1.
図書 |
ジュンパ・ラヒリ著 ; 小川高義訳
概要:
カルカッタ郊外に育った仲睦まじい年子の兄弟。だが過激な革命運動に身を投じた弟は、両親と身重の妻の眼前、自宅近くの低湿地で射殺される。報せを聞いて留学先のアメリカからもどった兄は、遺された妻をカルカッタから連れだすことを決意する。喪失を抱えた
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男女はアメリカで新しい家族として歩みだすが、やがて女は、小さな娘と新しい夫を残し、行方も告げず家を出る—。
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2.
図書 |
アーサー・C・クラーク著 ; 南山宏訳
概要:
2130年、太陽系に突如侵入した謎の物体は、直径20キロ、自転周期4分という巨大な金属筒であることが判明した。人類が長いあいだ期待し、同時に怖れてもいた宇宙からの最初の訪問者が、ついに現われたのだ!“ラーマ”と命名されたこの人工物体の調査の
…
ため派遣されたエンデヴァー号は、苦心のすえラーマとのランデヴーに成功、その内部へと入ったが...ヒューゴー賞ほかあまたの賞を受賞した名作、待望の改訳決定版!
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3.
図書 |
ブライアン・エヴンソン著 ; 柴田元幸訳
目次情報:
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概要:
前妻と前々妻に追われる元夫。見えない箱に眠りを奪われる女。勝手に喋る舌を止められない老教授。ニセの救世主。「私」は気づけばもう「私」でなく、日常は彼方に遁走する—。奇想天外なのにどこまでも醒め、滑稽でいながら切実な恐怖に満ちた、19の物語。
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幻想と覚醒が織りなす、驚異の短篇集。
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4.
図書 |
サリンジャー [著] ; 村上春樹訳
目次情報:
概要:
名門の大学に通うグラス家の美しい末娘フラニーと俳優で五歳年上の兄ズーイ。物語は登場人物たちの都会的な会話に溢れ、深い隠喩に満ちている。エゴだらけの世界に欺瞞を覚え、小さな宗教書に魂の救済を求めるフラニー。ズーイは才気とユーモアに富む渾身の言
…
葉で自分の殻に閉じこもる妹を救い出す。ナイーヴで優しい魂を持ったサリンジャー文学の傑作。—村上春樹による新訳!
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5.
図書 |
ポール・オースター [著] ; 柴田元幸訳
概要:
机には、机と書かれたテープ、ランプには、ランプと書かれたテープ。病院?牢獄?それとも...謎にみちた場所から紡ぎ出される闇と希望の物語。
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6.
図書 |
D.H.ロレンス著 ; 木村政則訳
概要:
上流階級の令夫人であるコニーは、戦争で下半身不随となった夫の世話をしながら、生きる喜びのない日々を送っていた。そんなとき、屋敷の森番メラーズに心奪われ、逢瀬を重ねることになるが...。地位や立場を超えた愛に希望を見つけようとする男女を描いた
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至高の恋愛小説。
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7.
図書 |
エリザベス・ストラウト著 ; 小川高義訳
概要:
息子が事件を起こした、助けてほしい—妹からの電話をきっかけにニューヨークに住む兄弟は久しぶりに帰郷する。それは家族との絆さえ揺り動かす一年の始まりだった。『オリーヴ・キタリッジの生活』でピュリッツァー賞を受賞した著者が描く、ある家族の物語。
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8.
図書 |
ロビン・スローン著 ; 島村浩子訳
概要:
失業中の青年クレイが、ふとしたきっかけから働くことになった“ミスター・ペナンブラの二十四時間書店”は変わった店だった。まったく繁盛していないのに店名どおり24時間営業で、梯子付きの高い高い棚には、存在しないはずの本(Google検索にもひっ
…
かからない!)がぎっしり詰まっているのだ。どうやら暗号で書かれているらしいそれらの本の解読に、クレイは友人たちの力を借りて挑むが、それは500年越しの謎を解き明かす旅の始まりだった—すべての本好き、読書好きに贈る冒険と友情、その他もろもろ盛りだくさんの物語。全米図書館協会アレックス賞受賞作。
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9.
