   8-1 はじめに 63
   8-2 生殖細胞への分化決定と生殖細胞の発生 64
    1 生殖細胞への分化決定とその維持 64
    2 初期のPGC分化におけるゲノムワイドなエピジェネティック変化 65
    3 生殖隆起へ移動後のPGC特異的な遺伝子のエピジェネティック制御 66
   8-3 ゲノムインプリンティングの消去と確立 66
   8-4 生殖細胞におけるレトロトランスポゾンの抑制 67
   8-5 減数分裂のエピジェネティック制御 68
    1 減数分裂前期におけるヒストンメチル化酵素の役割 68
    2 卵細胞の成熟と減数分裂期の染色体の分離におけるヒストン脱アセチル化 70
   8-6 生殖細胞における性染色体のエピジェネティクス 70
    1 雌の生殖細胞におけるX染色体の再活性化 70
    2 減数分裂期の性染色体不活性化のメカニズム 70
   8-7 配偶子形成におけるエピジェネティックな変化 70
   8-8 おわりに 71
第9章 ポリコーム群によるエピジェネティック転写制御 古関明彦 73
   9-1 細胞記憶とは? 73
   9-2 ポリコーム群とは? 73
   9-3 ポリコーム群の作用発現メカニズム 74
    1 PRC2の構造と生化学的特性 74
    2 PRC1の構造と生化学的特性 76
    3 ポリコーム群応答領域(PRE) 76
   9-4 哺乳類の発生渦程におけるポリコーム群の役割 77
    1 形態形成と細胞分化 77
    2 モノアレリックな遺伝子発現 78
    3 幹細胞機能の維持 78
第10章 ヒストン修飾酵素群の転写制御機構 駒井妙・眞貝洋一 81
   10-1 はじめに 81
   10-2 リシン残基のメチル化 81
    1 H3K4メチル化 82
    2 H3K36メチル化 83
    3 H3K79メチル化 86
    4 H3K9メチル化 86
    5 H3K27メチル化 86
    6 H4K20メチル化 87
   10-3 リシン残基の脱メチル化 87
    1 LSD1ファミリー 87
    2 Jmjcファミリー 87
   10-4 アルギニンのメチル化修飾 88
    1 アルギニンのメチル化 88
    2 アルギンの脱メチル化 88
   10-5 おわりに 89
第11章 DNAメチル化と転写制御機構 日野信次朗・中尾光善 91
   11-1 DNAメチル化の意義 91
    1 哺乳動物ゲノムにおけるDNAメチル化 91
    2 DNAメチル化とクロマチン構造 92
   11-2 DNAメチル化を導入する機構 92
    1 Dnmt 92
    2 Dnmtを誘導する分子 93
   11-3 DNAメチル化と遺伝子発現制御 94
    1 MBDファミリー 95
    2 Kaisoファミリー 96
    3 SRAドメインタンパク質 97
   11-4 おわりに 97
第Ⅳ部 転写制御にかかわる分子群
第12章 基本転写因子による転写開始の分子機構 大熊芳明 101
   12-1 RNAポリメラーゼⅡ 101
   12-2 コアプロモーター 102
   12-3 基本転写因子 103
    1 ヌクレオソームによる遺伝子発現制御 103
    2 TFⅡDはプロモーターを認識する巨大複合体である 103
    3 TFⅡBはPolⅡの正確な転写開始点を既定する 104
    4 TFⅡFはPolⅡを転写開始複合体へとエスコートする 104
    5 TFⅡEは転写開始と伸長への移行段階で機能する 105
    6 TFⅡHは自身の酵素活性でPOlⅡを制御する 105
   12-4 おわりに 106
第13章 転写伸長制御の分子機構 山口雄輝・半田宏 108
   13-1 はじめに 108
   13-2 生化学的解析から明らかとなった転写伸長制御機構 108
   13-3 伸長制御の生物学的役割 111
    1 前初期遺伝子の伸長制御段階における発現制御 111
    2 ウイルス増殖における転写伸長因子の役割 112
    3 発生・分化過程における伸長制御の役割 112
   13-4 転写伸長とmRNAプロセシングの共役 112
    1 mRNAプロセシングにおけるリン酸化CTDの役割 113
    2 ヒストン遺伝子の特殊な3'プロセシンクにおけるNELFの役割 113
   13-5 展望114
第14章 転写制御因子の分子構造と作用機構 緒方一博・浜田恵輔 116
   14-1 はじめに 116
   14-2 転写制御因子の分子構造 116
    1 HTHモチーフを有するDBD 117
    2 C2H2型Znフィンガー 120
    3 C4型GATA Znフィンガー 121
    4 C4型Znをもつ核内受容体 122
    5 C6型Znクラスター 123
    6 塩星性領域を有するDBD 124
    7 MADSボックスを有するDBD 125
    8 免疫グロブリン(Ig)様フォールドを有するDBD 126
    9 HMGボックス 126
   14-3 エンハンサー上での特異的な転写制御因子会合体形成機構とその役割 128
   14-4 おわりに 129
第15章 核内受容体によるクロマチン転写の分子機構 加藤茂明・藤木亮次・大竹史明 132
   15-1 はじめに 132
   15-2 核内受容体の構造と機能 132
    1 脂溶性リガントと核内受容体 132
    2 核内受容体領域構造と機能 132
    3 リガント誘導性転写制御因子としての核内受容体 134
   15-3 絶食に応答するヒストンH3K9脱メチル化酵素によるFXR転写共役活性化 135
    1 FXRの生理機能 135
    2 新規FXR転写共役因子の同定 136
    3 PHF2は,H3K9脱メチル化を介し,リガント未結合FXRを活性化する 136
    4 グルカゴンによるリン酸化のPHF2酵素活性制御 136
   15-4 糖付加により活性化されるヒストンメチル化酵素とレチノイン酸による血球分化 137
    1 レチノイン酸による血球分化 137
    2 新たなヒストンメチル化酵素の生化学的同定 137
    3 MLL5のH3K4のメチル化には,核内糖修飾が必須である 138
    4 MLL5の核内糖修飾によるRA細胞分化誘導増強 138
   15-5 おわりに 139
第Ⅴ部 発生と転写制御
第16章 環境応答と転写因子 鈴木隆史・山本雅之 143
   16-1 環境応答と転写因子 143
    1 低酸素ストレスに対するH1F-1α-HRE系 143
    2 多環芳香族化合物に対するH1F-1α-XRE系 143
    3 酸化ストレス・新電子性物質に対するNrf2-ARE系 143
   16-2 Nrf2の標的遺伝子 144
   16-3 Nrf2の分子構造 145
   16-4 Nrf2活性化ストレス 146
   16-5 Keap1によるNrf2抑制機構 146
   16-6 ストレスセンサーとしてのKeap1 147
   16-7 Nrf2活性化メカニズム 147
    1 2つの部位による基質認識モデル 147
    2 蝶番とかんぬき(閂)モデル 147
    3 Keap1による応答メカニズムの多様性 147
   16-8 疾患予防とNrf2-Keap1システム 147
   16-9 Nrf2-Keap1と疾患のかかわり 148
    1 Nrf2の遺伝子多型解析 148
    2 肺がん細胞におけるKeap1体細胞変異 148
第17章 性決定・性分化による転写カスケード 諸橋憲一郎 150
   17-1 生殖腺の発生 150
   17-2 生殖腺の雄化に必要な遺伝子 151
    1 セルトリ細胞 151
    2 ライディッヒ細胞 152
   17-3 生殖腺の雌化に必要な遺伝子 153
   17-4 生殖腺の形成に必要な遺伝子 154
第18章 エネルギー代謝と転写制御-糖新生制御の分子メカニズム 廣田恵子・深水昭吉 155
   18-1 はじめに 155
   18-2 絶食・摂食における代謝制御 155
   18-3 糖新生律速酵素群の転写制御機構 157
    1 CRTC2のリン酸化・ユビキチン化制御 157
    2 PGC-1αのアセチル化制御 158
    3 Fox01を介したHNF-4のインスリン依存的転写制御機構 158
   18-4 おわりに 159
第19章 骨軟骨形成と転写カスケード 小守壽文 161
   19-1 骨・軟骨の形成 161
    1 骨のでき方と軟骨の種類 161
    2 骨格系形成細胞への分化 163
   19-2 軟骨細胞分化と転写制御 163
    1 軟骨細胞の初期分化制御機構 163
    2 軟骨細胞の後期分化制御機構 164
    3 ネガティブフィードバック機構による軟骨細胞の成熟調節 164
   19-3 骨芽細胞分化と転写制御 165
    1 Runx2による間葉系幹細胞から骨芽細胞への分化 165
    2 Sp7とWntシグナルによる骨芽細胞形質の獲得 166
    3 後期骨芽細胞分化と骨の成熟 166
   19-4 Runx2の制御 166
    1 Runx2の発現制御 166
    2 Runx2の転写活性化能の制御 167
   19-5 骨形成にかかわるほかの転写因子の役割 167
    1 Msx1とMsx2 167
    2 Dlx5とDlx6 167
    3 TWist 167
    4 AP-1 168
    5 ATF4 167
    6 Krox-20とSp3 169
    7 Sox4 169
第20章 多能性を規定する転写因子群-人工多能性幹細胞の樹立 中川誠人・山中伸弥 171
   20-1 はじめに 171
    1 ES細胞の再生医療への応用 171
    2 リプログラミング 171
   20-2 ES細胞の多能性を規定する転写因子群 172
    1 Oct3/4 173
    2 Sox2 173
    3 Nanog 173
    4 LIF/STAT3 173
    5 Klf4 174
    6 C-Myc 174
   20-3 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立 174
    1 iPS細胞樹立に向けた転写因子群の候補の選定 174
    2 体細胞からの多能性幹細胞の樹立 175
   20-4 まとめ 177
第21章 心臓形成と転写因子ネットワーク 塩島一朗・小室一成 179
   21-1 はじめに 179
   21-2 ショウジョウバエと脊椎動物の心臓発生過程 179
   21-3 心臓発生に関与する主要な転写因子 180
