機械設計と機械要素・トライボロジー |
機械研究の歴史と機械要素 1 |
機械を取り巻く学問 1 |
機械の設計と設計者の心構え l |
展望 2 |
第Ⅰ部 機械要素 |
第1章 機械の機能と機械要素 |
1・1 機械の構造と機械要素 5 |
1・2 機械要素の機能 5 |
1・3 機械要素への要求 6 |
第2章 締結要素 |
2・1 ねじ 8 |
2・1・1 ねじの用途 8 |
2・1・2 ねじに関するおもな用語とその意味 8 |
2・1・3 ねじの力学 8 |
2・1・4 トルク法によるねじの締付け 10 |
2・1・5 ねじの緩み 11 |
2・1・6 ねじの強度設計 12 |
2・1・7 ねじ締結体の強度設計 13 |
2・1・8 ねじの強度区分 14 |
2・2 キー,スプライン 14 |
2・2・1 キー 14 |
2・2・2 スプライン 16 |
2・3 止め輪 17 |
2・4 ピン,コッタ 19 |
2・4・1 ピン 19 |
2・4・2 コッタ 20 |
2・5 溶接継手,接着継手 20 |
2・5・1 溶接継手 20 |
2・5・2 接着継手 21 |
2・6 リベット 23 |
2・6・1 リベットの種類 23 |
2・6・2 リベット継手の種類 23 |
2・6・3 リベット継手の設計 23 |
2・7 焼きばめ,冷やしばめ 25 |
2・7・1 締結力 25 |
2・7・2 締結体の強度 26 |
2・8 スナップフィッ卜 26 |
2・8・1 スナップフィット 26 |
2・8・2 スナップフィットの利点 26 |
2・8・3 スナップフィッ卜の材質 27 |
2・8・4 スナップフィットの形状 27 |
2・8・5 スナップフィットの分類 27 |
2・8・6 スナップフィッ卜形状設計の要領 28 |
2・8・7 スナップフィットの形状設計 29 |
第3章 軸・軸受要素 |
3・1 軸 31 |
3・1・1 軸の材料 31 |
3・1・2 軸の応力 31 |
3・1・3 軸の変形 31 |
3・1・4 軸の設計式 31 |
3・1・5 キー溝付き軸の設計 33 |
3・1・6 軸の危険速度 33 |
3・1・7 各種の軸 34 |
3・2 滑り軸受 36 |
3・2・1 滑り軸受の種類と選定 36 |
3・2・2 静荷重用動圧滑り軸受 36 |
3・2・3 動荷重用動圧滑り軸受 41 |
3・2・4 静圧軸受 43 |
3・2・5 気体軸受 44 |
3・2・6 磁気軸受 45 |
3・2・7 そのほかの軸受 46 |
3・3 転がり軸受 48 |
3・3・1 転がり軸受の種類と選択 48 |
3・3・2 回転用転がり軸受 48 |
3・3・3 直動玉軸受 52 |
3・4 案内 54 |
3・4・1 滑り案内 54 |
3・4・2 転がり案内 55 |
3・5 シール 57 |
3・5・1 シールの種類と選択 57 |
3・5・2 静止シール 57 |
3・5・3 接触式運動用シール 57 |
3・5・4 非接触式シール 65 |
3・6 軸継手 67 |
3・6・1 軸継手の種類 67 |
3・6・2 フランジ形固定軸継手 67 |
3・6・3 フランジ形たわみ軸継手 68 |
3・6・4 オールダム軸継手 68 |
3・6・5 歯車形軸継手 68 |
3・6・6 ローラチェーン軸継手 68 |
3・6・7 ゴム軸継手 69 |
3・6・8 金属ばね軸継手 69 |
3・6・9 摩擦締結軸継手 69 |
3・6・10 フック形自在軸継手 69 |
3・6・11 こま形自在軸継手 70 |
3・6・12 等速形自在軸継手 70 |
第4章 伝動要素 |
4・1 歯車 72 |
4・1・1 歯車の種類 72 |
4・1・2 インボリュート円筒歯車 72 |
4・1・3 かざ歯車,ハイポイドギヤ 78 |
4・1・4 ウォームギヤ 79 |
4・1・5 その他の歯車 81 |
4・2 歯車伝動装置 82 |
4・2・1 平行軸歯車装置 82 |
4・2・2 遊星歯車装置 89 |
4・2・3 かさ歯車装置 91 |
4・2・4 ウォーム減速装置 92 |
4・2・5 内接式跨星歯車減速機 93 |
4・2・6 波動歯車装置 94 |
