1.
図書 |
細井和喜蔵作
概要:
恋と発明の夢に敗れ、失意の自殺未遂から生還した主人公。以後の人生は紡織工場の奴隷労働解放に捧げようと誓うが...。『女工哀史』著者が、工場現場の女と男の生身の姿を描く迫力の小説。『奴隷』との二部作。
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2.
図書 |
梶尾真治著
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3.
図書 |
長谷川如是閑作
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4.
図書 |
織田作之助作
概要:
代表作「夫婦善哉」に、二〇〇七年に発見された「続 夫婦善哉」をあわせて“正続”とし、その他、芥川賞候補作「俗臭」、作者が「或る意味で私の処女作」という「雨」、あるいは伝説の棋士坂田三吉を主人公にした「聴雨」など、織田作之助(一九一三‐四七)
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のおもに戦中期の代表的短篇を収録する。
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5.
図書 |
織田作之助作
目次情報:
概要:
人間はからだを責めて働かな嘘や—不屈の精神で孫娘を育てあげる男の明治から昭和にわたる波瀾の生涯を描いた「わが町」。自意識過剰で不器用な青年の成長の日々を点綴した自伝的小説「青春の逆説」。織田作之助(一九一三‐四七)の代表的長篇二篇。
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6.
図書 |
泉鏡花作
概要:
「まあ、嘸この葉も痛むこッたろうねえ」(「三尺角」)。思いや痛みが境界を融かし、草木、鳥獣、死者と人とが結びあう—物語は鮮やかに世界を読み換える。表題作の他「朱日記」「第二菎蒻本」「茸の舞姫」など六篇を収録、詳細な注を付す。
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7.
図書 |
尾崎翠作
概要:
五感を越える「感覚」で世界を捉え、哀感とユーモア、エロティシズムをも湛える独特の表現が今なお新しい尾崎翠(一八九六‐一九七一)。奇跡のような作品群から代表作「第七官界彷徨」と緩やかに連なる四篇、没後発見の映画脚本草稿「琉璃玉の耳輪」を収録。
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8.
図書 |
久生十蘭作
概要:
現世では死者となって社会から身を隠し純愛を貫く物語「墓地展望亭」「湖畔」、人間心理の深奥に迫る名作「ハムレット」、巧みな語りにサスペンスが湛えられた掌篇「骨仏」など、“小説の魔術師”久生十蘭(1902‐57)の、彫琢につぐ彫琢によって磨きぬ
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かれた掌篇、短篇あるいは中篇を精選。「生霊」「雲の小径」「虹の橋」「妖婦アリス芸談」を併収。
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9.
図書 |
尾﨑士郎作 ; 紅野謙介編
目次情報:
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概要:
尾崎士郎は長篇小説『人生劇場』で知られるが、短篇小説こそ人と作品が渾然一体となった作家の特質が最も良く表現されている。「大逆事件」を取り上げた小説、戦時下の従軍文学、内省的な抒情小説、哀感と情熱溢れる自伝的作品から、多彩な尾崎文学の真価を示
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す小説16作を精選する。
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10.
図書 |
横光利一作
概要:
日本的精神主義を重んじる矢代と西洋的自然主義に偏する久慈は、パリの空の下、議論の火花を散らす。それは欧洲取材を経て戦前から戦後へと本作を書き継いだ横光利一(1898‐1947)の文化・文明論の投影でもある。GHQによって書き換えを余儀なくさ
…
れた問題作を、検閲前のテキストに拠り、作家の真意に迫る。<br />欧洲の旅空の下、愛を育んだ矢代と千鶴子。しかし帰国した二人の結婚には、古神道とカソリックというそれぞれの信仰が障壁として立ちはだかる。さらに家柄の違い、戦況の悪化も重なり...。第二次世界大戦の前後十年、戦前の日本と戦後のアメリカによる言論統制下で書かれたこの未完の長篇は、作者自身の懊悩の結晶でもある。
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11.
図書 |
細井和喜蔵作
概要:
丹後ちりめんの里と大阪を舞台とする『女工哀史』著者の自伝的小説。両親を失い、機屋の奉公人として働き始めた少年は、近代化の歯車が労働者を呑み込む中を生きる。少年の目に映る故郷の美しくも酷い情景、志の行く末は?『工場』と二部作。
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12.
図書 |
[開高健著] ; 大岡玲編
概要:
デビュー作、芥川賞受賞作、ヴェトナムでの戦場体験や阿片吸引をモチーフにした中期の傑作、病と闘いつつ死の直前に書き遺した絶筆—。開高健の創作の原点である珠玉の短篇十一篇を精選。
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13.
