1.
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図書
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遠藤薫, 佐藤嘉倫, 今田高俊編著
出版情報: |
京都 : ミネルヴァ書房, 2016.12 xv, 355, 10p ; 22cm |
子書誌情報: |
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第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する |
モダニティと制度論 |
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして |
自己産出系の公理論—システム論のsyntaxとsemantics |
モダニティと意味 |
近代と公共性—ハーバーマス批判の試み |
東アジア型ハイブリッド・モダニティ?—在中国日韓台企業の比較が示唆する現実 |
「評価国家」における統治の構造—政治的合理性・プログラム・テクノロジー |
第2部 再帰的自己組織性論とポストモダン : 自己組織性と社会のメタモルフォーゼ |
自己組織性と言語ゲーム |
自己組織性と合理的選択 |
自己組織化の普遍性と歴史性—自律・他律・共律 |
自己組織性と社会システム—主体のありかをめぐる考察 |
自己組織性とリスク・信頼 |
日本における社会システム論の意義と未来—日本近代と自己組織性 |
第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する |
モダニティと制度論 |
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして |
概要:
本書は、社会システム論と自己組織性論とを軸にした、社会学の本質に迫る論考の集成である。21世紀の社会理論のありかたを鋭く問い、社会学における理論の復権を告げる。
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2.
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図書
東工大 目次DB
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今田高俊著
出版情報: |
東京 : 創文社, 1986.4 x, 314, 15p ; 22cm |
子書誌情報: |
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まえがき |
第一部 変換理性の科学哲学 |
第一章 不確定な自己組織性 5 |
第一節 自己組織性の世界 5 |
一 理論的関心 6 |
二 現実的関心 8 |
三 二項対立の限界 10 |
第二節 メソドロジーの三角形と自己言及 13 |
一 認識の存在接続 13 |
二 メソドロジーの三角形 15 |
三 論理のパラドックス 18 |
四 自己言及と自己非決定 20 |
第三節 多極的なパラダイム構造 23 |
一 パラダイムの混迷 23 |
二 理性の貧困 24 |
三 科学哲学の脱構築 27 |
四 自然科学か理解科学か 29 |
第二章 ロゴスの覇権争い 33 |
第一節 実証主義帝国の形成 33 |
一 近代理性の形成 33 |
二 包括理性の提起 34 |
三 社会の自然科学テーゼ 37 |
第二節 合理主義の復権と相剋 40 |
一 論理実証主義の統一運動 40 |
二 批判的合理主義の反撃 42 |
第三節 実用的経験主義の主張 45 |
一 「らしさ」の論理 45 |
二 予言の自己成就 47 |
三 期待値の論理 49 |
四 覇権争いの痛み分け 51 |
第四節 自己組織性への挑戦と挫折 53 |
一 変化のゼーション現象 53 |
二 自己組織の不可能性 56 |
三 オートポイエシスと自己言及 59 |
四 散逸構造と秩序形成 61 |
第三章 理性帝国の転覆 65 |
第一節 古典的解釈主義の台頭 65 |
一 解釈学の存在根拠 65 |
二 解釈主義宣言 67 |
三 ウェーバーの方法的アンビヴァレンス 69 |
四 説明的理解と現実的理解 71 |
第二節 存在論の武装 73 |
一 意味の存在論 73 |
二 解釈法の公準 76 |
第三節 意味先取と自省的解釈 78 |
一 伝統への帰属と疎隔 78 |
二 差異化と自己組織性 80 |
三 意味の超越システム理論 81 |
四 自省的解釈の不可欠性 83 |
第四節 存在完成と了解可能性 86 |
一 意味の存在接続 86 |
二 「いき」の存在会得 87 |
三 自己組織性の存在問題 90 |
第四章 理性神話の脱構築 95 |
第一節 理性神話の危機 95 |
一 純粋理性の神話 96 |
二 神話の危機 97 |
三 理論の現実味と常識 100 |
四 もう一つの純粋理性 102 |
五 経験理性の危機 105 |
第二節 神話の脱構築 メソドロジーの三角形 109 |
一 二項対立と方法 109 |
二 方法のジーン 112 |
三 原点としてのウェーバー 114 |
四 認識と存在の三様態 117 |
五 認識の存在接続 119 |
六 了解主義と議論の論理 122 |
第三節 変換理性の科学哲学 126 |
一 二項対立の統合 126 |
二 変換理性 129 |
三 変換理性と自己組織性 132 |
第二部 自省的機能主義の理論 |
第五章 パラダイムの冒険 141 |
第一節 戦後のシステム・パラダイム群 141 |
一 システム思考の誕生 141 |
二 社会システム論のトロイカ 143 |
第二節 パラダイムの転換 145 |
一 自己組織パラダイムの萌芽 145 |
二 意味と自省作用 148 |
三 構造化と意味作用 151 |
第三節 機能主義の試練と苦悩 155 |
一 試練とは何か 155 |
二 機能主義の彫琢か凋落か 158 |
三 再び自己言及について 162 |
第四節 自省的機能主義をめざして 165 |
一 機能主義の脱構築 165 |
二 自己組織性とシステム実践 168 |
三 自己組織性と生活実践 171 |
第六章 正統派の受難時代 175 |
第一節 自己組織性 新たな時代のキー・ワード 175 |
一 なぜ社会変動でなく自己組織か 175 |
二 秩序ある繁栄と社会変動 177 |
三 活力ある安定と自己組織性 179 |
第二節 一般システム理論と要素の創発的従属 181 |
一 有機体論革命 181 |
二 階層的創発特性 183 |
第三節 サイバネティックスと狭隘なメタボリズム 187 |
一 コミュニケーションと制御 187 |
二 情報と物質の対称性 189 |
第四節 一般均衡理論と散逸なき不均衡 191 |
一 新古典派的統合 191 |
二 散逸なき不均衡 195 |
第五節 構造主義と主体のエポケー 198 |
一 無意識の精神構造 198 |
二 超越論的主観なきカント主義 202 |
第六節 構造 機能主義と主意主義の自己否定 204 |
一 構造 機能主義宣言 204 |
二 主意主義の自己否定 207 |
三 ホモ・ソシオロジクス登場 209 |
第七章 社会理論の復活 213 |
第一節 行為論の欠落 214 |
一 シンボリック相互行為論 215 |
二 現象学的社会学 216 |
三 エスノメソドロジー 217 |
四 意味構成論の意義と限界 219 |
第二節 行為と規則 221 |
一 意味と規則 222 |
二 規則の恣意性 224 |
三 規則に従うことと使うこと 227 |
四 暗黙知と言説知 230 |
四 部分と全体のいれこ関係 233 |
第三節 構造と機能 238 |
一 概念の交通整理 238 |
二 意味概念の追加 241 |
三 パターンとルール 244 |
四 機能分析と構造概念 246 |
五 パフォーマンスとコントロール 248 |
六 コントロール装置としての構造 251 |
第四節 意味とリフレクション 255 |
一 コントロール思想を超えて 255 |
二 デリファレンスとリフレクション 257 |
三 機能をリフレクションによって問う 258 |
四 構造・機能・意味の螺旋運動 261 |
第六節 自省的構造のモデル 277 |
一 構造の定義 277 |
二 コントロール図式と構造 280 |
三 行為とシステムの複合螺旋運動 284 |
四 行為を介した構造の自己言及 288 |
五 エピローグ 292 |
注 295 |
あとがき 313 |
文献 8~15 |
索引 1~7 |
まえがき |
第一部 変換理性の科学哲学 |
第一章 不確定な自己組織性 5 |
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3.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに(佐々木 毅) i |
発題I 国民・皇民・公民(坂本多加雄) 1 |
はじめに 1 |
1. 「国民」という意識の層 2 |
2. 戦後日本における「国家」の位相 7 |
3. 国家は相対化されたか? 11 |
4. 「日本人」と「日本国民」 14 |
発題Iを受けての討論 19 |
発題II 人民(加藤 哲郎) 29 |
1. 辞事典にみる問題の所在 29 |
2. 「人民=the people」のラディカル・リベラルな文脈 34 |
3. 日本マルクス主義史における「階級」「大衆」「人民」「国民」 39 |
4. 階級的「人民」の脱構築から「サバルタン」へ 49 |
発題IIを受けての討論 52 |
発題III 市民(杉田敦) 61 |
はじめに 61 |
1. 責任主体の確立 62 |
2. 憲法改正論をめぐって 66 |
3. ナショナリズムと共和主義 70 |
4. これからの政治 73 |
発題IIIを受けての討論 76 |
発題IV セックス(中山 道子) 85 |
はじめに 85 |
0. 序論 87 |
1. 英米思想史における「個人」観念の成立 88 |
2. 現代憲法学における個人概念 93 |
3. 公共性とジェンダー 95 |
発題IVを受けての討論 101 |
発題V 市民社会・市民・公共性(千葉 眞) 115 |
はじめに 115 |
1. 新しい市民社会論 115 |
2. 現代日本における市民のイメージ 125 |
3. 市民的公共性に関して 133 |
発題Vを受けての討論 139 |
発題VI 国家・国民・公共性(佐伯 啓思) 147 |
はじめに 147 |
1. 「戦後日本」という問題 150 |
2. 「近代市民社会」をめぐる問題 153 |
3. 国家をどう理解するか 159 |
発題VIを受けての討論 164 |
発題VII 在日・外国人(姜 尚中) 177 |
はじめに 177 |
1. 市場・公共性・共同体 179 |
2. グローバリズムと国家の再編 181 |
3. 主権・領土・市民権と移民・外国人 182 |
4. 日本ではグローバリズムはどのように語られているか 183 |
発題VIIを受けての討論 191 |
発題VIII コスモポリタン-グローカル市民(金 泰昌) 199 |
1. 人間的アイデンティティの履歴とその複合性 199 |
2. 国民的アイデンティティの再構築 205 |
3.国家のあり方:ポリスからコスモポリスへ 211 |
4. 「公」(おおやけ)と「私」(わたくし)と公共性 213 |
5.ポリス的愛国心とコスモポリス的愛国心 218 |
発題VIIIを受けての討論 220 |
発展協議I(コーディネーター:佐々木 毅) 227 |
「市民」という概念 |
「主体」と「ネットワーク」 |
閉塞する日本 |
戦後日本の公式的言説 |
「国民の歴史」 |
自然な感覚の相対化 |
国旗・国歌と教育 |
日本社会における外国人 |
発展協議II(コーディネーター:今田 高俊) 257 |
国家・国民・市民・人民 |
リパブリカニズムと倫理性 |
コスモポリテースと国家 |
コミュニタリアン・リパブリカン |
国家の滅亡と「遺民」 |
ネーションの変遷 |
デモクラシーと多文化主義 |
「国民」という発相 |
おわりに(金 泰昌) 285 |
はじめに(佐々木 毅) i |
発題I 国民・皇民・公民(坂本多加雄) 1 |
はじめに 1 |
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4.
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図書
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支援基礎論研究会編
出版情報: |
大阪 : 東方出版, 2000.7 242p ; 22cm |
子書誌情報: |
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5.
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図書
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山脇直司編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2015.1 v, 310p ; 20cm |
子書誌情報: |
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序 「科学・技術と社会倫理」の統合的思考を探る |
第1部 討論 科学・科学者のあり方とトランス・サイエンス : 報告 科学と科学者のあり方 |
コメント |
応答 |
第2部 教養教育の復権 : 近代哲学からSTSと公共哲学へ—教養教育のための一視角 |
技術知と社会知の統合—専門家のための教養教育としてのSTS |
科学・技術システムと責任の問題 |
知の構造転換と大学の役割 |
技術と社会の統合による教育 |
第3部 倫理の新たな役割と展望 : 原子力時代における倫理概念の再構築—統合的観点から |
科学技術の不確実性とその倫理・社会問題 |
特論 統合学の意義 |
序 「科学・技術と社会倫理」の統合的思考を探る |
第1部 討論 科学・科学者のあり方とトランス・サイエンス : 報告 科学と科学者のあり方 |
コメント |
概要:
科学と科学者のあり方は?/科学では答えることのできないトランス・サイエンスとしての倫理・公共哲学的課題にどのように取り組むか?/今後の教養教育をいかにすべきか?3・11後の原発事故によって科学・技術と社会倫理に突き付けられた課題を統合的に考
…
察する。
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6.