    1 Csx/Nkx2-5とTinman 180
    2 GATA-4,GATA-5,GATA-6とPannier 182
    3 Mef2cとD-Mef2 182
    4 Tbx5とDorsocross 182
    5 Hand1/eHandとHand2/dHand 183
    6 Islet-1 183
   21-4 予定心臓領域を誘導する因子 183
    1 BMP 183
    2 WgとWnt 183
   21-5 心臓発生における転写因子ネットワーク 184
   21-6 ヒトの先天性心疾患と"core regulatory network" 185
第Ⅵ部 転写制御がかかわる疾患
第22章 糖尿病関連転写因子 山縣和也 189
   22-1 はじめに 189
   22-2 HNF-1α 189
   22-3 HNF-4α 191
   22-4 PDX-1 191
   22-5 HNF-Iβ 192
   22-6 TCF7L2 192
   22-7 PPARγ 193
   22-8 おわりに 193
第23章 内分泌疾患としての転写共役因子病 柳瀬敏彦 196
   23-1 はじめに 196
   23-2 ステロイドホルモン受容体作用機構 196
   23-3 内分泌領域における転写共役因子関連病態 197
    1 ルビンシュタイン・テイビ症候群(RTS) 197
    2 アントロゲン不応症(AIS) 197
    3 複合ステロイドホルモン不応症 198
    4 レフェトフ症候群 198
    5 TRAP複合体関連病態 198
    6 ホルモン依存性がん 199
    7 肥満,メタボリツクシンドローム 200
   23-4 おわりに 201
第24章 ホルモン受容体変異と内分泌疾患 佐藤哲郎・森昌朋 202
   24.1 ホルモン受容体の構造分類 202
    1 7回膜貫通型受容体Gタンパク質共役型受容体(GPCR) 202
    2 1回膜貫通型受容体 203
    3 核内ホルモン受容体(NR) 204
   24-2 ホルモン受容体異常症の分子発症機序 205
    1 細胞膜型ホルモン受容体異常症 205
    2 核内受容体異常症 205
   24-3 細胞膜型ホルモン受容体異常症を来す還伝子変異 205
    1 7回膜貫通型受容体異常症 205
    2 1回膜貫通型受容体異常症 207
   24-4 核内ホルモン受容体異常症 208
    1 サブファミリー3核内受容体異常症 208
    2 サブファミリー1核内受容体異常症 210
    3 その他の核内受容体異常症 212
第25章 ホルモン依存性がんと転写カスケード 池田和博・井上聡 214
   25-1 はじめに 214
   25-2 性ステロイドホルモン受容体の作用機構 214
   25-3 ホルモン依存性がんと内分泌療法 216
   25-4 ステロイドホルモン標的遺伝子と転写カスケード 218
   25-5 おわりに 220
第26章 腫瘍化と転写シグナル 井上靖道・今村健志 222
   26-1 はじめに 222
   26-2 p53経路と発がん 222
    1 ゲノムの守護神 222
    2 p53タンパク質の構造と活性制御 222
    3 転写因子としての機能 223
   26-3 RB経路による細胞周期制御 224
    1 RB遺伝子 224
    2 p16[INK4a]とp14[ARF] 224
    3 がんにおけるRB経路の異常 225
   26-4 増殖シグナルの恒常的活性化による腫瘍化 225
    1 Rasの活性化 225
    2 PI3K/Aktの恒常的活性化 226
    3 STATの恒常的活性化 226
   26-5 増殖抑制シグナルの破たんによる腫瘍化 227
   26-6 おわりに 228
和文索引 229
欧文索引 233
   注 : p16[INK4a]とp14[ARF]の[INK4a]、[ARF]は上つき文字
   
第Ⅰ部 総論
41.

図書

図書
James D. Watson [ほか著] ; 松橋通生 [ほか] 監訳
出版情報: 東京 : 丸善, 2009.1  xix, 477p ; 26cm
所蔵情報: loading…
42.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
田村隆明, 山本雅編
出版情報: 東京 : 羊土社, 2009.3  348p ; 26cm
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1章 分子生物学の骨格とその構成要素 13
1. 分子遺伝学と分子生物学【田村隆明】 14
   分子生物学が取り組む課題 14
   分子生物学の材料 14
   分子生物学の歴史 15
2. 生命の基本単位 : 細胞【田村隆明】 18
   生物の系譜 18
   細胞の機能と構造 20
3. 情報高分子【田村隆明】 22
   DNA,RNAの構成成分 : ヌクレオチド 22
   線状分子としての核酸の構造 22
   RNAの構造と機能 25
   アミノ酸 26
   ペプチドとタンパク質 27
2章 遺伝情報の保持と伝達 29
1. DNAの複製【多田周右/榎本武美】 30
   複製の原則 31
   DNA鎖伸長反応 32
   DNA複製開始機構 35
2. 転写機構【大熊芳明】 38
   RNAポリメラーゼ 39
   プロモーター 41
   基本転写因子 42
   転写開始後の過程 46
   オペロン 46
3. 翻訳【渡辺公綱/鈴木 勉/姫野俵太】 48
   遺伝暗号(コドン) 49
   アミノアシルtRNA 50
   ペプチド鎖合成反応 52
4. 変異と修復【花岡文雄】 57
   変異原と変異の種類 58
   DNA損傷の修復機構 60
   複製時における修復 62
5. 遺伝子組換え【篠原 彰】 65
   組換えの種類 66
   相同組換えの分子機構 67
   減数分裂期組換え 71
   非相同組換え 72
   その他の組換え 72
3章 原核生物の遺伝要素 75
1. ゲノムとその発現【柳原克彦/仁木宏典】 76
   原核細胞の基本構造 77
   原核細胞のゲノム構造 77
   ゲノムの遺伝子配置 78
   染色体分配と凝縮 79
   染色体外因子 80
   細胞分裂と細胞骨格タンパク質 81
2. バクテリオファージ【米崎哲朗】 83
   バクテリオファージの多様性 83
   バクテリオファージの生活環・溶菌過程 84
   テンペレートファージ : 溶原化機構 85
   遺伝子水平伝搬役としてのファージ 86
3. プラスミド【加納康正】 87
   プラスミドの機能 87
   プラスミド複製 89
   その他のプラスミド 89
   プラスミドの取り扱い 90
4章 真核生物の遺伝子とその構造 91
1. ゲノムの構造【木南 凌】 92
   染色体のなかの遺伝子 93
   反復するDNA配列 95
2. クロマチン【伊藤 敬】 99
   ヌクレオソーム構造 99
   ヌクレオソーム形成 100
   クロマチン再構築 101
   ヒストン翻訳後修飾とクロマチン構造変化 103
3. エピジェネティクス【中尾光善】 105
   エピジェネティクスとは 105
   DNAのメチル化 106
   ヒストンの修飾 108
   クロマチンの形成 109
   エピジェネティックな生命現象とヒト疾患 110
4. 転写制御機構【柳澤 純】 112
   真核生物の転写制御 113
   配列特異的転写制御因子 114
   刺激応答の視点から捉える転写因子 115
   クロマチン転写の活性化と転写補助因子 117
5. 転写後調節【石黒 亮/中村義一】 123
   mRNAの修飾 124
   mRNAのスプライシング 124
   mRNAのエディティング 125
   RNAの輸送 127
   mRNAの翻訳調節 128
   mRNAの分解と翻訳制御 130
   ncRNAによる制御 131
   rRNAの修飾 131
   tRNAの転写後調節 132
6. タンパク質の制御【水島 昇/大隅良典】 135
   分子シャペロン 135
   タンパク質トラフィックの制御 136
   翻訳後修飾 137
   タンパク質分解 138
5章 RNAバイオロジー 141
1. 新しいトランスクリプトーム像【石山晃博/林良英】 142
   従来のトランスクリプトーム像 143
   RNA新大陸の発見 143
   新しいトランスクリプトーム像 144
   non-coding RNA 144
   mRNA型non-coding RNA 145
2. 非コード低分子RNA【古野正朗】 147
   非コード低分子RNAの概要 147
   スプライシングにかかわる核内低分子RNA 148
   RNAの修飾にかかわる核小体低分子RNA 148
   遺伝子発現抑制にかかわる低分子RNA 150
   その他の非コード低分子RNA 150
3. RNAによる遺伝子サイレンシング【西田知訓/塩見美喜子】 152
   RNAサイレンシング 152
   RNAi 153
   miRNAによる翻訳抑制 154
   piRNAを介した遺伝子発現抑制 158
4. RNAがかかわる生理機能と疾患【安田 純】 159
   RNAがかかわる生理機構 159
   RNA異常が関与する疾病 161
6章 真核細胞の機能 165
1. 細胞接着【永渕昭良】 166
   細胞間接着 166
   細胞基質間接着 169
   細胞接着の多彩な機能 172
2. 細胞骨格【孤嶋慎一郎/馬渕一誠】 175
   細胞骨格の種類と基本的な性質 175
   細胞運動と細胞骨格 179
   細胞分裂と細胞骨格 180
3. 細胞内物質輸送 181
   細胞内輸送【中山和久】 182
   モータータンパク質【豊島陽子】 187
   核膜輸送【浅利宗弘/米田悦啓】 191
7章 真核細胞の増殖と死 197
1. 細胞刺激と受容体【遠田悦子/松島綱治】 198
   主な受容体の諸相 198
   微生物感染にかかわる受容体 200
   多様なリガンドに応答するための2つのストラテジー 202
   臨床応用 202
   マイクロドメイン/ラフト 204
2. シグナル伝達【後藤由季子】 205
   シグナル伝達のストラテジー 205
   シグナル伝達の進化的保存と多様性 213
3. 細胞周期【野島 博】 215
   真核生物の細胞周期制御 215
   細胞周期エンジン 216
   細胞周期のブレーキ 219
   M期制御とタンパク質分解酵素系 220
   細胞周期のチェックポイント制御 222
   M期キナーゼと中心体成熟の制御 225
