1.
図書 |
ジュネ著 ; 宇野邦一訳
概要:
監獄と少年院を舞台に、アルカモーヌ、ビュルカン、ディヴェールら「薔薇」に譬えられる美しい囚人たちとジュネ自身をめぐる、暴力と肉体の物語。同性愛者であり泥棒でもあった作家が、悪と性に彩られた監獄世界を緻密かつ幻想的に描くことで、そこに聖性を発
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見していく驚異の書。精密な読みに基づくこの新訳により、まったく新しいジュネ像が見えてくる!
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2.
図書 |
[マルセル・]プルースト著 ; 高遠弘美訳
概要:
病気がちな祖母のため、ゲルマント家の館の一角に引っ越した語り手一家。新たな生活をはじめた「私」は、女主人であるゲルマント公爵夫人に憧れを募らせていく。サン・ルーとの友情や祖母への思いなど、濃密な人間関係が展開する第三篇「ゲルマントのほう」(
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一)を収録。全14巻。<br />ヴィルパリジ夫人のサロンに招かれた語り手は、ドレフュス事件や藝術の話に花を咲かせる社交界の人びとを目の当たりにする。一方、病気の祖母の容態はさらに悪化し、語り手一家は懸命に介護するのだが...。第三篇「ゲルマントのほう」(一)後半と、(二)前半を収録。
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3.
図書 |
コレット著 ; 河野万里子訳
概要:
50歳を目前にして、美貌のかげりと老いを自覚する元高級娼婦のレア。恋人である25歳の青年シェリの突然の結婚話に驚き、表向きは祝福して別れを決心しつつも、心穏やかではいられない...。香り立つような恋愛の空気感と細やかな心理描写で綴る、「恋愛
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の達人」コレットの最高傑作。
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4.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
概要:
ゲルマント大公邸のパーティーに赴いた「私」は驚愕した。時は、人びとの外見を変え、記憶を風化させ、社交界の勢力図を一新していたのだ。老いを痛感する「私」の前に、サン=ルーの娘はあたかも歳月の結晶のように現れ、いまこそ「作品」に取りかかるときだ
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と迫る。<br />幼年時代の秘密を明かすタンソンヴィル再訪。数年後、第一次大戦さなかのパリでも時代の変貌は容赦ない。新興サロンの台頭、サン=ルーの出征、「破廉恥の殿堂」での一夜...。過去と現在、夢と現実が乖離し混淆するなか、文学についての啓示が「私」に訪れる。
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5.
図書 |
[マルセル・]プルースト著 ; 高遠弘美訳
概要:
若者になった「私」はジルベルトへの恋心をつのらせ、彼女の態度に一喜一憂する...。19世紀末パリを舞台に、スワン家に出入りする「私」の心理とスワン家の人びとを緻密に描きつつ、藝術と社会に対する批評を鋭く展開した第二篇第一部「スワン夫人のまわ
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りで」を収録。<br />前巻から2年後、「私」は避暑地バルベックで夏を過ごすことになる。個性的な人びととの交流、そして美しい少女たちとの出会い。光あふれるノルマンディの海辺で、「私」の恋は移ろう...。全篇の中でも、ひときわ華やかな印象を与える第二篇第二部「土地の名・土地」を収録。
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6.
図書 |
ロブ=グリエ著 ; 中条省平訳
概要:
殺人事件発生の報せを受けて運河の街にやってきた捜査官ヴァラス。しかし肝心の遺体も犯人も見当たらず、人々の曖昧な証言に右往左往する始末。だが関係者たちの思惑は図らずも「宿命的結末」を招いてしまうのだった。“ヌーヴォー・ロマン”の旗手、ロブ=グ
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リエの代表作。
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7.
図書 |
バルバラ著 ; 亀谷乃里訳
概要:
19世紀中葉のパリ。急に金回りがよくなり、かつての貧しい生活から一転して、社交界の中心人物となったクレマン。無神論者としての信条を捨てたかのように、著名人との交友を楽しんでいた。だが、ある過去の殺人事件の真相が自宅のサロンで語られると、異様
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な動揺を示し始める。19世紀の知られざる奇才の代表作、ついに本邦初訳!