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図書
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今田高俊, 舘岡康雄編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2014.2 vi, 246p ; 22cm |
子書誌情報: |
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1 シナジーの誕生 : モダニティとシナジー |
自由な個人と共同性—近代とポスト近代へ |
コモンズの悲劇からの脱出 ほか |
2 シナジーの躍動 : シナジー消費の時代—つながりがもたらす幸せを求めて |
グローバル化のなかの豊かさとリスク—金融危機を事例として |
不確実さのなかの生活設計 ほか |
3 シナジーの未来 : “生”と“死”のシナジーを求めて |
医療における新次元—医師と患者の協同参加型モデル |
エネルギーと環境問題の本質 ほか |
1 シナジーの誕生 : モダニティとシナジー |
自由な個人と共同性—近代とポスト近代へ |
コモンズの悲劇からの脱出 ほか |
概要:
“その先の近代”を生きるための社会学。シナジーとは、人びとやことがらが相互に作用しあい、新たな効果や機能を生みだしたり、高めたりする相乗作用のことである。消費の場で、職場や家庭で、医療の場で、経営の場で、さまざまな場面におけるシナジー社会の
…
きざしをとりあげ、その可能性をさぐる。
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7.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに(佐々木 毅) i |
今何故,公私問題を学際的に議論するのか(金 泰昌) iv |
発題I 公私問題の政治哲学的基本課題(福田 歓一) 1 |
はじめに 1 |
1.近代の政治哲学 2 |
2.イデオロギーの時代 7 |
3.多元論:その意味と限界 9 |
4.戦争と革命の世紀 11 |
5.現代公私問題の焦点Zivilgesellschaft? 12 |
6.国民国家相対化の課題 15 |
7.Next Generations 17 |
発題Iを受けての討論 20 |
発題II 社会学の観点から見た公私問題(今田 高俊) 41 |
支援と公共性 |
はじめに 41 |
1.公共性とは何か 42 |
2.公共性の再構築の試み:ハバーマスとメルッチ 44 |
3.管理から支援へ:ポストモダン時代の公共性 51 |
発題IIを受けての討論 58 |
総合討論I コーディネーター:金 泰昌 71 |
国民国家相対比の時代 |
生活政治への転換と支援型社会システム |
公共性の要素と管理・支援 |
支援と持ち場 |
新しい公共性を考える |
発題III 経済学の観点から見た公私問題(間宮 陽介) 87 |
1.私的領域の学としての経済学 87 |
2.市場のことは市場に聞け 97 |
3.公共財 100 |
4.政府(public sector)と市場 103 |
5.コモンズの悲劇 108 |
6.問題点 111 |
発題IIIを受けての討論 115 |
発題IV 政治学の観点から見た公私問題(佐々木 毅) 131 |
1.「公」についての学としての政治学 131 |
2.「公」の担い手の同定と権力:「公」の実現の方途 136 |
3.「公」への抑制的接近:「私」への距離感 142 |
4.人間と政治 146 |
発題IVを受けての討論 150 |
総合討論II コーディネーター:金 泰昌 173 |
公私問題と政治学・経済学 |
公私問題と人間 |
公私問題とルール |
公私の領域と人間観 |
道義性と政策 |
世界のあり方と学問 |
公共性と経済学・経済学批判 |
発展協議 コーディネーター:金 泰昌 197 |
実践的公共性・規範的公共性 |
空間的公共性 |
経済活動における公と私 |
公共性の担い手 |
マスメディアと公共性 |
公共性と政治・政治学 |
公共性と哲学 |
私を超える空間としての公共性 |
「活私開公」への道 |
おわりに コーディネーター:金 泰昌 239 |
はじめに(佐々木 毅) i |
今何故,公私問題を学際的に議論するのか(金 泰昌) iv |
発題I 公私問題の政治哲学的基本課題(福田 歓一) 1 |
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8.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに:今何故,日本における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i |
イントロダクション(黒住 真) iv |
発題I 日本的「公私」観念の原型と展開(水林 彪) 1 |
1.前提的諸問題 1 |
2.日本的「公私」観念の原型の形成と構造:古代における「公」と「私」 5 |
3. 中近世における「公私」観念の展開 13 |
結びにかえて:近現代の公私論への展望 17 |
発題Iを受けての討論 19 |
発題II 日本的公私観念と近代化(小路田泰直) 37 |
はじめに 37 |
1.「公」が「公共」化する理由 38 |
2.強いられた自由の条件 44 |
むすびに 47 |
発題IIを受けての討論 48 |
発題III 公はパブリックか?(東島 誠) 63 |
はじめに 63 |
1.「公私」と≪公私≫の間 64 |
2.Lesepublikum(読書公衆)としての「江湖諸賢」 70 |
3.nomads(ノマド)としての「江湖散人) 75 |
おわりに 84 |
発題IIIを受けての討論 86 |
発題IV 現代日本における公共性の言説をめぐって(斎藤 純一) 101 |
はじめに 101 |
1.市民社会の公共性 101 |
2.国民共同体「公共性」 104 |
3.共同体と公共性の違い 106 |
4.国家の公共性とセキュリティの再編 108 |
おわりに 111 |
発題IVを受けての討論 114 |
発展協議 コーディネーター:今田 高俊 123 |
歴史的「公」と現代 |
人間の欲求と公共性 |
ネオ・リベラルと公共性 |
将来世代と公共性 |
国家中心の公共性と権力 |
公共性の問題化の歴史 |
時間軸の公共性 |
発題V 他者に開からた公共性(井上 達夫) 143 |
はじめに 143 |
1.リベラリズムは没公共性の哲学か 144 |
2.他者受容の哲学としてのリベラリズム 157 |
3.他者に開かれた公共性の制度化 161 |
発題Vを受けての討論 168 |
発題VI 高度情報化社会としての日本における公と私(阿部 潔) 191 |
はじめに 191 |
0.拙著『公共圏とコミュニケーション』での試み 192 |
1.「高度情報化社会」への諸疑問 197 |
2.公私問題を考えていくうえでの理論的ポイント 199 |
3.高度情報化社会のもとで公私をめぐり何が起きているのか 205 |
4.まとめにかえて:公私問題のポリティックスに向けて 213 |
発題VIを受けての討論 214 |
特論I 日本における公私問題(黒住 真) 229 |
はじめに 229 |
1.公私をめぐる諸概念と日本 229 |
2.徳川思想の公と私 233 |
おわりに 238 |
特論II 横井小楠における「公共」の思想とその公共哲学への寄与(源 了圓) 241 |
1.幕末における外圧への対応の諸類型 241 |
2.国際関係の成立と「公共」の思想:経済の世界 243 |
3.「公議・公論」と「公共の政」:政治の世界 245 |
4.小楠の「公私」観 253 |
5.公共哲学に対する小楠の寄与 256 |
コメント:横井小楠の今日的意義[山脇直司] 261 |
特論III 日本の宗教状況における公・私と公共性(稲垣 久和) 265 |
1.日本思想の座標軸 265 |
2.不受不施派と抵抗の論理 267 |
3.国教会vs.自由教会 272 |
4.近代日本の「否定の論理」 274 |
5.公共空間と日本宗教の多元性 281 |
6.宗教多元主義と公共哲学 285 |
おわりに(金 泰昌) 293 |
はじめに:今何故,日本における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i |
イントロダクション(黒住 真) iv |
発題I 日本的「公私」観念の原型と展開(水林 彪) 1 |
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9.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに:今何故,欧米における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i |
イントロダクション(小林正弥) v |
発題I 近代イギリスにおける公私観念の転換(田中 秀夫) 1 |
絶対主義の公共性から市民の公共性へ |
はじめに 1 |
1. 17世紀から18世紀にかけての英国社会 2 |
2. ホッブズにおける絶対主義的公共性と個人主義 4 |
3. 商業,正義,徳とロックの自由主義 7 |
4. 転換の完成:スミスとスコットランド啓蒙 9 |
おわりに 14 |
発題Iを受けての討論 18 |
発題II 近代フランスにおける公私観念の転換(川出良枝) 33 |
「武」の公共性から「商」の公共性へ |
はじめに 33 |
1.伝統的職分論における「武」と「官」の公共性 33 |
2.利己心の解放とそれにもかかわらず成立する調和 35 |
3.商業がもたらす新しい秩序・新しい道徳 38 |
4.「商」の公共性を求めで:「利益」か,「名誉」か 41 |
おわりに 45 |
発題IIを受けての討論 46 |
発題III ドイツにおける公共性の三度の構造転換(三島 憲一) 55 |
はじめに 55 |
1. 環境運動の成立と定着 58 |
2. ハーバーマスの描く18世紀的公共性 63 |
3. 第一の構造転換 68 |
4. 第二の構造転換 69 |
5. 第三の構造転換? 71 |
6. 残された問題と結び 73 |
発題IIIを受けての討論 77 |
発題IV 現ワアメリカにおける公私観念の転換(紙谷 雅子) 89 |
フェミニズムからの挑戦 |
1. 古典的なりベラリズムと古典的な「公」「私」 89 |
2. 「共和国の母」 92 |
3. 「個人的は政治的」,意識の高場と第2のフェミニズム 93 |
4. 「機伝の平等」と「結果の平等」 95 |
5. 「女性の本質」 97 |
6. 「ジェンダー」 98 |
7. 「ジェンダー」という理論が炙り出した「公」と「私」の錯綜 100 |
8. 「家庭と自立した個人」 101 |
9. アングロ・サクソン流の「公」と「私」 106 |
発題IVを受けての討論 111 |
発展協議I(コーデイネーター:山脇 直司) 119 |
アダム・スミスと公共性 |
シヴィック・ヒューマニズム |
「知の公共性」 |
オランダとスピノザ |
フェアプレイの精神 |
公共性の新しいタイプ |
公共性と家族 |
「私利私欲」ということ |
マイノリテイと公私 |
共生配慮型の社会 |
家族への介入 |
発題V 現代ヨーロッパにおける公私観念の転換(宮島喬) 151 |
国家の公共性から国境を越える公共性へ |
1. ヨーロッパ統合への視点 151 |
2. 人権保護における国家とヨーロッパ 152 |
3. 補完性原則の意味 153 |
4. 地域格差是正における「公」と「私」 155 |
5. 結びに代えて 157 |
発題Vを受けての討論 159 |
発展協議II(コーディネーター:金 泰昌) 177 |
公共哲学の次元 |
公共性と規範的価値 |
公共性と空間 |
公共性を担保する |
知と徳 |
中間団体による個の囲い込み |
公私への視点 |
定義権の問題 |
セーフティ・ネットの問題 |
publicとcivil |
civil rights movementと公民・市民 |
民間イニシアティブの公共空間 |
公共性の主体 |
他者の受容,環境問題 |
中間団体と公共性 |
公共哲学の課題 |
おわりに(金泰昌) 225 |
はじめに:今何故,欧米における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i |
イントロダクション(小林正弥) v |
発題I 近代イギリスにおける公私観念の転換(田中 秀夫) 1 |
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10.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
目次情報:
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はじめに(佐藤 文隆) i |
発題I 科学技術の公私問題(柴田 治呂) 1 |
はじめに 1 |
1.研究開発組織 2 |
2.科学技術と社会 5 |
3.研究開発の国内体制 11 |
4.日本の科学技術の現状と課題 16 |
発題Iを受けての討論 22 |
発題II 先端科学技術にみる公私問題(岸 輝雄) 35 |
はじめに 35 |
1.先端科学技術 35 |
2.公的研究費と個人 38 |
3.国と先端科学技術の政策 40 |
4.科学技術政策 41 |
5.国立大学と私立大学 43 |
6.独立行政法人 44 |
おわりに 45 |
発題IIを受けての討論 46 |
発題III 工学倫理教育のすすみと公私問題(中村 収三) 57 |
はじめに 57 |
1.工学倫理の日米比較 58 |
2.工学倫理教育のすすめ 61 |
3.どのように教えるか 63 |
おわりに 66 |
発題IIIを受けての討論 67 |
総合討論I(コーディネーター:金 泰昌) 81 |
専門知と公共知 |
自然科学と公共性 |
科学技術と人間 |
科学者の説明責任 |
正確な知識の獲得と伝達 |
文科・理科を超えた判断の重要性 |
専門知と倫理 |
科学者の公共的責任 |
発題IV 産学共同にみる公私問題の国際比較(軽部 征夫) 109 |
はじめに 109 |
1.アメリカの現状 109 |
2.日本の現状 115 |
3.東京大学の現状 117 |
4.産学共同にみる公私問題 121 |
発題IVを受けての討論 124 |
発題V 生命工学における公私のギャップ(加藤 尚武) 139 |
1.生命工学のフロンティア 139 |
2.生命工学と倫理 142 |
3.プライバシーと知る権利 145 |
4.新しい公的管理システム 147 |
発題Vを受けての討論 150 |
発題VI 科学・技術と公私(村上陽一郎) 161 |
1.前科学期=公私の意識の前段階 161 |
2.原科学期=コミュニティ内部の自己完結性 162 |
3.新科学期=コミュニティ外部に対する責任 166 |
4.科学・技術と公私 167 |
発題VIを受けての討論 170 |
総合討論II(コーディネーター:小林正弥・金鳳珍) 181 |
科学の原動力としての好奇心 |
コンセンサス会議=科学の公共的理解 |
社会科学と科学技術論 |
実践公共哲学としてのコンセンサス会議 |
科学技術・行政・公私 |
当事者性と公共的議論 |
合意形成と情報公開 |
核戦略と宇宙開発 |
科学技術政策の制度的枠組の変革 |
トランス・ナショナルな公共哲学 |
科学技術の方向性 |
学問観の変革のために |
発題VII ヒトゲノムにみる公私問題(武部 啓) 219 |
はじめに 219 |
1.遺伝に対する意識の変化 220 |
2.クローン人間をめぐって 225 |
3.「人間の選別」 228 |
4.ヒトゲノム解析の倫理 233 |
発題VIIを受けての討論 236 |
発題VIII 特許と科学技術の公私問題(相田 義明) 249 |
はじめに 249 |
1.特許制度の発展史 250 |
2.19・20世紀の技術革新と特許制度 254 |
3.技術の情報化がもたらす「独占」と「共有」の問題とその調整 256 |
4.新しい原理の模索 265 |
発題VIIIを受けての討論 267 |
発題IX サイエンスと公私問題(佐藤 文隆) 279 |
はじめに 279 |
1.冷戦終結後 280 |
2.ノーベル賞 281 |
3.採算度外視の科学 282 |
4.科学/技術と人間 284 |
5.物理学の世紀 285 |
6.偉い人とは? 286 |
7.真理の探究 288 |
おわりに 289 |
発題IXを受けての討論 290 |
発展協議(コーディネーター:金 泰昌) 303 |
科学技術と公共哲学 |
ケースとしてのマンハッタン計画 |
科学知識のグローバルスタンダード |
国境を超える公共性の担い手としての科学者集団 |
科学技術と国家戦略 |
地域に根ざす科学 |
科学技術と人類の未来 |
おわりに(金 泰昌) 331 |
はじめに(佐藤 文隆) i |
発題I 科学技術の公私問題(柴田 治呂) 1 |
はじめに 1 |
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11.