4. アポトーシス【田沼靖一】 226
   アポトーシスの特性 227
   アポトーシスの事象 229
   アポトーシスの分子機構 229
   DNA修復とアポトーシス 231
   アポトーシスの意義 232
5. 細胞の癌化と個体レベルの発癌【渋谷正史】 234
   癌遺伝子群と増殖シグナル伝達 235
   癌抑制遺伝子の発見 236
   癌抑制遺伝子による細胞周期・アポトーシスの制御 238
   癌の微小環境と腫瘍血管の問題 240
8章 高次生命現象 243
1. 免疫系による認識と反応の分子機構【渡邊 武】 244
   自然免疫と獲得免疫(適応免疫) 245
   自然免疫系と獲得免疫系との相互作用 246
   獲得免疫系の多様性 247
   免疫グロブリンの多様性の源であるAID 250
   主要組織適合系複合体(MHC)遺伝子群と組織適合抗原の多型性 252
   MHC抗原と抗原提示 253
   胸腺内でのT細胞分化と正の選択,負の選択 255
   免疫細胞の活性化と補助刺激分子 255
   クラススイッチ,抗体機能の多様性の獲得 255
   サイトカインと免疫応答の多様性 257
   CD4陽性ヘルパーT細胞(TH)のサブセットとその機能 259
   CD8陽性キラーT細胞(TC)による生体防御 260
2. 発生の制御機構【浅島 誠/駒崎伸二】 261
   ホメオボックス遺伝子 262
   母性因子と体軸形成 262
   中胚葉形成と原腸胚形成 265
   神経管の形成 266
   器官形成 268
3. 神経系の分化,形成,再生【田賀哲也/鹿川哲史/清水健史/福田信治】 269
   神経幹細胞の未分化性維持 269
   神経幹細胞の自己複製機構 270
   胎生の進行に伴うニューロン分化シグナルとグリア分化シグナルの優位性の変遷 271
   神経幹細胞の分化制御シグナル間における相互抑制的作用 272
   アストロサイト分化シグナルを増幅する2つのシグナルループ 273
   神経系の再生に向けた試み 274
4. 老化【石井直明】 276
   ヒトの老化の過程 276
   老化関連遺伝子とその働き 277
9章 生命システムへの挑戦 283
1. システムズバイオロジー 284
   概日時計【南 陽一/上田泰己】 284
   細胞シグナリングの情報処理機構【久保田浩行/黒田真也】 289
   バイオインフォマティクス【宮野 悟】 294
2. ゲノム医学【高橋祐二/辻 省次】 298
   「ゲノム医学」とは 298
   ゲノム医学の進歩 298
   ゲノム医学の支柱~バイオインフォマティクスとELSI 300
   ゲノム医学の実際 301
   ゲノム医学のこれから~パーソナルゲノム時代の到来 304
3. 分子標的薬の開発 306
   抗体医薬【大田信行】 306
   RNA医薬【宮川 伸/藤原将寿/中村義一】 312
   ケミカルバイオロジー【萩原正敏】 317
4. 幹細胞生物学・再生医学 321
   ES細胞【吉田進昭】 321
   組織幹細胞とiPS細胞【八代嘉美/中内啓光】 325
   再生医学【中畑龍俊】 329
5. 植物バイオテクノロジーと遺伝子組換え食品【本瀬宏康/渡辺雄一郎】 335
   植物への遺伝子導入法 335
   アグロバクテリウムの感染機構 337
   バイナリーベクターの開発 337
   アグロバクテリウムの感染による遺伝子導入法 339
   基礎研究と実用作物における応用例 341
索 引 342
1章 分子生物学の骨格とその構成要素 13
1. 分子遺伝学と分子生物学【田村隆明】 14
   分子生物学が取り組む課題 14
43.

図書

図書
宮脇敦史編集
出版情報: 東京 : 羊土社, 2008.11  185p ; 26cm
シリーズ名: 実験医学 ; Vol.26, no.17 (2008増刊)
所蔵情報: loading…
44.

図書

図書
ワインバーグ [著] ; 武藤誠, 青木正博訳
出版情報: 東京 : 南江堂, 2008.11  xxiii, 796, 9, 23, 22p ; 28cm
所蔵情報: loading…
45.

図書

図書
野島博著
出版情報: 東京 : 南江堂, 2009.4  ix, 270p ; 26cm
所蔵情報: loading…
46.

図書

図書
神村学 [ほか] 編
出版情報: 東京 : 共立出版, 2009.8  xi, 426p, 図版 [6] p ; 22cm
所蔵情報: loading…
47.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
仲野徹編
出版情報: 東京 : コロナ社, 2006.3  xiv, 250p, 図版[2]p ; 26cm
シリーズ名: 再生医療の基礎シリーズ : 生医学と工学の接点 ; 3
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1テロメア
   1.1テロメアが再生医療にとって重要な理由 1
   1.2テロメアは分裂寿命の指標 1
   1.2.1テロメアの構造と機能 1
   1.2.2テロメアとDNA末端複製障害 2
   1.2.3テロメア・テロメラーゼ仮説 3
   1.2.4テロメアの解析手法 4
   1.3テロメア・ホメオスターシスにかかわる諸要因 6
   1.3.1テロメラーゼホロ酵素 6
   1.3.2テロメア結合タンパクによるテロメア長の負の制御 8
   1.4DNA修復反応経路とテロメア維持機構 10
   1.5幹細胞とテロメア 11
   1.5.1幹細胞のテロメア・テロメラーゼ 11
   1.5.2幹細胞の自己複製能とテロメア短縮 13
   1.5.3骨髄不全におけるテロメア機能障害 13
   1.5.4テロメア長の人工的改変と懸念される点 14
   1.6再生医療とテロメア 14
   引用・参考文献 14
2.細胞周期制御
   2.1はじめに 17
   2.2細胞周期制御 18
   2.2.1細胞周期の進行 18
   2.2.2細胞周期制御分子の機能 19
   2.3幹細胞における細胞周期制御 21
   2.3.1幹細胞の特性 21
   2.3.2幹細胞の細胞周期制御 23
   2.3.3幹細胞ニッチにおける細胞分裂、細胞周期制御 25
   2.3.4幹細胞における細胞周期制御分子の機能 27
   2.4組織/器官の発生・再生過程における細胞周期制御 29
   2.4.1組織/器官の大きさと増殖制御 30
   2.4.2細胞の分化と細胞周期制御 30
   2.5細胞周期制御の再生医療への応用 32
   2.5.1組織幹細胞の増幅の試み 32
   2.5.2成熟細胞の細胞周期への再導入の試み 32
   引用・参考文献 33
3.アポトーシス
   3.1はじめに 36
   3.1.1アポトーシスと起源と進化上の意義 36
   3.1.2共通の部分と特有な部分 37
   3.1.3アポトーシス制御と実行の分子メカニズム 39
   3.2アポトーシス基本システム 39
   3.2.1Bcl-2ファミリー因子 40
   3.2.2カスペースカスケード 42
   3.2.3アポトーシス細胞の貧食除去 44
   3.3アポトーシスの誘因とそのシグナル伝達経路 44
   3.3.1サイトカインの欠乏 45
   3.3.2DNA損傷 46
   3.3.3死のシグナル 48
   3.3.4小胞体ストレス 50
   3.4おわりに 51
4.ゲノムインプリンティング
   4.1はじめに-哺乳類におけるエピジェネティクス- 52
   4.2ゲノムインプリンティングの概要 53
   4.3生殖細胞系列でのゲノムインプリンティング記憶のリプログラミング 55
   4.4体細胞系列でのPegとMegの片親性発現の成立 61
   4.5ゲノムインプリンティングの生物学的意味 62
   4.6ゲノムインプリンティングと体細胞クローン 63
   引用・参考文献 63
5.核移植クローンとリブログラミング
   5.1核移植クローンとは 66
   5.1.1核移植クローンの歴史 66
   5.1.2核移植クローンの手法 67
   5.1.3核移植クローンの効率 67
   5.2ゲノムのリプログラミング 69
   5.2.1リプログラミングとは 69
   5.2.2核移植クローンにおけるエビジェネティック解析 69
   5.2.3生殖細胞におけるゲノムリプログラミング 73
   5.2.4アフリカツメガエルを用いたリプログラミング因子の探索 74
   5.3核移植を用いた再生医療 74
   引用・参考文献 75
6.DNAメチル化
   6.1はじめに 80
   6.2DNAメチル化の基礎知識 80
   6.2.1DNAのメチル化とは 80
   6.2.2de novoメチル化、維持メチル化と脱メチル化 81
   6.2.3CpG配列の頻度、分布とCpGアイランゴ 82
   6.3マウス発生におけるDANメチル化のダイナミクス 84
   6.4細胞分化とDNAメチル化 85
   6.5DNAメチル化酵素 86
   6.6DNAメチル化に影響する因子 87
   6.7メチル化DNA結合タンパク質 88
   6.8DNAメチル化による転写抑制の機構 89
   6.9DNAメチル化のかかわるエビジェネティックな現象 90
   6.10DNAメチル化異常と発がん 91
   6.11DNAメチル化と再生医学 91
   6.12DNAメチル化の解析手法 92
   6.12.1メチル化感受性制限酵素を利用する方法 92
   6.12.2bisulfite処理を用いる方法 92
   6.13DANメチル化の操作の可能性 93
   6.14おわりに 94
   引用・参考文献 94
7.ヒストン修飾
   7.1はじめに 97
   7.2クマンチンの構造 98
   7.3ヒストンアセチル化酵素(HAT) 99
   7.3.1GNATファミリー 99
   7.3.2MYSTファミリー 101
   7.3.3そのほかのファミリー 101
   7.4ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC) 102
   7.5ヒストンリン酸化 103
   7.5.1分裂間期におけるH3のリン酸化 103
   7.5.2転写活性化のメカニズム 104
   7.6ヒストンメチル化 105
   7.7ヒストン脱メチル化酵素の存在 107
   7.8おわりに 107
   引用・索引文献 108
8.胚性幹細胞における未分化性維持機構
   8.1はじめに 110
   8.2LIF/gp130/STAT 3112
   8.3Oct3/ 4114
   8.4Sox 2116
   8.5Nanog 117
   8.6FoxD 3118
