1 高分子とは 1 |
1.1 高分子とは何か 1 |
1.2 高分子の特性 2 |
1.3 高分子化学の歴史 4 |
1.4 高分子の分類 5 |
1.5 重合反応の分類 7 |
1.6 高分子の将来 10 |
演習問題 11 |
2 重縮合 13 |
2.1 重縮合の特徴 13 |
2.1.1 重縮合とは 13 |
2.1.2 重縮合に用いられる縮合反応とは 14 |
2.2 高分子の生成条件 18 |
2.2.1 反応度と分子量の関係 18 |
2.2.2 化学平衡 20 |
2.2.3 重縮合と環形成反応 21 |
2.3 重縮合の速度論 24 |
2.4 分子量を調節するには 26 |
2.5 分子量分布 28 |
2.6 交換反応 30 |
2.7 重縮合の方法 31 |
2.7.1 溶融重合法 31 |
2.7.2 溶液重合法 32 |
2.7.3 界面重合法 33 |
2.7.4 固相重合法 34 |
2.8 縮合系高分子の例 35 |
2.8.1 ポリアミド 35 |
2.8.2 ポリエステル 35 |
2.8.3 ポリカーボネート 36 |
2.8.4 ポリイミド 37 |
2.8.5 ヘテロ環構造を有する高分子 37 |
2.9 エンジニアリングプラスチック 38 |
2.9.1 エンプラとは 38 |
2.9.2 耐熱性高分子 39 |
演習問題 40 |
3 重付加,付加縮合 41 |
3.1 重付加の特徴 41 |
3.1.1 重付加と重縮合 41 |
3.1.2 重付加に使われる付加反応 43 |
3.2 重付加の例 45 |
3.2.1 ポリウレタン 45 |
3.2.2 イソシアナートを利用したその他の例 48 |
3.2.3 ラジカル反応が関与する重付加 48 |
3.2.4 累積二重結合への重付加 49 |
3.2.5 その他の活性水素化合物の重付加 50 |
3.2.6 電子移動重付加 52 |
3.3 付加縮合 54 |
3.3.1 熱硬化性樹脂 54 |
3.3.2 フェノール樹脂 54 |
3.3.3 尿素樹脂 56 |
3.3.4 メラミン樹脂 56 |
3.3.5 芳香族炭化水素樹脂 57 |
3.3.6 エポキシ樹脂 57 |
3.4 航空・宇宙材料への応用 58 |
演習問題 60 |
4 ラジカル重合 61 |
4.1 ラジカル重合とは 61 |
4.2 ラジカル重合の素反応 63 |
4.2.1 開始反応 63 |
4.2.2 生長反応 64 |
4.2.3 停止反応 65 |
4.2.4 連鎖移動反応 66 |
4.2.5 一次ラジカルによる停止反応 67 |
4.3 ラジカル重合の速度論 69 |
4.4 ラジカル重合における重合度と移動定数 73 |
4.5 ラジカル重合の方法 76 |
4.5.1 溶液重合 76 |
4.5.2 塊状重合 76 |
4.5.3 懸濁重合 76 |
4.5.4 分散重合 77 |
4.5.5 乳化重合 77 |
4.5.6 マイクロエマルション重合 79 |
4.5.7 固相重合 79 |
演習問題 80 |
5 ラジカル共重合 81 |
5.1 共重合とは 81 |
5.2 共重合体組成式 83 |
5.2.1 ラジカル共重合体の速度論的取扱い 82 |
5.2.2 末端モデル 84 |
5.3 Q-eスキーム 88 |
5.4 前末端モデル 90 |
演習問題 90 |
6 イオン重合 81 |
6.1 イオン重合の特徴 91 |
6.2 アニオン重合 92 |
6.2.1 アニオン重合可能なモノマー 92 |
6.2.2 開始剤と開始反応 95 |
6.2.3 生長反応 96 |
6.2.4 停止反応 99 |
6.3 カチオン重合 101 |
6.3.1 カチオン重合可能なモノマー 101 |
6.3.2 開始剤と開始反応 102 |
6.3.3 生長反応 105 |
6.3.4 停止反応 106 |
6.4 イオン重合の速度論 107 |
6.5 イオン共重合 108 |
6.6 環化重合 112 |
6.7 ヘテロ原子を含む多重結合の重合 113 |
6.7.1 孤立ヘテロ多重結合モノマー 113 |
6.7.2 累積ヘテロ多重結合モノマー 114 |