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図書
東工大 目次DB
|
金泰昌, 矢崎勝彦編
出版情報: |
[京都] : 公共哲学京都フォーラム, 2003.3 , [東京] : 東京大学出版会 i, 306p ; 22cm |
シリーズ名: |
公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編 ; 別巻 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
12.
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図書
東工大 目次DB
|
今田高俊編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2000.10 xvii, 254, xiiip ; 20cm |
シリーズ名: |
日本の階層システム ; 5 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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刊行のことば ⅰ |
はしがき ⅶ |
Ⅰ 社会階層のリアリティ変容 |
1章 ポストモダン時代の社会階層 今田 高俊 3 |
1 はじめに 3 |
2 ポストモダン転回 4 |
3 「所有」から「存在」へ-社会的関心のシフト 7 |
4 「達成的地位」から「関係的地位」へ-社会階層の脱分節化 16 |
5 中間大衆から中間分衆へ-中間階級の行方 25 |
6 地位政治から生活政治へ-等身大の政治 35 |
7 おわりに 49 |
Ⅱ 弛緩する地位達成の意欲 |
2章 脱-階層志向の状況と構造 井上 寛 57 |
1 脱-階層の概念と課題 57 |
2 脱-階層志向 64 |
3 脱-階層志向を支える生活構造 67 |
4 結論 75 |
3章 「こころの豊かさ」への志向構造 三重野 卓 83 |
1 「豊かさ」をめぐる状況 83 |
2 「こころの豊かさ」と脱物質志向 85 |
3 「こころの豊かさ」と階層要因 88 |
4 財の所有と「こころの豊かさ」 96 |
5 「こころの豊かさ」を資産、総収入 101 |
6 まとめ 106 |
4章 情報コンシャスネスとオルトエリート 遠藤 薫 111 |
階層化・脱階層化の同時進行と社会構造変化 |
1 はじめに 111 |
2 情報コンシャスネスとエリート層 114 |
3 情報コンシャス層の肖像-脱階層志向的ライフスタイル戦略と自己認識 118 |
4 脱階層志向と格差拡大のパラドックス 120 |
5 世代とライフスタイル戦略 125 |
6 「学歴」を情報リテラシー 129 |
7 そして-新しいエリート層(オルトエリート)は台頭するか? 133 |
8 おわりに 144 |
Ⅲ 生活様式と文化のプレゼンス |
5章 ライフスタイルと生活満足 白倉 幸男 151 |
1 はじめに 151 |
2 ライフスタイルと階層および幼少時代文化資本 155 |
3 生活満足度を生み出すもの-ライフスタイルか階層か 165 |
4 おわりに 175 |
6章 文化的寛容性と象徴的境界 片岡 栄美 181 |
現代の文化資本と階層再生産 |
1 はじめに 181 |
2 文化的な排他性それとも寛容性 183 |
3 文化の威信スコアと指標 188 |
4 文化的寛容性は現代の文化資本か? 192 |
5 進行する文化的オムニボア化 196 |
6 ハイカルチャーと大衆文化の象徴的境界 199 |
7 大衆化社会における文化戦略と文化的再生産 213 |
7章 市場に立脚する正統文化 米澤 彰純 221 |
クラシック・コンサートに集う人々 |
1 市場の中の正統文化 221 |
2 クラシック・コンサートという場の構造 226 |
3 誰がクラシック・コンサートへ行くのか 232 |
4 「盛り上がり」が正当化される社会-「立身出世主義」の別断面 250 |
文献 ⅰ |
刊行のことば ⅰ |
はしがき ⅶ |
Ⅰ 社会階層のリアリティ変容 |
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13.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに(鈴村興太郎) i |
発題I 公私の問題と自発的な中間組織(猪木 武徳) 1 |
公共の利益といら視点から |
はじめに 1 |
1. 競争の意味 3 |
2.競争による視野の短期化 8 |
3.欠陥をいかに修繕するか 13 |
発題Iを受けての討論 21 |
発題II 社会的選択の観点からみた【公】【私】問題(鈴村興太郎) 39 |
はじめに 39 |
1.厚生経済学と社会的選択の理論 41 |
2.公共【善】の形成と合理的な社会的選択:アローの理論のシナリオ 43 |
3.アローの社会的合理性に対する批判:ジェームズ・ブキャナン 46 |
4.アローの一般不可能性定理 48 |
5.個人的【自由】の社会的尊重と公共【善】の効率的な達成可能性 50 |
6.帰結主義的な観点と非帰結主義的な観点 53 |
7.公共【善】への代替的なアプローチ:社会的選択理論の再構成 59 |
8.フェア・プレーの義務戸フェア・ゲームの設計 63 |
9.不可能性定理を可能性定理に切り替える転轍機としての個人の機能 67 |
発題IIを受けての討論 71 |
発題III 財政問題からみた公私問題(本間 正明) 81 |
1.公共経済学の観点 81 |
2.税制改革・年金改革と公私のコンフリクト 83 |
3.財政赤字と世代間の会計 85 |
4.市場と公との関係 87 |
5.ニュー・パブリック・マネジメント 88 |
6.今後の課題 89 |
発題IIIを受けての討論 90 |
総合討論I(コーディネーター:山脇 直司) 101 |
公私問題を検討するフレームワーク |
プライベートとパブリックの区別の限界 |
「公」の問題へのアプローチ |
公共的価値と経済的利害 |
法と公共性 |
倫理・道徳と経済学 |
自立に基づく連帯社会 |
経済学おける人間像 |
利益追求と企業倫理 |
公共的道徳律・私的道徳津と経済学 |
シュンペーターとケインズ |
公共的決定者の重要性 |
発題IV グローバル化・リスク社会・化共的ルール(金子 勝) 133 |
1.ポスト・ケインジアン(異端派)の五つの特徴 133 |
2.グローバリゼーションの歴史認識 146 |
3.アソシェーションとコモンズのクロスする所 149 |
発題IVを受けての討論 152 |
総合討論II(コーディネーター:金泰昌) 169 |
複数の経済学 |
公共善と公共財 |
知的所有権と公私 |
科学知識と公私 |
私的な選好とパブリック・ジャッジメント |
ルール設定と「選択の自由」の問題 |
発展協議(コーディネーター:金 泰昌) 187 |
市場・国家と人間 |
市場・資源と環境 |
文明と市場・戦場 |
市場と競争 |
市場と制度運用 |
公平性をめぐって |
制度改革の仕組み,公共的道徳津 |
市場と言語のアナロジー |
「共有するルール」 |
ルールの体系と同調社会 |
経済学の公共性 |
「アリとキリギリス」 |
市場という直接民主主義 |
経世済民の思想 |
経済的合理性なるもの |
「公共化の財」 |
対抗価値の必要性 |
「外からの価値観」 |
公共哲学と経済学 |
所得移転の問題 |
経済と科学・技術 |
生活者の視点 |
消費者の経済活動と公共性 |
経済と公共性 |
おわりに(金 泰昌) 245 |
はじめに(鈴村興太郎) i |
発題I 公私の問題と自発的な中間組織(猪木 武徳) 1 |
公共の利益といら視点から |
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14.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに(今田 高俊) i |
発題I NPOと新しい公共性(長谷川公一) 1 |
1.パブリックの観念の変化 1 |
2.21世紀の三イメージ 3 |
3.社会秩序の四象限 5 |
4.フリーライダー問題 7 |
5.マクロ的な背景 8 |
6.古い公共性と新しい公共性 11 |
7.日本のNPOの課題 14 |
発題Iを受けての討論 17 |
総合討論I(コーディネーター:今田 高俊) 29 |
「新しい公共性」と中間集団 |
ニュー・プロフェッショナル・オーガニゼーション |
プロフェッショントエキスパート |
NGO・NPOとプロフェッショナリズム |
媒介集団と公共性 |
NPOのアカウンタビリティ |
NPOの可能性 |
発展協議I(コーディネーター:金 泰昌) 51 |
「新しい公共性」のために |
NPOを評価する |
公共哲学のプロトタイプ |
日本発の公共哲学を |
日本のボランティア活動のルーツ |
発題II 少子高齢化と支え合う福祉社会(金子 勇) 65 |
はじめに 65 |
1.内圧としての少子社会 65 |
2.高齢社会と高齢者 75 |
3.「公私問題」のための補助線 79 |
4.支え合う福祉社会 82 |
5.支援学と「私・互・共・公・商」 86 |
発題IIを受けての討論 90 |
発題III 家族と世代から見た公共性(今田 高俊) 111 |
1.家族の受難と世代への視点 111 |
2.家族のゲゼルシャフト化 113 |
3.世代継承を考え直す 121 |
4.世代サイクルと公共性 126 |
おありに 130 |
発題IIIを受けての討論 131 |
総合論論II(コーディネーター:今田 高俊) 145 |
官民公私論のローカル展開 |
少子高齢化社会・家族・公共性 |
一人NGOと共同・共和 |
家族は中間集団か |
世代継承性と「新しい公共性」 |
他者体験・公共体験 |
私的空間としての家族の公共性 |
中間集団の可能性 |
家族と中間集団 |
世代・世代生成・公共性 |
発題IV きびしい拘束下で多様性を生きる社会(塩原 勉) 169 |
1.21世紀のキーワード 169 |
2.開放性・異質性・多様性 171 |
3.社会結合の強度 172 |
4.社会結合の形態のシフト:重心移行 174 |
5.二つの課題 175 |
6.そのための重要な論点 176 |
発題IVを受けての討論 180 |
発題V ボランタリー・セクターと社会システムの変革(佐藤 慶幸) 193 |
はじめに:図表の説明 193 |
1.歴史的考察:アメリカ合衆国のおけるボランタリーあるいはNPOセクター 197 |
2.「社会経済」の復権:アソシェーションとしての非営利協同経済 206 |
3.アソシエーションの原理 212 |
4.官僚制からアソシエーションへの回帰:スウェーデンの事例 216 |
5.将来への展望:日本社会の可能性 219 |
発題Vを受けての討論 224 |
発題VI ボランタリーな行為と社会秩序(鳥越 皓之) 231 |
はじめに 231 |
1.ボランタリーな行為と公共性 232 |
2.ボランタリーな行為 235 |
3.国民国家を超えるボランタリーセクターの成立と意味 241 |
発題VIを受けての討論 245 |
総合討論III(コーディネーター:今田 高俊) 259 |
ケア・エンパワーメント・サポート |
ボランティア活動と国家 |
ホモ・ボルンタス |
グローカルな視点 |
「作法」ということ |
「同の論理」の問題性 |
社会的交換の互酬性 |
発題VII NPOが開く公共性(安立 清史) 293 |
福祉NPOの展開と課題 |
はじめに 293 |
1.福祉NPOの展開 293 |
2.NPOが開く公共性:AARP(全米退職者協会)の事例から 295 |
3.NPOの可能性と課題 302 |
4.NPOは社会を変える 304 |
発題VIIを受けての討論 307 |
総合討論IV(コーディネーター:金 泰昌) 321 |
ボランティア組織と透明性 |
ニュー・プロフェッショナル・オーガコゼーション |
NPOと公共性と市場経済 |
ボランティア経済の可能性 |
市場の原理とボランタリーの原理 |
発展協議II(コーディネーター:金 泰昌) 333 |
「永遠の仕切り直し」を超えて |
ボランティア行為の目的 |
ボランタリーと自他関係 |
ケアの問題 |
自律・他律・互律 |
世間・社会・アソシエーション |
市民社会とボランタリー・アソシエーション |
人間の位相 |
ボランタリーへの視点 |
生協の事例 |
人間観 |
公共民・公共民組織・公共意識 |
ボランティアと日本の風土 |
ボランティアと他者意識 |
おわりに(金 泰昌) 375 |
はじめに(今田 高俊) i |
発題I NPOと新しい公共性(長谷川公一) 1 |
1.パブリックの観念の変化 1 |
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15.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに (宇井 純) i |
発題I コモンズと地球環境(石 弘之) 1 |
1.「環境」という考えの歴史的変遷 1 |
2.自然保護の時代 2 |
3.環境の時代 3 |
4.エコロジーの時代 5 |
5.環境と公共性 6 |
6.環境革命の背景 7 |
7.環境保護の理論モデル 9 |
8.コモンズについて 10 |
9.人類を主体とする共存性へ 12 |
発題Iを受けての討論 14 |
発題II 地球温暖化と倫理 (宇沢 弘文) 33 |
1.コモンズの管理 33 |
2.社会的共通資本 36 |
3.スミス,ミル,ヴェブレン 37 |
4.地球温暖化防止京都会議議定書の問題点 40 |
5.比例的炭素税 43 |
6.地球温暖化問題への取り組み 44 |
