注 : H[3]O[+]の[3]は下つき文字、[+]は上つき文字 |
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はじめに-グリーンケミストリーとは 1 |
1 空気をきれいに 7 |
1.1 地球大気の構造 7 |
1.2 大気の成分 9 |
対流圏での空気の組成 |
濃度変動成分と微量成分 |
1.3 大気汚染物質 13 |
硫黄酸化物 |
窒素酸化物 |
光化学オキシダントと浮遊粒子状物質 |
1.4 酸性雨 18 |
1.5 大気汚染の推移 20 |
1.6 固定発生源からの汚染物質の対策 26 |
1.7 自動車排ガス中有害ガスの対策技術 27 |
1.8 ディーゼル排出粒子とその対策 29 |
演習問題 32 |
参考文献 33 |
2 貴重な水資源 35 |
2.1 水の構造と性質 35 |
2.2 自然界の水 36 |
2.3 資源としての水 39 |
急増する水需要 |
水資源賦存量 |
貴重な地下水 |
水資源の利用 |
水力発電 |
2.4 上水道の水 46 |
浄水処理 |
海水淡水化 |
超純水 |
2.5 水資源と環境 49 |
自然の水質浄化システム |
水質環境基準 |
水質汚濁 |
2.6 水域環境保全と科学技術 56 |
2.7 貴重な水資源 57 |
演習問題 58 |
参考文献 59 |
3 地球温暖化の化学 61 |
3.1 地球は温暖化している 61 |
3.2 赤外線の吸収と地球の温度 64 |
温室効果とは |
赤外線と分子 |
太陽は可視光,地球は赤外線で光っている |
33℃暖かく保つ大気の着物,それが温室効果ガス |
温室効果ガスの効果の指数 |
地球温暖化の定量的尺度 |
温暖化におけるフィードバック効果 |
3.3 人間活動と温室効果ガス 77 |
人間活動に関係した温室効果ガスの濃度の推移 |
二酸化炭素 |
メタン |
一酸化二窒素 |
ハロカーボン(類) |
3.4 地球温暖化説への反論 82 |
3.5 温暖化への対策 82 |
21世紀中の温度上昇は1.8から4.0℃か |
対策,省エネルギーの重要性 |
演習問題 84 |
参考文献 85 |
4 オゾン層を護ろう 86 |
4.1 オゾン層のはたらき 86 |
4.2 紫外線とオゾン層 90 |
4.3 オゾン層破壊の化学反応 93 |
フロンとオゾン層 |
ラジカル連鎖反応によるオゾン層破壊 |
オゾン層破壊係数 |
フロンに代わる物質 |
オゾンホールと極成層圏雲 |
演習問題 103 |
参考文献 103 |
5 エネルギーを大切に 104 |
5.1 エネルギーと環境 104 |
人間社会とエネルギー消費 |
根元は“太陽”と“核分裂" |
省エネルギーと化学 |
グリーンケミストリーと省エネ |
本章の構成 |
5.2 エネルギーとその変換 107 |
単位 |
エネルギーの相互変換 |
化学エネルギーの変換 |
5.3 火力発電の効率化 112 |
熱エネルギーの変換 |
火力発電の効率 |
5.4 燃料電池 115 |
電池というもの |
燃料電池の特徴 |
5.5 光エネルギー変換 118 |
太陽光エネルギー変換の基礎 |
光合成 |
太陽電池 |
5.6 バイオ燃料 124 |
バイオ燃料とは |
バイオ燃料の功罪 |
未来社会とバイオマス |
5.7 日本は省エネ技術の超先進国 127 |
演習問題 129 |
参考文献 130 |
6 役に立つ物質をつくる 131 |
6.1 化学合成のグリーン度を評価する新しい尺度 131 |
6.2 触媒的酸化反応の実現 136 |
6.3 グリーンケミストリーの考え方に合致した工業化プロセス 145 |
6.4 化学合成におけるグリーンケミストリーヘの期待 153 |
演習問題 156 |
参考文献 157 |
7 高分子の化学 159 |
7.1 高分子とは何か 159 |
7.2 高分子の歴史 161 |
7.3 天然の高分子 163 |
7.4 高分子の合成 169 |
7.5 高分子の構造 172 |
7.6 合成高分子(プラスチック)の問題 174 |
リデュース |
リユース |
リサイクル |
7.7 生分解性プラスチック 178 |
微生物がつくるプラスチック |
植物や動物がつくる天然高分子を利用したプラスチック |
化学合成によりつくられるプラスチック |
7.8 グリーンプラスチックの実用化 183 |
生分解性の評価の方法 |
グリーンプラスチックの用途 |
7.9 高分子の将来 185 |
演習問題 185 |
参考文献 185 |
8 廃棄物のリサイクル 187 |
8.1 リサイクルは環境にやさしいか 187 |
ライフサイクルアセスメントの考え方 |
ライフサイクルからみたリサイクルの効果 |
リサイクルの必要性 |
8.2 循環型社会とリサイクル関連法 190 |
8.3 リサイクルの分類 191 |
8.4 おもなリサイクル 193 |
演習問題 202 |
参考文献 202 |
演習問題解答 203 |
索引 210 |
コラム |
化学物質の“ハザード”と“リスク” 2 |
ベネフィットとリスク 3 |
グリーンケミストリーの12箇条 5 |
スモッグ 13 |
三宅島の噴火 14 |
ラジカル 14 |
光化学スモッグ 16 |
IPCC(気候変動に関する政府間パネル) 63 |
滞留時間 73 |
吸収効率(赤外線の吸収量の割合) 74 |
ppm,ppb,ppt 78 |
京都議定書 81 |
ヒドロキシルラジカル 95 |
化学反応の速さ 99 |
ギブズエネルギ-G 110 |
クリックケミストリー 132 |
不斉合成 134 |
均一系触媒,不均一系触媒,触媒の固定化・担持 140 |
酸触媒(H[3]O[+])によるベックマン転位反応 145 |
イオン液体 154 |
水溶媒 155 |
ドリー 165 |
高分子の分子量測定 166 |
キメラ 168 |
導電性高分子 173 |
廃棄物・リサイクルに関する法律 175 |
海外に依存するリサイクルの不安定さ 198 |
レアメタル 201 |
注 : H[3]O[+]の[3]は下つき文字、[+]は上つき文字 |
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はじめに-グリーンケミストリーとは 1 |