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1.

図書

東工大
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図書
東工大
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今田高俊著
出版情報: 東京 : 中央公論社, 1987.12  iv, 216p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 861
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まえがき
第一章 産業社会のメタゆらぎ 3
   第一節 産業社会のゆらぎ 4
   メタゆらぎのルーツ
   生態系からの挑戦
   学生紛争の問いかけ
   南北問題のかたまり
   第二節 新しい個人主義のパラドック 16
   自己描写の飽和
   「コンサマトリー化」とは何か
   技術革新と社会変動
   第三節 差異のダイナミクス
   <機能>から<意味>へ
   <欠乏動機>から<差異動機>へ
   記号消費論のなかの差異
   差異からの差異化
   モダン崩しの記号ゲーム
第二章 自己言及とゆらぎの科学 43
   第一節 正統派パラダイムの弱体化 44
   パラダイム・アナーキー
   「繁栄」の終焉
   「活力ある安定」の時代精神
   第二節 自己組織性というキー・ワード 53
   自己言及とゆらぎの科学
   モダン・サイエンスの転換
   ゆらぎの意義
   第三節 自己言及のパラドックス 64
   ラッセルのバラドックス
   ゲーデルの不完全性定理
   妥協の産物としての論理
   第四節 パラドックスへの挑戦(1) 71
   アシュビーの議論
   ベイトソンと円環的要因
   第五節 パラドックスへの挑戦(2) 76
   オートポイエシスの理論
   免疫系の認識作用
   リンパ系の認識作用
   第六節 パラドックスへの挑戦(3) 85
   散逸構造の理論
   シナジェティックスの理論
   第七節 モダンの脱構築は可能か 96
第三章 産業社会の散逸構造 101
   第一節 ゆらぎ現象の具体例 102
   現実世界へ
   解が見いだせない社会問題群
   第二節 高度情報社会の構図 108
   議論のポイント
   過渡期のパラダイム
   情報創発効果
   第三節 付加価値性原理の生成 122
   <生産性>から<付加価値性>へ
   資本のレンタル化
   期待される人間像
   カオスというノモス
   第四節 再び差異のダイナミクス 136
   静かな生活革命
   効率化と選択性の強化
   創ることへの参加
   遊び性という動機
   カオス系の内在化
   ゆらぎの方向性
   第五節 長寿化からみた社会シナリオ 164
   <補助線>探し
   人口構成のピラミッド崩し
   仕事社会からの差異化
   社会ルールの立ちあげ
   自己革新としての学習
第四章 自省社会-リフレクションの世紀 187
   第一節 産業社会の代償 188
   コンロトール思想の行詰まり
   神殺しとしてのモダン
   第二節 リゾームという運動体 194
   脱構築のプログラム
   無視の構図
   ネットワークによる反撃
   第三節 ホモ・リフレクト 203
   人間の条件
   社会の<自己化>論
   リフレクションという思想
   未完のプロジェクト
   <本文挿画>宇佐美圭司「一〇〇枚のドローイング」より
まえがき
第一章 産業社会のメタゆらぎ 3
   第一節 産業社会のゆらぎ 4
2.

