1.
図書 |
野田又夫責任編集
目次情報:
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2.
図書 |
永井陽之助編集・解説
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3.
図書 |
ウンベルト・エーコ作 ; 堤康徳訳
概要:
時は中世、十字軍の時代—。神聖ローマ皇帝フリードリヒ・バルバロッサに気に入られて養子となった農民の子バウドリーノが語りだす数奇な生涯とは...。言語の才に恵まれ、語る嘘がことごとく真実となってしまうバウドリーノの、西洋と東洋をまたにかけた大
…
冒険がはじまる。<br />今こそ聖杯グラダーレを返還するため司祭ヨハネの王国への道を切り開くのだ!—皇帝ひきいる軍勢とともにバウドリーノは、いよいよ東方への旅に乗りだすが、待ち受けていたのは思いもかけない運命だった。史実・伝説・ファンタジーを織りまぜて描きだす破天荒なピカレスク・ロマン。
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4.
図書 |
ヴォルテール著 ; 斉藤悦則訳
目次情報:
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概要:
イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響
…
を与えた初期の代表作。
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5.
図書 |
ナボコフ著 ; 貝澤哉訳
概要:
ロシア育ちの多感で夢見がちな少年マルティンは、両親の離婚とともに母に連れられクリミアへと移る。その後、革命を避けるようにアルプスへ、そしてケンブリッジで大学生活を送るのだが...。うねるような息の長いナボコフ独特の文章を忠実に再現、「自伝的
…
青春小説」が新しく蘇る。
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6.
図書 |
カルロ・コッローディ著 ; 大岡玲訳
概要:
一本の棒っきれから作られた少年ピノッキオは、誘惑に屈してばかりで騒動に次ぐ騒動を巻き起こす。父ジェッペットさんをはじめ周囲の大人たちを裏切り続ける悪たれ小僧の運命は?19世紀後半イタリア国家統一の時代、子どもに対する切なる願いを込めて書かれ
…
た児童文学の傑作。
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7.
図書 |
ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳
概要:
主人公のアルカージーは、とつぜん変身した姿を読者の前に現す。高級レストラン通い、最新モードの服装、お抱え御者とルーレット賭博。「ロスチャイルドになる夢」はどこに?かつて父を愛した謎の女性との虚々実々のかけひきが繰り広げられ、ついに彼はある企
…
てを実行しようと決断する。
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8.
図書 |
チャールズ・ラム著 ; 南條竹則編訳
目次情報:
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概要:
中年を過ぎたラム(1775‐1834)は、エリアという仮面をまとい、虚実まじえた複雑な綾を織りなすエッセイを綴った。「夢の子供達」「恩給取り」「古陶器」など18篇を厳選した本書からは、姉や兄、友人知己への微妙な思い等、ささやかながらも比類な
…
きラムの人生の姿が浮かび上がってくる。詳しい訳註付き。
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9.
図書 |
郡司正勝校注
概要:
山伏姿に身を変え奥州へ落ちゆく義経主従。その前に安宅の関が立ちふさがる。関守富樫の厳しい詮議と追及。弁慶がこれを大胆不敵に退け、一行は辛くも虎口を逃れる。市川海老蔵(七代目団十郎)天保十一年初演の演目を、明治の「劇聖」九代目団十郎が端正な一
…
幕劇として昇華させ今に伝わる、歌舞伎十八番屈指の傑作狂言。
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10.
図書 |
ドーデー作 ; 桜田佐訳
目次情報:
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概要:
故郷プロヴァンスを舞台にした「スガンさんの山羊」「星」「法王の騾馬」など24の掌篇から成るドーデー(1840‐97)の出世作。中でも、のちに戯曲化された「アルルの女」は名高い。南フランス独特の自然と風物、洗練されたユーモアと詩情。悲喜こもご
…
もの人間模様に向けられた作者の眼差しは繊細で優しい。
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11.