   8.7BMP/GDF 118
   8.8Wnt/β-catenin 119
   8.9PI3キナーゼ/ERas/mTOR 119
   8.10Src 120
   8.11おわりに 120
   引用・参考文献 121
9.幹細胞のシグナル伝達~血管新生因子~
   9.1はじめに 124
   9.2血管システムの発生 125
   9.2.1血管内皮細胞の起源 125
   9.2.2血管システム構築 126
   9.3血管内皮細胞の分化 128
   9.3.1動脈・静脈内皮細胞分化 128
   9.3.2リンパ管の発生 129
   9.4in vitro分化誘導システムを用いた血管構築 131
   9.5血管新生療法 132
   9.5.1血管新生タンパク、遺伝子、造血性サイトカインを用いた血管新生治療 132
   9.5.2細胞移植治療 133
   引用・索引文献 134
10.幹細胞のシグナル伝達~ケモカイン~
   10.1はじめに 135
   10.2CXCL12とその受容体CXCR4について 136
   10.3造血幹細胞の胎生期での臓器間の移動におけるCXCL12の役割 137
   10.4始原生殖細胞の胎生期での臓器間の移動におけるCXCL12の役割 139
   10.5造血における骨髄内でのニッチ細胞の同定と造血幹細胞、前駆細胞の動態およびCXCL12の役割 141
   10.6おわりに―生物学・基礎医学的側面と臨床医学的側面から― 143
   引用・参考文献 144
11.幹細胞のシグナル伝達~KIT~
   11.1はじめに 146
   11.2WおよびSI突然変異マウス 147
   11.2.1W突然変異マウス(KIT)の機能喪失性突然変異マウス) 147
   11.2.2SI突然変異マウス(SCFの機能喪失性突然変異マウス) 149
   11.2.3W遺伝子座とSI遺伝子座の関係 149
   11.3WとKITおよびSIとSCF 150
   11.3.1W遺伝子座とc‐kit遺伝子 150
   11.3.2SI遺伝子座とSCF 150
   11.4KITのシグナル伝達系 151
   11.5c‐kit遺伝子の機能獲得性突然変異 153
   11.5.1マスト細胞性腫瘍 153
   11.5.2c‐kit遺伝子と消化管間質細胞腫 154
   11.5.3KIT活性阻害薬 155
   11.6おわりに 156
   引用・参考文献 156
12.幹細胞ノシグナル伝達~STAT3と他のシグナルのクロストーク~
   12.1はじめに 159
   12.2神経幹細胞の性質 159
   12.3JAK-STATシグナル伝達経路が制御するアストロシアト分化機構 161
   12.4アストロサイト分化に関与する細胞内シグナル伝達経路のクロストーク 163
   12.4.1STAT3経路とBMP‐Smad経路とのクロストーク 163
   12.4.2STAT3活性化シグナルと細胞内在性プログラムノクロストーク 165
   12.4.3Notch‐Hes経路とSTAT3経路とのクロストーク 165
   12.5アストロサイト分化トニューロン分化・オリゴデンドロサイト分化の相互作用 166
   12.5.1STAT3経路とニューロン分化シグナルのクロストーク 166
   12.5.2STAT3経路とオリゴデンドロサイト分化シグナルのクロストーク 167
   12.6神経系疾患における再生医療の現状 167
   12.7まとめと今後の展開 169
   引用・参考文献 169
13.幹細胞のシグナル伝達~BMP~
   13.1はじめに 171
   13.2BMPのシグナル伝達 172
   13.3マウスの発生におけるBMPシグナルの役割 174
   13.4マウスES細胞の自己複製におけるBMPシグナルの役割 176
   13.5ヒトES細胞におけるBMPシグナルの役割 177
   13.6間葉系幹細胞の文化制御におけるBMPシグナルの役割 178
   13.7血管内皮前駆細胞・造血幹細胞におけるBMPシグナルの役割 179
   13.8神経幹細胞の分化制御におけるBMPシグナルの役割 180
   13.9始原生殖細胞形成におけるBMPシグナルの役割 181
   13.10腸管上皮幹細胞におけるBMPシグナルの役割 181
   13.11おわりに 182
   引用・参考文献 182
14.幹細胞ノシグナル伝達~Wntシグナル~
   14.1Wntシグナル研究の流れ 187
   14.2細胞内Wntシグナル伝達経路の概要 188
   14.2.1β-カテニン経路 189
   14.2.2PCP経路 189
   14.2.3Ca2+経路 192
   14.3ES細胞とWntシグナル 192
   14.3.1APC欠損マウスとES細胞 193
   14.3.2WntによるES細胞の自己複製の制御 193
   14.4EC細胞とWntシグナル 194
   14.4.1F9細胞とWntシグナル 194
   14.4.2P19細胞とWntシグナル 195
   14.5組織幹細胞とWntシグナル 196
   14.5.1造血幹細胞とWntシグナル 196
   14.5.2腸管上皮幹細胞とWntシグナル 196
   14.6おわりに 197
   引用・参考文献 197
15.幹細胞のシグナル伝達~PI3K/Akt~
   15.1はじめに 201
   15.2PI3KとPIP3分解酵素 202
   15.2.1哺乳類PI3K 202
   15.2.2PIP3分解酵素 204
   15.3PHドメイン 205
   15.4Akt 206
   15.4.1活性制御機構 207
   15.4.2Aktの基質と下流のシグナル伝達 208
   15.5PI3K‐Akt経路の幹細胞での役割と再生医学への応用 210
   15.5.1ES細胞の自己複製におけるIa型PI3Kの役割 210
   15.5.2始原生殖細胞および神経幹細胞の自己複製におけるPTENの役割 210
   15.5.3心筋の再生におけるAKtの役割 211
   引用・参考文献 211
16.幹細胞のシグナル伝達~Notch~
   16.1Notchシグナル 213
   16.1.1Notchの歴史的背景 213
   16.1.2Notch受容体の構造とシグナル伝達 214
   16.2哺乳動物におけるNotchシグナルの役割-幹細胞とのかかわり- 217
   16.2.1発生における役割 217
   16.2.2発生期以降におけるNotchシグナルの役割と再生医療への応用 220
   16.3Notchシグナルと腫瘍 224
   引用・参考文献 225
17.幹細胞のシグナル伝達~Hox/Polycomb~
   17.1はじめに 228
   17.2HoxとPcG 22
   17.3PcG複合体の基本的な分子機能 231
   17.4Hoxによる造血幹細胞制御 233
   17.5PcGによる造血幹細胞制御 233
   17.6おわりに 235
   引用・参考文献 235
18.幹細胞のシグナル伝達~bHLH因子~
   18.1はじめに 239
   18.2神経幹細胞とは 239
   18.3bHLH型転写抑制因子Hes 240
   18.4Hesの発現制御 241
   18.5Hes因子群による神経幹細胞の維持 243
   18.6ダイナミックなHesの発現変化-2時間を刻む生物時計- 245
   引用・参考文献 246
   索引 247
1テロメア
   1.1テロメアが再生医療にとって重要な理由 1
   1.2テロメアは分裂寿命の指標 1
48.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
George M. Malacinski著 ; 川喜田正夫訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2004.12  xxii, 544p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
   分子生物学の基礎 第4版
1. 分子生物学への扉 1
   分子生物学の目指すもの 1
   分子生物学の揺籃期 1
   モデル生体系 3
   分子生物学の研究法 8
   分子生物学的思考法 10
   分子生物学の全体像と細部の位置づけ 13
   分子生物学上の概念 14
   “領域見取り図”について 17
   分子生物学の学習によって得られるもの 18
   第1部 タンパク質,核酸,および高分子複合体の構造
2. 高分子 20
   生体高分子のおもなグループとその化学的構造 21
   タンパク質と核酸の三次元構造をきめる非共有結合性の相互作用 27
   高分子物質の単離法および研究法 30
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 33
3. 核酸 36
   DNAの物理的および化学的構造 37
   B型らせん以外のDNA構造 40
   環状DNAと超らせんDNA 42
   再結合 47
   ハイブリッド形成 50
   RNAの構造 51
   核酸の加水分解 53
   核酸の塩基配列の決定 55
   DNAの化学合成 58
   関連技術の実用化の可能性 59
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 60
4. タンパク質分子の物理的構造 63
   タンパク質分子の基本的特徴 64
   ポリペプチド鎖の折りたたみ 65
   αヘリックスとβ構造 67
   タンパク質の構造 70
   サブユニットをもつタンパク質 73
   酵素 76
   応用にむけて 81
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 81
5. 高分子の相互作用と複雑な集合体の構造 84
   DNAの複雑な構造体 : E.coliの染色体 85
   染色体とクロマチン 88
   特定の塩基配列を認識するタンパク質とDNAの相互作用 94
   生体膜 97
   細胞骨格成分 101
   関連技術の実用化の可能性 102
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 102
   第2部 高分子のはたらき
6. 遺伝物質 106
   遺伝のしくみに関する初期の観察 107
   遺伝物質の本体としてのDNA 109
   RNAを遺伝物質とするウイルスの存在 118
   遺伝物質の性質 119
   遺伝物質としてのRNA 125
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 126
7. DNAの複製 128
   日本鎖DNAの半保存的複製 130