図書

東工大
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図書
東工大
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ブルーム, セルズニック & ブルーム著 ; 今田高俊監訳
出版情報: 田無 : ハーベスト社, 1987.7  xiv, 446p ; 27cm
所蔵情報: loading…
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監訳者まえがき
日本語版へのまえがき
原著まえがき
第1部 社会学入門
   第1章 社会学とは何か 3
   第1節 社会学の対象と方法 3
   第2節 分析のレベル 6
   文献概説1.1 リーボー:タリー街の光景 7
   第3節 概念と理論 10
   第4節 社会モデルの対比 14
   第2章 社会学的方法-事実をつかむ 17
   第1節 社会調査の過程 17
   文献概説2.1 表の読み方 20
   文献概説2.2 図の読み方 21
   第2節 情報収集 23
   第3節 調査(サーベイ) 24
   第4節 社会問題としての調査 25
第2部 社会的体験
   第3章 文化 35
   第1節 文化の発生 35
   第2節 シンボル 39
   文献概説3.1 ホール:沈黙の言語 43
   第3節 文化の多様化 46
   文献概説3.2 ギアツ:ガサ入れ 50
   第4節 文化変動 52
   文献概説3.3 クローバー:2つの世界を生きたイシ 56
   第4章 社会化と人間形成 62
   第1節 社会化の基礎 62
   第2節 社会化の目標 65
   文献概説4.1 ゴッフマン:事故の剥奪化 67
   第3節 社会化のダイナミックス 69
   第4節 社会的自己 72
   文献概説4.2 ミード:精神、自己、社会 76
   第5節 非連続性と失敗 79
   第5章 社会参加 83
   第1節 社会参加の分析 83
   第2節 相互行為とミクロ秩序 84
   文献概説5.1 ゴッフマン:相互行為における儀礼 87
   第3節 第1次集団 90
   第4節 コミュニティの追求 94
   第5節 大衆行動 98
   第6章 官僚制と非人格性 102
   第1節 人格的・対・非人格的 102
   第2節 フォーマルな構造とインフォーマルな構造 104
   文献概説6.1 ガードナーとムーア:いらいら状態 107
   第3節 大組織のなかの小集団 108
   文献概説6.2 ジャニス:集団思考と政策決定の大失敗 110
   第4節 官僚制と権限 113
   文献概説6.3 ドートン:工場内でのスタッフとライン間紛争 116
   第7章 逸脱と多様性 120
   第1節 逸脱の社会的意味 120
   第2節 社会紐帯の弱体化 121
   文献概説7.1 デュルケム:自殺と社会統合 123
   第3節 逸脱的下位文化 126
   第4節 ラべリングとスティグマ 127
   第5節 多元性と自己主張 131
   文献概説7.2 精神病患者の権利宣言 133
第3部 大分水嶺
   第8章 年齢 139
   第1節 年齢の分類 139
   第2節 子ども期 142
   第3節 青年期 147
   文献概説8.1 コールマン他:成人の創造 149
   第4節 ヤング・アダルト期と中年期 151
   第5節 老年と死 153
   第9章 ジェンダー 156
   第1節 性とジェンダー 156
   第2節 ジェンダー・アイデンティティとジェンダー役割 158
   第3節 性的分業 161
   文献概説9.1 スマッツ:19世紀の農村女性 168
   第4節 変化の徴候 169
   文献概説9.2 ソージャナ・トルース:自由な女性 173
   第10章 マイノリティ 175
   第1節 マイノリティの形成と社会的定義 175
   第2節 自覚と対立 178
   第3節 適応と抗議 180
   第4節 民族的階層 183
   第5節 民族的多元性 185
   第11章 階級 192
   第1節 階層と階級 192
   第2節 不平等 195
   第3節 貧困 200
   第4節 地位とライフ・スタイル 202
   第5節 社会移動 205
第4部 圧迫を受ける制度
   第12章 家族 215
   第1節 親族と核家族 215
   文献概説12.1 タルモン-ガーバー:イスラエルの家族と社会 218
   第2節 恋愛と結婚 221
   第3節 親と子 223
   文献概説12.2 リー:許容をこえて 226
   第4節 家族のダイナミックス 228
   文献概説12.3 ザイデンバーグ:価値を剥奪された自己 232
   第5節 変動する家族 234
   第13章 学校と学校教育 238
   第1節 現代社会の教育 238
   第2節 学校のなかの秩序 241
   文献概説13.1 ジャクソン:教室の生活 244
   第3節 官僚制組織としての学校 247