図書 |
ロアルド・ダール著 ; 田口俊樹訳
目次情報:
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概要:
目の前の世界をがらりと変えてしまう、不思議で魅惑的なお話を読みませんか?「死の淵にある男が知人の医師に勧められた驚愕の最後」「従順な妻が横暴な夫から受けた仕打ちの行方」「詐欺牧師による狡猾な手段とその結末」「不倫妻が夫を騙す意外な方法」「養
…
蜂家がとった恐るべき行動」—淑女の口づけとみせかけて悪魔の噛みつきのように刺激的。読書の愉悦にどっぷり浸らせてくれる短篇11篇をご賞味あれ。新訳決定版。
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10.
図書 |
トウェイン著 ; 土屋京子訳
概要:
トム・ソーヤーとの冒険で大金を得た後、学校に通い、まっとうな(でも退屈な)生活を送っていたハック。そこに息子を取り返そうと飲んだくれの父親が現れ、ハックはすべてから逃れようと筏で川に漕ぎ出す。身を隠した島で出会ったのは主人の家を逃げ出した奴
…
隷のジムだった...。<br />ジムとの筏の旅には危険が一杯。さらに途中で道連れとなった詐欺師どもは厄介事ばかり引き起こす。だがハックを本当に悩ませていたのは、おたずね者の逃亡奴隷ジムをどうするかという問題だった。そして彼は重大な決断を下す。アメリカの魂といえる名作、決定訳で登場。
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11.
図書 |
ナボコフ作 ; 富士川義之訳
概要:
帝政ロシアで生まれ、亡命作家として生きたナボコフ(1899‐1977)。999行から成る長篇詩に、前書きと詳細かつ膨大な註釈、そして索引まで付した学問的註釈書のパロディのようなこの“小説”は、いったいどう読んだらいいのだろうか。はたして“真
…
実”とは?諧謔を好んだ『ロリータ』の著者ならではの文学的遊戯に満ちた問題作。
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12.
図書 |
O・ヘンリー [著] ; 小川高義訳
目次情報:
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概要:
デラはおんぼろカウチに身を投げて泣いていた。明日はクリスマスというのに手元にはわずか1ドル87セント。これでは愛する夫ジムに何の贈りものもできない。デラは苦肉の策を思いつき実行するが、ジムもまた、妻のために一大決心をしていた—。若い夫婦のす
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れ違いが招いた奇跡を描く表題作ほか、ユーモラスな「赤い酋長の身代金」「千ドル」など、選り抜きの傑作を集めた新訳版。Star Classics名作新訳コレクション。
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13.
図書 |
オグ・マンディーノ [著] ; 山川紘矢, 山川亜希子訳
概要:
教えを守ると世界最強の商人になれる—ある善行がきっかけで、少年ハフィッドは師から突然、成功のための秘訣が書かれた10巻の巻物を譲られた。巻物の教えに従い大成功した彼は、巻物を継ぐにふさわしい人物を密かに待ち続ける。時は流れ、年老いたハフィッ
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ドを埃まみれの青年が訪ねてくる。二人を結びつけたのは“奇跡”だった...。人生の成功の原理と真実を説き、世界中の経営者たちが愛読した名著、山川夫妻の名訳で刊行!
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14.
図書 |
ジェイン・オースティン [著] ; 小山太一訳
概要:
イギリスの静かな田舎町ロングボーンの貸屋敷に、資産家ビングリーが引っ越してきた。ベネット家の長女ジェインとビングリーが惹かれ合う一方、次女エリザベスはビングリーの友人ダーシーの気位の高さに反感を抱く。気難しいダーシーは我知らず、エリザベスに
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惹かれつつあったのだが...。幸福な結婚に必要なのは、恋心か打算か。軽妙な物語に普遍の真理を織り交ぜた、永遠の名作。
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15.