発題IIを受けての討論 46 |
発題III 将来世代から見た資源・環境の公共性 (原田 憲一) 59 |
はじめに 59 |
1.生態系成立の基盤 60 |
2.生命の循環と物質循環 63 |
3.有限な資源 67 |
4.将来世代・環境問題・技術 69 |
5.西洋近代科学の問題点 72 |
おわりに 76 |
発題IIIを受けての討論 76 |
総合討論I コーディネーター:(金 泰昌) 97 |
管理型公共性と市民型公共性 |
下水道やごみ処理のケース |
家屋保存のケース |
森林生態系保護地域と歴史的景観保存地区のケース |
宇宙は資源か聖域か |
聖なるものとしてのコモンズと将来世代 |
将来世代に違反する犯罪 |
発題IV"公害"と公共性 (宇井 純) 113 |
はじめに 113 |
1.「公益を害するもの」 114 |
2.絶対的損失 116 |
3."公害"と公共性 117 |
4.拝金思想の幤害 118 |
おわりに:工業の農業化 121 |
発題IV を受けての討論 121 |
発題V オゾン層の破壞と地球 (近藤 豊) 135 |
はじめに 135 |
1.オゾンの形成と破壞のメカニズム 136 |
2.オゾンの変動のメカニズム 139 |
3.地球環境問題のモデルとしてのフロン規制 143 |
4.地球温暖化問題 145 |
5.人間活動による地球へのインパクト 148 |
6.地球環境問題と科学者の課題 154 |
発題VI 環境法と公私問題 (森嶌 昭夫) 167 |
はじめに 167 |
1.権利体系としての法:環境法を中心に 168 |
2.環境権と市民参加 174 |
3.地球環境問題と地球益 178 |
4.グラスルーツによる監視 179 |
発題VIを受けての討論 180 |
総合討論II コーディネーター:(金 泰昌) 193 |
司法の役割・市民の役割 |
環境問題へのアプローチ |
環境問題に取り組むローカル性 |
美学的公共性 |
日本の環境問題の特異性 |
「公害」の犯罪性 |
バイオ・リージョナリズム |
エコロジカルな公共性と公私 |
自然環境・エコロジー公共性 |
環境問題と国際政治と国家 |
公共性の法的枠組み |
公・私・共 |
東西にみる自然観 |
「人鬼相争の機械空間」と「天地生生の時空間」 |
発題VII 環境倫理と公私問題 (鬼頭 秀一) 221 |
はじめに 221 |
1.環境倫理における公私問題の諸相 227 |
2.環境倫理概念の転換の中で 231 |
3.開発と環境保護の狭間の中における環境倫理の意味 233 |
4.レファレンスとしての環境の倫理 238 |
発題VIIを受けての討論 241 |
発題VIII 地球環境・生命倫理・公私問題 (米本 昌平) 255 |
はじめに 255 |
1.地球環境問題と国際政治 256 |
2.冷戦解体後の科学技術政策 260 |
3.生命倫理と国家 261 |
4.「内なる自然」のポリティックス 265 |
発題VIIIを受けての討論 260 |
発題IX 環境的公共性の理念形成 (桑子 敏雄) 283 |
1.「価値構造」から身体論・空間論へ 283 |
2.言説的行為の空間と身体的行為の空間 286 |
3.思想的資源から 289 |
4.「履歴をもつ空間での身体の配置」 293 |
5.環境的公共性 295 |
発題IXを受けての討論 299 |
発展協議 コーディネーター:(金 泰昌) 309 |
環境技術の実践例 |
柳川と水俣から |
痛みの身体論 |
「共に痛む」 |
理境哲学の可能性 |
コンパッション |
「時空間の履歴」と「所持」 |
地球環境と公共哲学 |
「市民の科学」へ |
おわりに (金 泰昌) 335 |
はじめに (宇井 純) i |
発題I コモンズと地球環境(石 弘之) 1 |
1.「環境」という考えの歴史的変遷 1 |
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16.
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図書
東工大 目次DB
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佐々木毅, 金泰昌編
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はじめに:学問の構造改革へ向けて 山脇 直司 ⅰ |
序論 グローカル公共哲学の構想 山脇 直司 1 |
はじめに 1 |
1. 公共哲学,そのコンセプトと伝統 2 |
2. ナショナルな19・20世紀型公共哲学の展開・運命と21世紀公共哲学の新地平 7 |
3. 応答的・多次元的「自己-他者-公共世界」論:グローカル公共哲学の基盤 11 |
4. グローカル公共哲学の学問論と方法論 16 |
第1部 日本における公共哲学の展開と創造 |
第1章 幕末日本における公共観念の転換 議会制の観念の形成過程 三谷太一郎 27 |
はじめに 27 |
1. 幕末における「伝統的支配」の危機への対応 29 |
2. 「公儀」の解体と「公議」の噴出 37 |
むすび 41 |
第2章 「不思議の世界」の公共哲学 横井小楠における「公論」 苅部 直 47 |
1.天皇巡幸と「公共」の政治 47 |
2. 「おほやけ」から「公共」へ 52 |
3. 他者感覚としての「誠」 57 |
第3章 公共形成の倫理学 東アジア思想を視野に 黒住 真 71 |
まえがき : 「作る」こととしての思想の対話 71 |
1. 者と物:前提・要請としての倫理 73 |
2. 人称の認知と倫理形成 77 |
3. 私と公そして公共 81 |
4. 公共的倫理の形成 92 |
5.公共倫理をめぐる道徳・世界 97 |
第4章 新公共主義の基本的展望 戦後日本政治理論の観点から 小林 正弥 111 |
1. 戦後公私観の原点:前近代的公一元論から近代的公私二元論へ 111 |
2. 戦後思想の理念と頽落態:倫理的個人主義と大衆的自我主義 113 |
3. 戦後日本の自我主義的私化:集団主義的・恩顧主義的・家産制的習合主義 115 |
4. 戦後「啓蒙」の思想的盲点:自我主義と新国家主義との同位対立 117 |
5. 新公共主義の思想的定位:自由主義/共同体主義論争を超えて 120 |
6. 新対理法的公共性理論:条件・公共場・公同性/公開性・公協性 123 |
7. 多次元的公共性理論:三次元理念空間と四次元時空間 126 |
8. 公共体の概念: 生成的結成による新対理法的共和体と公共国 127 |
9. 私的官と公的民:多層的・多元的・相対的・実質的公私概念 130 |
10. 新公共(体)主義要綱:地球域的・多層的・多元的・流動的・超世代的公共体 133 |
11. 個的.超個的二重精神革命:総合的・対話的・実践的公共哲学の必要性 138 |
第2部 経済・法・公共性 |
第5章 経済・正義・卓越 塩野谷祐一 147 |
1. 倫理的視野における経済 147 |
2. 倫理学体系の整合化 148 |
3. 経済世界と倫理世界の接合 152 |
4. 存在の倫理学:必要から卓越へ 155 |
5. リベラルな卓越主義の構想 158 |
6. 結語 162 |
第6章 〈合理的な愚か者〉 を超えて 選好構造の多層化 後藤 玲子 165 |
はじめに 165 |
1. 個人的評価の多層性:個人の私的選好と集合的選好,そして公共的判断 169 |
2. 公共的概念再考: 財の性質に依拠した定義から評価に依拠した定義へ 173 |
3. ポリティカルな公共善とポジション配慮的ルールの構成 177 |
4. 高次原理と公共的討議の場 181 |
5. 多層的な評価主体としての個人の営み 184 |
結びに代えて 187 |
第7章 社会経済体制の進化と公共性 八木紀一郎 195 |
1. 経済における進化とガバナンス 195 |
2. 市民社会における公共的ガバナンス 201 |
3.日本における展望 211 |
第8章 多元的自我とリベラルな法共同体 長谷川 晃 221 |
1. ひとの多元性と公共的な制度 221 |
2. ひとの多元性の源泉 224 |
3. 公共的な制度の射程 230 |
4. 21世紀の法-政治哲学の課題 241 |
第9章 司法改革の公共哲学 金原 恭子 245 |
はじめに 245 |
1. 今般の司法制度改革の概要と本章の視角 247 |
2. 国民の司法参加 249 |
3. 女性と司法制度改革 257 |
4. 司法制度の倫理的基盤 260 |
5. 結語 262 |
第3部 科学技術・デモクラシー・公共政策 |
第10章 科学技術の公共性の回復に向けて 小林 傳司 271 |
はじめに 271 |
1. 科学技術知識の公共性 272 |
2. 現代科学技術の診断 281 |
3. 科学技術は誰のものか 286 |
4. 批判的精神の確保に向けて 291 |
第11章 情報社会と公共性 サイバースペースは「公共空間」たりうるか 曽根 泰教 299 |
はじめに 299 |
1. サイバースペースの特徴 300 |
2. サイバースペースにおける公共性 306 |
3. サイバーデモクラシーの可能性 311 |
4. 情報社会の公私とルール設定 315 |
おわりに 319 |
第12章 ローカル・イニシアティブと公共性 藪野 祐三 325 |
1. ローカル・イニシアティブとは何か 325 |
2. ナショナルとローカルの相克 330 |
3. ローカルにおけるシステムとアクター 335 |
4. 生活圏からみた公共性の展開 339 |
第13章 公共政策の理念としての公共哲学 足立 幸男 347 |
1. 民主主義と公共政策 347 |
2. 民主主義の「公共」性 350 |
3. 民主主義社会における費用便益分析の意義 356 |
4. 費用便益分析の「公共」性 362 |
特論 一経営者としての公共哲学考 内発的公共性発達体験集積人の自覚と実践 矢崎 勝彦 371 |
はじめに 371 |
1. 体験的自己認識の深化 371 |
2. 体験的目的認識の高次化 378 |
3. 体験的意味探索としての五つのビヨンド体験:体験に学ぶ内発的公共性発達 384 |
4. 公共哲学共同研究会での学びを通しての内発的公共性発達体験 391 |
コメント1 公と私と「超越」 稲垣 久和 401 |
コメント2 「活私開公」のグローカル社会へむけて 今田 高俊 407 |
おわりに 金 泰昌 413 |
はじめに:学問の構造改革へ向けて 山脇 直司 ⅰ |
序論 グローカル公共哲学の構想 山脇 直司 1 |
はじめに 1 |
|
17.
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図書
東工大 目次DB
|
佐々木毅, 金泰昌編
目次情報:
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はじめに(佐々木 毅) i |
今何故,公共哲学共同研究会なのか(金 泰昌) iv |
発題I 西欧思想史における公と私(福田 歓一) 1 |
はじめに 1 |
1.古典古代:public-privateの原義とその背景 2 |
2.中世普遍世界 6 |
3.国家の出現 9 |
4.自由主義モデルの形成I:国家理論の組み替え 11 |
5.自由主義モデルの形成II:立憲政治への収束 13 |
6.自由主義モデルの修正 14 |
むすび:若干の提言 15 |
発題Iを受けての討論 17 |
発題II 中国思想史における公と私(溝口 雄三) 35 |
1.中国の公の語源 35 |
2.「平分」の由来 38 |
3.天の公 40 |
4.日本の公私問題に示唆するもの 49 |
発題IIを受けての討論 58 |
総合討論I コンディネーター:金 泰昌 81 |
国際法と「パブリック」 |
生産システムと公私 |
ジョン・ロックと公共性 |
比較の視点 |
公共性と公共空間 |
発題III イスラーム思想史における公と私(板垣 雄三) 97 |
課題設定 97 |
1.アラビア語における<公・私>の概念 99 |
2.ファラーイド(信者の義務)の特質 100 |
3.イスラームにおける<公・私の問題>の周辺の偵察 106 |
4.イスラームの論理の検証 117 |
5.公共的問題解決に対するイスラームの知恵の諸例 122 |
6.結論 123 |
発題IIIを受けての討論 126 |
発題IV 「おほやけ」「わたくし」の語義(渡辺 浩) 145 |
「公」「私」,"Public""Private"との比較において |
はじめに 145 |
1."Public"と"Private" 146 |
2.「公」と「私」 147 |
3.「おほやけ」と「わたくし」 150 |
発題IVを受けての討論 154 |
総合討論II コーディネーター:金 泰昌 175 |
公共性と世俗化 |
イスラームにおける世俗化 |
日本における世俗化 |
日本人の自我意識 |
イスラームの多様性と原則性 |
発展協議 コーディネーター:金 泰昌 193 |
公と私の思想史 |
公共性と近代社会 |
公共性と国際法 |
公共性と政治理論 |
公共性と教育 |
「多」と「一」の統合 |
コンセンサスの形成 |
パブリシティ |
公と私への視点 |
空間から時空間へ |
儒学の視点 |
イスラームの視点 |
「もう一つの近代」 |
公共性への視点 |
人間形成と公共性 |
「活私開公」へ |
特論 インド思想史における公と私(奈良 毅) 251 |
はじめに 251 |
1.不干渉共存主義に基づく多様性 252 |
2.現実妥協主義に基づく柔軟性 255 |
3.家族尊重主義に基づく公共性 259 |
むすび 263 |
おわりに(金 泰昌) 267 |
はじめに(佐々木 毅) i |
今何故,公共哲学共同研究会なのか(金 泰昌) iv |
発題I 西欧思想史における公と私(福田 歓一) 1 |
|
18.