   文献概説13.2 ローゼンタールとヤコブソン:期待と威力 250
   第4節 教育、人種、不平等 252
   第14章 宗教 260
   第1節 宗教の本質 260
   文献概説14.1 イスラムの信仰と社会 263
   第2節 宗教の機能 266
   文献概説 14.2 カニバリズムと宗教 268
   第3節 協会、セクト、カルト 271
   第4節 キリスト教と社会階級 274
   第5節 社会政策と協会の権威 276
   第15章 法と無秩序 281
   第1節 法システムの理解 281
   第2節 法と正義 282
   文献概説15.1 ピアジェ:子どもの正義概念 284
   第3節 犯罪と社会 287
   第4節 市民秩序の解体と大衆行動 291
   文献概説15.2 1965年ロサンゼルスのワッツ騒動 294
   第16章 政治と大衆社会 299
   第1節 デモクラシーの時代 299
   文献概説16.1 トックヴィル:アメリカにおけるデモクラシー 302
   第2節 世論と有権者 305
   文献概説16.2 ロールとキャントリル:世論調査に立ち会う 308
   第3節 イデオロギーと社会運動 311
   第4節 社会革命 315
   文献概説16.3 グラハム:イラン革命におけるバザー 316
第5部 生態学と近代化
   第17章 人口 321
   第1節 人口学と市民 321
   文献概説17.1 合衆国の国勢調査 323
   第2節 人口構造 326
   第3節 出生力と死亡 328
   文献概説17.2 ゼネラル・エレクトロニクス(G.E.)社の子どもの事例 332
   第4節 人口移動 333
   第5節 世界の人口動向 335
   第18章 都市と生活の質 343
   第1節 アーニバニズムと生態学 343
   第2節 第三世界の諸都市 346
   文献概説18.1 エヴァース:東南アジアにおける都市と社会紛争 347
   第3節 西欧のメトロポリス 349
   第4節 計画と再開発 354
   文献概説18.2 ジェイコブズ:都市活力の原理 358
   第19章 テクノロジーと社会変動 363
   第1節 近代にむかって 363
   第2節 労働と機械化 366
   第3節 生態学的危機 369
   文献概説19.1 コモナー:生態学の原理 373
   第4節 バランスを求めて 376
要約 381
用語集 401
引用文献 407
人名索引 427
事項索引 433
訳者紹介 448
監訳者まえがき
日本語版へのまえがき
原著まえがき
3.

図書

図書
遠藤薫, 佐藤嘉倫, 今田高俊編著
出版情報: 京都 : ミネルヴァ書房, 2016.12  xv, 355, 10p ; 22cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する
モダニティと制度論
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして
自己産出系の公理論—システム論のsyntaxとsemantics
モダニティと意味
近代と公共性—ハーバーマス批判の試み
東アジア型ハイブリッド・モダニティ?—在中国日韓台企業の比較が示唆する現実
「評価国家」における統治の構造—政治的合理性・プログラム・テクノロジー
第2部 再帰的自己組織性論とポストモダン : 自己組織性と社会のメタモルフォーゼ
自己組織性と言語ゲーム
自己組織性と合理的選択
自己組織化の普遍性と歴史性—自律・他律・共律
自己組織性と社会システム—主体のありかをめぐる考察
自己組織性とリスク・信頼
日本における社会システム論の意義と未来—日本近代と自己組織性
第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する
モダニティと制度論
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして
概要: 本書は、社会システム論と自己組織性論とを軸にした、社会学の本質に迫る論考の集成である。21世紀の社会理論のありかたを鋭く問い、社会学における理論の復権を告げる。
4.

図書

図書
安田三郎 [ほか] 編
出版情報: 東京 : 東洋経済新報社, 1981.3  x, 296p ; 22cm
シリーズ名: 基礎社会学 / 安田三郎 [ほか] 編 ; 第5巻
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
社会変動の基礎理論 / 富永健一 [執筆]
社会変動の趨勢 / 直井優 [執筆]
社会変動のメカニズム / 間々田孝夫 [執筆]
近代国家における計画と介入の思想 / 安藤文四郎 [執筆]
発展段階論 / 庄司興吉 [執筆]
社会進化論 / 友枝敏雄 [執筆]
近代化論 / 友枝敏雄 [執筆]
システム科学と社会変動の論理 / 今田高俊 [執筆]
現代フランス社会学の社会変動論 / 杉山光信 [執筆]
階層構造の変動設計と政策評価 : 移動マトリックスによるシミュレーション分析 / 今田高俊 [執筆]