図書 |
ケン・キージー著 ; 岩元厳訳
概要:
刑務所の農場労働を逃れるため精神異常を装い、委託患者として精神病院にやってきた赤毛の男マックマーフィ。そこではラチェッド婦長が厳格な規則と薬物投与で患者たちの人間性を奪い、病棟を管理支配していた。マックマーフィは笑いと不屈の反抗心を武器に婦
…
長に戦いを挑み、その姿に無気力状態にあった患者たちも自由の喜びと勇気を取り戻していくが...。体制への反逆と精神の自由を求める戦いを描いて鮮烈な感動を呼ぶ、20世紀アメリカ文学を代表する名作。
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16.
図書 |
シャーロット・ブロンテ作 ; 田村妙子訳注 ; 市原順子挿絵
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17.
図書 |
F・スコット・フィッツジェラルド著 ; 森慎一郎訳
目次情報:
概要:
失意と苦悩のなかで書き継がれたフィッツジェラルドの最後の長篇!附:森慎一郎編訳「小説『夜はやさし』の舞台裏—作者とその周辺の人々の書簡より」小説の執筆が始まった1925年から作者が没する1940年までの『夜はやさし』に関わる書簡を抜粋・選録
…
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18.
図書 |
オブライエン著 ; 南條竹則訳
目次情報:
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概要:
完全な顕微鏡を完成させた素人学者が、覗いてみた水滴の中に完璧な美をもつ女性を見出す「ダイヤモンドのレンズ」。ロボット物の古典として評価の高い「不思議屋」。独創的な才能を発揮しポーの後継者と呼ばれるオブライエンの幻想、神秘、奇想に富む8作を収
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録した傑作短篇集。
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19.
図書 |
ナディン・ゴーディマ作 ; 柳沢由実子訳
目次情報:
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概要:
多くの作家や詩人が国外に亡命したり獄中死などの悲惨な最期を遂げるなか、南アフリカに踏みとどまって、白人の立場から人種差別批判の作品を発表しつづけた南アフリカのノーベル賞作家ナディン・ゴーディマ(1923‐2014)。アパルトヘイト全廃が法的
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に決定した後の、新しい社会体制へと移行する人びとの動揺や不安の心理を描いた珠玉の短篇。
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20.
図書 |
ディケンズ作 ; 石塚裕子訳
概要:
贈られた遺産をミス・ハヴィシャムからと信じたピップは、ハヴィシャムの娘エステラと結婚できるものと期待に胸をふくらます。しかし、成り上がりの紳士になったピップの前に、思ってもみなかった人物が恩人として現われる。はたして、その人物とは?<br
…
/>両親と死別して孤児になったピップは、姉とその夫ジョーと暮らしていた。ジョーのもとで鍛冶屋の修業を始めたピップに、匿名の人物から巨額の遺産が贈られるという知らせが届き、紳士修業のためにロンドンに旅立つ。晩年の代表作。アメリカ版の挿絵を収録。
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21.
図書 |
ジョーン・G・ロビンソン [著] ; 高見浩訳
概要:
みんなは“内側”の人間だけれど、自分は“外側”の人間だから—心を閉ざすアンナ。親代わりのプレストン夫妻のはからいで、自然豊かなノーフォークでひと夏を過ごすことになり、不思議な少女マーニーに出会う。初めての親友を得たアンナだったが、マーニーは
…
突然姿を消してしまい...。やがて、一冊の古いノートが、過去と未来を結び奇跡を呼び起こす。イギリス児童文学の名作。
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22.
図書 |
ケイン著 ; 池田真紀子訳
概要:
街道沿いのレストランで働き始めた俺は、ギリシャ人店主の美しい妻コーラにすっかり心を奪われてしまった。やがて、いい仲になった彼女と共謀して店主殺害を計画するが...。緻密な小説構成の中に、非情な運命に搦めとられる男女の心情を描きこんだ名作。
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23.