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図書
|
公共哲学京都フォーラム編
出版情報: |
[京都] : 公共哲学京都フォーラム, 2008.11 , [東京] : 東京大学出版会[m] viii, 341p ; 22cm |
シリーズ名: |
公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編 ; 特巻 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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19.
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図書
|
T. Imada
目次情報:
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Preface to the Original Japanese Edition |
Acknowledgments for the English Edition |
On the Composition of This Book |
List of Tables and Figures |
Introduction Scope of the Self-Organization Theory |
What is Self-Organization? / 1: |
Cybernetic Self-Organization / 2: |
Synergetic Self-Organization / 3: |
Horizon of the Self-Organization Theory / 4: |
Origin of the Self-Organization Theory: Control and Social Development / Part I: |
From Social Change to Self-Organization / Chapter 1: |
Formation of Systems Paradigm |
Social Change and Concept of Structure |
System Analysis of Social Change |
Toward the Self-Organization Theory |
Principles of Self-Organization and the Theory of Social Development / Chapter 2: |
What is Social Development? |
Basic Logic of Self-Organization |
Structure and Control of Social System |
Conditions for Social Development and Adaptive Control |
Application to the Theory of Social Planning / 5: |
Elaboration of the Self-Organization Theory: Metamorphosing of System and Individual / Part II: |
Signification and Reflexive System / Chapter 3: |
Linguistic and Semantic Turn in Social Theory |
Reflexion and Scientific View |
Theory of Reflexive System |
Language Game and Self-Organization |
Self-Organization and Postmodernity / Chapter 4: |
Fluctuation of Modernity |
Metamorphosis of Society |
Identity and Self-Organization: Transformation of Self-Image |
Self in Chaos |
Toward a Theory of Postmodern Identity |
Reflexion Thought / 6: |
Development of the Self-Organization Theory: Deconstruction of the Society / Part III: |
Beyond Network Theory / Chapter 5: |
Admiration of Network? |
Rhizome Theory and Self-Organization |
Anticontrol Type of Self-Organization: A Case Study of the Kobe Steelers Rugby Team |
Toward a Support-based Social System / Chapter 6: |
Decontrol and Increasing Support Activities |
The Theory of Support |
Some Cases of the Support |
Opening Publicness from Support |
End Notes |
Bibliography |
Author Index |
Subject Index |
Preface to the Original Japanese Edition |
Acknowledgments for the English Edition |
On the Composition of This Book |
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20.
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図書
|
市野川容孝, 金泰昌編
|
21.
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図書
東工大 目次DB
|
鈴村興太郎, 宇佐美誠, 金泰昌編
目次情報:
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はじめに(鈴村興太郎・宇佐美誠) i |
発題I 世代間の連結環と公共《善》の情報的基礎(鈴村興太郎) 1 |
世代間衡平性の経済学と倫理学のために |
1 重複世代モデルにおける世代間衡平性 : 羨望を鍵概念とする定義 3 |
2 世代間衡平性を巡るアメリカ・ケンブリッジの伝統 5 |
3 超長期の環境的外部性 : そのユニークな特徴 8 |
4 超長期の環境的外部性 : 世代間衡平性の情報的基礎 10 |
5 起長期の環境的外部性のもとでの世代間衡平性 : 責任と補償のパラダイム 16 |
発題Iを受けての討論 23 |
発題II 共通善・私的善・公共善(長谷川 晃) 37 |
人間の環境と制度の意義をめぐる小考 |
1 制度と法の関連 40 |
2 ひと(person)と環境 42 |
3 ひとの環境と制度 44 |
4 制度と三つの善 48 |
発題IIを受けての討論 54 |
発題III 将来世代をめぐる政策と自我(宇佐美誠) 69 |
1 環境・政策・自我 70 |
2 環境問題における世代間関係の特徴 72 |
3 子孫への情愛と後世への関心 76 |
4 将来世代の権利から世代間公正へ 80 |
5 責任ある自我 88 |
発題IIIを受けての討論 88 |
発題IV 生殖補助医療における親の自己決定と子の福祉(水野 紀子) 105 |
1 民法の考え方 105 |
2 法的な規制立法の現状 110 |
3 死者の凍結精子を用いた生殖補助医療 114 |
4 自由と両立し人間の尊厳を守る秩序を 116 |
発題IVを受けての討論 119 |
総合討論I コーディネーター : 黒住 真 133 |
「産む自由」と「子供の人権」 |
生命・環境・宇宙は誰のものか |
「共通善」とは |
軍隊は公共財か |
「自他」の意味 |
発題V 年金における世代間公平(井堀利宏) 145 |
1 年金改革と公的年金の存在理由 145 |
2 賦課方式の評価 148 |
3 高齢化・少子化社会の年金改革モデル 153 |
4 報酬比例部分の改革 : 積立方式の評価 159 |
5 基礎年金の改革 162 |
6 なぜ年金改革が先送りされるのか 164 |
7 個人勘定の賦課方式年金 167 |
発題Vを受けての討論 169 |
発題VI 紙一重の世代間就業問題(玄田有史) 183 |
1 就業の世代間対立 183 |
2 世代対立のなかの若者 188 |
3 「コミュニケーション」と「個性」への疲弊 193 |
4 何が世代間で紙一重なのか(1) : ウィークタイズ 195 |
5 何が世代間で紙一重なのか(2) : 言葉 199 |
6 就業問題の克服 201 |
発題VIを受けての討論 202 |
発題VII ケアとジェネラティビティからみた福祉(今田 高俊) 215 |
1 福祉への視点 215 |
2 「自助」対「公助」を超えて 218 |
3 ケアリング・ワールドとしての福祉世界 223 |
4 経済の仕組みをケア化する 230 |
発題VIIを受けての討論 234 |
発題VIII ジェネラティビティと世代継承的公共性-教育関係と世代関係から(田中 毎実) 247 |
1 教育関係の成立から機能障害へ 249 |
2 教育関係と代理性 257 |
3 世代継承的公共性の成立可能性のために 267 |
発題VIIIを受けての討論 273 |
総合討論I コーディネーター : 鈴村興太郎 289 |
成年後見制度と日本 |
資源をどう生かすか |
ボランティア経済への期待 |
やりとりのバランスシート |
制度の多層性 |
次世代を視野に入れた議論 |
東アジアとの共通課題 |
人間味ある社会 |
発題IX 平和運動の世代間対話をめぐって(小林正弥) 305 |
公共哲学からの思想的論点 |
1 非戦平和の新しい論理 : 文明論的戦争批判と墨守・非攻 307 |
2 非戦平和の新しい運動 : 世代間討論という運動間の公共空間形成 310 |
3 平和運動を再生させるために : 公共的関係と克服すべき問題点 313 |
4 希望の積極的平和運動へ : 新旧・明暗イメージの転換と二段階方法論 315 |
5 戦争責任問題 : 戦争の悲惨さという原点の重要性 317 |
6 デモとパレード : コミュニタリアニズム的運動論 319 |
7 平和運動の世代継承性 : 発展と修正 320 |
8 思想的論点(1) : 当日の議論から 322 |
9 思想的論点(2) : 事後的批判 323 |
10 新公共主義的平和運動へ : 再生への道 327 |
発題IXを受けての討論 335 |
発展協議I コーディネーター : 金 泰昌 373 |
制度設計と運動論 |
公共的平和とは |
「法律」と「法」 |
法と市民と市民社会 |
中国法と儒教 |
理念とシンボル |
一罰百戒と罪刑法定主義 |
公共的感情と運動 |
南原繁の公共哲学 |
二元論か三元論か |
「公共する」とは |
権利とリベラリズム |
公と公共の違い |
霊性またはスピリチュアリティをめぐって |
発展協議II コーディネーター : 金 泰昌 409 |
過去世代,現在世代,将来世代 |
死後の世界と世代の重層 |
原子論的自己から全体論的自己へ |
多次元相関的な自己観 |
時空と基本スタンス |
次世代に何を託すか |
長期スパンで考える必要性 |
時空に広がる自他 |
おわりに 金泰昌 437 |
はじめに(鈴村興太郎・宇佐美誠) i |
発題I 世代間の連結環と公共《善》の情報的基礎(鈴村興太郎) 1 |
世代間衡平性の経済学と倫理学のために |
|
22.
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図書
|
辻竜平, 佐藤嘉倫編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2014.6 v, 225p ; 22cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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目次情報:
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1 地域格差とソーシャル・キャピタル : 信頼と連帯に支えられた社会を構築する—社会関係資本の視点から |
ソーシャル・キャピタルと市民社会 |
自治体間競争と社会関係資本論—政策格差との関連を中心として |
地方自治体の政策の成否と社会関係資本—長野県下條村の合計特殊出生率をめぐって |
2 家族格差とソーシャル・キャピタル : 結婚とソーシャル・キャピタル—何人と恋愛すれば結婚できるのか |
出生機会格差とソーシャル・キャピタル—自治体の家族政策によるサポート資源格差の是正 |
子育てストレスと社会的サポート |
社会関係資本からみた社会的孤立の構造 |
3 幸福格差とソーシャル・キャピタル : 地域の社会関係資本はだれの健康に影響するのか?—精神的健康と社会関係資本 |
健康サービス利用にたいする地域組織参加の効果—マルチレベル分析による市区町村間の違いの検討 |
主観的幸福感とソーシャル・キャピタル—地域の格差が及ぼす影響の分析 |
貧しくても幸福を感じることができるか |
1 地域格差とソーシャル・キャピタル : 信頼と連帯に支えられた社会を構築する—社会関係資本の視点から |
ソーシャル・キャピタルと市民社会 |
自治体間競争と社会関係資本論—政策格差との関連を中心として |
概要:
人とのつながりが多いほど、私たちは幸福になれるのか?ソーシャル・キャピタルとは、人びとがもつネットワークや信頼関係のことである。これらは格差の縮小あるいは拡大に、どのような影響をもたらしているのか。また、ソーシャル・キャピタル自体は人びとに
…
どのように分配されているのか。計量データをさまざまなアプローチから分析し、現代日本の課題を明らかにする。
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23.
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図書
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日本学術協力財団編集 ; 今田高俊 [ほか執筆]
出版情報: |
東京 : 日本学術協力財団, 2014.11 184p ; 21cm |
シリーズ名: |
学術会議叢書 ; 21 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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発刊に寄せて / 大西隆 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の処分をめぐって : 原子力委員会への回答を中心に / 今田高俊 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の最終処分への取り組みについて / 鈴木達治郎 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の地層処分について : 地質環境の長期安定性を中心として / 武田精悦 [執筆] |
変動帯の日本列島で高レベル放射性廃棄物地層処分の適地を選定できるか : 地震現象の観点から / 石橋克彦 [執筆] |
国策、市民、科学者 : 学術会議の「回答」を生かすために / 山口幸夫 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物問題の取り組み態勢について、考えるべき論点 / 舩橋晴俊 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の地層処分について : 地質環境の長期安定性の観点から / 千木良雅弘 [執筆] |
高レベル廃棄物処分における学術の役割 / 山地憲治 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の処分について、会場からの質問・意見と最終処分の進め方 / 柴田徳思 [執筆] |
発刊に寄せて / 大西隆 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の処分をめぐって : 原子力委員会への回答を中心に / 今田高俊 [執筆] |
高レベル放射性廃棄物の最終処分への取り組みについて / 鈴木達治郎 [執筆] |
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24.
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図書
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金子勇 [ほか] 著
出版情報: |
東京 : 勁草書房, 2011.2 vi, 335, ixp ; 20cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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25.