西洋科学の輸入と制度化の問題 : 洋学の場合 / 金丸由雄 [執筆]
社会変動の基礎理論 / 富永健一 [執筆]
社会変動の趨勢 / 直井優 [執筆]
社会変動のメカニズム / 間々田孝夫 [執筆]
5.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
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今田高俊著
出版情報: 東京 : 創文社, 1986.4  x, 314, 15p ; 22cm
所蔵情報: loading…
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まえがき
第一部 変換理性の科学哲学
   第一章 不確定な自己組織性 5
   第一節 自己組織性の世界 5
   一 理論的関心 6
   二 現実的関心 8
   三 二項対立の限界 10
   第二節 メソドロジーの三角形と自己言及 13
   一 認識の存在接続 13
   二 メソドロジーの三角形 15
   三 論理のパラドックス 18
   四 自己言及と自己非決定 20
   第三節 多極的なパラダイム構造 23
   一 パラダイムの混迷 23
   二 理性の貧困 24
   三 科学哲学の脱構築 27
   四 自然科学か理解科学か 29
   第二章 ロゴスの覇権争い 33
   第一節 実証主義帝国の形成 33
   一 近代理性の形成 33
   二 包括理性の提起 34
   三 社会の自然科学テーゼ 37
   第二節 合理主義の復権と相剋 40
   一 論理実証主義の統一運動 40
   二 批判的合理主義の反撃 42
   第三節 実用的経験主義の主張 45
   一 「らしさ」の論理 45
   二 予言の自己成就 47
   三 期待値の論理 49
   四 覇権争いの痛み分け 51
   第四節 自己組織性への挑戦と挫折 53
   一 変化のゼーション現象 53
   二 自己組織の不可能性 56
   三 オートポイエシスと自己言及 59
   四 散逸構造と秩序形成 61
   第三章 理性帝国の転覆 65
   第一節 古典的解釈主義の台頭 65
   一 解釈学の存在根拠 65
   二 解釈主義宣言 67
   三 ウェーバーの方法的アンビヴァレンス 69
   四 説明的理解と現実的理解 71
   第二節 存在論の武装 73
   一 意味の存在論 73
   二 解釈法の公準 76
   第三節 意味先取と自省的解釈 78
   一 伝統への帰属と疎隔 78
   二 差異化と自己組織性 80
   三 意味の超越システム理論 81
   四 自省的解釈の不可欠性 83
   第四節 存在完成と了解可能性 86
   一 意味の存在接続 86
   二 「いき」の存在会得 87
   三 自己組織性の存在問題 90
   第四章 理性神話の脱構築 95
   第一節 理性神話の危機 95
   一 純粋理性の神話 96
   二 神話の危機 97
   三 理論の現実味と常識 100
   四 もう一つの純粋理性 102
   五 経験理性の危機 105
   第二節 神話の脱構築 メソドロジーの三角形 109
   一 二項対立と方法 109
   二 方法のジーン 112
   三 原点としてのウェーバー 114
   四 認識と存在の三様態 117
   五 認識の存在接続 119
   六 了解主義と議論の論理 122
   第三節 変換理性の科学哲学 126
   一 二項対立の統合 126
   二 変換理性 129
   三 変換理性と自己組織性 132
第二部 自省的機能主義の理論
   第五章 パラダイムの冒険 141
   第一節 戦後のシステム・パラダイム群 141
   一 システム思考の誕生 141
   二 社会システム論のトロイカ 143
   第二節 パラダイムの転換 145
   一 自己組織パラダイムの萌芽 145
   二 意味と自省作用 148
   三 構造化と意味作用 151
   第三節 機能主義の試練と苦悩 155
   一 試練とは何か 155
   二 機能主義の彫琢か凋落か 158
   三 再び自己言及について 162
   第四節 自省的機能主義をめざして 165
   一 機能主義の脱構築 165
   二 自己組織性とシステム実践 168
   三 自己組織性と生活実践 171
   第六章 正統派の受難時代 175
   第一節 自己組織性 新たな時代のキー・ワード 175
   一 なぜ社会変動でなく自己組織か 175
   二 秩序ある繁栄と社会変動 177
   三 活力ある安定と自己組織性 179
   第二節 一般システム理論と要素の創発的従属 181
   一 有機体論革命 181
   二 階層的創発特性 183
   第三節 サイバネティックスと狭隘なメタボリズム 187
   一 コミュニケーションと制御 187
   二 情報と物質の対称性 189
   第四節 一般均衡理論と散逸なき不均衡 191
   一 新古典派的統合 191
   二 散逸なき不均衡 195