図書 |
宇野千代作
概要:
欧州から帰朝した洋画家湯川譲二は、毎日手紙を寄越す不思議な女に翻弄されるうちに女は失踪。女の友人つゆ子と捜索の旅に出た譲二はつゆ子に魅かれるが、さらに湯浅の絵のファンだという女学生とも子が現れ...。画家・東郷青児をモデルにした宇野千代(1
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897‐1996)の代表作。現代恋愛小説の白眉。
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14.
図書 |
[江戸川乱歩著] ; 浜田雄介編
概要:
犯行の謎に迫る探偵と意表を突く犯人。謎と推理をテーマとした代表作群。「陰獣」は緻密な構成とトリックにより日本探偵小説の新段階を告げた。「黒蜥蜴」は妖しく美しい女賊黒蜥蜴と明智小五郎探偵との対決と愛の葛藤を描く。幻のデビュー作「一枚の切符」、
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本格探偵小説「何者」、戦後の好短篇「断崖」を収録。
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15.
図書 |
島崎藤村作
概要:
「思わず彼は拾い上げた桜の実を嗅いでみて、おとぎ話の情調を味わった。それを若い日の幸福のしるしというふうに想像してみた」—。藤村(1872‐1943)の文学への情熱、教え子へのかなわぬ恋を投影した青春の自画像。同じく自伝的小説である『春』『
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新生』の、少年期から青年期を描く。改版。
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16.
図書 |
田山花袋作
概要:
文学を志しながらも、家庭貧しく代用教員として人生を歩み始めた青年清三。同級生の学生生活や恋の話は遠い世界となり、田舎教師として埋没しゆく煩悶を日記に記す。世間が日露戦争の勝利に沸くなか病没した実在の青年の日記を元に、北関東の風物を織り交ぜ描
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く、自然主義文学の代表的作品。改版。
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17.
図書 |
[江戸川乱歩著] ; 浜田雄介編
概要:
夢の中で妖しく咲き乱れる心象の沃野こそ、真の世界。美と享楽の完全なる人工楽園の建設という夢幻にとり憑かれた青年を描いた代表作「パノラマ島奇談」、戦時下の制約された中で斬新な手法を駆使して書かれた探偵小説「偉大なる夢」の他、7篇を収録。
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18.
図書 |
徳永直作
概要:
ここは東京随一の貧民窟。印刷工場の労働者がひしめき暮らす。ある日工場が行った首切りは大争議に発展。「太陽のない街」の住民たちも苛烈な闘いの渦に巻き込まれていく。実際の争議の中心にいた作者(1899‐1958)が、労働者の言葉をもって読ませる
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ことを第一条件として描く、プロレタリア文学の代表的作品。
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19.
図書 |
泉鏡花作
概要:
私はね...お仲間の按摩を一人殺しているんだ。—寒月冴えわたる桑名の夜、流しの若き旅芸人が酒をあおり語り始めたのは、芸へのおごりが招いたある悲劇。同刻、近くの旅宿では、二人の老客が薄幸な芸妓の身の上話に耳を傾ける。揺らめく町の行燈。交錯する
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二つの場の語り。それらが混然と融合した時、新たな世界が立ち現れる。
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20.
図書 |
芥川竜之介作
目次情報:
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概要:
芥川の作風の転換期とされる中期から後期の作品十九篇を収録した。「年末の一日」は、漱石の墓を訪ねた年末の或る日の出来事と、それに感応する微妙な作者の心情を描き出す。シナリオ形式の作品「浅草公園」など、従来の形式や文体とは異なる作品を模索してい
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る芥川の苦闘する姿が窺える、多彩な小説を選んだ。
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21.
図書 |
[江戸川乱歩著] ; 浜田雄介編
概要:
日本探偵小説の開拓者にして第一人者であった江戸川乱歩の作品をテーマ別に精選する。第1巻は“愛のゆくえ”。臆病な愛。モダンな愛。裏切りの優しさと、優しさの酷薄。憧れの強さは殺意を生み、人を異形の存在に変える。「日記帳」「接吻」「人でなしの恋」
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「蟲」「孤島の鬼」の5篇を収録する。
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22.
図書 |
野間宏作
概要:
空気のない兵隊のところには、季節がどうしてめぐってくることがあろう—条文と柵とに縛られた兵営での日常生活は人を人でなくし、一人一人を兵隊へと変えてゆく...。人間の暴力性を徹底して引き出そうとする軍隊の本質を突き、軍国主義に一石を投じた野間
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宏(1915‐91)の意欲作。改版。
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23.