   複製に先立つ高次のコイル構造の解消 131
   DNA複製の開始 134
   複製のためのDNAの巻戻し 137
   DNA鎖の伸長 138
   DNAポリメラーゼⅢとそのサブユニット 142
   逆平行DNA二本鎖と不連続複製 144
   DNA複製糸の全体像 151
   真核生物の染色体の複製 155
   関連技術の実用化の可能性 157
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 158
8. 転写 160
   RNAの酵素的合成 161
   転写のシグナル 164
   RNA分子の種類 169
   真核生物における転写反応 172
   細胞内RNAについて研究するための方法 179
   関連技術の実用化の可能性 181
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 182
9. 翻訳 184
   翻訳過程の概略 185
   遺伝暗号 186
   ゆらぎ現象 193
   ポリシストロン性mRNA 194
   重なり遺伝子 195
   ポリペプチド合成 196
   原核生物のポリペプチド合成の反応段階 198
   複雑な構造の翻訳単位 203
   抗生物質 206
   関連技術の実用化の可能性 207
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 208
10. 突然変異,突然変異生成とDNAの修復 211
   突然変異の種類 212
   突然変異体の生化学的基礎 214
   突然変異生成 219
   誘発突然変異 220
   復帰 222
   復帰変異を利用した変異原物質および発がん物質の検出 227
   DNA修復のしくみ 229
   自然突然変異とその修復 229
   逆反応による直接的な修復 233
   除去修復 233
   組換え修復 235
   SOS応答 237
   関連技術の実用化の可能性 240
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 241
   第3部 細胞内における高分子の機能の調整
11. 原核生物における遺伝子活性の制御 246
   制御の基本原理 248
   転写制御 249
   転写後の調節 270
   フィードバック阻害とアロステリック制御 272
   関連技術の実用化の可能性 275
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 275
12. 真核生物における遺伝子活性の制御 278
   原核生物と真核生物の遺伝子構築の比較 280
   転写開始の制御 281
   RNAプロセシングの制御 292
   核内mRNAの輸送の制御 300
   mRNAの安定性の制御 302
   翻訳の制御 305
   タンパク質の活性の制御 306
   遺伝子の再配列 : 免疫グロブリン暗号領域配列の連結 311
   関連技術の実用化の可能性 316
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 317
13. ゲノミクスとプロテオミクス : 情報化時代の生物学の推進力 320
   ゲノミクス-DNAから始まる発見 322
   バイオインフォマティクス-DNA配列情報の利用による知識の構築 326
   プロテオミクス : タンパク質の全体像-その種類,構造,相互作用,存在部位および機能-の研究 332
   われわれは“分子生物学の新しい方法”の誕生に立ち会っているのだろうか? 336
   関連技術の実用化の可能性 338
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 338
   第4部 生体高分子の人工的改変
14. トランスポゾン,プラスミド,バクテリオファージ 342
   転位因子-分子生物学者を驚かせた発見 343
   真核生物の転位因子 351
   プラスミド 354
   プラスミド上の遺伝子 356
   プラスミドの伝達 358
   プラスミドDNAの複製 364
   バクテリオファージ 366
   ファージの生活環 368
   ファージ各論 370
   形質導入ファージ 385
   トランスポゾン,プラスミド,およびバクテリオファージと遺伝子操作 387
   関連技術の実用化の可能性 387
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 389
15. 組換えDNAと遺伝子工学 : 遺伝子の裁断と縫製 393
   プラスミド-他の細胞に侵入する遺伝要素 394
   制限酵素-DNAのピンキングばさみ 395
   遺伝的な闖入者 : ベクター-遺伝子伝達のための媒体 406
   組換え体の検出 412
   M13ファージクローニングベクターを用いた部位特異的変異導入 414
   遺伝子工学の応用 416
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 417
16. 分子生物学の地平 421
   研究手段としての組換えDNA技術 422
   組換えDNA技術の医学への利用 428
   組換えDNA技術の農学への利用 439
   その他の商工業分野への利用 443
   AIDS(エイズ)との戦い : その最前線にある分子生物学 444
   社会的,倫理的な問題点 447
   まとめ/練習問題/演習問題/考えてみよう 453
   あとがき
   分子生物学履修の終わりにあたって 458
   分子生物学は黄金時代を迎えている 458
   分子生物学の分野では将来どんな発見があるだろうか-考えてみよう 460
   分子生物学をよりよく学ぶために 462
   分子生物学の専門家としての将来を考えてみよう 464
   分子生物学を理解するために必要な化学の基礎 466
   原子の構造 466
   化学結合 466
   水のイオン化-pHの概念 472
   有機化学 475
   むすび 490
   問題の解答 491
   索引 519
   英和対照表 537
   分子生物学の基礎 第4版
1. 分子生物学への扉 1
   分子生物学の目指すもの 1
49.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
Bruce Alberts [ほか] 著
出版情報: 東京 : 南江堂, 2005.9  xxi, 870p ; 28cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
おもな内容
1細胞とは 1
   パネル1-1 光学顕微鏡と電子顕微鏡 8
   パネル1-2 細胞-動物細胞、植物細胞、細菌細胞のつくり 25
   解明への手がかり 生命に共通するしくみ 30
2細胞の化学成分 39
   解明への手がかり 巨大分子とは何か? 60
   パネル2-1 化学結合と基 66
   パネル2-2 水の化学的性質 68
   パネル2-3 いくつかの糖のあらまし 70
   パネル2-4 脂肪酸とその他の脂質 72
   パネル2-5 タンパク質を構成する20種類のアミノ酸 74
   パネル2-6 ヌクレオチドについて 76
   パネル2-7 非共有結合の基本型 78
3エネルギー、触媒作用、生合成 83
   パネル3-1 自由エネルギーと生物学的反応 96
   解明への手がかり 反応速度論により代謝経路のモデル化や操作ができる 103
4タンパク質の構造と機能 119
   パネル4-1 タンパク質の機能を示す例 120
   解明への手がかり タンパク質の構造を精査する 129
   パネル4-2 4通りの方法で描いた小型タンパク 132
   パネル4-3 細胞の破壊と細胞抽出液の最初の分画 160
   パネル4-4 クロマトグラフィーによるタンパク質の分離 162
   パネル4-5 電気泳動によるタンパク質の分離 163
   パネル4-6 抗体の作製と利用 164
5DNAと染色体 169
   解明への手がかり 遺伝子はDNAでできている 172
6DNAの複製、修復、組換え 195
   解明への手がかり 複製起点を探す 198
7DNAからタンパク質へ-細胞がゲノムを読み取るしくみ 229
   解明への手がかり 遺伝暗号の解読 246
8遺伝子発現の調節 267
   解明への手がかり 遺伝子調節-eveの話 282
9遺伝子とゲノムの進化 293
   解明への手がかり 遺伝子の数 314
10遺伝子と細胞の操作 323
   解明への手がかり ヒトゲノム塩基配列の決定 334
11膜の構造 365
   解明への手がかり 膜の流れを測定する 384
12膜輸送 389
   解明への手がかり ヤリイカを用いて膜の興奮の秘密を探る 414
13細胞が食物からエネルギーを得るしくみ 427
   パネル13-1 解糖の10の反応の詳細 432
   解明への手がかり クエン酸回路の発見 442
   パネル13-2 クエン酸回路の全容 450
14ミトコンドリアと葉緑体におけるエネルギー生産 453
   解明への手がかり 化学浸透共役がATP合成を駆動するしくみ 460
   パネル14-1 酸化還元電位 471
15細胞内区画と細胞内輸送 497
   解明への手がかり タンパク質と小胞の輸送を追う 520
16細胞の情報伝達 533
   解明への手がかり 細胞のシグナル伝達経路を解き明かす 561
17細胞骨格 573
   解明への手がかり モータータンパクの探究 586
18細胞周期と細胞死 611
   解明への手がかり サイタリンとCdkの発見 618
19細胞分裂 637
   パネル19-1 動物細胞のM期のおもな段階 642
   解明への手がかり 有糸分裂紡錘体の形成 646
20遺伝学、減数分裂と遺伝の分子機構 659
   解明への手がかり 遺伝子連鎖地図を読む 682
   パネル20-1 古典遺伝学の概要 685
21組織の成り立ちとがん 697
   パネル21-1 高等植物を構成する細胞と組織 700
   解明への手がかりがんにとって重要な遺伝子を理解する 723
問題の答え 741
用語集 805
Index 833
索引 845
項目一覧
   細胞の統一性と多様性 1
   細胞は見かけも機能も驚くほど多彩である 2
   細胞はみな化学的によく似ている 3
   現存する細胞は同じ祖先から進化したと思われる 4
   遺伝子は細胞の形、働き、複雑な行動を指令する 5
   顕微鏡で見た細胞 5
   光学顕微鏡の発明は細胞の発見につながった 6
   細胞や細胞小器官、さらには分子までが顕微鏡で見える 7
   原核細胞 11
   原核生物は細胞のなかで最も多様である 14
