1. 序説 (東京工業大学生命理工学部) 海野 肇 |
1.1 生化学物質の特長と種類 2 |
1.2 生化学物質の分離に関する特性 3 |
1.2.1 固体の溶液への溶解性 4 |
1.2.2 相互に不溶な二溶液間での分配性 6 |
1.2.3 界面への吸着性 8 |
1.2.4 分子の大きさと形状 8 |
1.3 生化学物質の分類と分離に関する物性 9 |
2. アミノ酸 (日本合成化学工業(株)) 甲田弘道 |
2.1 アミノ酸の分子構造と物性定数 11 |
2.2 解離性 12 |
2.3 溶解度 13 |
2.4 イオン交換性 14 |
2.5 イオン排除性 15 |
2.6 キャリアーによるアミノ酸の輸送性 16 |
2.7 電位勾配によるイオン移動性 16 |
2.8 荷電型モザイク膜との相互作用 17 |
3. タンパク質 (日東化学工業(株)) 間 進 (綜研化学(株))森川俊一 |
3.1 タンパク質の種類 21 |
3.2 タンパク質の分離に利用される特性 21 |
3.2.1 分子の大きさ 22 |
3.2.2 沈降速度 23 |
3.2.3 溶解度 24 |
3.2.4 疎水性 25 |
3.2.5 表面荷電 25 |
3.2.6 親和性 27 |
3.3 タンパク質の特性と各種分離法 27 |
3.4 タンパク質の分離パターン 29 |
4. 糖質 (東京農工大学工学部) 国眼孝雄 |
4.1 単糖の構造の特性 34 |
4.1.1 分類と命名法 34 |
4.1.2 環状構造 35 |
4.1.3 単糖の光学特性 38 |
4.1.4 単糖の反応 39 |
4.1.5 単糖の存在,分離・精製,物性など 40 |
4.1.6 その他の単糖 40 |
4.2 オリゴ糖 44 |
4.2.1 オリゴ糖の構造の性質 44 |
4.2.2 試料の調製と分離および分析 44 |
4.3 多糖類 47 |
4.4 配糖体 50 |
4.5 工業的精製プロセスにおける分離物性 50 |
4.5.1 マルトース 51 |
4.5.2 シクロデキストリン 51 |
4.5.3 キチン/キトサン 52 |
5. 脂質 (物質工学工業技術研究所) 榊 啓二 |
5.1 脂質の種類 55 |
5.2 脂質の分離に利用される特性 57 |
5.2.1 融点,沸点の差 57 |
5.2.2 溶解度の差 57 |
5.2.3 極性の差 57 |
5.3 脂質の分子構造と特性 58 |
5.3.1 融点,沸点 58 |
5.3.2 溶解度 59 |
5.3.3 吸着性 60 |
5.4 脂質分離のパターン 61 |
6 核酸 (物質工学工業技術研究所) 榊 啓二 |
6.1 核酸の種類 66 |
6.2 核酸の分離法 66 |
6.2.1 DNA,RNAの分離法 66 |
6.2.2 核酸系物質の分離 71 |
7 ビタミン/補酵素 (物質工学工業技術研究所) 榊 啓二 |
7.1 ビタミンおよび補酵素の種類 74 |
7.2 ビタミンおよび補酵素の物性と分離法 78 |
7.2.1 水溶性ビタミン 78 |
7.2.2 脂溶性ビタミンの物性と分離法 78 |
8. ホルモン (雪印乳業(株)) 石田誠司 |
8.1 ホルモンの種類 81 |
8.2 インスリンおよび成長因子の分離に利用される特性 82 |
8.2.1 溶解度の差 82 |
8.2.2 吸着性の差 83 |
8.2.3 分子の大きさの差 83 |
8.2.4 特異的相互作用の差 83 |
8.3 インスリン,成長因子の分離精製 84 |
8.4 活性の測定法 84 |
9. 抗生物質 (ジーエルサイエンス(株)) 佐藤 元昭 |
9.1 抗生物質の定義 88 |
9.2 歴史の定義 88 |
9.3 抗生物質の分離精製 89 |
9.4 抗生物質の分離精製に利用される特性 90 |
9.4.1 液相間の分配の差 90 |
9.4.2 吸着力の差 91 |
9.4.3 解離能の差 91 |
9.4.4 サイズに基づく特性の差 92 |
9.4.5 固体の溶解度の差 93 |
9.4.6 各種性質の差 93 |
10. 生理活性物質 (資生堂(株)) 宮原令二 |
10.1 生理活性物質とは 97 |
10.1.1 サポニン 98 |
10.1.2 フラボン・イソフラボン配糖体 99 |
10.1.3 加水分解型タンニン 99 |
10.1.4 その他の配糖体類 100 |
10.2 配糖体などの生理活性物質の分離に利用される特性と分離の特徴 100 |
10.2.1 固体抽出 100 |
10.2.2 溶媒抽出 101 |
10.2.3 向流分配法 102 |
10.2.4 分配クロマトグラフィー 103 |
10.2.5 吸着クロマトグラフィー 104 |
10.2.6 配糖体分離に用いられるその他のクロマトグラフィー手法 105 |
10.2.7 再結晶 105 |
10.2.8 薄層クロマトグラフィー 106 |
10.3 配糖体などの生理活性物質の精製パターン 106 |
10.3.1 サポニン 106 |
10.3.2 フラボン・イソフラボン配糖体 107 |
10.3.3 加水分解型タンニン 108 |
10.3.4 その他の配糖体類 109 |
1. 序説 (東京工業大学生命理工学部) 海野 肇 |
1.1 生化学物質の特長と種類 2 |
1.2 生化学物質の分離に関する特性 3 |