1 概説 1 |
1.1 人工知能 1 |
1.2 ファジィ理論 3 |
1.3 人工生命 4 |
1.3.1 生命に学ぶ 4 |
1.3.2 ニューラルネットワークモデル 4 |
1.3.3 遺伝的アルゴリズム 5 |
1.3.4 人工生命 5 |
2 人工知能の応用 7 |
2.1 計画 7 |
2.1.1 開発プロジェクトを支援する土地利用企画提案システム 7 |
(1) はじめに |
(2) 開発の目的 |
(3) CANDLEの構成 |
(4) 開発の手順 |
2.1.2 建物の耐震信頼性評価のためのエキスパートシステム 12 |
(2) システムの概要 |
(3) 評価結果の信頼性の検討 |
(4) まとめ |
2.1.3 防災計画と避難シミュレーション 16 |
(2) 既往の避難シミュレーションモデルの概観 |
(3) オブジェクト指向と避難シミュレーション |
(4) 避難安全性評価と避難シミュレーション |
(5) おわりに |
2.2 設計 20 |
2.2.1 オブジェクト指向と設計 20 |
(2) 設計の知識 |
(3) オブジェクト指向 |
(4) 設計のモデル |
(5) 知的システムの将来像 |
2.2.2 建築モデル 24 |
(1) 構築のモデリング |
(2) 意味の体系 |
(3) おわりに |
2.2.3 IFCによるCADデータ共有と相互運用 28 |
(2) IFCの概要 |
(3) IFCにおける高度情報技術への対応 |
(4) IFC準拠のCAD機能 |
(5) 今後のIFCの課題 |
(6) おわりに |
2.2.4 設計計画とコラボレーション 33 |
(1)はじめに |
(2) 他分野におけるコラボレーション |
(3) 建築分野での先験的なコラボレーション例 |
(4) 建築設計分野のコラボレーション |
2.2.5 エージェント指向 38 |
(1) エージェント指向とは |
(2) エージェントとは |
(3) エージェント指向問題解決 |
(4) 可動(モバイル)エージェント |
(5) まとめ |
2.2.6 エージェント指向と構造解析 42 |
(1) 複雑化と巨大化 |
(2) エージェント指向の分散型計算システム |
(3) 可動エージェント指向コミュニティMAOC |
(4) 構造解析におけるエージェント指向システム |
2.2.7 協調型設計活動支援 47 |
(1) 建築分野のCSCW |
(2) VDS'96 Kumamoto Artpolis Project |
2.3 生産 51 |
2.3.1 統合化建築生産システム 51 |
(2) PDBの管理情報 |
(3) システムの運用 |
(4) おわりに |
2.3.2 工程計画の立案における知的推論システム 55 |
(1) 工程計画の知的支援 |
(2) 工程計画の推論機構 |
(3) 割付方式による工程計画のプロトタイプシステム |
2.3.3 建築工事におけるプロジェクト管理 59 |
(2) 建築工事のプロジェクト管理 |
3 ファジィ理論の応用 63 |
3.1 診断 63 |
3.1.1 コンクリートのひび割れ原因検索 63 |
(1) 異常診断におけるあいまいな条件命題 |
(2) 条件命題の診断への応用 |
(3) 計算例 |
3.1.2 避難シミュレーション 68 |
(2) ファジィ化の意義 |
(3) ファジィ適用のモデル |
(4) 人の動きの決定方法 |
(5) 数式的なアプローチ |
(6) ファジィ的なアプローチ |
(7) メンバーシップ関数 |
(8) ファジィ推論 |
(9) シミュレーションの結果 |
(10) おわりに |
3.2 評価 74 |
3.2.1 室内空間の高さ感の評価 74 |
(2) 分割型ファジィ積分 |
(3) 室内空間の高さ感に対する評価問題への適用 |
3.2.2 高層ビルの外観(デザイン)評価 78 |
(1) ファジィ測度による評価モデル |
(2) ファジィ測度の同定 |
(3) 超高層建築の外観デザイン |
3.3 制御 83 |
3.3.1 ラーメン構造の振動制御 83 |
(2) 制振システム |
(3) 最適制御変数の決定(最大化決定) |
(4) 結果と考察 |
3.3.2 シェル構造の振動制御 87 |
(2) シェルの基礎式 |
(3) 裾梁の基礎式 |
(4) 裾梁付き回転体シェルの振動方程式 |
(5) 制御理論 |
(6) 解析モデル |
(7) 解析結果 |
(8) 結論 |
3.3.3 大空間空調制御 91 |
(2) 大空間空調方式の概要 |
(3) ファジィ空調制御システムの概要 |
(4) 実験結果 |
3.4 最適化 95 |
3.4.1 インテリジェントネットワークを用いた建築物の最適耐震構造計画 95 |
(2) ファジィネットワーク |
(3) ニューラルネットワークを用いた主観的評価の同定 |
(4) ファジィネットワークの解法 |
(5) 構造計画への応用 |
3.4.2 耐震壁の最適配置計画 ファジィ制約下の最適化問題 100 |
(1) 耐震壁の最適配置問題 |
(2) ファジィ制約条件の導入 |
(3) 設計例 |
3.4.3 ファジィクラスタリングによる構造物の荷重 変形曲線の折れ線近似法 105 |
(2) 解析手法の概要 |
(3) 数値計算例と解析手法の適用性 |