   第五節 構造主義と主体のエポケー 198
   一 無意識の精神構造 198
   二 超越論的主観なきカント主義 202
   第六節 構造 機能主義と主意主義の自己否定 204
   一 構造 機能主義宣言 204
   二 主意主義の自己否定 207
   三 ホモ・ソシオロジクス登場 209
   第七章 社会理論の復活 213
   第一節 行為論の欠落 214
   一 シンボリック相互行為論 215
   二 現象学的社会学 216
   三 エスノメソドロジー 217
   四 意味構成論の意義と限界 219
   第二節 行為と規則 221
   一 意味と規則 222
   二 規則の恣意性 224
   三 規則に従うことと使うこと 227
   四 暗黙知と言説知 230
   四 部分と全体のいれこ関係 233
   第三節 構造と機能 238
   一 概念の交通整理 238
   二 意味概念の追加 241
   三 パターンとルール 244
   四 機能分析と構造概念 246
   五 パフォーマンスとコントロール 248
   六 コントロール装置としての構造 251
   第四節 意味とリフレクション 255
   一 コントロール思想を超えて 255
   二 デリファレンスとリフレクション 257
   三 機能をリフレクションによって問う 258
   四 構造・機能・意味の螺旋運動 261
   第六節 自省的構造のモデル 277
   一 構造の定義 277
   二 コントロール図式と構造 280
   三 行為とシステムの複合螺旋運動 284
   四 行為を介した構造の自己言及 288
   五 エピローグ 292
注 295
あとがき 313
文献 8~15
索引 1~7
まえがき
第一部 変換理性の科学哲学
   第一章 不確定な自己組織性 5
6.

図書

図書
厚東洋輔, 今田高俊, 友枝敏雄編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 1993.4  ix, 216p ; 22cm
所蔵情報: loading…
7.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
今田高俊, 鈴木正仁, 黒石晋編著
出版情報: 京都 : ミネルヴァ書房, 2001.7  ix, 280p ; 20cm
シリーズ名: Minerva21世紀ライブラリー ; 66 . 自己組織性とはなにか||ジコ ソシキセイ トワ ナニ カ ; 2
所蔵情報: loading…
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まえがき
第Ⅰ部 複雑系としての社会科学
   公開シンポジウム
   講演 複雑系とポストモダン-自己組織性論の視点から 今田高俊 6
   参考資料 シンポジウム・レジュメ
   自己組織性論の展開-複雑系とポストモダン 86
第Ⅱ部 複雑系を考える
   第1章 複雑系としての社会の理解に向けて 西山賢一 111
   1 はじめに 111
   2 個人を見直す 118
   3 社会を見直す 126
   第2章 均衡分析の社会哲学的基礎-ワルラスの場合 御崎加代子 133
   1 はじめに 133
   2 万有引力の法則と科学的社会主義 134
   3 あるべき秩序としての自由競争 138
   4 組織された自由競争と応用経済学 142
   5 選び取るべき秩序としての自由競争 146
   第3章 複雑系の社会学?-ウェーバリアンより見た「複雑系」科学 鈴木正仁 153
   1 「複雑系」科学の視座と方法とモデル 153
   2 ウェーバー社会学の視座と方法とモデル 161
   3 「複雑系」科学とウェーバー理論 166
   第4章 モデルと現代との適切な距離-複雑性の社会学をめぐって 永田えり子 175
   1 はじめに 175
   2 社会問題の解決と複雑性 177
   3 社会学的複雑系に必要なこと 180
   4 合理性と理解可能性 184
   5 モデルと現実との適切な距離 186
   第5章 複雑系としての社会システムとその制御 日置弘一郎 189
   1 単純系 189
   2 決定論的カオス 191
   3 対人関係における複雑系 198
   4 複雑系としての社会システム制御 206
   5 正のフィードバック 209
   第6章 閉鎖系の平衡から開放系の過程へ、そしてリゾームへ 黒石 晋 217
   1 はじめに 217
   2 閉鎖系の平衡か開放系の過程か-その論争史 219
   3 今日的解釈 226
   4 リゾームの世界へ-むすびに代えて 236
   第7章 「市場の自己準拠性」について-現代の市場経済とオートポイエシス 佐伯啓思 243
   1 はじめに 243
   2 市場の段階構造 245
   3 市場の「自己秩序化」 251
   4 ルーマンの「オートポイエシス論」 257
   5 市場経済の構造変化 263
   索引
まえがき
第Ⅰ部 複雑系としての社会科学
   公開シンポジウム
8.

