注 : Q[R][8]の[R]は上つき文字、[8]は下つき文字 |
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序章 有機-無機ナノハイブリッド材料(中條善樹) |
1. はじめに 1 |
2. ナノハイブリッド材料に期待される特性 3 |
2.1 表面コーティング 4 |
2.2 ハイブリッドフィラー 4 |
2.3 ガスバリアー性 4 |
2.4 耐溶剤性 5 |
2.5 異種材料の接着 5 |
2.6 傾斜材料 5 |
3. ハイブリッド化思考による先端分子複合材料の創製 5 |
【第I編 有機-無機ナノハイブリッド材料の創製】 |
第1章 ゾルゲル反応による有機-無機ナノハイブリッド材料の合成(中條善樹) |
1. はじめに 9 |
2. 水素結合を利用した有機-無機ナノハイブリッド材料の合成 9 |
3. 天然資源の有効利用 11 |
4. π-π電子相互作用を利用したナノハイブリッド材料の合成 12 |
5. イオン間相互作用等を利用したナノハイブリッド材料の合成 13 |
6. ハイブリッド材料合成のための相溶化剤 14 |
7. 成型性に優れたナノハイブリッド材料 14 |
8. 光応答性ナノハイブリッド材料 15 |
9. In-situ重合法によるナノハイブリッド材料の合成 16 |
10. In-situ加水分解法によるポリビニルアルコールハイブリッド材料の合成 16 |
11. おわりに 17 |
第2章 アルコキシシロキサンの合成(郡司天博,阿部芳首) |
1. はじめに 19 |
2. エトキシオリゴシロキサンの合成 20 |
2.1 ペンタエトキシジシロキサン(PEDS)およびヘキサエトキシジシロキサン(HEDS)の合成 21 |
2.2 PEDSからのノナエトキシテトラシロキサン(NETS-i,NETS-o),デカエトキシテトラシロキサン(DETS)の合成 22 |
2.3 オクタエトキシトリシロキサン(OETS)の合成 23 |
3. オクタアルコキシかご型シルセスキオキサン(Q[R][8])の合成 23 |
4. おわりに 27 |
第3章 エポキシ樹脂のハイブリッド化(越智光一) |
1. はじめに 29 |
2. アルコキサイドモノマーからのハイブリッド材料 30 |
2.1 In-situ型エポキシ/シリカハイブリッド体の調製 30 |
2.2 In-situ型エポキシ/シリカハイブリッド体の熱的・力学的性質 31 |
3. アルコキサイドオリゴマーからのハイブリッド材料 33 |
4. シルセスキオキサン構造を骨格とするエポキシ樹脂 36 |
5. おわりに 40 |
第4章 有機・無機ハイブリッド薄膜の面内応力(幸塚広光) |
1. はじめに 41 |
2. 応力に関する基礎 41 |
3. コーティング膜における応力の発生と基材の反り 43 |
4. 溶液から作製されるコーティング膜における応力発生の基本的な原因 45 |
4.1 溶媒の蒸発 45 |
4.2 重合反応や縮合反応 45 |
4.3 膜と基材の熱膨張係数の不一致 46 |
5. 溶液から作製される無機薄膜と有機薄膜における応力 46 |
6. 有機・無機ハイブリッド薄膜における応力 48 |
6.1 有機・無機ハイブリッド薄膜における応力発生に及ぼす有機成分の効果 48 |
6.2 不均質な有機・無機ハイブリッド薄膜における応力発生 51 |
第5章 共役高分子のナノハイブリッド材料(久保雅敬) |
1. はじめに 53 |
2. 過去の研究例 54 |
3. シリカとハイブリッドを形成可能な共役高分子 54 |
3.1 ポリアリーレンビニレン 54 |
3.2 ポリチオフェン 55 |
3.3 ポリフルオレン 56 |
4. 共役高分子含有シリカハイブリッド材料の応用 57 |
4.1 有機EL発光素子 57 |
4.2 白色LED用蛍光体 58 |
5. 自己ドープ型ポリチオフェンとシリカとのハイブリッド 59 |
6. おわりに 60 |
【第II編 クレイを利用したハイブリッド材料】 |
第6章 ポリマークレイナノコンポジット材料(加藤誠,臼杵有光) |
1. 緒言 65 |
2. ポリマークレイナノコンポジット 66 |
3. ポリマークレイナノコンポジットの作製方法 68 |
3.1 層間重合法 68 |
3.2 ポリマーインターカレーション法 70 |
3.3 共通溶媒法 72 |
4. ポリマークレイナノコンポジットの特性 73 |
4.1 力学物性 73 |
4.2 ガスバリア特性 73 |
4.3 疲労特性 74 |
4.4 難燃性 75 |
4.5 流動特性 76 |
