序 3 |
第1部 生物学の基本概念 |
1章 生物の基本概念と基本構造 14 |
1 さまざまな生物と1つの生物学 14 |
2 生命体の基本的属性 16 |
3 細胞と細胞膜 16 |
4 原核生物と真核生物 18 |
5 単細細胞生物と多細胞生物 21 |
6 生物の大分類 21 |
7 種の概念 23 |
8 このあとの展開 24 |
2章 生物の生殖 25 |
1 細胞は分裂により増える 25 |
2 有性生殖と無性生殖 27 |
3 生物の生活環 29 |
4 胚発生による多細胞の形成 33 |
5 第Ⅱ部以降での展開 33 |
3章 遺伝と生物情報 34 |
1 形質 34 |
2 メンデル遺伝 34 |
3 機能獲得と機能喪失 35 |
4 メンデルの独立の法則 36 |
5 遺伝因子と染色体 37 |
6 染色体とゲノム 38 |
7 伴性遺伝 38 |
8 連鎖 39 |
9 集団としてみた遺伝子プール 39 |
10 遺伝子の本体はDNAである 40 |
11 第Ⅱ部以降での展開 41 |
4章 エネルギーと代謝酵素 43 |
1 細胞の生きざまと酵素の種類 43 |
2 生体エネルギーの基本的な流れ 43 |
3 エネルギー通貨としてのATPの役割 44 |
4 酵素の基本的性質 45 |
5 細胞内の代謝 48 |
6 第Ⅱ部以降での展開 51 |
5章 環境応答と恒常性 52 |
1 恒常性、環境応答、分子ネットワーク 52 |
2 物理的な環境への応答 53 |
3 多細胞体における内部的な恒常性と環境応答 56 |
4 外来病原体への応答 58 |
5 第Ⅱ部以降での展開 60 |
第Ⅱ部 生命現象の基本的なしくみ 物質を中心に |
6章 生命の物質的基盤 62 |
1 生命を構成するもの 62 |
2 アミノ酸とタンパク質 63 |
3 脂質 67 |
4 糖 71 |
5 核酸 74 |
7章 複製 80 |
1 遺伝情報の伝達と遺伝情報の発現 80 |
2 細胞増殖とDNA複製 80 |
3 遺伝子とDNA 81 |
4 DNAの複製 84 |
8章 転写 90 |
1 遺伝子の転写と翻訳 90 |
2 遺伝子の転写 92 |
3 転写後の修飾 96 |
9章 翻訳 100 |
1 アミノアシルtRNAの合成 100 |
2 リボソーム 101 |
3 mRNAの構造 102 |
4 タンパク質合成 102 |
5 転写と翻訳の協調 105 |
6 高次構成形成と翻訳後修飾 106 |
7 変異と多型 108 |
10章 遺伝子発現の調節 110 |
1 発現からみた遺伝子の種類 110 |
2 原核生物の遺伝子発現調節 111 |
3 真核生物の遺伝子発現調節 114 |
4 再び遺伝子とは 118 |
11章 細胞の構造 123 |
1 生体膜 123 |
2 原核細胞の構造 125 |
3 真核細胞の構造 127 |
4 細胞骨格 135 |
5 細胞外基質 137 |
6 細胞接着と組織構築 141 |
12章 細胞内輸送 143 |
1 タンパク質の合成と輸送 143 |
2 膜結合ポリリボソームで合成されたタンパク質の輸送 145 |
3 遊離ポリリボソームで合成されたタンパク質の輸送 150 |
4 原核細胞におけるタンパク質の輸送 154 |
5 エンドサイトーシス 154 |
6 エキソサイト-シス 155 |
7 オートファジー 156 |
第Ⅲ部 生命現象の基本的なしくみ 細胞を中心に |
13章 細胞周期 158 |
1 細胞周期の概要 158 |
2 細胞周期制御因子サイクリン/CDK複合体 162 |
3 細胞周期のチェックポイント機構 164 |
4 細胞増殖開始の制御 166 |
14章 シグナル伝達の基本 169 |
1 シグナル伝達 169 |
2 細胞内シグナル伝達の基本 170 |
3 細胞内のシグナル伝達 177 |
15章 シグナル伝達の制御 179 |
1 受容体を介した細胞内シグナル伝達経路 179 |
2 がん 185 |
16章 エネルギー生産と代謝経路 189 |
1 ATP合成のしくみ 189 |
2 発酵と呼吸 190 |
3 光合成 196 |
4 暗反応 198 |
5 ミトコンドリアと葉緑体のトポロジー 200 |
17章 細胞運動と神経・筋収縮 202 |
1 細胞運動 202 |
2 神経細胞の興奮とその伝達 206 |
3 筋収縮の制御 212 |
第Ⅳ部 生命現象の基本的なしくみ 個体の形成と機能を中心に |
18章 生殖 216 |
1 有性生殖と無性生殖 216 |
2 体細胞分裂と減数分裂 217 |
3 減数分裂の意義 218 |
4 遺伝的組換え 219 |
5 配偶子の形成 221 |
6 配偶子の特殊化 224 |
7 受精 225 |
8 世代交代 227 |
9 種と性 227 |
19章 動物個体の形成、分化 229 |
1 動物の形態と分類 229 |
2 初期発生 229 |
3 形態形成運動 237 |
4 細胞分化と幹細胞 237 |
20章 動物個体の環境応答と情報処理 239 |
1 感覚 239 |
2 中枢神経とその制御 243 |
3 効果器への出力制御 249 |
21章 動物個体の維持 252 |
1 ホメオスタシス 252 |
2 自律神経系 254 |
3 内分泌系 255 |
4 神経系と内分泌系の協調 256 |
5 免疫と生体防御 260 |
6 免疫系の細胞と組織 260 |
7 免疫応答の開始 263 |
8 免疫応答におけるエフェクター機構 264 |
22章 植物個体の形成と成長 269 |
1 植物の基本体制 269 |
2 細胞の分裂と成長 270 |
3 種子形成と休眠・発芽 271 |
4 根の成長と分枝 274 |
5 茎の成長と分枝 276 |
6 葉の形成 278 |
7 花成 278 |
8 花器官の形成 280 |
第Ⅴ部 種としての生命のあり方 |
23章 生物圏と環境 284 |
1 生物圏と環境への適応 284 |
2 群れの社会生物学 286 |
3 生物間相互作用と個体群動態 288 |
4 生体群集と多様な種の共存 291 |
5 生態系の構造と動態 294 |
24章 生物進化とゲノム 299 |
1 ゲノムとは 299 |
2 分子系統生物学 303 |
3 ゲノムの変化 307 |
4 生命の起源の学説 309 |
5 ゲノム研究の今後の流れ 311 |
付録 生命科学研究で使われる実験手法 315 |
1 核酸や分子生物学研究に関する実験手法 315 |
2 タンパク質や生化学研究に関する実験手法 321 |
3 細胞生物学研究の実験方法 325 |
索引 329 |
執筆者一覧 335 |