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図書
東工大 目次DB
|
今田高俊編
出版情報: |
東京 : 有斐閣, 2000.12 xv, 315p ; 19cm |
シリーズ名: |
有斐閣アルマ ; Advanced |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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序章 リアリティと格闘する 1 |
社会学研究法の諸類型 |
1 社会学の学び方 1 |
2 研究法とは何か 2 |
リアリティを捉える 3 |
研究法の3つのタイプ 4 |
主観的意味を超えて 6 |
3 事例から本質を見抜く 意味解釈法 8 |
厚みのある記述とエスノグラフィー 9 |
参与観察とラポールづくり 11 |
資料収集とドキュメント解析 13 |
解釈による存在了解 15 |
4 体系的データで語る 統計帰納法 18 |
集計データを用いた記述分析 19 |
モデルを用いた多変量解析 20 |
日本社会へのあてはめ 23 |
5 数理で読み解く 数理演繹法 25 |
∑と羆:数学アレルギー 25 |
数学の効用と落とし穴 27 |
命題の定式化と合成 28 |
数理モデルと経験的テスト 31 |
思考実験としてのシミュレーション 33 |
6 全体的なリアリティ把握をめざして 35 |
Column 39 |
第1部 事例の奥にひそむ本質 |
第1章 厚みのある記述 48 |
モノグラフという物語 |
1 モノグラフとは何か 「グラフ(graph)の意味」 48 |
観察と対話の直接性 49 |
参与と同一化の神話 50 |
被調査者の意味世界 50 |
方法としての声 51 |
グラフの分析力 52 |
可視化の力とシステム 53 |
2 分厚さの構築 記述のなかの分析 54 |
意味の構造的な多重性 54 |
細部の記述と主観的記述のちがい 56 |
3 経験に学ぶ モノグラフへの参与 58 |
役立ちかたを読む 58 |
驚きのなかの方法 59 |
<声>の引用と概念化の範囲 60 |
<できごと>が開示する構造 62 |
図版の表現力 63 |
4 謎解きの物語 探偵小説というモデル 69 |
推理の物語として 69 |
『オルレアンのうわさ』 71 |
Column 76 |
第2章 資料から推理する 83 |
ドキュメント解析法 |
1 ドキュメント解析とは何か 83 |
常識と通念を超える 84 |
「当然」の脱自明化 85 |
2 資料にむかう視線 87 |
即対象的な読み 87 |
事例としての日曜学校:一通の長い手紙 87 |
ホームズ的視線 91 |
キーワードへの着目:欠落している情報 92 |
3 通念を脱自明化する 教育の不在と学校の学校性 93 |
問題を直視する 93 |
他のドキュメントで裏をとる:不可解なロック 95 |
歴史的実態を明らかにする:学校とは何だったのか? 96 |
本質的な問題にたどりつく:教育のない学校 97 |
4 意味の探査 離床と着床 98 |
概念のルーツをさぐる:大学の誕生と教育の出現 87 |
意味生成の過程をさぐる:「閉じ込め」という歴史的事実 99 |
意味の虚偽性をさぐる:教育学の欺瞞 101 |
意味の拡大定着過程:あくことなく事実をたどる 103 |
5 ピンポイントからの遡及 104 |
もう1つの意味をさぐる:群れとしての学校 105 |
最終的な意味理解にいたる 106 |
むすび 107 |
Column 111 |
第3章 組織と技術のエスノメソドロジー 118 |
現場学の最前線 |
1 エスノメソドロジーの展開 CSCWという現場学 118 |
2 エスノメソドロジー的研究法の難しさ 120 |
3 会話分析 相互行為の組織化 122 |
相互行為としての会話 123 |
継起的と局域的:隣接対による組織化 125 |
「話し手」と「聞き手」の双方に注目 127 |
相互的な了解による組織化 128 |
利用しているリソースへの着目 130 |
4 組織とテクノロジーの分析法 131 |
行為のリソース分析 132 |
局域的な了解形成の分析 133 |
局域的組織の連関分析 135 |
5 「組織とテクノロジー」分析の意義 135 |
Column 140 |
第2部 体系的データは語る |
第4章 1枚の図表から 150 |
計量データの読み方・考え方 |
1 データを読む 150 |
計量って何? 150 |
表の個性 151 |
視聴率を調べる 152 |
2 視聴率のメカニズム サンプリングのからくり 153 |
信頼性を測る 153 |
2世帯の場合 154 |
3世帯以上の場合 155 |
サンプル視聴率の出方 156 |
3 推定と検定の考え方 158 |
サンプルから母集団へ 158 |
母集団視聴率の推定 159 |
推測統計の原理 159 |
4 表の「嘘」を見抜く 第3変数の問題 160 |
見えない変数に注意せよ 160 |
媒介する第3変数 161 |
先行する第3変数 162 |
数値の裏側 163 |
量的データなら偏相関 164 |
5 計量分析の意味と無意味 166 |
意味ある相関とは 166 |
因果と解釈 166 |
変数の意味がかわる 167 |
データを読むとは 168 |
Column 171 |
第5章 データの大海から脱出する方法 177 |
多変量解析 |
1 複雑な絡み合いを解読する 177 |
多変量解析とは? 177 |
多変量解析はなぜ必要か:2変量での分析から多変量解析へ 179 |
2 古典的な手法 第3変数によるコントロール 180 |
三重クロス表の例 180 |
デュルケーム『自殺論』から 182 |
多重クロス表の意義と限界 184 |
3 因果関係を調べる 重回帰分析を中心に 184 |
データで確認する 185 |
因果ダイアグラムとパス解析 187 |
重回帰分析のまとめ 189 |
4 多変数間の潜在構造を探る 因子分析を中心に 190 |
潜在変数を取りだす 190 |
結果をどう読むか? 192 |
オプションの選択が成否を分ける 193 |
因子分析のまとめ 194 |
5 より多様な解析法へ 195 |
ロジット分析 195 |
新しい動向と利用の心得 197 |
Column 201 |
第3部 数理で読み解く |
第6章 数理のめがねで社会を見る 210 |
数理モデルの構築と解析 |
1 簡単な数理モデルの構築と解析 未婚率のモデルの例 210 |
モデルの出発点:問題意識・疑問とその背景 211 |
モデル設定:女性の意思決定をイメージする 212 |
数学的定式化 213 |
演繹による命題の導出(デリベーション) 214 |
導出された命題の社会学的解釈 215 |
モデルの修正と展開 217 |
モデルの評価から改良へ 218 |
2 リアリティの構築と再構築 220 |
数理的方法の手順 220 |
数理的方法の特徴 222 |
数理的方法のメリット 223 |
数理的方法の落とし穴 224 |
他の研究法との関連 225 |
3 数理的感覚を養うために 226 |
Column 230 |
第7章 スクリーンのなかの社会 236 |
シミュレーション法 |
1 シミュレーションって何? 236 |
はじめに 236 |
シミュレーションとは 237 |
シミュレーションの目的 239 |
シミュレーションの手順 240 |
2 現代社会学とシミュレーション 241 |
3 社会シミュレーションのパラダイムとメソドロジー 243 |
4 シミュレーションで何がわかるか 245 |
5 社会シミュレーションの具体的適用例 246 |
社会的選択と合意形成 246 |
投票ゲームの論理 250 |
投票ゲームの拡張 254 |
社会的選択ゲーム 256 |
シミュレーションの含意と拡張:伝統的合議の合理性 257 |
終わりに 257 |
Column 262 |
終章 社会学の<知>へ到達する 269 |
研究法と理論の接続 |
1 社会学における理論 269 |
社会学的認識の論理的整合性と経験的妥当性 269 |
研究対象と研究法 271 |
理論とメタ理論 273 |
純粋理論と規範理論 274 |
2 理論の位相 275 |
概念構成と命題構成 275 |
個性記述的研究と法則定立的研究 278 |
理論の外在的批判と内在的批判 279 |
3 研究法から理論へ/理論から研究法へ 280 |
社会学理論の整理 280 |
研究法と理論との関係 280 |
経験的一般化と中範囲の理論 281 |
理論に対する研究法の貢献 283 |
研究法に対する理論の貢献 285 |
説明力の高い理論とは 286 |
Column 290 |
引用参照文献 296 |
索引 308 |
特論 |
1 社会学的想像力 43 |
2 インターネット探索法 45 |
3 聞き取り調査のしかた 79 |
4 KJ法入門 81 |
5 資料データの集め方 情報収集のポイント 114 |
6 記録資料の整理術 「コピー問題」をめぐって 116 |
7 フィールドワークという手法 143 |
8 ビデオ・データの分析法 カメラフレームは理論的詳細な枠組みである 145 |
9 会話分析 147 |
10 家事時間のパラドックス 時系列データ解釈ことはじめ 173 |
11 p値の意味 175 |
12 統計ソフトの使い方 204 |
13 社会統計学との出会い方 206 |
14 数学なんて恐くない 232 |
15 よいモデルをつくるには 234 |
16 進化ゲーム理論分析 265 |
17 マルチエージェント・システム 267 |
18 グランド・セオリー 292 |
19 中範囲の理論 294 |
序章 リアリティと格闘する 1 |
社会学研究法の諸類型 |
1 社会学の学び方 1 |
|
26.
|
図書
|
今田高俊編著
出版情報: |
京都 : ミネルヴァ書房, 2003.12 xiii, 336p ; 22cm |
シリーズ名: |
講座・社会変動 ; 2 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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目次情報:
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産業社会の位相転換 : 情報化と「静かな生活革命」のゆくえ / 今田高俊 [執筆] |
グローバリゼーションの虚妄 / 金子勝 [執筆] |
消費社会と文化 / 間々田孝夫 [執筆] |
電子メディアの到来 : 電子社会におけるカオスの縁としてのオルトエリート / 遠藤薫 [執筆] |
リスク社会の共生空間 : 不知のエコロジー / 三上剛史 [執筆] |
環境とライフスタイル : 物質・エネルギー論から精神・コミュニケーション論へ / 鳥越皓之 [執筆] |
環境倫理と公共性 : 原子論と全体論の二項対立を超えて / 小林正弥 [執筆] |
環境グローバリズム時代の原子力発電政策 / 吉岡斉 [執筆] |
医療・技術の現代史のために / 立岩真也 [執筆] |
産業社会と環境社会の論理 : 環境共生に向けた環境運動・NPOと環境政策 / 寺田良一 [執筆] |
NPOと社会変革 / 金子洋二 [執筆] |
産業社会の位相転換 : 情報化と「静かな生活革命」のゆくえ / 今田高俊 [執筆] |
グローバリゼーションの虚妄 / 金子勝 [執筆] |
消費社会と文化 / 間々田孝夫 [執筆] |
|
27.
|
図書
東工大 目次DB
|
今田高俊責任編集
目次情報:
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刊行にあたって |
序章 リスク社会への視点 今田高俊 1 |
Ⅰ リスクと共に生きる 1 |
Ⅱ 生活の質とリスク 3 |
Ⅲ リスク応答的社会へ 9 |
第1章 家族のリスク化 山田昌弘 13 |
Ⅰ リスク社会論の中の家族 13 |
Ⅱ 家族のリスク化の意味 18 |
Ⅲ 近代Ⅰにおけるリスクの押さえ込み 22 |
Ⅳ 近代社会の構造転換と家族リスクの変質 26 |
Ⅴ 家族リスク増大の帰結 31 |
第2章 リスク社会の中の教育 佐藤学 37 |
Ⅰ リスク社会の到来 37 |
Ⅱ リスク社会の背景 38 |
Ⅲ 新自由主義のイデオロギーと政策 42 |
Ⅳ リスクの諸相 44 |
Ⅴ いま求められること 49 |
第3章 「リスクの医学」の誕生-変容を強いられる身体 美馬達哉 55 |
Ⅰ リスクをみる眼-心肺蘇生を再考する 55 |
Ⅱ 「リスクの医学」の誕生 60 |
Ⅲ メタボリックシンドロームという神話? 67 |
Ⅳ 健康増進というリスク管理の問題点 72 |
Ⅴ 今後の課題 75 |
第4章 情報化とリスク 山口節郎 81 |
Ⅰ はじめに 81 |
Ⅱ ポスト・パノブティコン 83 |
Ⅲ 情報化とリスク-民主主義への脅威 90 |
Ⅳ 結びに代えて 104 |
第5章 リスク社会と信頼 小松丈晃 109 |
Ⅰ リスク社会という見方 109 |
Ⅱ 現代型リスクからの問い 112 |
Ⅲ リスクと信頼 116 |
Ⅳ リスクとのつきあい方 120 |
第6章 リスク・コミュニケーション 吉川肇子 127 |
Ⅰ リスク・コミュニケーションとは何か 128 |
Ⅱ なぜ必要か 131 |
Ⅲ 理念と問題 133 |
Ⅳ リスク・コミュニケーションの領域 135 |
Ⅴ 心理学の貢献 138 |
Ⅵ マス・メディアの影響 143 |
Ⅶ リスク・コミュニケーションのこれから 145 |
社会学関連文献解題 149 |
索引 153 |
刊行にあたって |
序章 リスク社会への視点 今田高俊 1 |
Ⅰ リスクと共に生きる 1 |
|
28.