図書 |
宇野千代作 ; 尾形明子編
概要:
父親の暴力、継母と異母弟妹に感じる疎外感、幼すぎた不幸な結婚、代用教員時代に見た社会の不正義など、自らの生い立ちを主たるモチーフとした中短篇。大正10年のデビュー作「脂粉の顔」から昭和3年発表の「老女マノン」まで、全集未収録作品を含む、社会
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派的視点も鮮やかな、宇野千代(1897‐1996)の知られざる初期作品群。
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24.
図書 |
永井荷風作
概要:
祭典と騒乱の記憶から奇妙な国の歴史を浮かびあがらせる「花火」、エロスの果てに超現実を垣間見せる「夏すがた」、江戸情調を文章に醇化した戦前の小説、随筆を精選した。「来訪者」は、戦中に執筆、終戦直後、発表の実験小説。贋作問題と凄愴の趣を込めた男
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女の交情に、「四谷怪談」や夢の世界が虚実相半ばして交響する問題作。
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25.
図書 |
永井荷風作
目次情報:
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概要:
荷風の戦後は「問はずがたり」とともに始まる。一人の画家の眼を通して、戦中戦後の情景が映し出される。若い女性の心象を掬いとる「吾妻橋」「或夜」「心づくし」「裸体」。下町を舞台とした戯曲「渡鳥いつかへる」。戦渦を生き抜き、新たな生を受けとめる人
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々への哀感と愛惜のまなざし。戦後の荷風文学がよみがえる。
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26.
図書 |
江戸川乱歩作
目次情報:
概要:
「少年探偵団」は、変幻自在の黒い怪物が出現、明智小五郎や小林少年たちが対決する代表作。「超人ニコラ」は、乱歩最後の作品、晩年まで少年物に執念を示した。戦時下、筆名を変えて執筆した連作小篇集「知恵の一太郎ものがたり」からも収録。
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27.
図書 |
大江健三郎作
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28.
図書 |
大江健三郎作
概要:
高校生の「僕」は、刑事の叔父さんとディケンズの小説『骨董屋』を原文で読み進めていくうちに、まるでそのストーリーが反映するかのように、とてつもない事件に巻きこまれてしまう。—人間の悪とは、罪とは何か。そしてそれをのり越える「ゆるし」「癒し」と
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は何か。
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29.
図書 |
芥川竜之介作
目次情報:
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概要:
隅田川沿いでの生い立ちを反映した最初の小説「老年」、以後、芥川は多彩な短編小説、小品を織りなした。素朴な娘の愛情の表現に、憂鬱な感情を忘れる「蜜柑」、中国古典に拠った夢と詩情を描いた掌篇「尾生の信」...。愚ともいえる素朴で正直な人間にも、
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作者は優しいまなざしを向ける。芥川の佳作二十篇を選んで収める。
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30.
図書 |
壺井栄作
概要:
瀬戸内の一寒村に赴任した若い女性教師と十二人の生徒の、昭和初期から戦後までの二十数年にわたるふれあいの物語。子供たちを育み守ろうとする先生と、時代の引き起こすきびしさと貧しさに翻弄されながら懸命に生きる子供たち。戦争への怒りと悲しみが訴えか
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けられる。日本人に読み継がれる壺井栄(1899‐1967)の名作。
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31.
図書 |
林芙美子作
概要:
私は宿命的に放浪者である—若き日の日記をもとに記された、林芙美子(1903‐51)生涯の代表作。舞台は第一次大戦後の東京。地方出身者の「私」は、震災を経て変わりゆく都市の底辺で、貧窮にあえぎ、職を転々としながらも、逆境におしつぶされることな
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くひたすらに文学に向かってまっすぐに生きる。全三部を収録。
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32.
図書 |
大江健三郎作
目次情報:
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概要:
「奇妙な仕事」「飼育」「セヴンティーン」「「雨の木」を聴く女たち」など、デビュー作から中期の連作を経て後期まで、全二三篇を収録。作家自選のベスト版短篇集であると同時に、全収録作品に加筆修訂がほどこされた最終定本。ノーベル賞作家・大江健三郎の
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エッセンス。
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33.
図書 |
江戸川乱歩作
目次情報:
概要:
昭和の日本を震撼させた怪人の犯罪予告。オヤクソクノモノ、ウケトリニユク、二〇。明智小五郎と小林少年ら少年探偵団が怪人二十面相と対決、大活躍する乱歩の児童向け作品。シリーズ第一作「怪人二十面相」と戦後の乱歩復活を告げた「青銅の魔人」を収録。
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34.
図書 |
折口信夫作
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