図書 |
[北條民雄著] ; 田中裕編
目次情報:
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概要:
北條民雄(1914‐37)は19歳でハンセン病の宣告を受け全生病院に入院。わずか3年半の23歳で夭折した。隔離された療養所でさまざまな差別・偏見に抗しつつ身を刻むようにして記した言葉は、絶望の底から復活する生命への切望を証しする文学となった
…
。川端康成により見出された稀有の作家の文業を、小説、童話、随筆、書簡、日記から精選。
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12.
図書 |
百田尚樹著
目次情報:
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概要:
日々のニュースを眺めていると、出るわ出るわ、アホのオンパレード。腹立たしいほど考えなしの国会議員、欲望がこじれて独自の進化を遂げた変態、動機と行動がズレすぎた理解できない犯人...。「アホちゃうか」と呆れ返るような事件から、「アホか!」と怒
…
鳴りつけたくなるような事件、「アホ丸出しやで」と笑ってしまうような事件まで。面白さに命を懸ける人気作家が思わず唸って書き留めた、92のアホ事件簿。
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13.
図書 |
シローネ著 ; 齋藤ゆかり訳
概要:
舞台はイタリア中部の寒村フォンタマーラ。村民たちが代々管理、利用していた水が、ある日を境に政府と結託した有力実業家によって奪われてしまう。ファシスト集団による横暴に抵抗をつづける村民たち。彼らが最後にとった手段は...。反ファシズムのベスト
…
セラー、70年ぶりの新訳。
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14.
図書 |
斎藤忠編集解説
目次情報:
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15.
図書 |
倉田百三著 . 亀井勝一郎著 . 太宰治著
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16.
図書 |
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17.
図書 |
島崎藤村著 . 高村光太郎著 . 夏目漱石著
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18.
図書 |
芥川龍之介著 . 萩原朔太郎著 . 石川啄木著
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19.
図書 |
三木清著 . 天野貞祐著 . 小泉信三著
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20.
図書 |
武者小路実篤著 . 有島武郎著 . 倉田百三著
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21.
図書 |
トルストイ [著] ; 木下豊房訳 . スタンダール [著] ; 生島遼一, 鈴木昭一郎訳 . アラン [著] ; 小海永二訳
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22.
図書 |
ドストイェフスキー [著] ; 神西清訳 . チェホフ [著] ; 神西清訳 . ジイド [著] ; 島利雄訳 . ヴァレリー [著] ; 大島利治訳
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23.
図書 |
ゲーテ [著] ; 山下肇訳 . ヘッセ [著] ; 栗原万修訳 . リルケ [著] ; 源哲麿訳
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24.
図書 |
クニッゲ [著] ; 堀秀彦訳 . ボナール [著] ; 青柳瑞穂訳 . ラ・ブリュイエール [著] ; 関根秀雄訳
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25.
図書 |
ルソオ [著] ; 青柳瑞穂訳 . シュヴァイツェル [著] ; 会津伸訳 . W.ペン [著] ; 斉藤光訳
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26.
図書 |
キケロ [著] ; 呉茂一訳 . モンテーニュ [著] ; 関根秀雄訳 . パスカル [著] ; 関根秀雄訳
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27.
図書 |
ホメーロス [著] ; 呉茂一訳
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28.
図書 |
ロダーリ著 ; 関口英子訳
目次情報:
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29.
図書 |
Xenophon ; with an English translation by Walter Miller
目次情報:
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30.
図書 |
村山知博著
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31.
図書 |
founded by James Loeb ; edited by E. H. Warmington ; with an English translation by Carlton L. Brownson
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32.
図書 |
佐藤幸治編
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33.
図書 |
モラヴィア著 ; 関口英子訳
目次情報:
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概要:
官能的な寓話「薔薇とハナムグリ」、眠り続けるモグラの怪物の夢に操られる島民の混乱を描く「夢に生きる島」。ほかに「ワニ」「疫病」「蛸の言い分」など、シュールで風刺のきいた世界が堪能できる20世紀を代表する作家モラヴィアの傑作短篇15作。「読ま
…
ねば恥辱」級の面白さ!