   原核生物は真正細菌と古細菌の2群(ドメイン)に分けられる 15
   真核細胞 16
   核は細胞の情報貯蔵庫である 16
   ミトコンドリアは食物からエネルギーをつくり出し細胞の活動を支える 17
   葉緑体は日光のエネルギーを捕らえる 18
   細胞内膜により異なる機能をもつ細胞内区画がつくり出されている 19
   細胞質ゾルは大小さまざまな分子を含む濃い水性ゲルである 22
   細胞骨格は細胞の動きを方向づけている 22
   細胞質は静止していない 23
   真核細胞は捕食者が起源になったらしい 24
   モデル生物 27
   分子生物学は大腸菌を集中的に研究してきた 28
   酵母は簡単な真核細胞である 28
   シロイヌナズナは30万種の植物のなかからモデルとして選ばれた 28
   動物界はハエと線虫とマウスとヒトが代表している 29
   ゲノムの塩基配列を比べると生命に共通の遺産が明らかになる 33
   化学結合 39
   細胞は比較的少ない種類の原子からできている 40
   最外殻電子が原子問の相互作用を決める 41
   イオン結合は電子のやりとりでつくられる 43
   共有結合は電子を共有してつくられる 45
   共有結合にはいろいろな強さのものがある 46
   共有結合にはいくつかの種類がある 47
   水は水素結合で集合している 48
   極性分子には水中で酸や塩基となるものがある 49
   細胞内の分子 50
   細胞は炭素化合物からできている 50
   細胞内の小分子のおもなものは4種類である 51
   糖は細胞のエネルギー源であり、多糖の構成単位でもある 52
   脂肪酸は細胞膜の成分である 53
   アミノ酸はタンパク質の構成単位である 55
   ヌクレオチドはDNAとRNAの構成単位である 56
   細胞内の巨大分子 58
   巨大分子の構成単位は特異的な配列をしている 59
   非共有結合によって巨大分子の正確な形が決まる 62
   非共有結合によって巨大分子は特定の分子と結合する 63
   触媒作用と細胞のエネルギー利用 84
   生物に見られる秩序の形成には、細胞からの熱エネルギーの放出が必要である 85
   光合成生物は日光を利用して有機分子を合成する 88
   細胞は有機分子を酸化してエネルギーを得る 89
   酸化と還元に際しては電子が移動する 90
   酵素は化学反応の障壁を低くする 91
   反応が起こるかどうかは自由エネルギーの変化で決まる 93
   △Gと反応の方向は反応物の濃度によって変わる 94
   平衡定数は分子間相互作用の強さを示す 95
   連続して起こる反応では、自由エネルギーの変化を加算できる 98
   速い拡散のおかげで酵素と基質がめぐり会える 100
   VmaxとKMで酵素の性能を表す 101
   活性型運搬体分子と生合成 106
   活性型運搬体をつくる際にはエネルギー的に起こりやすい反応と組み合わせる 106
   ATPは最もよく使われる活性型運搬体分子である 107
   ATPに蓄えられたエネルギーは2個の分子の結合によく使われる 108
   NADHとNADPHは重要な電子運搬体である 109
   細胞内にはほかにも多くの活性型運搬体分子がある 111
   生体高分子の合成にはエネルギーの投入が必要である 112
   タンバク質の形と構造 119
   タンパク質の形はアミノ酸配列によって決まる 121
   タンパク質はエネルギー最小のコンホメーションに折りたたまれる 124
   タンパク質はさまざまな複雑な形をとる 125
   αヘリックスとβシートはタンパク質に普遍的に見られる折りたたみパターンである 126
   生物体ではらせん構造が形成されやすい 134
   βシートは多くのタンパク質の中心で強固な構造をつくる 135
   タンパク質の構造はいくつかの階層に分けられる 136
   理論的に可能なポリペプチド鎖のうち有用なものは限られる 137
   タンパク質はファミリー(族)に分類できる 138
   大型タンパク分子の多くは複数のポリペプチド鎖からなる 139
   タンパク質が集まって線維やシートや球になる 140
   長い線維状のタンパク質 141
   細胞外のタンパク質は共有結合による架橋で安定化している 142
   タンパク質の働くしくみ 143
   タンパク質はほかの分子と結合する 143
   抗体の結合部位はとりわけ融通1生に富む 144
   酵素は強力でかつきわめて特異性の高い触媒である 145
   リゾチームを例に見る酵素の働き方 146
   タンパク質に強く結合している小分子が特別な機能を付加する 149
   タンパク質を調節するしくみ 150
   酵素の触媒活性はほかの分子の調節を受けている 151
   アロステリック酵素には相互に影響し合う2つの結合部位がある 151
   リン酸化はタンパク質のコンホメーション変化を引き起こしその活性を調節する 153
   GTP結合タンパクもまたリン酸基の付加と除去のサイクルにより調節されている 154
   ヌクレオチドの加水分解がモータータンパクに大きな動きを生み出す 155
   タンパク質はタンパク装置として機能する大型複合体をつくる 156
   タンパク質の構造と機能の大規模な研究が行われ、発見が加速されている 157
   DNAの構造と機能 170
   DNA分子は2本の相補的なヌクレオチド鎖でできている 171
   DNAの構造目体に遺伝のしくみの鍵がある 176
   真核生物の染色体構造 177
   真核生物DNAは染色体に詰め込まれている 178
   染色体には遺伝子が一列に長く並んでいる 179
   染色体は細胞周期に応じて異なった状態で存在する 181
   間期の染色体は核内に整然と配置されている 183
   染色体のDNAは高度に凝縮されている 183
   ヌクレオソームがクロマチン構造の墓本単位である 184
   染色体のDNAは何段階にも折りたたまれている 186
   問期の染色体には凝縮したクロマチンと凝縮度の低いクロマチンが共存する 187
   ヌクレオソーム構造が変化するとDNAに近づきやすくなる 189
   DNA複製 196
   DNA複製ができるのは塩基対形成のおかげ 196
   DNA合成は複製起点から始まる 197
   新しいDNAの合成は複製フォークで起こる 201
   複製フォークは非対称である 202
   DNAポリメラーゼは誤りを自分で校正する 203
   短いRNAがDNA合成のプライマーとなる 204
   複製フォークでは、複数のタンパク質が協調して複製装置を形成する 206
   真核生物染色体の末端はテロメラーゼが複製する 207
   DNA複製は比較的よく解明されている 208
   DNA修復 209
   変異は生物に深刻な影響をおよぼすことがある 209
   DNAの誤対合修復系が、複製装置で校正され損なった複製の誤りを取り除く 210
   DNAは細胞内でたえず損傷を受けている 212
   遺伝子が安定なのはDNA修復のおかげである 213
   DNAは忠実に維持されるので、類縁種のタンパク質は配列がよく似ている 214
   DNA組換え 215
   相同組換えによって、遺伝情報が厳密に交換される 215
   相同ではないDNA配列の問でも、組換えが起こる 216
   動く遺伝因子には、移動に必要な成分の情報が書き込まれている 217
   ヒトのゲノムの大部分は2群の転移因子からなる 218
   ウイルスは細胞から離脱できる完全な動く遺伝因子である 219
   レトロウイルスは遺伝情報を逆流させる 221
   DNAからRNAへ 230
   DNA塩基配列の一部がRNAに転写される 230
   転写では、DNAの一方の鎖に相補的なRNAをつくる 231
   細胞では数種類のRNAがつくられる 233
   DNA内に、RNAポリメラーゼの転写開始と終結の場所を指示するシグナルがある 234
   真核生物のRNAは、核で転写されると同時に加工される 236
   真核生物の遺伝子は非コード配列で分断されている 237
   イントロンはRNAスプライシングで除去される 238
   真核生物では成熟mRNAを選んで核から運び出す 241
   働き終わったmRNA分子は細胞内で分解される 242
   最初期の細胞にはイントロンがあったらしい 242
   RNAからタンパク質へ 243
   mRNAの塩基配列はヌクレオチド3個ずつの組み合わせとして読み取られる 244
   tRNA分子がmRNAのコドンとアミノ酸を結びつける 245
   特異的な酵素がtRNAに正しいアミノ酸を結びつける 248
   RNAの指令はリボソームで解読される 248
   リボソームはリボザイムの一種である 251
   mRNAのコドンがタンパク合成の開始点と終止点を指示する 253
   タンパク質はボリリボソームで合成される 254
   原核生物のタンパク合成阻害剤は抗生物質として利用される 255
   細胞内のタンパク量の調整には、タンパク分解の制御が役立っている 256
   DNAからタンパク質ができるまでにはいくつもの段階がある 257
   RNAと生命の起源 258
   生命には自己触媒が必要である 259
   ポリヌクレオチドは情報を保存できるうえに化学反応を触媒できる 259
   進化の過程ではDNAより先にRNAが活躍しただろう 261
   遺伝子発現のあらまし 268
   多細胞生物の細胞は種類が違っても存在するDNAはまったく等しい 268
   細胞の種類が違うと、つくるタンパク質の組み合わせが違う 268
   細胞は外部からのシグナルに応じて遺伝子の発現を変化させる 270
   遺伝子の発現調節は、DNAからRNAを経てタンパク質に至る経路のいろいろな段階で行われる 270
   転写のスイッチの働くしくみ 271
   転写の調節は、DNAの調節配列に結合するタンパク質が行う 271
   リプレッサーは遺伝子をオフに、アクチベーターは遺伝子をオンにする 273
   アクチベーターとリプレッサーがlacオペロンを制御する 275
   真核生物遺伝子の転写開始は複雑である 275
   真核生物のRNAボリメラーゼは転写基本因子を必要とする 276
   真核生物の遺伝子調節タンパクは遠くからでも遺伝子を調節する 278
   プロモーターDNAがヌクレオソームに凝縮すると、転写の開始に影響が現れる 279
   特定の細胞型をつくり出す分子機構 280
   真核生物の遺伝子は複数のタンパク質の組み合わせによって調節されている 281
   1個のタンパク質で、異なる遺伝子の発現を協調させることができる 281
   組み合わせ調節によって多様な細胞がつくられる 285
