まえがき 3 |
第一部 開放的世界観 13 |
私の人生の変遷 14 |
科学と人生論 34 |
おりにふれて 59 |
暗中模索 59 |
長岡先生の休学 62 |
六十の手習い 66 |
知魚楽 69 |
一冊の本 老子 72 |
アテネの集い 75 |
科学と平和 80 |
現代科学者の任務 80 |
ケンブリッジ再見 84 |
戦争のない一つの世界 88 |
日本国憲法と世界平和 92 |
核兵器体系の現状を憂える 100 |
宇宙と人間 109 |
人間の宇宙的地位 109 |
知性と創造と幸福 111 |
この地球に生れあわせて 115 |
第二部 象徴と創造 133 |
物質と思考 134 |
無限分割 134 |
物理と数理 137 |
物質とシンボル 143 |
思考とイメージ 151 |
同定ということ 157 |
一 民族の歴史と創造性 |
二 開放的世界観 |
三 開いた世界における創造 |
四 類推ということ |
五 同定と創造性 |
六 同定過程の高度化 |
同定の理論序章 189 |
天才の諸相 197 |
一 ギリシャの自然と天才 |
二 デカルト |
三 二十世紀物理学史上の天才群 |
第三部 物理的世界 227 |
古代の物質観と現代科学 228 |
一 古代印度の自然観 |
二 現代の物質観との対比 |
三 因果と時間の問題 |
物理学的世界について 235 |
一 物理学的世界の成立 |
二 古典論的世界 |
三 相対論的世界 |
四 量子力学の形成過程 |
五 量子力学的世界の構造 |
六 物理学的世界と心理学的世界 |
事実と法則 260 |
一 常識の立場 |
二 精密科学の立場 |
場の理論の基礎について 278 |
一 中間子の問題 |
二 原因と結果の非分離性 |
三 力学的観点と統計力学的観点 |
四 基本法則と附加条件 |
五 場と粒子 |
六 素粒子と時空 |
素粒子論の基礎について 337 |
一 素粒子と素過程 |
二 素粒子の背後にあるもの |
素粒子の時空的記述 343 |
一 はじめに |
二 拡がりをもった粒子の簡単なモデル |
三 アイソスピンの解釈 |
四 四面体モデル |
五 相互作用の問題 |
六 むすび |
原子論と空間・時間の分割可能性 373 |
二 素領域と素粒子 |
三 モデルの修正 |
四 むすび |
たとえ話 396 |
シュレーディンガーの猫 396 |
天地万物逆旅 402 |
力とは何か 406 |
「この世」と「あの世」 413 |
背後にあるもの 417 |
道可道非常道 421 |
対話による解説<創造への飛躍> 湯川秀樹・小松左京 425 |
あとがき 477 |
湯川博士の素粒子論と超弦理論 川合光 483 |