4・2・7 歯車装置の潤滑 94 |
4・3 ベルト伝動装置 95 |
4・3・1 平ベルト伝動 96 |
4・3・2 Vベルト伝動 97 |
4・3・3 歯付ベルト伝動 99 |
4・3・4 そのほかのベルトによる伝動 101 |
4・4 チェーン伝動装置 101 |
4・4・1 ローラチェーン伝動 101 |
4・4・2 サイレントチェーン伝動 104 |
4・5 機械式無段変速機 104 |
4・5・1 エラストマベルトテンションドライブ 104 |
4・5・2 チェーンテンションドライブ 104 |
4・5・3 乾式複合ベルトテンションドライブ 104 |
4・5・4 スチールベルトコンプレッションドライブ 104 |
4・5・5 トラクションドライブ 105 |
4・6 トラクションドライブ式変速機 107 |
4・6・1 遊星ローラ変速機 107 |
4・6・2 ウェッジローラ減速機 107 |
4・7 ねじ伝動装置 108 |
4・7・1 送りねじの一般的特徴 108 |
4・7・2 各種ねじ伝動装置 108 |
4・8 クラッチ 110 |
4・8・1 クラッチの種類 110 |
4・8・2 かみあいクラッチ 111 |
4・8・3 摩擦クラッチ 111 |
4・8・4 自動クラッチ 113 |
4・9 ブレーキ 114 |
4・9・1 ブレーキの種類 114 |
4・9・2 摩擦ブレーキ 114 |
4・9・3 そのほかの制動装置 115 |
4・10 フライホイール 116 |
4・10・1 フライホイールの機能 116 |
4・10・2 エネルギー貯蔵用フライホイール 116 |
4・10・3 回転軸系の平滑化に用いるフライホイール 116 |
4・10・4 フライホールの強度 117 |
第5章 運動変換要素 |
5・1 リンク機構 119 |
5・1・1 リンク機構の構成 119 |
5・1・2 剛体の運動の表現 119 |
5・1・3 剛体の速度と加速度 119 |
5・1・4 機構の解析 120 |
5・1・5 機構の総合 122 |
5・2 カム機構 123 |
5・2・1 カム概説 123 |
5・2・2 カムの種類と用途 123 |
5・2・3 カム曲線 123 |
5・2・4 カムの特性値とその計算 126 |
5・2・5 カムの設計と加工 127 |
5・2・6 動特性を考慮したカム機構の設計 129 |
5・3 間欠運動機構 129 |
5・3・1 間欠運動の概要 129 |
5・3・2 ゼネバ機構 129 |
5・3・3 間欠歯車装置 130 |
5・3・4 カムによる間欠運動装置 130 |
5・3・5 つめ車 131 |
5・3・6 リンクによる間欠運動装置 131 |
5・4 不等速比歯車 132 |
第6章 緩衝・制振要素 |
6・1 ばね 133 |
6・2 緩衝器およびダンバ 135 |
6・2・1 緩衝器とダンパの機能 135 |
6・2・2 油圧緩衝器 135 |
6・2・3 摩擦緩衝器 136 |
6・2・4 ばね緩衝器 136 |
6・2・5 油圧ダンパ 136 |
6・2・6 粘性ダンパ 136 |
6・2・7 摩擦ダンパ 137 |
6・2・8 電磁ダンパ 137 |
第7章 配管要素 |
7・1 管と配管 138 |
7・1・1 管の種類 138 |
7・1・2 鋼管の外径寸法と肉厚 139 |
7・1・3 配管 139 |
7・2 管継手 139 |
7・2・1 管継手の種類 139 |
7・2・2 ねじ込み式管継手 139 |
7・2・3 メカニカル式管継手(くい込み式,パッキン式) 139 |
7・2・4 フランジ式管継手 140 |
7・3 弁およびコック 140 |
7・3・1 弁の種類 140 |
7・3・2 弁の材質 141 |
7・4 超高圧用配管と弁 142 |
第Ⅱ部 トライボロジー |
第1章 トライボロジーの基礎 |
1・1 接触面の機能と発生する事象 143 |
1・1・1 接触面の機能 143 |
1・1・2 接触面の特徴 143 |
1・1・3 固体接触 143 |
1・1・4 摩擦と表面損傷 143 |
1・1・5 潤滑と潤滑モード 143 |