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8.
図書 |
シュペルヴィエル著 ; 永田千奈訳
概要:
貧しい親に捨てられたり放置されたりしている子供たちをさらうことで自らの「家族」を築き、威厳ある父親となったビグア大佐。だが、とある少女を新たに迎えて以来、彼の「親心」は、それとは別の感情とせめぎ合うようになり...。心優しい誘拐犯の悲哀がに
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じむ物語。待望の新訳!
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9.
図書 |
ジュリアン・グラック作 ; 安藤元雄訳
概要:
20世紀フランス文学において特異な存在感を誇るジュリアン・グラック(1910‐2007)のデビュー作。舞台は海と広大な森を控えてそびえ立つ古城。登場人物は男2人と女1人。何かが起こりそうな予感と暗示—。練りに練った文章で、比喩に比喩を積み重
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ね、重層的なイメージを精妙な和音や不意打ちの不協和音のように響かせる。
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10.
図書 |
ヴィアン著 ; 野崎歓訳
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11.
図書 |
コレット著 ; 河野万里子訳
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12.
図書 |
ジッド著 ; 中条省平, 中条志穂訳
概要:
美しい従姉アリサに心惹かれるジェローム。二人が相思相愛であることは周りも認めていたが、当のアリサの態度は煮え切らない。そんなとき、アリサの妹ジュリエットから衝撃的な事実を聞かされる...。本当の「愛」とは何か、時代を超えて強烈に問いかけるフ
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ランス文学の名作。
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13.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
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14.
図書 |
ジャン・ジオノ作 ; 山本省訳
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15.
図書 |
フランシス・ジャム作 ; 手塚伸一訳
目次情報:
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16.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
概要:
パリのゲルマント館の一翼に引っ越した一家。家主の公爵夫人は神秘の輝きを放つ貴婦人。その威光にオペラ座で触れた「私」は、コンブレー以来の夢想をふくらませ、夫人の甥のサン=ルーを兵営に訪問、しだいに「ゲルマンのほう」へ引き寄せられる。<br /
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>祖母の旧友ヴィルパリジ夫人のサロンで、「私」はゲルマント公爵夫人とついに同席。芸術、噂話、ドレフュス事件など、社交界の会話の優雅な空疎さを知る。家では祖母の体調が悪化。母、医師、女中に見守られ、死は「祖母をうら若い乙女のすがたで横たえる」。<br />冬に向かうパリ、「私」をめぐる景色は移ろう—「花咲く乙女」とベッドで寄り添い、人妻との逢い引きの夢破れ、ゲルマント夫人の晩餐には招待される。上流社交界の実態、シャルリュス男爵の謎、予告されるスワンの死...。人間関係の機微を鋭く描く第七巻。
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17.
図書 |
ジュリアン・グラック作 ; 安藤元雄訳
概要:
著者最大の長篇かつ最も劇的な迫力に富む代表作。1951年度のゴンクール賞に選ばれたが、グラックは受賞を拒否、大きな話題を呼んだ。「この小説は、その最後の章まで、けっして火ぶたの切られない一つの海戦に向かってカノンを進行する」—宿命を主題に、
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言葉の喚起機能を極限まで駆使し、予感と不安とを暗示的に表現して見せた。
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18.
図書 |
ヴァレリー・ラルボー作 ; 岩崎力訳
目次情報:
概要:
旅と書物をこよなく愛したフランスの作家ラルボー(1881‐1957)の代表作。短篇小説と詩と日記から成る“全集”という風変わりなこの作品は、いわば“逆向きの教養小説”だ。幼くして両親を失い、莫大な遺産を相続した主人公は、億万長者というばかげ
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た境遇を捨て去り、一個の人間として生きるためにヨーロッパ各地を放浪する。<br />一代で巨万の富を築いた親のもとに一人息子として生まれたラルボーは、家業を継ぐことを拒み、富裕な好事家、教養豊かな通人として、国境を軽々と越えるコスモポリタンの生涯を全うした。意識の流れを“内的独白”の手法で書いた、印象、感覚、夢想、風景の鮮やかさが清新な中篇『秘めやかな心の声...』を併録。
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19.