図書

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金子勇 [ほか] 著
出版情報: 東京 : 勁草書房, 2011.2  vi, 335, ixp ; 20cm
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9.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
今田高俊編
出版情報: 東京 : 有斐閣, 2000.12  xv, 315p ; 19cm
シリーズ名: 有斐閣アルマ ; Advanced
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序章 リアリティと格闘する 1
   社会学研究法の諸類型
1 社会学の学び方 1
2 研究法とは何か 2
   リアリティを捉える 3
   研究法の3つのタイプ 4
   主観的意味を超えて 6
3 事例から本質を見抜く 意味解釈法 8
   厚みのある記述とエスノグラフィー 9
   参与観察とラポールづくり 11
   資料収集とドキュメント解析 13
   解釈による存在了解 15
4 体系的データで語る 統計帰納法 18
   集計データを用いた記述分析 19
   モデルを用いた多変量解析 20
   日本社会へのあてはめ 23
5 数理で読み解く 数理演繹法 25
   ∑と羆:数学アレルギー 25
   数学の効用と落とし穴 27
   命題の定式化と合成 28
   数理モデルと経験的テスト 31
   思考実験としてのシミュレーション 33
6 全体的なリアリティ把握をめざして 35
   Column 39
第1部 事例の奥にひそむ本質
   第1章 厚みのある記述 48
   モノグラフという物語
1 モノグラフとは何か 「グラフ(graph)の意味」 48
   観察と対話の直接性 49
   参与と同一化の神話 50
   被調査者の意味世界 50
   方法としての声 51
   グラフの分析力 52
   可視化の力とシステム 53
2 分厚さの構築 記述のなかの分析 54
   意味の構造的な多重性 54
   細部の記述と主観的記述のちがい 56
3 経験に学ぶ モノグラフへの参与 58
   役立ちかたを読む 58
   驚きのなかの方法 59
   <声>の引用と概念化の範囲 60
   <できごと>が開示する構造 62
   図版の表現力 63
4 謎解きの物語 探偵小説というモデル 69
   推理の物語として 69
   『オルレアンのうわさ』 71
   Column 76
第2章 資料から推理する 83
   ドキュメント解析法
1 ドキュメント解析とは何か 83
   常識と通念を超える 84
   「当然」の脱自明化 85
2 資料にむかう視線 87
   即対象的な読み 87
   事例としての日曜学校:一通の長い手紙 87
   ホームズ的視線 91
   キーワードへの着目:欠落している情報 92
3 通念を脱自明化する 教育の不在と学校の学校性 93
   問題を直視する 93
   他のドキュメントで裏をとる:不可解なロック 95
   歴史的実態を明らかにする:学校とは何だったのか? 96
   本質的な問題にたどりつく:教育のない学校 97
4 意味の探査 離床と着床 98
   概念のルーツをさぐる:大学の誕生と教育の出現 87
   意味生成の過程をさぐる:「閉じ込め」という歴史的事実 99
   意味の虚偽性をさぐる:教育学の欺瞞 101
   意味の拡大定着過程:あくことなく事実をたどる 103
5 ピンポイントからの遡及 104
   もう1つの意味をさぐる:群れとしての学校 105
   最終的な意味理解にいたる 106
   むすび 107
   Column 111
第3章 組織と技術のエスノメソドロジー 118
   現場学の最前線
1 エスノメソドロジーの展開 CSCWという現場学 118
2 エスノメソドロジー的研究法の難しさ 120
3 会話分析 相互行為の組織化 122
   相互行為としての会話 123
   継起的と局域的:隣接対による組織化 125
   「話し手」と「聞き手」の双方に注目 127
   相互的な了解による組織化 128
   利用しているリソースへの着目 130
4 組織とテクノロジーの分析法 131
   行為のリソース分析 132
   局域的な了解形成の分析 133
   局域的組織の連関分析 135
5 「組織とテクノロジー」分析の意義 135
   Column 140
第2部 体系的データは語る
第4章 1枚の図表から 150
   計量データの読み方・考え方
1 データを読む 150
   計量って何? 150
   表の個性 151
   視聴率を調べる 152
2 視聴率のメカニズム サンプリングのからくり 153
   信頼性を測る 153
   2世帯の場合 154
   3世帯以上の場合 155
   サンプル視聴率の出方 156
3 推定と検定の考え方 158