1・2 トライボ設計 144 |
1・2・1 トライボ設計と潤滑モード 144 |
1・2・2 設計項目と設計ツール 144 |
1・2・3 流体潤滑モードにおけるトライボ設計 144 |
1・2・4 そのほかの潤滑モードにおけるトライボ設計 145 |
1・3 固体接触論 145 |
1・3・1 表面形状モデル 145 |
1・3・2 へルツ接触モデル 145 |
1・3・3 粗面の接触モデル 147 |
1・3・4 固体摩擦理論 148 |
1・3・5 摩耗理論 149 |
1・3・6 摩擦面温度上昇 150 |
1・4 流体潤滑 150 |
1・4・1 レイノルズ方程式 150 |
1・4・2 動圧ジャーナル軸受の流体潤滑理論 151 |
1・4・3 動圧スラスト軸受の流体潤滑理論 153 |
1・4・4 静圧軸受の流体潤滑理論 154 |
1・4・5 気体軸受の流体潤滑理論 155 |
1・4・6 乱流流体潤滑理論 157 |
1・4・7 熱流体潤滑理論 158 |
1・4・8 弾性流体潤滑理論 160 |
1・4・9 表面粗さを考慮した流体潤滑理論 160 |
1・5 混合潤滑,境界潤滑 162 |
1・5・1 潤滑モード 162 |
1・5・2 接触モデル 162 |
1・5・3 境界膜 162 |
1・5・4 有機吸着分子膜のレオロジー特性 163 |
1・5・5 境界潤滑理論 163 |
1・5・6 混合潤滑理論 163 |
第2章 潤滑剤 |
2・1 潤滑剤の種類と選択 165 |
2・1・1 潤滑剤の種類 165 |
2・1・2 潤滑剤の性能と選定基準 165 |
2・2 潤滑油 166 |
2・2・1 種類と特徴 166 |
2・2・2 用途別潤滑油 167 |
2・3 グリース 171 |
2・3・1 グリースの組成と性能 171 |
2・3・2 グリースの種類と用途 172 |
2・4 固体潤滑剤 172 |
2・4・1 固体潤滑剤の種類と特徴 172 |
2・4・2 固体潤滑剤の使用例 173 |
2・5 潤滑法 174 |
2・5・1 潤滑の目的と潤滑法 174 |
2・5・2 油潤滑法と潤滑系 174 |
2・5・3 グリース潤滑と潤滑系 174 |
2・5・4 固体潤滑と潤滑系 175 |
2・6 潤滑装置 176 |
2・6・1 集中潤滑装置 176 |
2・6・2 強制循環給油装置 177 |
2・6・3 噴霧給油装置 179 |
2・7 潤滑管理 180 |
2・7・1 異常の検出 180 |
2・7・2 潤滑系の管理とメンテナンス 181 |
2・7・3 潤滑油の劣化と診断 181 |
2・7・4 グリースの劣化と診断法 182 |
第3章 表面損傷 |
3・1 損傷の種類 184 |
3・1・1 摩耗 184 |
3・1・2 焼付き 184 |
3・1・3 疲労損傷 184 |
3・1・4 キャビテーションエロージョン 184 |
3・1・5 電食 184 |
3・1・6 そのほかの損傷 184 |
3・2 摩耗 184 |
3・2・1 凝着摩耗 184 |
3・2・2 アブレシブ摩耗 185 |
3・2・3 腐食摩耗 185 |
3・2・4 フレッチング 186 |
3・2・5 摩耗の評価方法および摩耗遷移 187 |
3・2・6 油潤滑下の摩耗 188 |
3・3 焼付き 188 |
3・3・1 臨界膜厚条件 188 |
3・3・2 臨界温度条件 188 |
3・3・3 臨界摩擦損失,臨界摩擦損失密度条件 188 |
3・3・4 熱的不安定条件 188 |
3・4 疲労損傷 189 |
3・4・1 滑り接触における疲れ 189 |
3・4・2 転がり接触における疲れ 190 |
3・5 キャビテーションエロージョン 192 |
3・5・1 軸受におけるキャビテーション 192 |
3・5・2 そのほかの機械要素におけるキャビテーション 192 |
3・6 電食 192 |
3・6・1 軸受における電食 192 |
3・6・2 そのほかの機械要素における電食 193 |
3・7 損傷の検出と診断 193 |
3・7・1 フェログラフィ 193 |
3・7・2 非破壊検査 194 |
3・7・3 故障予知技術 194 |