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34.
図書 |
プーシキン著 ; 望月哲男訳
目次情報:
概要:
必ず勝つという3枚のカード。伯爵夫人がかのサン=ジェルマン伯爵から授かったというカードの秘密をゲルマンは手に入れるが...。現実と幻想が錯綜するプーシキンの代表作『スペードのクイーン』。皮肉な運命に翻弄される人間たちを描く5作の短篇からなる
…
『ベールキン物語』。
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35.
図書 |
斎藤勝裕著
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36.
図書 |
神崎宣武 [著]
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37.
図書 |
ヴァンバ著 ; 池上俊一訳
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38.
図書 |
ダライ・ラマ [著]
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39.
図書 |
ロバート・ホワイティング著 ; 松井みどり訳
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40.
図書 |
パヴェーゼ作 ; 河島英昭訳
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41.
図書 |
疋田智著
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42.
図書 |
[ペトラルカ, ボッカッチョ著] ; 近藤恒一編訳
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43.
図書 |
エドモンド・デ・アミーチス著 ; 和田忠彦訳
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44.
図書 |
マイケル・バー=ゾウハー, アイタン・ハーバー著 ; 横山啓明訳
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45.
図書 |
神坂次郎著
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46.
図書 |
堀江敏幸著
目次情報:
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概要:
いくつもの奇跡的な出会いが地の底の水脈でつながり、言葉と言葉を、人と人を艶やかな表面で結びつけ、だれも見たことのない深さに変貌させていくような瞬間に遭遇したとしたら、感謝をこめてそれを「文学」と呼んでおきたい—。須賀敦子、長谷川四郎、島尾敏
…
雄、山川方夫...不幸のなかに砂粒のような幸福の輝きを見出す著者の“言葉の魔術”がつむぐ、十二人の作家たちの物語。
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47.
図書 |
大谷光真著
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48.
図書 |
タブッキ作 ; 和田忠彦訳
目次情報:
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概要:
オウィディウス、ラブレー、カラヴァッジョ、ゴヤ、ランボー、スティーヴンソン、ペソアなど、過去の巨匠が見たかもしれない夢を、現代作家タブッキ(一九四三‐二〇一二)が夢想し描く二十の短篇。夢と夢が呼び交わし、二重写しの不思議な映像を作りだす、幻
…
想の極北。
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49.
図書 |
宮負定雄著 ; 佐藤正英, 武田由紀子校訂・注
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50.
図書 |
E.ガレン著 ; 澤井繁男訳
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51.
図書 |
柳宗理著
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52.
図書 |
ニッコロ・マキァヴェッリ著 ; 永井三明訳
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53.
図書 |
ドストエフスキー著 ; 安岡治子訳
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54.
図書 |
トゥルゲーネフ著 ; 沼野恭子訳
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55.
図書 |
トルストイ著 ; 望月哲男訳
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56.
図書 |
ゴーゴリ著 ; 浦雅春訳
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57.
図書 |
トマージ・ディ・ランペドゥーサ作 ; 小林惺訳
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58.
図書 |
チェーホフ作 ; 松下裕訳
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59.
図書 |
プリーモ・レーヴィ著 ; 関口英子訳
目次情報:
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60.
図書 |
ヤン・ポトツキ作 ; 畑浩一郎訳
概要:
「僕は貴族の生まれです。下僕には身を落とせません」—スペイン山中で族長が明かす波乱の半生。シドニア公爵夫人の秘密、厄介者ブスケロスの騒動、神に見棄てられた男の悲劇など、物語は次なる物語を生み、時に語り手も変えつつ、六十一日間続く。
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61.
図書 |
ブッツァーティ著 ; 関口英子訳
目次情報:
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62.