   遺伝子発現の安定したパターンは娘細胞へと受け継がれる 286
   1個の遺伝子調節タンパクが器官全体を形成する引き金となり得る 288
   遺伝的変動の生成 293
   おもに5種類の遺伝的変化が進化に寄与する 295
   DNAの複製と維持の機構がうまく働かなし、とゲノムの変化が引き起こされる 296
   DNA重複によって1つの細胞内に類縁遺伝子のファミリーが生まれる 297
   グロビン遺伝子ファミリーの進化からDNA重複が生物の進化に寄与するようすがわかる 298
   遺伝子の重複と分岐によって遺伝的斬新さが生まれ、生物が進化する 299
   同一エキソンの繰り返しで新しい遺伝子ができることがある 300
   エキソンの混ぜ合わせが新たな遺伝子を生じることもある 300
   ゲノムの進化は転移因子の移動によって加速されてきた 301
   遺伝子は水平伝播によって生物間で交換されることがある 302
   生命の系統樹の再構築 304
   生物を選択上有利にする遺伝的変化は保存されやすい 304
   2種の生物種のゲノム塩基配列の違いは、両者が別々に進化してきた期間の長さに比例する 305
   ヒトとチンパンジーのゲノムでは塩基配列だけでなく編成もよく似ている 306
   重要機能をもつ塩基配列はDNA内でまとまって保存される 306
   ゲノムの比較から"ジャンク(がらくた)DNA"はなくてもよいことが示唆される 308
   進化上極端に離れた類縁関係さえも、塩基配列の保存によって追跡できる 309
   ヒトゲノムの解読 311
   ヒトゲノムの塩墓配列が示すヒト遺伝子の編成 311
   ヒトゲノム内の遺伝的変動が個性を生み出す 313
   ヒトのDNAと関連生物のDNAとの比較がヒトゲノムの解明に役立つ 316
   ヒトゲノムには未解読情報が多量に含まれている 317
   細胞の単離と培養 324
   組織から均一な細胞集団が得られる 325
   細胞は培養器の中で増殖できる 325
   真核生物の細胞を培養維持するには特別な問題がある 326
   DNA分子の分析法 327
   制限酵素はDNA分子を特異的な部位で切断する 328
   大きさの異なるDNA断片をゲル電気泳動で分ける 329
   DNA断片の塩基配列を決定する 331
   ゲノム塩墓配列を検索して遺伝子を同定する 333
   核酸の八イブリッド形成 336
   DNAパイブリッド形成を用いて遺伝病の診断ができる 336
   DNAマイクロアレイ上での八イブリッド形成で数千種もの遺伝子の発現を一度に調べる 338
   in situ八イブリッド形成法で細胞内あるいは染色体上にある特定の核酸塩墓配列の所在を突き止める 340
   DNAクローニング 341
   DNAリガーゼはDNA断片をつなぎ合わせ、組換えDNA分子をつくる 341
   組換えDNAを細菌細胞の内部で増やす 341
   DNAをクローニングする際に特殊なプラスミドベクターを利用する 342
   ヒトの遺伝子をDNAクローニングで単離する 343
   cDNAライプラリーは個々の組織がつくるmRNAに対応する 346
   ポリメラーゼ連鎖反応で特定のDNA塩基配列を選択的に増幅できる 347
   DNA操作 352
   まったく新しいDNA分子をつくり出す 352
   クローニングしたDNAを使って細胞内の微量タンパクを大量に生産する 352
   操作した遺伝子から遺伝子の発現時期と部位がわかる 353
   変異生物は遺伝子の機能を最もよく表現する 355
   遺伝子改変動物をつくる 356
   遺伝子導入植物は、細胞生物学にとっても農業にとっても重要である 359
   脂質二重層 366
   膜の脂質は水中で二重層を形成する 367
   脂質二重層は二次元の流動体である 370
   脂質二重層の流動性はその構成成分によって決まる 371
   脂質二重層は非対称である 373
   脂質分布の非対称性は細胞内で生み出される 373
   膜タンパク 374
   膜タンパクの脂質二重層への結合はさまざま 375
   二重層を横断しているポリペプチド鎖はαヘリックスであることが多い 376
   膜タンパクは界面活性剤によって可溶化し、精製できる 377
   全構造が解明された膜タンパクは数少ない 378
   細胞膜は細胞皮層により強化されている 380
   細胞表面は炭水化物で覆われている 381
   細胞は膜タンパクの移動を限定できる 383
   膜輸送の原理 389
   イオン濃度は細胞内と細胞外で大きく異なる 390
   脂質二重層は溶質やイオンを通さない 391
   膜輸送タンパクは運搬体とチャネルの2種類に分けられる 391
   溶質の膜透過に受動輸送と能動輸送がある 392
   運搬体タンパクとその機能 393
   濃度勾配と電気的な力により受動輸送が起きる 393
   能動輸送では溶質は電気化学的勾配に逆らって輸送される 395
   動物細胞はATP加水分解のエネルギーを使ってNa+を細胞外に運び出す 396
   Na+-K+ポンプはリン酸基の一時的な付加により駆動される 397
   動物細胞はNa+勾配を使って栄養物を能動的に取り込んでいる 397
   Na+-K+ポンプは動物細胞の浸透圧調節にかかわっている 399
   細胞内のCa2+濃度はCa2+ポンプにより低く維持されている 401
   植物や菌類、細菌ではH+勾配が膜輸送の駆動力として使われている 402
   イオンチャネルと膜電位 403
   イオンチャネルはイオン選択性をもち、しかもゲートを備えている 403
   イオンチャネルは開と閉の状態をランダムに切り替えている 405
   各種の刺激がイオンチャネルの開閉に影響を与える 407
   電位依存のイオンチャネルは膜電位に反応する 407
   膜電位は特定のイオンに対する膜の透過性によって調節される 408
   神経細胞のイオンチャネルとシグナル伝達 411
   活動電位により長距離にわたり迅速に情報が伝えられる 411
   活動電位は電位依存Na+チャネルにより伝搬される 412
   電位依存Ca2+チャネルは神経末端で電気シグナルを化学シグナルに変換する 417
   標的細胞の神経伝達物質依存チャネルが化学シグナルを電気シグナルに再変換する 417
   ニューロンが受け取る入力には興奮性と抑制性がある 419
   伝達物質依存チャネルは向精神薬のおもな標的である 419
   シナプス接続により思考や行動や記億が可能になる 420
   糖と脂肪の分解 428
   食物分子は3段階で分解される 428
   解糖はATP生成の中心的経路である 430
   発酵では酸素なしでATPが生産できる 431
   解糖を見ると、酸化とエネルギー貯蔵を酵素が共役させるしくみがわかる 434
   糖と脂肪はミトコンドリアで分解されてアセチルCoAになる 435
   クエン酸回路では、アセチル基をCO2に酸化してNADHをつくる 439
   ATPのほとんどが電子伝達によって合成される 441
   食物の備蓄と利用 444
   生物は食物分子を特別なかたちで蓄える 444
   植物細胞では葉緑体とミトコンドリアが協力している 446
   多くの生合成経路は解糖系かクエン酸回路を出発点とする 447
   代謝は整然と制御されている 448
   細胞はそのエネルギーの大半を膜に配置された系を使って得ている 453
   ミトコンドリアと酸化的リン酸化 455
   ミトコンドリアには外膜、内膜および2つの内部区画がある 455
   高工ネルギー電子はクエン酸回路でつくり出される 457
   化学浸透過程で酸化エネルギーがATPに変換される 458
   電子はミトコンドリア内膜にある一連のタンパク質を経て運ばれる 459
   電子伝達により膜をはさんだプロトン勾配が生じる 462
   プロトン勾配はATP合成を駆動する 464
   ミトコンドリア内膜を通す共役輸送は電気化学的プロトン勾配によって駆動される 466
   細胞のATPの大半はプロトン勾配によってつくられる 466
   細胞内のATP:ADP比はミトコンドリアでの素早いADPからATPへの変換によって高い値を維持している 468
   電子伝達系とプロトンのくみ出し 468
   プロトンは電子伝達により容易に移動する 468
   酸化還元電位は電子に対する親和性を示している 469
   電子伝達により大量のエネルギーが放出される 470
   タンパク質に強く結合している金属が多様な電子運搬体として働く 472
   シトクロム酸化酵素は酸素の還元反応を触媒する 474
   H+ポンプの作用機構はまもなく原子レベルでわかるようになるだろう 475
   呼吸は驚くほど効率が高い 476
   葉緑体と光合成 478
   葉緑体はミトコンドリアに似ているが、区画が1つ余分にある 478
   葉緑体は太陽光のエネルギーを捕捉して炭素固定に使う 480
   励起状態のクロロフィル分子はエネルギーを反応中心に集める 481
   光エネルギーがATPとNADPHの合成を駆動する 482
   炭素固定はリプロースビスリン酸カルボキシラーゼが触媒する 485
   葉緑体での炭素固定からスクロースやデンプンがつくられる 486
   ミトコンドリアと葉緑体の起源 487
   酸化的リン酸化は、古代の細菌の進化にとって有利に働いた 488
   光合成細菌は周囲の環境に頼る部分がさらに少なかった 489
   メタン細菌の生活形態を見ると化学浸透共役の起源が古いことがわかる 480
   膜で囲まれた細胞小器官 498
   真核細胞には膜で囲まれた細胞小器官の基本セットがある 498
   細胞小器官にはそれぞれ異なる進化の道すじがある 500
   タンパク質の選別 502
   タンパク質を細胞小器官に運び込む方法は3つある 502
   シグナル配列がタンパク質を適切な区画へ誘導する 503
   タンパク質は核膜孔を通って核内に運び込まれる 504
   ミトコンドリアや葉緑体に輸送されるタンパク質は構造をほどく 506
   タンパク質は合成されながら小胞体に取り込まれる 507
   水溶性タンパクは小胞体内腔に放出される 509
   輸送開始と輸送停止のシグナルが脂質二重層内での膜貫通タンパクの配置を決める 510
   小胞による輸送 512
   輸送小胞は区画問での水溶性タンパクと膜の輸送にかかわる 512
   小胞の出芽はタンパク質の被覆分子の集合によっている 513
   小胞の特異的融合はSNAREの働きによる 515
   分泌経路 516
   ほとんどのタンパク質は小胞体で共有結合による修飾を受ける 516
   小胞体からの搬出の調節がタンパク質の品質を保証する 517
   ゴルジ体ではタンパク質の修飾と選別がさらに進められる 518