4.6 リサイクル性 76 |
4.7 電気絶縁性 77 |
4.8 摺動特性 78 |
5. まとめ 78 |
第7章 有機-無機ソフトハイブリッド材料(原口和敏) |
1. はじめに 80 |
2. ソフトハイブリッド材料を構成する高分子(PMEA)の特性 81 |
3. 有機-無機ソフトハイブリッド(M-NC)の合成 82 |
4. M-NCの特性 84 |
4.1 透明性と表面形態 84 |
4.2 水膨潤性 86 |
4.3 有機溶媒中での膨潤性 86 |
4.4 力学物性 87 |
5. M-NCの構造 89 |
5.1 M-NCの成分分析 89 |
5.2 透過型電子顕微鏡観察 90 |
5.3 モデル構造と形成機構 92 |
6. M-NCの機能 94 |
6.1 細胞培養性と剥離性 94 |
6.2 無機多孔質体 94 |
7. おわりに 96 |
第8章 グラフト反応を利用した無機層状物質のナノハイブリッド化(菅原義之) |
1. はじめに 97 |
2. インターカレーション反応とグラフト反応 97 |
2.1 インターカレーション反応 97 |
2.2 グラフト反応 99 |
3. 代表的なホストのグラフト反応 99 |
3.1 層状ケイ酸/層状ケイ酸塩 99 |
3.2 カオリナイト 101 |
3.3 遷移金属オキシハロゲン化物 101 |
3.4 イオン交換性層状ペロブスカイト 102 |
4. おわりに 104 |
【第III編 シルセスキオキサンを基盤としたハイブリッド材料】 |
第9章 シルセスキオキサンの合成,構造と特徴(伊藤真樹) |
1. はじめに 109 |
2. シルセスキオキサン類の合成法 111 |
3. ポリシルセスキオキサン・シリコーンレジンの構造と反応化学 113 |
4. 種々のシルセスキオキサンとその特徴と応用 116 |
5. シルセスキオキサンのハイブリッド材料への応用 117 |
6. おわりに 119 |
第10章 シルセスキオキサンのナノビルディングブロックとしての利用(篠谷賢一) |
1. はじめに 123 |
2. ハイブリッド効果及びそれを発現させる材料設計指針 123 |
3. 当社でのハイブリッド開発事例(トップダウンアプローチ) 125 |
3.1 エポキシ樹脂/クレーナノハイブリッド開発 125 |
3.2 エポキシ樹脂/Mg(OH)2粒子ハイブリッド開発 127 |
4. 当社でのハイブリッド開発事例(ボトムアップアプローチ) 128 |
4.1 エポキシ硬化シルセスキオキサンナノハイブリッド開発 129 |
4.2 ヒドロシリル硬化シルセスキオキサンナノハイブリッド開発 133 |
第11章 超耐熱性シルセスキオキサン誘導体(鈴木浩,北村昭憲) |
1. はじめに 137 |
2. VH-SQとは(超耐熱性材料を目指した材料の創製) 137 |
3. VH-SQの合成 138 |
4. VH-SQの硬化および硬化物の耐熱性評価 140 |
4.1 Pt触媒によるヒドロシリル化架橋 140 |
4.2 無触媒系での熱硬化 143 |
4.3 硬化メカニズムのまとめ 145 |
5. おわりに 146 |
第12章 シルセスキオキサン系ハイブリッド材料(渡辺明,宮下徳治) |
1. はじめに 148 |
2. シルセスキオキサン系ハイブリッドポリマー 149 |
3. シルセスキオキサン系ポリマーフィルムの特性 155 |
4. シルセスキオキサン系ポリマーフィルムへの金属微細配線形成 159 |
【第IV章 金属ナノ粒子のハイブリッド材料】 |
第13章 エネルギー・情報関連素材としての金属ナノ粒子ハイブリッド材料(戸嶋直樹,西田直人) |
1. はじめに 167 |
2. エネルギー分野への展開 168 |
2.1 燃料電池用電極触媒 168 |
2.2 熱電変換材料 170 |
3. 情報分野への展開 171 |
3.1 高速度応答液晶表示素子 171 |
3.2 高密度磁気記録材料 174 |
4. おわりに 175 |
第14章 金属ナノ粒子のハイブリッド組織化(中建介) |
1. はじめに 177 |
2. ナノ粒子ビルディングブロックの設計法 178 |
3. ポリマーグラフト化金属ナノ粒子 179 |
4. π共役高分子-金属ナノ粒子ハイブリッド 180 |
5. 刺激応答性ナノ粒子 181 |
6. かご型シルセスキオキサンによるハイブリッド組織化 184 |
6.1 二次元組織化 184 |
6.2 三次元組織化 186 |
6.3 ナノコンポジット 188 |
7. おわりに 190 |
第15章 ハイブリッドナノ粒子(米澤徹) |
1. はじめに 192 |