図書 |
今西祐一郎編注
概要:
源氏物語の続きが読みたい—昔も今も変わらない、魅せられた読者の熱い想いが生んだ物語。薫と浮舟のその後を語る『山路の露』、光源氏の出家と死を描く『雲隠』、本居宣長が源氏と六条御息所の馴れ初めを書いた『手枕』他、“源氏”愛に溢れる四篇を収める。
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63.
図書 |
トマス・リード著 ; 戸田剛文訳
目次情報:
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概要:
スコットランド常識(コモン・センス)学派を代表するトマス・リード(1710‐1796)は、バークリを経てヒュームで極致に達する経験論や観念説が陥る懐疑主義的傾向を批判し、人間本性(自然)に基づく「常識」を認識や思考のフレームとすることを唱え
…
た。20世紀のプラグマティズムにもつながる、近代哲学のもう一つの思潮。
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64.
図書 |
プーシキン作 ; 神西清訳
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65.
図書 |
タッソ [著] ; A.ジュリアーニ編 ; 鷲平京子訳
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66.
図書 |
ゴンチャロフ作 ; 井上満訳
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67.
図書 |
プリーモ・レーヴィ作 ; 竹山博英訳
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68.
図書 |
ゴンチャロフ作 ; 井上満訳
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69.
図書 |
ヘンリー・ジェイムズ作 ; 河島弘美訳
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70.
図書 |
パヴェーゼ作 ; 河島英昭訳
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71.
図書 |
パヴェーゼ作 ; 河島英昭訳
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72.
図書 |
ピランデッロ著 ; 関口英子訳
目次情報:
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73.
図書 |
ブッツァーティ作 ; 脇功訳
概要:
辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちつつ、緊張と不安の中で青春を浪費する将校ジョヴァンニ・ドローゴ—。神秘的、幻想的な作風でカフカの再来と称される、現代イタリア文学の鬼才ブッツァーティ(一九〇六‐七二)の代表作。二十世紀幻想文学の古
…
典。
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74.
図書 |
ブッツァーティ作 ; 脇功訳
目次情報:
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概要:
不条理な世界の罠にからめとられた人間の不安と苦悩、人生という時の流れの残酷さ、死や破滅への憧憬などを、象徴的・寓意的な手法で描いた十五の短篇。ディーノ・ブッツァーティ(一九〇六‐七二)によるイタリア幻想文学の精華。ストレーガ賞受賞作『六十物
…
語』から精選。
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75.
図書 |
ゴルドーニ作 ; 平川祐弘訳
目次情報:
概要:
コーヒーがヨーロッパで広く飲まれるようになった十八世紀中葉の風俗を活写し、賭博屋の主人、偽伯爵、給仕頭など、人間類型として特徴的な登場人物の会話の応酬が面白い「珈琲店」と、傷つけ合う恋人同士を描いた「恋人たち」。十八世紀ヴェネツィアの喜劇二
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篇。
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76.
図書 |
パヴェーゼ作 ; 河島英昭訳
概要:
イタリアの寒村に育った私生児のぼくは、人生の紆余曲折を経て、故郷の丘へ帰ってきた—。戦争の惨禍、ファシズムとレジスタンス、死んでいった人々、生き残った貧しい者たち。そこに繰り広げられる惨劇と痛ましくも美しい現実を描く、パヴェーゼの最高傑作。
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77.
図書 |
トルストイ作 ; 藤沼貴訳
概要:
愛の理念のもと、人間の復活とは何かを問う後期の大作。老トルストイは世の中にはびこる虚偽と悪に鋭く厳しい眼差しを向ける。殺人事件の陪審員として法廷に出たネフリュードフは、容疑者の娼婦が、かつて自分が誘惑して捨て去った叔母の家の小間使いカチュー
…
シャであることに気づき、良心の呵責にさいなまれる。<br />人はなぜ変わってしまうのか?罪と罰とは?人は堕落し、何かがきっかけとなって立ち直る。老作家は、痛みと苦しみを経て愛によってよみがえる人間の内面の復活をひたむきに問う。問いは問いを生み、容易に答えは出ない...。19世紀の終焉を目前にし、リアリズムを徹底した果てに、トルストイはついにそれを突き抜けた。
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78.