図書 |
プルースト作 ; 岩崎力訳
目次情報:
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概要:
プルースト(1871‐1922)が20代前半に書いた短篇小説・散文・詩をまとめた第一作品集。鋭敏で繊細な感受性、細部にわたる緻密な観察、情熱や嫉妬といった心理の微妙かつ執拗な探究、スノビスムへのこだわりなど、大作『失われた時を求めて』にも見
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られる特徴の数々が本書にはすでに現れている。作家プルーストの原点。
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20.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
概要:
悪徳と罪業の都市ソドムとゴモラ。本篇に入り、同性愛のテーマがいよいよ本格的に展開される。不意によみがえる死んだ祖母への想い。祖母を失った悲しみの感情に「私」は突然とらえられる(「心の間歇」)。「私」はアルベルチーヌに同性愛の疑いをいだくが.
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..。(全14冊)<br />ヴェルデュラン夫妻が借りた海を見下ろす別荘と、そこへ向かう小鉄道で展開される一夏の人間喜劇。美貌の青年モレルに寄せるシャルリュス氏の恋心はうわさを呼び、「私」の恋人アルベルチーヌをめぐる同性愛の疑惑は思わぬ展開を見せる。
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21.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
概要:
ヴェルデュラン邸での比類なきコンサートを背景にした人間模様。スワンの死をめぐる感慨、知られざる傑作が開示する芸術の意味、大貴族の傲慢とブルジョワ夫妻の報復。「私」は恋人への疑念と断ち切れぬ恋慕に苦しむが、ある日そのアルベルチーヌは失踪する。
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<br />海辺を自由に羽ばたく鳥—アルベルチーヌをパリに連れ帰り、恋人たちの密やかな暮らしが始まる。篭の鳥となっても女は謎めいたまま、嫉妬と疑惑が渦を巻く。狂おしい日々を彩る、パリの物売りの声、芸術の考察、大作家の死。周囲の人々の流転とともに物語は進む。
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22.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
概要:
アルベルチーヌの突然の出奔、続く事故死の報。なぜ出ていったのか、女たちを愛したからか?疑惑と後悔に悶える「私」は「真実」を暴こうと狂奔する。苦痛が無関心に変わるころ、初恋のジルベルトに再会し、その境遇の変転と念願のヴェネツィア旅行に深い感慨
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を覚える。
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23.
図書 |
ジュネ著 ; 中条省平訳
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24.
図書 |
サン=テグジュペリ著 ; 鈴木雅生訳
概要:
ドイツ軍の電撃的侵攻の前に敗走を重ね、機能不全に陥ったフランス軍。危険だがもはや無益な偵察飛行任務を命じられた「私」は、路上に溢れる避難民を眼下に目撃し、高空での肉体的苦痛や対空砲火に晒されるうち、人間と文明への“信条”を抱くに至る。著者の
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実体験に基づく小説。
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25.
図書 |
サン=テグジュペリ著 ; 二木麻里訳
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26.
図書 |
サン=テグジュペリ作 ; 内藤濯訳
概要:
サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、“ほんとうのこと”しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作。一九五三年以来、半世紀を超えて、日本じゅうの読者を魅了してきた、内藤濯氏による歴史的名訳。『星の王子さま』のスタンダ
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ード。
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27.
図書 |
ガストン・ルルー著 ; 平岡敦訳
概要:
異形の怪人エリックは、愛する歌姫クリスティーヌに秘密の特訓を施して鮮烈なデビューをさせる一方、邪魔者には残忍な手を使うことも厭わない。とうとうクリスティーヌを誘拐し、追っ手を手玉にとったが...幾度も映像化・ミュージカル化されてきた傑作小説
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の真の「凄さ」を新訳で。
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28.
図書 |
プルースト作 ; 吉川一義訳
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文献の複写および貸借の依頼を行う
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