はじめに |
第0章リスク計算をはじめる前に 1 |
0-1環境リスクとは 1 |
0-2暴露解析 3 |
0-3用量反応関係 4 |
0-4閾値なしのモデル 12 |
0-5生態リスク評価 17 |
第1章リスク計算の助走-基準値とリスク 23 |
1-1演習の課題 23 |
1-2水道水質基準地と発がんリスク 24 |
1-3大気中のベンゼンのリスク 26 |
1-4わが町のベンゼンの濃度を知る 28 |
1-5ベンゼン濃度の全国分布 33 |
第2章PRTRデータから大気経由の暴露とリスクを計算する 37 |
2-1演習の課題 37 |
2-2排出量と濃度 38 |
2-3PRTR制度 39 |
2-4環境濃度予測モデル 43 |
2-5まとめ 54 |
第3章絶対に安全な水はあるか? 57 |
3-1演習の課題 57 |
3-2背景と基礎知識 57 |
3-3感染症のリスク 61 |
3-4消毒副生成物の発がんリスク 64 |
3-5二つのリスクの比較 66 |
第4章水俣病のリスク 69 |
4-1演習の課題 69 |
4-2背景と基礎知識 69 |
4-3日本人のリスク 72 |
4-410倍の安全率の意味 80 |
4-5特殊なシナリオ 81 |
4-6注意点 82 |
第5章メチル水銀の胎児へのリスク 87 |
5-1演習の課題 87 |
5-2背景と基礎知識 87 |
5-3米国の標準値に照らした場合の日本人のリスク 89 |
5-4モンテカルロ法のよる計算 97 |
5-5アマゾンの水銀汚染 99 |
5-6魚は危険か? 101 |
第6章土壌中のダイオキシン類の解析 105 |
6-1演習の課題 105 |
6-2ダイオキシン類の土壌中濃度と大気からの降下量 106 |
6-3ダイオキシン類の排出量 107 |
6-4暴露濃度と暴露量 115 |
第7章ダイオキシン類の発生源探索 119 |
7-1演習の課題 119 |
7-2現在のダイオキシン類の発生源 119 |
7-3ダイオキシン類の種類 120 |
7-4生成原因とダイオキシン類組成 121 |
7-5主成分分析 122 |
7-6東京湾のダイオキシン汚染源を推定する 126 |
7-7農薬由来のダイオキシン類 128 |
7-8発生源別の寄与率を推定する 130 |
7-9発生源情報と環境対策 133 |
7-10汚染源解析の限界と展開 136 |
第8章ダムの効用を計算する 139 |
8-1演習の課題 139 |
8-2ダムをつくるわけ 139 |
8-3河川流量データの収集 141 |
8-4雨量から流量を推定する 144 |
8-5水不足をなくすにはどの程度の用量のダムが必要か 146 |
8-6ダムより安定して利用できる水量はどの程度増えるか 152 |
8-7洪水を防ぐ 153 |
8-8ダムによる洪水量の減少を推定する 154 |
8-9利水と洪水量の減少を推定する 154 |
8-10やってみよう 158 |
第9章生物の環境リスク 159 |
9-1生物が絶滅するリスクを計る 159 |
9-2サケ・マス類の生命表から、個体数増加率を推定する 160 |
9-3確率的な変動を考慮して、個体数変動を考えてみよう 164 |
第10章ダムは壊すべきか 169 |
10-1背景と基礎知識 169 |
10-2ダムを造ることにy彫る個体数変動と絶滅リスクへの影響 171 |
10-3どうしたら絶滅を避けることができるか、考えてみよう 176 |
10-4淡水魚絶滅の実態 177 |
10-5前項で得た絶滅リスクの回帰式から、近未来を予測してみよう 180 |
第11章リサイクルとLCA 185 |
11-1演習の課題 185 |
11-2PETボトルのリサイクル 186 |
11-3評価 200 |
1-4さらに勉強するための課題 203 |
第12章リスクを比較しよう 205 |
12-1いろいろなリスク 205 |
12-2死の統計から 205 |
12-3化学物質によるリスクのランキング 207 |
12-4その他の色々なリスク 213 |
12-5医療対策と環境対策の効率比較 218 |
12-5異種の生態リスクの比較 220 |
12-7エネルギー消費とリスクの比較 222 |
12-8算出されたリスクの値の意味と不確実さ 222 |
索引 227 |
コラム |
これらの蔓延は、リスク算定の間違いが原因だった 68 |
科学の醍醐味、勉強のおもしろさ 83 |
アマゾンの水銀汚染 103 |
世界最古のダム 140 |
ついばまれた果実 224 |