図書 |
トマス・ピンチョン著 ; 佐藤良明訳
概要:
「一筋の叫びが空を裂いて飛んでくる。」V2ロケットが超音速で落ちてくる。突然の死をもたらすナチの新型兵器の恐怖が覆うロンドン、1944年。その調査に当たる主人公スロースロップが作成するのは謎のナンパ地図。やつは予知が出来るのか、それともロケ
…
ットが呼ばれるのか。因果の逆転、探求の旅の始まり。キーワードは...“勃起”!ロケットはペニスか。バナナはロケットか。歴史小説?科学小説?ミステリ?ポルノ?ギャグ?SF?ファンタジー?カテゴリーなど飛び越えて、物理数学工学などほんの序の口、神話に宗教、経済学に心理学、革命に暴力に陰謀史観、セックス・ドラッグ・ロックンロールのカウンター・カルチャーに女装や男色、ボンデージ、フェティッシュ鞭にロリータ超能力やら降霊術、自動書記に怪盗スパイに海賊アナキスト...天才作家の百科全書的な知の坩堝から立ち昇る、「虹」の彼方には何が見えるのか—?<br />スロースロップはロケットマンとなった。どんなとこでもひとっ飛び!怪盗に依頼されてハッシシを掘り返したり、ねんごろになった女優の娘(超美少女)を探したりしながらも、目指すは“黒の装置”。だが、追う者であり追われる者スロースロップのパラノイアはいつしかアンチ=パラノイアへと転じていく。去った女を偲び、失った友を夢見る日々の中、縮まっていく“かれら”の包囲網—。一方、“ゾーン”で絡み合う“陰謀”の網は巨大な広がりを見せていた。“バックファイア作戦”とは。“ヘルメス計画”とは。謎の物質“イミポレックスG”とは...。“ザ・ファーム”にOSS、NW7、TsAGI、IClにIGファルベン、GE、モーガン、フリーメイスン...虹の彼方、真っ白な闇の果てに“白き冥王”ヴァイスマンは何を夢見たのか。“かれら”に抗う術はあるのか。錯綜する妄想、遁走する意味。ここは哄笑だけが響く迷宮か—文学者をもってして「読解不能」と言わしめた超弩級の怪作を、果敢に解きほぐす渾身の解説、註は必読。
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24.
図書 |
サマセット・モーム [著] ; 金原瑞人訳
概要:
ある夕食会で出会った、冴えない男ストリックランド。ロンドンで、仕事、家庭と何不自由ない暮らしを送っていた彼がある日、忽然と行方をくらませたという。パリで再会した彼の口から真相を聞いたとき、私は耳を疑った。四十をすぎた男が、すべてを捨てて挑ん
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だこととは—。ある天才画家の情熱の生涯を描き、正気と狂気が混在する人間の本質に迫る、歴史的大ベストセラーの新訳。
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25.
図書 |
ヘミングウェイ著 ; 小川高義訳
概要:
数カ月続く不漁のために周囲から同情の視線を向けられながら、独りで舟を出し、獲物がかかるのを待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、三日にわたる壮絶な闘いが始まる...。決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描く、ヘミングウェ
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イ文学の最高傑作。
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26.
図書 |
チャールズ・ユウ著 ; 円城塔訳
概要:
「僕」はタイムマシンの修理とサポートを担当する技術者で、個人用タイムマシンに乗って時間のはざまを漂っている。電話ボックス大の空間で暮らす僕にとって、UIのタミーと非実在犬のエドはかけがえのない存在だ。家族は父と母の三人だけど、母は同じ時間を
…
繰り返すループ・サービスに入ったきりだし、ガレージでタイムマシン開発をしていた父は失踪中で、時空のどこにいるのか不明だ。あるとき、修理工場でタイムマシンから僕が降りてくるのを目撃した僕は、とっさに「もうひとりの自分」を撃ってしまった!?最悪のパラドックスに陥った僕は...。アメリカ小説界注目の俊英の家族小説を、円城塔の翻訳で贈る。
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27.
図書 |
ダニエル・フリードマン著 ; 野口百合子訳
概要:
捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とはいえなかったナチスの将校が生きているかもしれない—臨終の床にある戦友からそう告白された、87歳の元殺人課刑事バック・シャッツ。その将校が金の延べ棒を山ほど持っていたことが知られ、周囲がそれを狙ってどんど
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ん騒がしくなっていき...。武器は357マグナムと痛烈な皮肉。最高に格好いい主人公を生み出した、鮮烈なデビュー作!
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28.
図書 |
レイ・ブラッドベリ著 ; 伊藤典夫訳
概要:
華氏451度—この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とで
…
あってから、彼の人生は劇的に変わってゆく...。本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!
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