   サンプルから母集団へ 158
   母集団視聴率の推定 159
   推測統計の原理 159
4 表の「嘘」を見抜く 第3変数の問題 160
   見えない変数に注意せよ 160
   媒介する第3変数 161
   先行する第3変数 162
   数値の裏側 163
   量的データなら偏相関 164
5 計量分析の意味と無意味 166
   意味ある相関とは 166
   因果と解釈 166
   変数の意味がかわる 167
   データを読むとは 168
   Column 171
第5章 データの大海から脱出する方法 177
   多変量解析
1 複雑な絡み合いを解読する 177
   多変量解析とは? 177
   多変量解析はなぜ必要か:2変量での分析から多変量解析へ 179
2 古典的な手法 第3変数によるコントロール 180
   三重クロス表の例 180
   デュルケーム『自殺論』から 182
   多重クロス表の意義と限界 184
3 因果関係を調べる 重回帰分析を中心に 184
   データで確認する 185
   因果ダイアグラムとパス解析 187
   重回帰分析のまとめ 189
4 多変数間の潜在構造を探る 因子分析を中心に 190
   潜在変数を取りだす 190
   結果をどう読むか? 192
   オプションの選択が成否を分ける 193
   因子分析のまとめ 194
5 より多様な解析法へ 195
   ロジット分析 195
   新しい動向と利用の心得 197
   Column 201
第3部 数理で読み解く
第6章 数理のめがねで社会を見る 210
   数理モデルの構築と解析
1 簡単な数理モデルの構築と解析 未婚率のモデルの例 210
   モデルの出発点:問題意識・疑問とその背景 211
   モデル設定:女性の意思決定をイメージする 212
   数学的定式化 213
   演繹による命題の導出(デリベーション) 214
   導出された命題の社会学的解釈 215
   モデルの修正と展開 217
   モデルの評価から改良へ 218
2 リアリティの構築と再構築 220
   数理的方法の手順 220
   数理的方法の特徴 222
   数理的方法のメリット 223
   数理的方法の落とし穴 224
   他の研究法との関連 225
3 数理的感覚を養うために 226
   Column 230
第7章 スクリーンのなかの社会 236
   シミュレーション法
1 シミュレーションって何? 236
   はじめに 236
   シミュレーションとは 237
   シミュレーションの目的 239
   シミュレーションの手順 240
2 現代社会学とシミュレーション 241
3 社会シミュレーションのパラダイムとメソドロジー 243
4 シミュレーションで何がわかるか 245
5 社会シミュレーションの具体的適用例 246
   社会的選択と合意形成 246
   投票ゲームの論理 250
   投票ゲームの拡張 254
   社会的選択ゲーム 256
   シミュレーションの含意と拡張:伝統的合議の合理性 257
   終わりに 257
   Column 262
終章 社会学の<知>へ到達する 269
   研究法と理論の接続
1 社会学における理論 269
   社会学的認識の論理的整合性と経験的妥当性 269
   研究対象と研究法 271
   理論とメタ理論 273
   純粋理論と規範理論 274
2 理論の位相 275
   概念構成と命題構成 275
   個性記述的研究と法則定立的研究 278
   理論の外在的批判と内在的批判 279
3 研究法から理論へ/理論から研究法へ 280
   社会学理論の整理 280
   研究法と理論との関係 280
   経験的一般化と中範囲の理論 281
   理論に対する研究法の貢献 283
   研究法に対する理論の貢献 285
   説明力の高い理論とは 286
   Column 290
引用参照文献 296
索引 308
特論
   1 社会学的想像力 43
   2 インターネット探索法 45
   3 聞き取り調査のしかた 79
   4 KJ法入門 81
   5 資料データの集め方 情報収集のポイント 114
   6 記録資料の整理術 「コピー問題」をめぐって 116
   7 フィールドワークという手法 143
   8 ビデオ・データの分析法 カメラフレームは理論的詳細な枠組みである 145
   9 会話分析 147
   10 家事時間のパラドックス 時系列データ解釈ことはじめ 173
   11 p値の意味 175
   12 統計ソフトの使い方 204
   13 社会統計学との出会い方 206
   14 数学なんて恐くない 232
   15 よいモデルをつくるには 234
   16 進化ゲーム理論分析 265
   17 マルチエージェント・システム 267
   18 グランド・セオリー 292
   19 中範囲の理論 294
序章 リアリティと格闘する 1
   社会学研究法の諸類型
1 社会学の学び方 1
10.