6.7.3 α,α-付加型モノマー 115 |
演習問題 115 |
7 遷移金属触媒重合 117 |
7.1 チーグラー-ナッタ重合 117 |
7.2 メタロセン触媒 122 |
7.3 メタセシス重合 12ヲ |
7.3.1 メタセシス反応とは 123 |
7.3.2 開環メタセシス重合 123 |
7.3.3 非環状ジエンメタセシス重合 126 |
7.4 アセチレン化合物の重合 126 |
7.5 遷移金属触媒重縮合 127 |
演習問題 129 |
8 開環重合 131 |
8.1 開環重合の特徴 131 |
8.2 開環重合性 132 |
8.2.1 開環重合性とは 132 |
8.2.2 シクロアルカンの熱力学的考察 133 |
8.2.3 開環反応の活性化エネルギー 136 |
8.3 カチオン開環重合 137 |
8.3.1 カチオン開環重合性モノマー 137 |
8.3.2 カチオン開環重合の開始剤 138 |
8.4 アニオン開環重合 140 |
8.5 開環重合の例 141 |
8.5.1 環状エーテル類の開環重合 141 |
8.5.2 環状スルフィドの開環重合 144 |
8.5.3 環状ジスルフィドの開環重合 144 |
8.5.4 環状イミンの開環重合 145 |
8.5.5 ラクトン,ラクタムの開環重合 146 |
8.5.6 その他の例 149 |
8.6 開環異性化重合 150 |
8.7 ラジカル開環重合 152 |
演習 問題 153 |
9 リビング重合,立体規則性重合 155 |
9.1 高分子の構造を制御する 155 |
9.2 リビング重合 155 |
9.2.1 リビング重合とは 155 |
9.2.2 リビングアニオン重合 157 |
9.2.3 リビングカチオン重合 157 |
9.2.4 リビングラジカル重合 158 |
9.2.5 リビング配位重合 159 |
9.2.6 リビング重合の応用と展開 161 |
9.3 立体規則性重合 162 |
演習問題 164 |
10 特殊構造高分子 165 |
10.1 ブロック共重合体 165 |
10.2 枝分かれ構造をもつ高分子 167 |
10.2.1 分岐高分子とは 167 |
10.2.2 グラフト共重合体 168 |
10.2.3 スターポリマー 169 |
10.2.4 特殊なグラフト共重体 170 |
10.2.5 デンドリマー 171 |
10.2.6 ハイパーブランチポリマー 174 |
10.3 架橋反応 183 |
10.3.1 理想鎖のゲル化 183 |
10.3.2 架橋反応の方法 185 |
演習問題 192 |
11 高分子反応 193 |
11.1 高分子反応とは 193 |
11.2 高分子への官能基の導入 193 |
11.3 官能基変換による高分子の機能化 200 |
11.4 高分子の分解 202 |
11.5 高分子反応を利用した機能性高分子の例 205 |
演習問題 208 |
12 無機高分子,有機-無機ハイブリッド 209 |
12.1 無機高分子 209 |
12.1.1 無機高分子とは 209 |
12.1.2 ポリシロキサン 211 |
12.1.3 ポリホスファゼン 215 |
12.1.4 ポリシラン 218 |
12.1.5 ポリゲルマンとポリスタナン 219 |
12.1.6 前駆体高分子 220 |
12.2 有機-無機ハイブリッド高分子 223 |
12.3 有機-無機ハイブリッド 225 |
演習問題 227 |
13 生体高分子,高分子と環境 229 |
13.1 環境と高分子 229 |
13.2 天然高分子 231 |
13.2.1 概要 231 |
13.2.2 セルロース 232 |
13.2.3 デンプン 234 |
13.2.4 キチン・キトサン 234 |
13.2.5 タンパク質 235 |
13.3 生分解性高分子 235 |
13.3.1 生分解性高分子とは 235 |
13.3.2 ポリ乳酸 236 |
13.3.3 微生物を使った高分子合成 240 |
13.4 酵素触媒重合 241 |
演習問題 242 |
参考文献 243 |
索引 215 |