4 人工生命の応用 109 |
4.1 人工生命 109 |
4.1.1 セルオートマトンによる都市の土地利用パターンの形成 109 |
(2) モデル |
(3) シミュレーション結果 |
(4) 考察・まとめ |
4.1.2 セルオートマトンによる構造物の形態形成 113 |
(2) 基礎理論 |
(3) CAを用いた構造物の形態形成 |
(4) 3次元CAを用いた柱梁構造物の形態形成 |
(5) 2次元CAを用いた構造物の形態形成 |
(6) 結果 |
(7) おわりに |
4.1.3 LシステムとGAを利用した構造形態の形成手法 117 |
(2) Lシステムと形態形成 |
(3) 遺伝的アルゴリズム(GA)と形態の変化 |
4.2 遺伝的アルゴリズム(GA) 122 |
4.2.1 逆解析による地盤構造の推定 122 |
(2) 微動のアレイ観測 |
(3) GAを用いた逆解析による地盤構造の推定 |
4.2.2 トラスのトポロジー・節点位置最適化 126 |
(2) トラスのトポロジー最適化 |
(3) 平面トラスのトポロジー・節点位置同時最適化 |
4.2.3 形態創生 130 |
(1) ホモロガス構造の形態解析 |
(2) 目的関数と適応度 |
(3) 設計パラメータのコード化 |
(4) ホモロガス構造の解析結果 |
(5) 曲面形態生成への応用 |
(6) まとめ |
4.2.4 制振構造物の設計 134 |
(2) 対象構造物と設計変数 |
(3) GAによる探索結果 |
4.2.5 遺伝的アルゴリズムを用いた地域施設配置手法 138 |
(2) 施設配置案のコーディング方法 |
(3) 配置案の評価関数の定義 |
(4) 数値例の施設配置問題への適用と効率性 |
(5) 実際の地域施設計画での適用 |
4.3 ニューラルネットワーク 143 |
4.3.1 逆問題 性能設計法への新しい展開 143 |
(1) 理論と現実問題とのギャップ |
(2) ニューラルネットワークによる性能指定設計法 |
(3) ニューラルネットワークの構成と学習結果 |
(4) 結論 |
4.3.2 トラスの最適断面設計 147 |
(2) 解析手法 |
(3) トラスの最適断面設計 |
4.3.3 ニューラルネットワークによる質点系構造物の振動制御 152 |
(2) 制御対象 |
(3) 制御シミュレーションの流れ |
(4) シミュレーション結果 |
(5) 結論 |
4.3.4 設計者の意図を考慮した配置評価方法 156 |
(1) スキーマグラマーとニューラルネットワーク |
(2) ケーススタディと評価モデルの構築 |
(3) 中間層の解釈と今後の可能性 |
4.3.5 建築空間構成へのニューラルネットワークの適用 161 |
(1) 空間配置の最適化について |
(2) 満足化および最適化について |
(3) 解の探索について |
(4) 応用手法の概念 |
(5) 図形操作のシミュレーション |
5 知的システム 165 |
5.1 知的システムを用いた建築構造物の最適アクティブ制御システム 165 |
5.1.1 はじめに 165 |
5.1.2 基本仮定 166 |
5.1.3 地震動入力予測と構造物応答予測(構造同定) 167 |
5.1.4 最大化決定による適制御変数の決定 168 |
5.1.5 ディジタルシミュレーション 168 |
5.1.6 おわりに 169 |
5.2 ファジィニューロによる地震動予測 171 |
5.2.1 初期微動による主要動の予測 171 |
5.2.2 最大加速度予測モデル 171 |
5.2.3 地震発生地域の推定 173 |
5.2.4 構造化最大加速度予測モデル 175 |
5.2.5 まとめ 176 |
5.3 知命共創進化システム 177 |
5.3.1 生命体進化システムの3原理 177 |
5.3.2 知命共創進化システム 178 |
5.3.3 多重最適化システム 179 |
5.3.4 複雑系モデルを目指して 180 |
6 付録 183 |
付録-1 ファジィ理論の基本概念 183 |
(1) ファジィ理論 |
(2) ファジィクラスタリング |
(3) ファジィ推論 |
(4) ファジィ数 |
(5) ファジィ測度 |
(6) ファジィ積分 |
(7) ファジィ論理 |
(8) 言語的真理値 |
(9) 最大化決定 |
(10) ファジィ制御 |
(11) ファジィ集合 |
(12) ファジィ演算 |
(13) ファジィ関係 |
(14) 拡張原理 |
(15) タイプ2およびレベル2のファジィ集合 |
(16) ファジィ意思決定 |
(17) AHP |
付録-2 人工生命の基本概念 193 |
2.1 人工生命の基本概念 193 |
(1) 人工生命 |
(2) 創発 |
(3) 自己組織化 |
(4) セルオートマトン |
(5) L-システム |
(6) 進化 |
(7) 複雑系 |
2.2 遺伝的アルゴリズム 197 |
(1) 遺伝的アルゴリズムの基本概念 |
(2) 遺伝的操作 |
2.3 ニューラルネットワークの基本概念 201 |
(1) 基本原理 |
(2) 階層型ネットワーク |
(3) バックプロバーゲーションアルゴリズム |
(4) 相互結合型ネットワーク |
(5) ホップフィールドネットワーク |
(6) ボルツマンマシン |
索引 205 |