地球環境建築のすすめ 仙田 満 3 |
巻頭言 |
建築は地球環境問題の解決にどれだけ貢献できるか 村上周三 4 |
口絵 9 |
第1章 地球環境と建築の背景と基本理念 |
1.1 地球環境と建築、その時代背景 14 |
1.1.1 環境問題の変質 14 |
1.1.2 サステナビリティをめぐって 16 |
1.1.3 建築におけるサステナビリティ 18 |
1.1.4 地球環境建築の課題と本書の構成 20 |
☆環境と開発に関するリオ・デ・ジャネイロ宣言(1992) 22 |
☆気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)京都議定書の要点 24 |
1.2 地球環境建築の基本的視点 25 |
1.2.1 グローカル(グローバル+ローカル)な視点 25 |
1.2.2 建築デザインの新しいパラダイム 30 |
1.2.3 エネルギーの流れと物質の循環 33 |
1.2.4 ライフサイクルで考える建築の環境負荷とコスト 37 |
☆ライフサイクルアセスメント(LCA) 39 |
1.2.5 総合化と協働(コラボレーション) 42 |
☆ドイツ・バウビオロギーの基本概念 46 |
☆「持続可能な未来のための相互依存宣言」 50 |
☆「環境共生住宅宣言」 51 |
☆「地球環境・建築憲章」とその意義 52 |
第1章 引用・参考文献など 59 |
第2章 地球環境建築のビジョンとつくり方、使い方 |
2.1 自然や地域や都市とつなぐ 62 |
2.1.1 建築と自然をつなぐ 62 |
2.1.2 生態系に支えられた重層的な都市・農村環境 68 |
2.1.3 自然を組み込んだ入れ子構造の地域環境 70 |
2.1.4 都市の自然回復・創造のデザイン 72 |
2.1.5 コンパクトシティ 78 |
2.1.6 環境との共生を目指す参加と協同の住まいづくり 84 |
☆カッセル・エコロジー団地 88 |
2.2 エネルギーを大切にする 90 |
2.2.1 気候風土と省エネルギー 90 |
☆日本の地域区分 93 |
2.2.2 都市環境と熱、エネルギー 96 |
2.2.3 住宅の省エネルギー 108 |
2.2.4 住宅の次世代省エネルギー基準 114 |
2.2.5 建築(非住宅)の省エネルギー 118 |
2.2.6 ライフサイクルエネルギー 124 |
2.2.7 パッシブデザイン 126 |
☆PLEA(プレア) 133 |
2.2.8 アクティブデザイン 135 |
2.3 資源を大切にする 139 |
2.3.1 建築の寿命を延ばし、長く使う 139 |
2.3.2 「SI建築」とオープンビルディング 146 |
2.3.3 資源の無駄づかいをしない 148 |
2.3.4 改修技術 155 |
2.3.5 環境と人にやさしい建材を使う 159 |
☆「循環型社会形成推進基本法」 171 |
2.4 安全と健康 173 |
2.4.1 建築を安全につくる 173 |
2.4.2 ユニバーサルデザイン 178 |
2.4.3 空気質に配慮してつくり、使う 183 |
2.4.4 安全で健康に使い続ける 194 |
2.5 世代をつなぎ、文化をつなぐ 195 |
2.5.1 子どものすこやかな発達と建築・都市環境 195 |
2.5.2 良き建築文化を伝える 203 |
第2章 引用・参考文献など 205 |
第3章 デザイン・プロセスと評価 |
3.1 地球環境建築のデザイン・プロセスと評価 208 |
3.1.1 デザイン・プロセス 208 |
3.1.2 建築物の総合的な環境性能評価の枠組み 211 |
3.2 立地環境を評価する(プレ・デザインとして) 215 |
3.2.1 自然・風土・景観・文化を読む 215 |
3.2.2 マッピング 218 |
3.2.3 敷地環境を診断する 221 |
☆フェノロジー・ガイド(重ね暦) 224 |
3.3 計画を自ら評価する(デザインとして) 225 |
3.3.1 建築の環境性能評価 225 |
3.3.2 設計者のための環境性能評価手法 227 |
3.3.3 ライフサイクルアセスメント手法 232 |
3.3.4 ライフサイクルコスティング手法 235 |
☆GBC(グリーン・ビルディング・チャレンジ) 236 |
☆自立循環型仕宅への設計ガイドライン 240 |
3.4 建築を事後評価する(ポスト・デザインとして) 248 |
3.4.1 モニタリング 248 |
3.4.2 事後の検証・評価 251 |
第3章 引用・参考文献など 253 |
第4章 社会システムと建築専門家の役割 |
4.1 社会の制度としくみ 256 |
4.1.1 建築のライフサイクルと環境マネジメント 256 |
4.1.2 建築の環境政策 259 |
4.2 社会における建築専門家の役割 262 |
4.2.1 関連領域の統合化 262 |
4.2.2 住民参加のコーディネーション 266 |
4.3 世界の潮流と日本のいま 270 |
4.3.1 世界各国の現状 270 |
4.3.2 日本の現状 275 |
☆環境共生住宅認定制度 280 |
☆住宅の品質確保の促進等に関する法律 284 |
☆住生活基本法・住生活基本計画 290 |
4.4 IT革命と建築・都市、暮らし 292 |
4.4.1 人口爆発・技術革新・エネルギー消費の増大 292 |
4.4.2 IT(情報技術)の出現と環境問題への貢献 294 |
4.4.3 ITと都市構造の変革 296 |
4.4.4 生産と消費の構造を変革し、環境の負荷を低減させるIT 299 |
4.5 普及をはばむ要因とその解決策 302 |
4.5.1 包括的アプローチの必要性 302 |
4.5.2 建築に関わる制度的阻害要因とその改革 304 |
第4章 引用・参考文献など 306 |
結語 |
地球環境建築を志す人たちへ 仙田 満 307 |
主要用語解説 310 |
編集後記 岩村和夫 316 |
地球環境建築のすすめ 仙田 満 3 |
巻頭言 |
建築は地球環境問題の解決にどれだけ貢献できるか 村上周三 4 |