渦糸の理論=高木隆司 |
1章 序 渦とは何か 3 |
2章 渦を支配する方程式 7 |
2.1 渦度と渦 7 |
2.2 循環 9 |
2.3 渦の発生源 11 |
2.4 ビオ‐サバールの定理 13 |
2.5 渦運動の保存量 15 |
3章 渦糸群の2次元運動 18 |
3.1 ハミルトン形式 18 |
3.2 渦糸群の運動 19 |
3.3 渦層の運動 22 |
3.4 渦糸群の統計的取り扱い 24 |
4章 渦糸の3次元運動 28 |
4.1 渦輪の運動 28 |
4.2 局所誘導方程式 30 |
4.3 渦糸の運動の例 33 |
4.4 2本の渦糸の3次元相互作用 35 |
4.5 特異性の出現 39 |
5章 粘性の効果 41 |
5.1 渦度方程式 41 |
5.2 渦度の拡散と合併 42 |
5.3 渦糸の切りつなぎ 44 |
6章 おわりに 将来の展望 51 |
参考文献 53 |
ダイソン型ボソン展開法=高田健次郎 |
1章 ボソン展開法とは 61 |
2章 ボソン展開法の簡単な例 66 |
2.1 第二量子化 66 |
2.2 SU(2)模型 67 |
2.3 SU(2)模型のHP型ボソン展開法 70 |
2.4 SU(2)模型のD型ボソン展開法 72 |
2.5 物理的部分空間 74 |
3章 ダイソン型ボソン展開法の一般論 76 |
3.1 ボソン展開法の一般論 76 |
3.2 集団的部分空間におけるボソン展開法 78 |
3.3 HP型とD型ボソン展開法の比較 81 |
4章 ダイソン型ボソン展開法の最近の発展 85 |
4.1 ボソン空間におけるシュレーディンガー方程式 85 |
4.2 D型ボソン展開法におけるシュレーディンガー方程式のエルミート化法 86 |
4.3 物理的部分空間への射影演算子 89 |
4.4 P=1の判定法 92 |
4.5 まとめ 94 |
5章 ダイソン型ボソン展開法の応用例 96 |
5.1 SU(3)模型 96 |
5.2 SU(3)模型のD型ボソン展開法 98 |
6章 自己無撞着集団座標法とダイソン型ボソン展開法 104 |
6.1 集団的フェルミオン部分空間の選び方 104 |
6.2 自己無撞着集団座標法 105 |
6.3 自己無撞着集団座標法の新しい表示法 108 |
6.4 自己無撞着集団座標法のHP型表示とD型表示 110 |
6.5 動力学的ボソン展開法 113 |
7章 おわりに 115 |
参考文献 117 |
スピングラスのゲージ理論=西森秀稔 |
1章 はじめに 121 |
1.1 交換相互作用 122 |
1.2 強磁性体の臨界現象 122 |
1.3 ランダムさの効果 125 |
1.4 スピングラス 125 |
1.5 特徴的な実験事実と理論 127 |
1.6 ゲージ理論 129 |
1.7 境界領域への応用 129 |
2章 平均場理論と実験 131 |
2.1エドワーズ‐アンダーソン模型 131 |
2.2 シュリントン‐カークパトリック模型 135 |
2.3 パリシ解 137 |
2.4 TAP方程式 142 |
2.5 ダイナミクス 143 |
2.6 磁化率の実験 145 |
2.7 動的性質についての実験 149 |
3章 有限次元系の性質 151 |
3.1 ゆらぎの効果 151 |
3.2 下部臨界次元 152 |
3.3 低温相の性質 157 |
4章 ゲージ理論と相図 161 |
4.1 SK模型の相図 161 |
4.2 フラストレーション 162 |
4.3 ゲージ変換 165 |
4.4 非対称なボンド分布 167 |
4.5 スピングラスと強磁性のクロスオーバー 170 |
4.6 相図の構造 173 |
4.7 グリフィス相 175 |
4.8 リエントランスの実験 178 |
5章 他の分野への応用 182 |
5.1 最適化問題 182 |
5.2 神経回路網 187 |
参考文献 192 |