図書 |
ブルガーコフ作 ; 水野忠夫訳
概要:
裸で飛び立つモスクワの夜。アパートではじまる悪魔の大舞踏会。マルガリータの愛に、ユダヤ総督の二千年の苦悩に許しは訪れるのか?「原稿は燃えないものなのです」—忘却の灰から蘇り続ける、ブルガーコフ(一八九一‐一九四〇)の遺作にして最高傑作。<b
…
r />春のモスクワに降り立つ悪魔、灼熱のゴルゴタと名無しの巨匠。首は転がり、黒猫はしゃべり、ルーブル札が雨と降る。ブルガーコフ(一八九一‐一九四〇)が遺した二十世紀ロシア最大の奇想小説、物語のるつぼの底で待つのは何か?—「私につづけ、読者よ。」(全二冊)
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79.
図書 |
ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳
概要:
ドタバタ劇は一気に加速する。“ぼく”アルカージーは、臨終の床にある戸籍上の父マカールと出会い、その数奇な放浪譚と信仰に清冽な衝撃を受け、「復活」に向かう。謎の手紙をめぐる陰謀、父ヴェルシーロフとの熱く長い会話。もつれる愛の行方、驚愕の結末.
…
..。全3巻、完結。
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80.
図書 |
モラヴィア著 ; 関口英子訳
概要:
マルチェッロが殺人を犯したのは13歳のとき。以来、生活のなかでは「正常」であろうと努め、果てはファシズム政権下の政治警察の一員に。人並みな結婚を目前にある暗殺計画に関わるが、任務中に思わぬ感情の昂ぶりを覚え...。20世紀最大の小説家の一人
…
による円熟期の代表作。
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81.
図書 |
カルロ・レーヴィ作 ; 竹山博英訳
概要:
反ファシズム活動の罪で政治囚として一僻村に流刑に処された作者=主人公カルロ・レーヴィ(1902‐75)が目のあたりにした、南イタリアの苛烈な現実。現代文明から隔絶した、呪術や神話が息づく寒村での生活を透徹した視線で描きだす、戦後のイタリア文
…
学を代表する傑作。
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82.
図書 |
カルヴィーノ作 ; 和田忠彦訳
目次情報:
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概要:
子どもたちの海遊び、戦争ごっこや冒険、憎みきれない菓子泥棒、空を行き交うミサイルを見上げる未開部族—。まだカルヴィーノ(1923‐85)が作家としての方向性を模索しながら、編集者、ジャーナリストとしても活躍していた時期の、ユーモラスで寓話的
…
な初期短篇集。速さ、透明性、具体性、簡潔性、軽さ—カルヴィーノ文学の特質すべてがここにある。
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83.
図書 |
ゴーリキー著 ; 中村唯史訳
概要:
半地下の部屋で一日中パンを作らされている俺たちには、毎朝やってくる小間使いターニャの存在だけが希望の光だった。だが、伊達男の登場で...。底辺で生きる男たちの哀歓を歌った表題作、港町のアウトローの郷愁と矜持を生き生きと描いた「チェルカッシ」
…
など、初期・中期の4篇。
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84.
図書 |
プーシキン著 ; 坂庭淳史訳
概要:
心ならずも地方連隊勤務となった青年グリニョーフは、要塞の司令官の娘マリヤと出会い、やがて相思相愛になる。しかし父親に反対されるなか、プガチョーフの反乱が起こり、マリヤは囚われ、グリニョーフも捕虜になってしまう...。みずみずしい新訳で甦るプ
…
ーシキン晩年の傑作。
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85.