|
図書
東工大 目次DB
|
渡辺聰子, アンソニー・ギデンズ, 今田高俊著
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2008.4 xv, 275, xvip ; 22cm |
子書誌情報: |
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はじめに ⅰ |
序章 構造変化と新しい人的資源政策 1 |
1 理論的枠組-アングロ・サクソン型市場主義、日本型共同体主義を超えて 1 |
2 今なぜ人的資源政策なのか 6 |
3 厳しさ増す経営環境と社会基盤の不安定化 8 |
[1] 増大する企業への期待 8 |
[2] 雇用の喪失と雇用形態の変化による社会基盤の不安定化 13 |
4 今後の人的資源政策の方向性-効率、公正、持続可能性の両立 17 |
[1] 「支配モデル」から「協働モデル」へ 18 |
[2] 市場主義の優勢と効率の追求 22 |
[3] 持続可能性 23 |
[4] 効率、公正、持続可能性の両立 25 |
1章 モティベーション理論の展開 33 |
1 モティベーションに関する四つの考え方 33 |
2 物質的インセンティブの限界 37 |
3 高度化する欲求とモティベーション理論の展開 43 |
[1] 人間の基本的欲求とモティベーション 45 |
[2] 人間の能力と自発性を生かす経営 50 |
4 従業員参加の実践 53 |
[1] QCサークル 54 |
[2] ワークチーム 58 |
[3] リストラと参加型管理 60 |
2章 ポストモダンの仕事意識 65 |
1 先進国におけるポストモダン化の進行と価値観の収斂 66 |
2 仕事における自己実現至上主義 72 |
3 ポストモダン的な価値観-五つの性向 76 |
[1] 獲得型個人主義 76 |
[2] 権利主張主義 83 |
[3] 反権威主義 85 |
[4] 脱物質主義 88 |
[5] 自然共生主義 89 |
3章 多層的モティベーション政策 95 |
1 幹部経営者 96 |
[1] 幹部経営者のインセンティブ 96 |
[2] 欧米企業の場合 99 |
[3] 日本企業の場合 104 |
2 ゴールドカラー 111 |
[1] ゴールドカラーの仕事意識 111 |
[2] ゴールドカラーに対するモティベーション政策 113 |
3 ブルーカラー雇用者およびホワイトカラー下級職・サービス業雇用者 115 |
[1] ブルーカラー雇用者 115 |
[2] ホワイトカラー下級職およびサービス業雇用者 128 |
4 フレックス雇用者 130 |
[1] フレックス雇用の増大 130 |
[2] フレックス雇用者に対するモティベーション政策 135 |
5 日本型とアングロ・サクソン型の相互補完的融合-ハイブリッド型モデルヘ 141 |
4章 人と組織のエンパワーメント-ポストモダンの組織活性化とは? 147 |
1 ポストモダン転回 149 |
[1] ポストモダンとは? 149 |
[2] 脱物質的価値と仕事意識の変容 152 |
[3] 脱分節化と柔軟な専門化 158 |
2 管理から支援へ-人材のエンパワーメント戦略 170 |
[1] 管理の限界 170 |
[2] 支援型の組織 172 |
[3] 成員のエンパワーメント-組織活性化の鍵 179 |
3 自己組織化能の彫琢-組織エンパワーメントの条件 183 |
[1] 環境適応から自己適応へ 184 |
[2] 内破とゆらぎによる自己変革 189 |
[3] ゆらぎ型組織の条件 197 |
4 脱管理のゆらぎ型組織-神戸製鋼ラグビーチームの事例 204 |
[1] 個の優先-システムは最後 205 |
[2] 通念の打破-変則的なチーム作り 207 |
[3] 型破り-アドリブ・ラグビー 209 |
[4] 脱管理-監督制の廃止 210 |
5 結論 212 |
5章 グローバル時代の仕事と政府の政策 219 |
1 「欧州社会モデル」と政策論争 219 |
[1] 過去と未来 220 |
[2] 相互学習の可能性 224 |
2 「新欧州社会モデル」から何を学ぶことができるか? 226 |
3 改革への指針 244 |
4 市民の不安、公正な競争、不公正な競争 250 |
5 アウトソーシング 25 |
6 結論 256 |
終章 グローバル・モデルとしてのハイブリッド型人的資源政策 261 |
1 新たな価値の創造とハイブリッド化への展望 261 |
2 職階別成果主義-分配と手続きの公正 268 |
文献 ⅳ |
索引 ⅰ |
はじめに ⅰ |
序章 構造変化と新しい人的資源政策 1 |
1 理論的枠組-アングロ・サクソン型市場主義、日本型共同体主義を超えて 1 |
|
29.
|
図書
|
ブルーム, セルズニック&ブルーム著 ; 今田高俊監訳
出版情報: |
田無 : ハーベスト社, 1987.6 xiv, 448p ; 26cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
30.
|
図書
東工大 目次DB
|
今田高俊, 園田茂人編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 1995.11 viii, 220p ; 20cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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まえがき |
序章 変貌するアジアと日本-今田 高俊 1 |
一 はじめに 3 |
二 「ルック・イースト」と東南アジア諸国 5 |
三 改革・開放政策と中国経済 7 |
四 親日的な台湾? 9 |
五 調査の経緯と内容 11 |
六 本書の構成 17 |
1章 日本へのまなざし 今田 高俊 園田 茂人 19 |
一 はじめに 21 |
二 自覚あるプレゼンスを-タイ・マレーシア・インドネシアの場合 22 |
三 互恵平等の精神を-中国の場合 33 |
四 親しき仲にも礼節を-台湾の場合 46 |
五 まとめ-日本にとっての課題 55 |
2章 民族の狭間で-タイ・マレーシア・インドネシアにおける日本人イメージ 尾中 文哉 63 |
一 はじめに 65 |
二 タイ.マレーシア・インドネシアにおける日本人イメージ 66 |
三 日本人イメージの規定要因 76 |
四 民族間コミュニケーションと日系企業 84 |
五 まとめ-対等で開放的な関係に向けて 93 |
3章 近いがゆえに-「一衣帯水」の台湾・中国 瀬地山 角 97 |
一 はじめに 9 |
二 親日的な台湾・冷めている中国 100 |
三 日本人イメージの構造分析 106 |
四 まとめ-東京ディズニーランドヘの憧れを超えて 123 |
4章 対立する常識-日中間の組織感覚の違いとコミュニケーションの落し穴 奥山 敏雄 127 |
一 はじめに 129 |
二 コミュニケーションと日本人イメージ 130 |
三 日本人イメージの内部構造とコミュニケーション 137 |
四 否定的イメージ形成の構造 142 |
五 日中間の組織感覚の違い 148 |
六 まとめ-コミュニケーションの課題 159 |
5章 交錯する視線-東南アジアの「二者関係システム」と日系企業評価 佐藤 俊樹 163 |
一 はじめに 165 |
二 待遇に対する満足 不満の構造 167 |
三 転職意識をきめるもの 175 |
四 「日本的経営」のうけとめ方 182 |
五 東南アジアのコンテキスト-「二者関係システム」と企業評価 186 |
六 日系企業と現地社会 191 |
七 まとめ-転換期の「日本的経営」 197 |
終章 これからのアジアと日本 園田 茂人 201 |
一 疎遠な存在としてのアジア 203 |
二 失語症に悩まされるアジア 204 |
三 すれ違うアジアと日本 207 |
四 よりよきアジアとの関係を求めて 211 |
あとがき 217 |
写真提供 220 |
まえがき |
序章 変貌するアジアと日本-今田 高俊 1 |
一 はじめに 3 |
|
31.
|
図書
|
今田高俊著
出版情報: |
東京 : 創文社, 1986.4 x, 314, 15p ; 22cm |
シリーズ名: |
現代自由学芸叢書 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
32.
|
図書
|
今田高俊著
出版情報: |
東京 : 講談社, 1994.3 263p ; 20cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
33.
|
図書
|
数土直紀, 今田高俊編著
出版情報: |
東京 : 勁草書房, 2005.2 xi, 234p ; 22cm |
シリーズ名: |
数理社会学シリーズ ; 1 |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
34.
|
図書
|
土場学 [ほか] 編集
出版情報: |
東京 : 勁草書房, 2004.3 xii, 240p ; 21cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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|
35.
|
図書
|
山脇直司編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2018.3 xiii, 275p ; 21cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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第1部 教養教育を再考する : 「教養」のための弁明 |
新しいリベラルアーツを求めて ほか |
第2部 統合的教養教育をめざして : 後期教養教育と統合学—リベラルアーツと知の統合 |
新学部創設と社会問題アプローチ—「教養」としての統合知を目指して ほか |
第3部 人間存在の統合知 : 教養教育における公共哲学の統合的役割—シュライエルマッハー的アプローチ |
ホワイトヘッドの教育論—古典教育と科学教育の統合 ほか |
第4部 現代社会の課題と統合的教養—原子力、グローバル資本主義、IT社会 : 現代社会とエネルギー(原子力)問題—その統合学的考察 |
グローバル資本主義と主流派マクロ経済学の抱える問題性—政治経済学的志向の必要性 ほか |
第1部 教養教育を再考する : 「教養」のための弁明 |
新しいリベラルアーツを求めて ほか |
第2部 統合的教養教育をめざして : 後期教養教育と統合学—リベラルアーツと知の統合 |
概要:
従来の教養教育論のレベルを超えて、「専門教育との相互連関」や、タコツボ的な学問状況を突破する「統合知」という観点から、18名の著名な論者が4部構成で教養教育を包括的・多面的に論じ合い、人間論・存在論や現代社会の重要なテーマを、「統合的教養」
…
という観点から考察。
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|
36.
|
図書
東工大 目次DB
|
今田高俊著
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 1989.11 viii, 265, 4p ; 20cm |
シリーズ名: |
現代政治学叢書 / 猪口孝編 ; 7 |
子書誌情報: |
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序章 社会階層と政治 1 |
第一章 政治的現象としての社会階層 9 |
一 モダン社会の階層原理 9 |
機能優位の社会構築 |
強いられた流動性 |
業績原理への転換 |
学歴社会の確立 |
二 産業化と社会階層-九つのテーゼ- 19 |
三 政治的安全弁 24 |
中流意識の広汎化 |
上昇移動の制度化 |
社会的地位の非一貫性 |
四 岐路に立つ社会階層状況 32 |
苦悩の七〇年代 |
産業化テーゼの終焉 |
五 歪められた平等性 37 |
平等か効率か |
機会均等の原理あるいは効率への従属 |
政治的意味の回復? |
第二章 産業化と移動レジーム 46 |
一 隠れた秩序 46 |
二 社会移動の捉え方 50 |
社会移動とは何か |
諸種の移動率 |
開放性の係数 |
三 流動性と開放性 59 |
産業化と社会移動の仮説 |
戦後日本における検証 |
四 新たな社会移動仮説 73 |
ゆらぐ産業化のテーゼ |
ログリニア・モデル |
五 移動レジームの検証 86 |
教育の上昇移動 |
職業移動のレジーム |
六 社会的地位達成からみた移動レジーム 102 |
社会的地位達成モデル |
戦後日本の地位達成構造 |
第三章 高度成長と階層の非構造化 117 |
一 見えざる格差 118 |
成長幻想 |
経験的証拠 |
二 高度成長の遺産 126 |
豊かな社会の到来 |
イデオロギーの終焉 |
地位政治 |
三 戦後日本の政治変容 140 |
階級政治の時代 |
地位政治への移行 |
四 中流の幻想ゲーム 147 |
中流崩し |
新中間層論争 |
中流ゲームの終罵 |
五 社会的地位の非一貫性 164 |
地位非一貫性の捉え方/日本社会の分析 |
第四章 脱モダンの階層状況 185 |
一 多様化か階層化か-その時代背景- 186 |
変化の基調 |
大衆分解論 |
階層固定化論 |
二 モダン社会の場面変容 204 |
機能優位の崩壊 |
階層間題の問いなおし |
三 格差の時代の道しるべ 212 |
不公平問題の洗いだし |
クオリティ政治への転換 |
地位崩しの振るまい |
付録Ⅰ 社会移動の測定 225 |
付録Ⅱ 親子世代間の職業移動表と教育移動表:一九五五-八五年 230 |
付録Ⅱ 図の基礎資料 232 |
付録Ⅳ 地位クラスター析出の手続きとクラスターの属性 236 |
注 245 |
文献案内 252 |
あとがき 263 |
索引 |
序章 社会階層と政治 1 |
第一章 政治的現象としての社会階層 9 |
一 モダン社会の階層原理 9 |
|
37.
|
図書
東工大 目次DB
|
今田高俊編
出版情報: |
東京 : 有斐閣, 1994.3 xii, 224p ; 20cm |
子書誌情報: |
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はじめに 二一世紀への視線 |
第1章 近代のメタルフォーゼ 混沌からの秩序形成 1 |
1 文明の曲がり角 3 |
2 ポストモダンの流行を超えて 6 |
3 近代社会の変容 10 |
4 新しい現実 16 |
5 リゾーミックな連結 27 |
6 ハイパー・リアリティの新大陸 33 |
第2章 空白の中のアナザーランド 旅人たちはどこへ向かうのか 41 |
1 旅のはじまり 43 |
2 旅人たちのアナザーランド 45 |
3 東京ディズニーランド 59 |
4 秩序と混沌 73 |
第3章 私だけのアンサンブル マイナー志向と意味充実 83 |
1 情報化の意味 86 |
2 趣向の細分化 88 |
3 マイナー化の類型と原因 96 |
4 自己における意味充実 104 |
5 個性の編集 112 |
第4章 旅人たちのヴァーチャル・コミュニティ メディア時代に「社会」はどのようにして可能か 125 |
1 旅人たちの電子メディア 127 |
2 アナザーランド・リンケージ 135 |
3 仮装する人々 146 |
4 旅人たちの公共領域 162 |
第5章 超近代と脱近代のメビウス 電脳メディアがつくる個人・企業・公共 175 |
1 電脳空間の衝撃 177 |
2 メディアとしてのコンピュータ 180 |
3 日本型産業社会のメタモルフォーゼ 186 |
4 超近代と脱近代への分岐 196 |
補遺1 シミュラークルとハイパー・リアリティ 209 |
補遺2 遊びとゆらぎ 211 |
補遺3 ハイパー・リアルな祝祭空間―コミック・マーケット 216 |
補遺4 記号の乱舞と自己実現―代々木駅「らくがき」コーナー 219 |
あとがき 223 |
はじめに 二一世紀への視線 |
第1章 近代のメタルフォーゼ 混沌からの秩序形成 1 |
1 文明の曲がり角 3 |
|
38.
|
図書
|
今田高俊著
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2005.3 ii, 298p ; 23cm |
シリーズ名: |
社会学シリーズ |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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39.
|
図書
|
今田高俊, 友枝敏雄編
出版情報: |
東京 : 有斐閣, 1991.5 xiii, 326p ; 19cm |
シリーズ名: |
有斐閣Sシリーズ ; 38 |
子書誌情報: |
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40.