2. 高分子錯体形成能が使われた,合金ハイブリッドナノ粒子 192 |
3. 単分子膜形成能が使われた,ハイブリッドナノ粒子 194 |
4. ハイブリッドの特性を生かした遷移金属微粒子・ナノ粒子―有機分子によって築かれる新しい金属元素代替― 197 |
5. おわりに 200 |
【第V編 ハイブリッド材料の工業的利用】 |
第16章 ガスバリア性と耐摩耗性を有するハイブリッドコート材料の開発(西浦克典) |
1. はじめに 205 |
2. ゾル-ゲル法を用いた有機-無機ハイブリッドコート材料 205 |
3. ポリビニルアルコール/ポリアクリル酸とシリカからなるハイブリッドコート材料 207 |
4. PVA/PAA-シリカハイブリッドコート膜の酸素バリア性評価 210 |
5. 膜構造と酸素バリア性の関係 212 |
6. よりハイバリアなコート膜を目指すために 213 |
7. おわりに 214 |
第17章 汎用ポリマーとシリカゲルの分子ハイブリッド化(合田秀樹) |
1. ゾル-ゲルハイブリッド 215 |
2. 分子ハイブリッドの分子設計 216 |
3. 異なった性質を持つ2種類のシリカ 217 |
4. 融けないプラスチック―エポキシ樹脂系ハイブリッド 218 |
5. 強靭な樹脂―フェノール樹脂系ハイブリッド 219 |
6. ウエットメッキが可能なポリイミド系ハイブリッド 220 |
7. 柔らかいゴム状シリカハイブリッド―ウレタン系ハイブリッド 222 |
8. ポリイミドに代わる安価エンプラ―アミドイミド系ハイブリッド 224 |
第18章 応力発光性ハイブリッド材料(今井祐介,山田浩志,寺崎正,李承周,李晨妹,徐超男) |
1. はじめに―応力発光とは― 225 |
2. 応力発光材料―種類・合成・構造的特徴― 225 |
3. 応力発光材料の発光特性 227 |
4. 応力発光塗膜による応力分布のイメージング 227 |
5. 応力発光材料のナノ粒子化 229 |
6. AFMを利用した単一粒子応力発光特性評価装置 230 |
7. おわりに 231 |
第19章 ハイブリッド材料による屈折率制御(松川公洋) |
1. はじめに 233 |
2. ポリシラン-シリカハイブリッドによる屈折率制御 233 |
3. ポリシラン-ジルコニアハイブリッドによる熱光学特性 236 |
4. ポリシラン-シリカナノ粒子ハイブリッドによる低屈折率薄膜 238 |
5. ビスフェニルフルオレン誘導体を用いた高屈折率ハイブリッド 241 |
6. おわりに 242 |
【第VI編 ナノハイブリッド材料に期待すること】 |
第20章 先端-後端材料と有機-無機ハイブリッド材料(梶原鳴雪) |
1. はじめに 247 |
2. 化学工業プロセスと材料の変遷 247 |
2.1 絹 247 |
2.2 石鹸 248 |
2.3 食塩の電解 248 |
2.4 歯冠修復材料 248 |
2.5 カーバイト(アセチレン工業) 249 |
2.6 フロンガス 249 |
3. ハイブリッド材料 249 |
3.1 光配線材料 250 |
3.2 耐光透明樹脂 251 |
3.3 ケミカルナノテクノロジーと種々の機能性材料製品 251 |
3.4 耐光,耐熱有機-無機モレキュラーハイブリッド 251 |
3.5 耐熱性弾性及び高電気絶縁性材料 253 |
3.6 ハイブリッドガラス 253 |
3.7 ハイブリッドイオン 254 |
4. 新世代の錬金術及びハイブリッド技術と既存類似材料 254 |
4.1 アスベスト代替材料 254 |
4.2 Nafion代替材料膜 255 |
4.3 ITOガラス代替材料 255 |
4.4 ぺロブスカイトタイプ代替材料 257 |
4.5 白金代替材料 257 |
5. おわりに 258 |
第21章 含ケイ素ナノハイブリッド材料開発における最先端技術(郡司天博,阿部芳首) |
1. はじめに 260 |
2. 新しい出発原料 260 |
2.1 シランモノマー 261 |
2.2 オリゴ,ポリおよびカゴ型シロキサン 262 |
3. ナノハイブリッドの設計法 263 |
4. ハイブリッド材料開発における最先端技術 264 |
4.1 同時および逐次重合 265 |
4.2 自己組織化 267 |
4.3 共重合,in situ重合 270 |
4.4 有機および無機ポリマーまたはモノマー両成分の複合 272 |
5. おわりに 274 |
注 : Q[R][8]の[R]は上つき文字、[8]は下つき文字 |
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序章 有機-無機ナノハイブリッド材料(中條善樹) |