図書 |
永井荷風作
概要:
昭和10年代の東京を舞台にして、ヒロインの起伏にとんだ日々を描いた『浮沈』、浅草の若い女性が逞しく生きる姿を活写した『踊子』。「蟲の声」「冬の夜がたり」「枯葉の記」は、散文詩の如き小品。戦時下に執筆され、終戦直後に発表、文豪の復活を告げた。
…
時代をするどく批判した文学者・荷風による抵抗の文学。
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86.
図書 |
[ウンガレッティ著] ; 河島英昭訳
目次情報:
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概要:
二十世紀イタリア最高の詩人ジュゼッペ・ウンガレッティ(1888‐1970)。第一次大戦に従軍し最前線の塹壕の中で死に取り囲まれながら書き留めた、生命の結晶のごとき初期の前衛的な短詩群から、ペトラルカへと遡るイタリアの詩的伝統に回帰して、詩想
…
を深め詩型を磨いた後年の韻律詩群までの全詩篇を収録。
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87.
図書 |
カルヴィーノ作 ; 河島英昭訳
概要:
ぼくの叔父さんテッラルバのメダルド子爵は、トルコ軍の大砲の前に、剣を抜いて立ちはだかり、左右まっぷたつに吹き飛ばされた。奇跡的に助かった子爵の右半身と左半身はそれぞれ極端な“悪”と“善”となって故郷に帰り、幸せに暮らす人びとの生活をひっくり
…
かえす—。イタリアの国民的作家カルヴィーノによる、傑作メルヘン。
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88.
図書 |
ボンテンペッリ著 ; 橋本勝雄訳
概要:
10歳の男の子が罰で閉じ込められた部屋で、古い鏡に映ったチェスの駒に誘われる。不思議な「向こうの世界」に入り込むと、そこには祖母や泥棒、若い男女らがいて...。鬼才セルジョ・トーファノの挿絵との貴重なコラボが実現した、20世紀前半イタリア文
…
学を代表する異世界幻想譚!
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89.
図書 |
[クァジーモド著] ; 河島英昭訳
目次情報:
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概要:
1959年にノーベル文学賞を受賞した、20世紀イタリアを代表する詩人サルヴァトーレ・クァジーモド(1901‐68)は、ファシズムの暴虐に抗して、人間を蹂躙する現実への激しい怒りを表現し、戦後は冷戦や核の恐怖を見据えた強靱な社会詩を書き続けた
…
。社会の悲惨、歴史の苦悩に対峙する詩篇の圧倒的な強さと深さと重みが胸をうつ。
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90.
図書 |
トルストイ著 ; 望月哲男訳
概要:
妻の死後、田舎の領地に鬱屈して籠るアンドレイを蘇らせたナターシャとの出会い、そして婚約。条件付きで父親の承諾を得て保養の旅に出たアンドレイに対し、結婚までの1年の猶予を待ちきれないナターシャは若さゆえ、ピエールの義兄アナトールの誘惑に心を動
…
かされるのだった...。
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91.
図書 |
レールモントフ著 ; 高橋知之訳
概要:
「私」はカフカス旅行の道中に知り合った壮年の二等大尉マクシム・マクシームイチから、彼のかつての若い部下ペチョーリンの話を聞く。身勝手だがどこか憎めないペチョーリンの人柄に興味を覚えた私は、彼の手記を手に入れるが...決闘で夭折した、ロシアの
…
カリスマ的作家の代表作。
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92.
図書 |
トルストイ著 ; 望月哲男訳
概要:
ナターシャと破局後、軍務に復帰したアンドレイは、途中、父の領地への敵の接近を報せるが、退避目前で父は死去し、妹マリヤは領地農民の反抗にあう。一方ピエールは、戦争とは何かを探ろうと戦地へ向かう。モスクワに迫るナポレオンと祖国の最大の危難に立ち
…
向かう人々を描く一大戦争絵巻。
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93.