|
図書
東工大 目次DB
|
今田高俊, 金泰昌編
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はじめに 今田 高俊 I |
都市の公共世界:せめぎ合う「公」と「私」を超えて |
発題Ⅰ 街角で感じる「公」と「私」 藤田 弘夫 I |
新しい公共性をもとめて |
1. 日本の街角の風景 1 |
2. 街並みから社会の秩序を読む 2 |
3. 自治の概念と裁量行政 5 |
4. 看板に見る行政の「民」へのまなざし 8 |
5. 日本における「場」のことばと「詩」のことば 13 |
6. 公共性の脱構築と都市 16 |
発題Ⅰを受けての討論 19 |
発題Ⅱ 都市下位文化と公共的秩序 松本 康 33 |
はじめに : 政治的・行政的公共性と公共圏 33 |
1. 都市大衆モデル :流動的大衆と行政的公共性 36 |
2. 都市コミュニティ・モデル :地域的公共圏の可能性と限界 37 |
3. 都市下位文化モデル :都市的体験としての公共圏 42 |
4. むすびにかえて 47 |
発題Ⅱを受けての討論 49 |
発題Ⅲ 情報<公共>空間としての都市 遠藤 薫 61 |
はじめに :<都市>をどのように論じるか 61 |
1. <都市>と<公共性>のパラドックス 62 |
2. 異者たちの出会う場所としての都市 :モザイクから点伏混交へ 66 |
3. 情報空間としての都市 :バーチャルなリアル 68 |
4. 渋谷ハチ公前交差点 :交差する場としての都市 71 |
5. 私的<公共>空間としての都市 :公と私の逆転? 76 |
6. 異なる言語ゲームのせめぎあう場 :その<公共性>とは何か 82 |
発題Ⅲを受けての討論 83 |
総合討論Ⅰ コーディネーター :金 泰昌 95 |
公と私の非排他性 |
「膨張する私」 |
都市と異質な他者 |
自己と他者の関係 |
都・市と公・私・共 |
「市を調べる」 |
「創る公共性」 |
公共空間とアイデンティティ |
公空間・私空間・公共空間 |
発題Ⅳ 「公共性」の喪失と「公共性」の再侵攻 町村 敬志 123 |
都市空間をめぐる新しい紛争 |
1. 変化する公共性 123 |
2. 「容易に変わらない都市」を前にして 125 |
3. 脱工業化 :「ソフト・ロケーション」問題としての都市 127 |
4. グローバル化 :「リ・スケーリング」問題としての都市 129 |
5. モダニティ以後における都市像の変容 :「鈍さ」としての都市へ 132 |
6. 露出していく「鈍さ」と都市の公共性 134 |
発題Ⅳを受けての討論 138 |
発題Ⅴ コミュニティー・デザインと都市の公共空間 土肥 真人 153 |
1. 社会と空間 :歴史的位相 153 |
2. 社会と空間 :現代的位相 165 |
おわりに 173 |
発題Ⅴを受けての討論 174 |
総合討論Ⅱ コーディネーター :金 泰昌 191 |
都市における「他者」 |
住民参加の公園造り |
参加型の空間設備とイマジネーション |
専門家の公共性 |
都市空間における集合住宅 |
市民参加と新しい公共性 |
都市における信頼とイマジネーション |
発題Ⅵ 拡張自己概念からみた都市の公共空間 肥田野 登 215 |
幸福空間をめぐる断想 |
はじめに :都市と公共空間 215 |
1. 都市計画は何を目指したか 216 |
2. 家族は大切か 224 |
3. 拡張自己とは何か 226 |
4. 拡張自己のコンフリキクト : ゲーム論 229 |
5. ドグマからの自由 :幸福空間の設計 233 |
6. 存在物の尊厳の最大化 234 |
発題Ⅵを受けての討論 240 |
発展協議 コーディネーター :金 泰昌 253 |
自己と他者 |
建築物が語るもの |
拡張自己の定義 |
死者の上に立つ都市 |
公共空間としての都市 |
国家と都市 |
可能性の場としての都市 |
都市と社会主義 |
ダイアローグとしての都市 |
特論Ⅰ アムステルダムにおける「都市と公共性」 水島 治郎 293 |
はじめに 293 |
1. オランダ共和国とアムステルダム 293 |
2. アムステルダムの「開放性」 295 |
3. 「自発性」 :宗派系慈善団体と救貧活動 298 |
終わりに :「開放性」と「自発性」の交差 302 |
特論Ⅱ 街路の思考 今橋 映子 307 |
パリ表象と外国人芸術家 |
はじめに 307 |
1. 両大戦間パリ 308 |
2. フォト・ジャーナリズムと外国人写真家 311 |
3. 街路の詩学 316 |
4. 精神的共同体のありか 319 |
おわりに 金 泰昌 327 |
はじめに 今田 高俊 I |
都市の公共世界:せめぎ合う「公」と「私」を超えて |
発題Ⅰ 街角で感じる「公」と「私」 藤田 弘夫 I |
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41.
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図書
東工大 目次DB
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猪原健弘編著
出版情報: |
東京 : 勁草書房, 2011.3 xi, 282p ; 21cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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目次情報:
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はじめに |
序章 合意形成学の構築[猪原健弘] 1 |
序.1 合意形成学の必要性 1 |
序.2 合意形成の理論 2 |
序.3 合意形成の方法 5 |
序.4 合意形成の実践 7 |
序.5 【学】としての合意形成 9 |
序.6 本書の構成 11 |
第Ⅰ部 合意形成の理論 15 |
第1章 社会理論における合意形成の位置づけ-社会統合から社会編集へ[今田高俊] 17 |
1.1 合意形成をどのように問題とするか 17 |
(1)多数決から反対意見への減少へ 17 |
(2)〈社会編集〉としての合意形成 18 |
1.2 合意形成のための戦略-構造-機能分析の視点 19 |
(1)構造-機能分析と機能要件分析 19 |
(2)消極的な反対へ変化させる方法的手続き 21 |
(3)パーソンズの4機能(AGIL)要件 22 |
(4)合意形成における戦略 24 |
1.3 了解志向的行為による合意形成-ハーバーマスの対話的理性 26 |
(1)了解志向的なコミュニケーション的行為 26 |
(2)システムと生活世界 27 |
(3)対話的理性の必要性 28 |
(4)討議による相互了解の問題点 29 |
(5)相互了解の拡大へ-ハーバーマスが議論していないこと 30 |
1.4 その先の合意形成-差異の社会編集 31 |
(1)〈社会編集〉の要請-求同存異の思想 31 |
(2)現代の合成形成-異質な意見の関係づけによる調和の生成 32 |
第2章 合意の前提となる相互協力関係の生成と崩壊[中井豊] 37 |
2.1 はじめに 37 |
2.2 ギビング・ゲーム・パラダイム 39 |
2.3 友人選別戦略 40 |
2.4 協力状態の進化シミュレーション 43 |
2.5 us-TFT戦略による協力状態の生成 48 |
2.6 us-CWD戦略による協力状態の崩壊 51 |
2.7 me-TFT戦略と me-CWD戦略による協力状態の崩壊 52 |
2.8 強固な相互協力を目指して 54 |
第3章 プランニングにおける合意形成[原科幸彦] 59 |
3.1 プランニングと紛争 59 |
(1)プランニング 59 |
(2)政策・計画・事業 60 |
(3)プランニングにおける紛争 62 |
3.2 紛争と合意形成 64 |
(1)合意形成の定義 64 |
(2)裁判での解決 65 |
(3)話し合いでの解決 66 |
(4)話し合いでの合意形成 70 |
3.3 話し合いによる合意形成の方法 72 |
(1)代表者による公共空間での議論 72 |
(2)話し合いの場の持ち方 73 |
(3)ハイブリッドモデル 74 |
3.4 廃棄物処理施設整備に向けた長野県における合意形成事例 75 |
(1)当初のプロセスの問題点 75 |
(2)ハイブリッドモデルによる検討委員会 76 |
(3)各段階での合意形成 79 |
3.5 合意形成の展開 82 |
第4章 合意形成と法的拘束力[金子宏直] 85 |
4.1 はじめに 85 |
4.2 契約法の原則 87 |
4.3 意思表示の仕組み 89 |
4.4 意思表示の瑕疵 91 |
4.5 典型契約というもの 92 |
4.6 合意と時間的要素 93 |
4.7 契約の主体と数 94 |
4.8 主体の性質 95 |
4.9 紛争解決と合意 97 |
4.10 紛争解決にみられる主体の複数 98 |
4.11 裁判外紛争解決手続における複数当事者 100 |
4.12 紛争解決の拘束力と時間 100 |
第5章 合意と合意形成の数理-合意の効率,安定,存在[猪原健弘] 103 |
5.1 合意と合意形成の理論 103 |
5.2 合意と合意形成のとらえ方 104 |
5.3 合意と合意形成の数理モデル 106 |
(1)会議 : 合意形成の「場」の表現 106 |
(2)個人の許容範囲と安定な案 110 |
(3)合意と合意形成の数理的定義 114 |
5.4 合意と合意形成の性質 116 |
(1)合意案の効率性 116 |
(2)合意案の安定性 117 |
(3)合意案の存在 120 |
第Ⅱ部 合意形成の方法 123 |
第6章 合意形成のモデルと方法[木嶋恭一] 125 |
6.1 はじめに 125 |
(1)コンセンサスとアコモデーション 125 |
(2)多主体複雑系パラダイムと意思決定主体 127 |
6.2 合意形成のモデル 128 |
(1)非協力ゲームと単純ハイパーゲーム 128 |
(2)共生的ハイパーゲーム 130 |
6.3 開発援助をめぐる合意形成過程 132 |
6.4 合意形成の意味とその支援 135 |
(1)合意形成の意味 135 |
(2)合意形成の支援 137 |
第7章 討議型意識調査手法-「Deliberative Poll」の実験[坂野達郎] 141 |
7.1 はじめに 141 |
7.2 討議民主主義と集合的意思形成 143 |
(1)集合行為問題における合意と正当性 143 |
(2)民主主義制度の正当性問題と討議民主主義 144 |
(3)討議倫理と公共圏のネットワーク 145 |
(4)無作為抽出市民を活用した討議民主主義の可能性 147 |
7.3 DP の設計思想と手順 148 |
(1)DPの設計思想 148 |
(2)手法の概要 150 |
7.4 パブリック・コンサルテーション手法としてのDPの評価 152 |
(1)海外事例のメタ分析 152 |
(2)神奈川DPと日本における課題 154 |
第8章 合意形成を支援するツール[新田克己] 161 |
8.1 はじめに 161 |
8.2 合意形成支援ツールに求められる機能 162 |
8.3 合意形成と問題解決技法 163 |
(1)アイディアの整理 163 |
(2)議論分析と視覚化 164 |
(3)代替案提示 166 |
(4)代替案評価と意思決定 167 |
8.4 合意形成支援ツールの分類 169 |
(1)コミュニケーション手段提供型 169 |
(2)合意形成プロセス支援型 170 |
(3)合意形成プロセス代行型 171 |
8.5 合意形成ツールの例 171 |
(1)調停教育支援システム 171 |
(2)Group Navigator 173 |
第Ⅲ部 合意形成の実践 177 |
第9章 社会基盤整備での社会的合意形成のプロジェクト・マネジメント[桑子敏雄] 179 |
9.1 「社会的合意形成」へのアプローチ 179 |
はじめに |
序章 合意形成学の構築[猪原健弘] 1 |
序.1 合意形成学の必要性 1 |
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42.
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図書
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遠藤薫 [ほか] 編
出版情報: |
東京 : 東京大学出版会, 2023.6 xx, 279p ; 19cm |
子書誌情報: |
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所蔵情報: |
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目次情報:
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1 災禍が拡大した格差と孤立 : コロナ・パンデミックと雇用格差 |
コロナ・パンデミックとジェンダー格差 |
コロナ・パンデミックと教育政策 |
コロナ・パンデミックと住宅問題 |
コロナ・パンデミックと日本の自殺 |
2 民主主義社会のゆらぎと危機 : コロナ禍は民主主義国への評価を低下させたか |
新しい介入主義に市民社会はどう対峙するか |
危機に瀕する民主主義—ヴァイマル共和国の歴史から考える |
民主主義の二つのかたちと日本の選択—小論文教育から考える価値観と市民像 |
社会のゆらぎと社会理論のゆくえ |
文化戦争と文系学問の危機 |
3 未来をどのように創るか : “生”を包摂する社会へ—ケアとジェンダーの視点から |
モビリティーズと“共”の社会理論 |
持続可能な民主主義へ向けて |
ウィズコロナ、ウィズAI時代の民主主義と社会学5.0の誕生 |
災禍の時代を超えて—孤立から語り合う世界へ |
1 災禍が拡大した格差と孤立 : コロナ・パンデミックと雇用格差 |
コロナ・パンデミックとジェンダー格差 |
コロナ・パンデミックと教育政策 |
概要:
コロナ・パンデミックは、世界が抱えていた課題を顕在化・増幅させた—。格差の拡大、社会的弱者への対応の不備、社会的孤立、ジェンダーの不平等、そして民主主義の危機。この時代に現出した諸問題に、社会学が正面から取り組み、強靱な民主主義社会の未来を
…
展望する。
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