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東工大
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図書
東工大
目次DB
今田高俊著
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2001.10  ix, 356, xviip ; 22cm
所蔵情報: loading…
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まえがき i
第一章 文明を科学する 1
   1 文明の脱構築 その概略 5
   2 文明の類型 10
   3 意味論の貧困 22
   4 リゾームによる社会論へ 31
第二章 近代の隘路 41
   1 衰える近代化のエンジン 41
   近代の徹底化?
   再帰性の導入
   近代性の自己加害
   2 合理化過程としての近代 50
   脱呪術化
   機能合理性
   3 機能優先の社会構築 近代の定義 58
   制御 成果の図式
   コントロール革命
   4 機能主義的理性批判? 69
   歪められた近代
   対話的理性と社会統合
   5 構造と意味の機能包摂 79
   複雑性の縮減 機能ラディカリズム
   社会のオートポイエシス
第三章 プラクトピアそれともデラシネ? 91
   情報社会の位相
   1 脱工業社会からの展開 92
   知識価値説
   プラクトピアの夢
   文化的予盾
   2 ポストモダン・リンケージ 103
   「知」の変容
   表象の危機
   消費社会の優位
   脱分節化
   3 ディストピアの悪夢 情報化の逆説 126
   価値を帯びる情報
   悪報は良報を駆逐する 新グレシャムの法則
   超パノプティコン 管理の呪縛
   4 アイデンティティの故郷喪失 138
   現実感の喪失?
   流動化するアイデンティティ
   逆説的な自己
第四章 意味の社会理論 149
   1 意味の世界へ 150
   意味作用の現前 文化と政治
   存在カテゴリーへの転換
   2 意味作用の論理 162
   差異の分節化 意味のトリアーデ
   世界への関与「力への意志」あるいは「生の躍動」
   意味作用の脱分節化
   3 裸型の意味 深層シニフィエ 180
   カオスと意味
   意味の脱構築
   意味の弾性
   4 遊戯する意味 ハイパーシニフィアン 193
   「現実」を超える?
   図像メディアと意味作用
   遊びと意味作用
   祝祭空間とグラフィティ ハイバーシニフィアンの乱舞
   5 意味の磁場理論 213
   意味の独立性
   意味の領域
   意味の磁場
   6 差異の動学とリゾーム 231
   隠喩としてのリゾーム
   ポストシニフィアン 記号論を超えて
   生成変化する多様体
   条理空間の脱分節化
第五章 公共性の脱構築 253
   ケアと支援の社会編成
   1 新しい公共性へ向けて リゾーム論からの展開 255
   生成変化とケアーフロイトを超えて
   ケアから支援へ 管理の脱分節化
   ボランタリーと世代生成 中間集団の再生
   2 自発支援型の公共性 ボランタリーな活動 273
   公共性とは何か
   合意形成それとも集合的アイデンティティ? 公共性論の展開
   支援から公共性を開く
   支援とは何か ケアとエンパワーメント
   もうひとつの公共空間
   3 世代生成型の公共性 成人期の責任 298
   世代論再考 変化それとも持続?
   世代論の統一的視点 アイデンティティとジェネラティヴィティ
   世代サイクルと公共性 アイデンティティ論を超えて
   4 エピローグ 325
注 329
あとがき 355
文献 viii
人名索引・事項索引
まえがき i
第一章 文明を科学する 1
   1 文明の脱構築 その概略 5
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