図書 |
ズヴェーヴォ作 ; 堤康徳訳
概要:
「お書きなさい。自分の姿が見えてきますよ」。医師の勧めで回想録を書き始めた主人公ゼーノ。嫉妬、虚栄心、背徳感、己を苛んだ感情をまざまざと蘇らせながらも、精神分析医のごとく人生を淡々と語る。ジョイス『ユリシーズ』にも連なる「意識の流れ」を精緻
…
に描き出した、イタリアの作家ズヴェーヴォ(1861‐1928)の代表作。
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94.
図書 |
ズヴェーヴォ作 ; 堤康徳訳
概要:
「人生はむずかしくはないが、とても不条理だ」。事業も生活も期待通りにいかない。さりとて打開する意志もなく、ただ偶然に身をまかせるばかり。あれこれと思いめぐらし、来し方を振り返るゼーノ。その当てどない意識の流れが、不可思議にも彼の人生を鮮やか
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に映し出す。独白はカタストロフィの予感を漂わせて終わる。
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95.
図書 |
スウィフト作 ; 深町弘三訳
目次情報:
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概要:
“過ちを叱られた時は、部屋の出がけや階段の途中で、聞こえよがしにぶつぶつ言うこと、冤罪と思われる効果がある”—召使の奉公上の処世訓が皮肉たっぷりに説かれた「奴婢訓」。他に当時のアイルランドの貧困処理について述べた激烈な一文を付す。『ガリヴァ
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旅行記』の作者の逆説に満ちた諷刺を堪能できる味わい深い訳。
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96.
図書 |
アレクサンドラ・ダヴィッド=ネール, アプル・ユンテン著 ; 富樫瓔子訳
概要:
チベット、モンゴル、中央アジアで吟遊詩人により朗誦され、古来人々に親しまれてきた一大叙事詩。仏敵調伏のため神々の世界から人間界に転生したケサル王の英雄譚にして、チベットのはてしない天地を舞台に神々や悪鬼の化身である人間たちが繰り広げる、奇想
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天外でユーモア溢れるファンタジー。
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97.
図書 |
イェンセン作 ; 長島要一訳
概要:
デンマークの作家ヨハネス・V.イェンセン(1873‐1950)による傑作歴史小説。凶暴な王クリスチャン2世と破滅的な傭兵ミッケル。二人の運命を中心に16世紀北欧の激動を描く。視覚、聴覚、幻覚のイメージを巧みに駆使した生々しい筆致が胸に刺さる
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。「20世紀最高のデンマーク小説」として読みつがれる、ノーベル賞作家の代表作。
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98.
図書 |
デ・アミーチス作 ; 和田忠彦訳
概要:
少年マルコが母親を捜してイタリアから遠くアンデスの麓の町まで旅する「母をたずねて三千里」の原作を収録。どこの国でも、いつの時代でも変わらない親子の愛や家族の絆、あるいは博愛の精神を、心あたたまる筆致で描く、エドモンド・デ・アミーチス(184
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6‐1908)の代表作。世界中の人びとに愛読されつづけてきたイタリア文学の古典的名作。
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99.
図書 |
葉山嘉樹 [著] ; 道籏泰三編
目次情報:
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概要:
長篇『海に生くる人々』で異色のプロレタリア作家として知られる葉山嘉樹(1894‐1945)。下級船員、流離の土木作業員、工場底辺労働者、貧農、職なし、困窮の主義者など、最下層の人たちに共感の眼を向けたすぐれた短篇も数多い。自らも一介の貧しい
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農夫として戦争の混乱のなかに倒れた特異なプロレタリア文学者の作品を新たに精選する。
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100.
図書 |
トルストイ著 ; 望月哲男訳
概要:
モスクワに入ったフランス軍はたちまち暴徒と化し、放火か失火か、市内は大火で焼かれてしまう。使命感からナポレオン暗殺を試みるピエール。退去途中で偶然、重傷のアンドレイを見つけ、懸命の看護で救おうとするナターシャ。そしてモスクワを占領したはずの
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ナポレオンだったが...。
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