第4章 トライボ材料 |
4・1 トライボ材料の種類と選定 196 |
4・1・1 トライボ材料の選定基準 196 |
4・1・2 接触条件による選定 196 |
4・1・3 使用環境による選定 197 |
4・2 硬質材料 197 |
4・2・1 金属材料 197 |
4・2・2 非金属材料 198 |
4・3 軟質材料 198 |
4・3・1 金属材料 198 |
4・3・2 非金属材料 198 |
4・4 表面処理 199 |
4・4・1 物理的表面処理 199 |
4・4・2 化学的表面処理 199 |
4・4・3 そのほかの表面改質 200 |
第5章 マイクロトライボロジー |
5・1 マイクロ/ナノトライボロジー 201 |
5・2 極表面の物理・化学的同定 201 |
5・2・1 表面状態解析の必要性 201 |
5・2・2 物理的同定法 202 |
5・2・3 化学的同定法 202 |
5・3 コンピュータシミュレーション 202 |
5・3・1 分子動力学法 202 |
5・3・2 原子間力顕微鏡のシミュレーション 203 |
5・3・3 ダイヤモンド表面の摩擦現象のシミュレーション 203 |
5・3・4 スティックスリップ現象のシミュレーション 203 |
5・3・5 固体間に挟まれた液体分子のパッキング構造 203 |
5・3・6 せん断場における潤滑剤のシミュレーション 203 |
第Ⅲ部 機械要素設計の基礎と製図 |
第1章 標準化とはめあい |
1・1 標準化 205 |
1・1・1 工業規格 205 |
1・1・2 標準数 205 |
1・2 寸法公差 205 |
1・3 はめあい 206 |
第2章 製図と図面 |
2・1 製図の目的と基本条件 208 |
2・1・1 製図の目的 208 |
2・1・2 図面が具備しなければならない基本要件 208 |
2・2 製図規格 208 |
2・3 製図に用いる用紙,尺度,線および文字 208 |
2・3・1 製図用紙の大きさと様式 208 |
2・3・2 製図に用いる尺度 209 |
2・3・3 製図に用いる線 209 |
2・3・4 製図に用いる文字 209 |
2・4 製図における図形の表し方 210 |
2・4・1 製図に用いる投影法 210 |
2・4・2 投影図の表し方 210 |
2・4・3 図形の省略 210 |
2・4・4 断面図の示し方 212 |
2・4・5 特別な図示法 213 |
2・5 寸法および寸法の許容限界の記入方法 214 |
2・5・1 寸法および寸法の許容限界 214 |
2・5・2 寸法記入方法 214 |
2・5・3 特別な形体の寸法記入方法 215 |
2・5・4 寸法の許容限界記入方法 217 |
2・6 幾何公差 218 |
2・6・1 形体とデータム 218 |
2・6・2 幾何公差の種類とその記号 218 |
2・6・3 幾何公差の図示法 218 |
2・6・4 データム 219 |
2・6・5 幾何公差の適用を限定する図示方法 220 |
2・6・6 理論的に正確な寸法の図示方法 220 |
2・6・7 寸法と幾何特性の相互依存性 220 |
2・7 表面性状 221 |
2・7・1 表面性状の指示事項 221 |
2・7・2 表面性状の図示方法 221 |
2・8 ねじ,歯車,転がり軸受の図示法 223 |
2・8・1 ねじ製図 223 |
2・8・2 歯車製図 225 |
2・8・3 ばね製図 225 |
2・8・4 転がり軸受製図 227 |
2・9 溶接部の図示法 227 |
2・9・1 溶接記号 227 |
2・9・2 記号表示例 228 |
第3章 機械材料の標準形状と素材例 |
3・1 機械材料の標準形状 229 |
3・2 鉄鋼材料 229 |
3・2・1 炭素鋼と合金鋼 229 |
3・2・2 ステンレス鋼 229 |
3・2・3 軸受鋼,浸炭用鋼,耐熱鋼 229 |
3・2・4 鋳鉄 230 |
3・3 非鉄金属 230 |
3・3・1 非鉄金属記号の表し方 230 |
3・3・2 銅と銅合金 231 |
3・3・3 アルミニウムとアルミニウム合金 232 |
3・3・4 鉛と鉛合金 232 |
索引(日本語・英語) 巻末 |