   分泌タンパクはエキソサイトーシスにより細胞から放出される 519
   エンドサイトーシス経路 523
   食細胞はもっぱら大型粒子を摂取する 523
   液体と巨大分子は飲作用により取り込まれる 525
   動物細胞では受容体を介したエンドサイトーシスが特定経路として働いている 525
   エンドサイトーシスによって取り込まれた巨大分子はエンドソームで選別される 526
   細胞内消化はおもにリソソームで行われる 527
   細胞間シグナル伝達の一般原理 533
   シグナルは長距離でも短距離でも活躍する 534
   細胞は特定の組み合わせのシグナルに応答する 536
   受容体は細胞内シグナル伝達経路を介してシグナルを伝達する 538
   一酸化窒素は細胞膜を透過し酵素を直接活性化する 540
   細胞膜を透過し細胞内受容体と結合するホルモンもある 541
   細胞表面にある受容体は3種類に大別される 542
   イオンチャネル連結型受容体は化学シグナルを電気シグナルに変換する 544
   多くの細胞内シグナルタンパクは分子スイッチとして働く 545
   Gタンパク連結型受容体 546
   Gタンパク連結型受容体が刺激されるとGタンパクのサブロユニットが活性化する 546
   Gタンパクにはイオンチャネルの調節を行うものがある 548
   膜に結合している酵素を活性化するGタンパクもある 549
   環状AMPのかかわる経路は酵素を活性化し.遺伝子を発現させる 550
   イノシトールリン脂質経路は細胞内Ca2+濃度を上昇させる 552
   Ca2+シグナルは生物のさまざまな反応過程の引き金となる 554
   細胞内シグナル伝達系の速度、感度、適応性は非常に高い:目の光受容器での例 555
   酵素連結型受容体 557
   活性化された受容体チロシンキナーゼは細胞内シグナルタンパクの複合体を形成する 557
   受容体チロシンキナーゼはGTP結合タンパク、Rasを活性化する 559
   酵素連結型受容体には核への直通経路を活性化するものがある 560
   タンパクキナーゼのつくる連絡網は情報を総括して細胞の複雑な挙動を調節している 565
   多細胞化と細胞間相互連絡は、植物と動物では独自の進化を遂げてきた 566
   中間径フィラメント 574
   中間径フィラメントは強くてロープ状 575
   申問径フィラメントは、細胞に機械的な力に耐えられる強度をもたせる 576
   核膜は中間径フィラメント網で支えられている 578
   微小管 579
   微小管は両端の構造が異なる中空の管である 579
   動物細胞では中心体が微小管形成の中心となる 580
   伸長する微小管は動的不安定を示す 581
   微小管は会合と解離の均衡の上に維持されている 582
   微小管は細胞内部構造の秩序を保つ 583
   モータータンパクが細胞内輸送を行う 584
   細胞小器官は微小管に沿って動く 585
   繊毛と鞭毛はダイニンで動く安定な微小管を含む 590
   アクチンフィラメント 592
   アクチンフィラメントは細くて柔軟である 593
   アクチンとチューブリンは似たしくみで重合する 593
   いろいろなタンパク質がアクチンに結合しその特性を変える 594
   ほとんどの真核細胞の細胞膜の直下にはアクチンに富んだ皮層がある 594
   細胞はアクチンを使ってはい回る 595
   アクチンはミオシンとともに収縮装置をつくる 598
   細胞外シグナルがアクチンフィラメントの並び方を制御している 599
   筋収縮 600
   筋収縮はアクチンとミオシンの束によって起こる 600
   筋収縮のときにはアクチンフィラメントがミオシンフィラメントに対して滑る 601
   筋収縮はCa2+の急激な増加によって始まる 603
   筋細胞は生体で高度に専門化した機能を果たしている 605
   細胞周期の概要 612
   真核細胞の細胞周期は4つの時期に分けられる 613
   細胞周期のおもな過程を進行させる制御系 614
   細胞周期制御系 615
   細胞周期制御系は周期的に活性化するタンパクキナーゼに依存している 616
   サイクリン依存タンパクキナーゼはサイクリンの蓄積と分解によって制御されている 617
   Cdkの活性はリン酸化と脱リン酸化によってさらに調節されている 617
   細胞周期の異なる段階の引き金を引くのは異なるサイクリンCdk複合体である 620
   S-CdkはDNA複製を開始させ、再複製を阻止する 621
   CdkはG1期の間ほとんど不活性である 622
   細胞周期制御系は周期を特定のチェックポイントで停止させる 622
   細胞は、細胞周期制御系を分解して細胞周期から離脱できる 624
   プログラム細胞死(アポトーシス) 625
   アポトーシスは細胞内のタンパク分解反応系を介して起こる 626
   死のプログラムは細胞内タンパクのBcl-2ファミリーにより調節されている 627
   細胞外から細胞数と細胞の大きさを制御する 628
   動物細胞は、分裂、成長、生存に細胞外シグナルを必要とする 629
   分裂促進因子が細胞分裂を促進する 629
   細胞外増殖因子は細胞の成長を促進する 631
   動物細胞はアポトーシスを防ぐために生存因子を必要とする 631
   細胞外シグナルタンパクには、細胞の成長、分裂、生存を阻害するものがある 632
   M期の概観 638
   M期に入る前にDNA結合タンパクが複製後の染色体の形を整えて分離に備える 638
   有糸分裂も細胞質分裂も細胞骨格の働きで起こる 639
   中心体が複製して有糸分裂紡錘体の2つの極を形成する 640
   M期は習慣上6段階に分けている 640
   有糸分裂 641
   微小管の不安定な性質が紡錘体形成に役立つ 641
   紡錘体の集合は前期に始まる 644
   前中期には染色体が紡錘体に付着する 645
   中期には染色体が紡錘体の赤道面に並ぶ 648
   娘染色体は後期に分離する 649
   終期に核膜が再形成される 651
   いくつかの細胞小器官は有糸分裂期に分散する 651
   細胞質分裂 652
   紡錘体が細胞質分裂の起こる分割面を決める 652
   動物細胞の収縮環はアクチンとミオシンでできている 653
   植物細胞の細胞質分裂では新たな細胞壁が形成される 654
   配偶子は特別な細胞分裂によってつくられる 655
   性の恩恵 660
   有性生殖には二倍体細胞と一倍体細胞が関与する 661
   有性生殖のおかげで生物は競争で有利になる 662
   減数分裂 663
   一倍体生殖細胞は減数分裂によって二倍体細胞からつくられる 664
   減数分裂には染色体の対合という特殊な過程がある 664
   母方染色体と父方染色体の間には多数の組換えが起こる 665
   染色体の対合と組換えを経て相同染色体は適正に分離する 667
   減数分裂の第2分裂で一倍体の娘細胞ができる 667
   減数分裂の際に遺伝情報が大きく再編されて一倍体細胞に入る 668
   減数分裂には弱点もある 670
   受精で完全なゲノムが再構築される 671
   メンデルと遺伝の法則 672
   メンデルは研究にあたって独立して伝わる形質を選んだ 673
   メンデルはほかの遺伝理論を論破できた 674
   メンデルの実験は遺伝がもつ分離という特性を初めて明らかにした 674
   配偶子は各形質について1個の対立遺伝子をもっている 675
   メンデルの分離の法則は有性生殖をする生物すべてに応用できる 676
   異なる形質の対立遺伝子は独立して分離する 677
   メンデルの遺伝法則の背景には減数分裂での染色体の振る舞いがある 678
   組換えの頻度を使って染色体上の遺伝子の並び順を知ることができる 680
   ヘテロ接合体の表現型から対立遺伝子の優性・劣性が明らかになる 681
   変異した対立遺伝子が選択で有利に働くことがある 684
   実験手段としての遺伝学 686
   古典的手法はランダムな変異誘発から始める 686
   遺伝子スクリーニングによって細胞内の過程に欠損のある変異体を見つける 687
   相補性試験で2つの変異が同一遺伝子にあるかどうかを知る 688
   ヒトの遺伝子はパプロタイプとよばれるブロックとして伝わるので、これを利用して変異を探すことができる 689
   複合形質は複数の遺伝子に影響を受ける 691
   運命はDNAに書かれているのだろうか? 692
   細胞外マトリックスと結合組織 698
   植物細胞には強靱な外壁がある 698
   植物の細胞壁はセルロース繊維のおかげで引っ張り強度が大きい 702
   動物の結合組織の大部分は細胞外マトリックスである 703
   動物の結合組織の引っ張り強度を高めているコラーゲン 704
   分泌コラーゲンを細胞が組織化する 705
   インテグリンが細胞外マトリックスと細胞内の細胞骨格を結合させている 706
   多糖類とタンパク質のゲルが空問を埋め、圧縮に対抗する 706
   上皮層と細胞間結合 709
   上皮層には極性があり、基底膜にのっている 710
   密着結合が上皮の漏れを防ぎ、頂端面と基底面を隔てている 711
   細胞骨格とつながった結合が上皮の細胞間の強い結合と基底膜との強固な結びつぎを形成する 712
   ギャップ結合を通してイオンや小分子が細胞から細胞へと移動する 715
   組織の維持と更新 717
   組織はいろいろな種類の細胞が混じった構造をしている 718
   異なる組織は異なる速さでつくり替えられる 720
   幹細胞は最終分化した細胞をつくり続ける 721
   幹細胞は損傷組織の修復に利用できる 722
   核移植によって個人に合わせたES細胞をつくり出す方法がある:治療目的のクローニング戦略 725
   がん 726
   がん細胞は増殖し、浸潤し、転移する 726
   疫学によって発がんの原因を同定し回避を考える 727
   がんは変異の集積で生じる 728
   がんは競争に有利さをもたらす性質を発達させる 729
   がんに深くかかわるさまざまな遺伝子 731
   遺伝子1個の欠失で腫瘍の増殖がもたらされるしくみを示す大腸がん 732
   がん細胞の理解が新しい治療法を生む 736
おもな内容
1細胞とは 1
   パネル1-1 光学顕微鏡と電子顕微鏡 8
50.

図書

図書
伏見譲担当編集
出版情報: 東京 : 共立出版, 2003.1  xiii, 231p ; 22cm
シリーズ名: シリーズ・ニューバイオフィジックス / 日本生物物理学会シリーズ・ニューバイオフィジックス刊行委員会編 ; 2-8
所蔵情報: loading…
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