発刊にあたって 大澤善次郎/成澤 郁夫 |
執筆者一覧 |
基礎編-1 寿命と劣化のメカニズム |
序論 寿命とは何か <成澤 郁夫> |
第1章 劣化と寿命の研究展望 |
第1節 劣化と寿命の研究経緯 化学的立場から <大澤善次郎> 8 |
研究動向 |
循環型社会形成への対応 |
まとめ |
高分子材料と生体の老化・寿命の比較 |
第2節 劣化と寿命の研究経緯 機械的・物理的立場から <成澤 郁夫> 30 |
疲労寿命 |
クリープ寿命 |
環境応力亀裂と環境応力クレージング |
第2章 高分子の1次および高次構造と寿命 |
第1節 化学的視点 <大澤善次郎> 46 |
高分子特性の発現 |
高分子反応における劣化反応の位置づけ |
高分子の1次構造と劣化高次構造と劣化 |
寿命との関係 |
第2節 物理化学的視点 <市原 祥次> 59 |
化学変化と寿命 |
劣化原因が試験法だけで決まらない例 |
拡散 |
第3節 ガラス状高分子の物理的エージングによる粘弾性拳動の変化<Shiro Matsuoka/市原 祥次> 69 |
ガラス転移とガラス状態 |
平衡な液体状態における緩和 |
物理的エージングによる緩和時間の変化 |
応力 ひずみ曲線の変化 |
降伏と破壊 |
第4節 高分子のモルフォロジーと劣化 <西本 清一> 78 |
高分子のモルフォロジーと劣化:二つの視点 |
劣化評価におけるモルフォロジーの重要性 |
高分子材料における劣化の評価と診断 |
高分子材料の酸化劣化に伴う固体モルフォロジーの変化 |
第5節 微生物による劣化 <齊藤 光實/小林 照幸> 91 |
環境中での高分子の生物分解 |
ポリヒドロキシアルカノエート |
合成ポリエステル |
ポリピニルアルコール |
グリコールエーテル |
天然ゴム |
ポリウレタン |
第3章 劣化現象とメカニズム |
第1節 劣化の定義および要因と症状 <大澤善次郎> 100 |
劣化の定義 |
劣化の要因 |
劣化の症状 |
劣化の評価方法 |
第2節 各要因による劣化 |
熱,光,放射線,電気的作用,微生物 <大澤善次郎> 105 |
オゾン,汚染物質(NOX,SOX,酸性雨など) <須賀 蓊> 122 |
第3節 主要高分子の劣化挙動 劣化のメカニズム |
ポリオレフィンの劣化 <皆川 源信/根岸 由典> 125 |
エラストマー <皆川 源信/根岸 由典> 131 |
高分子 <皆川 源信/根岸 由典> 136 |
その他:塩化ビニル,熱硬化性樹脂 <皆川 源信/三寺 太朗> 142 |
第4章 物理的・機械的劣化現象とメカニズム |
第1節 クリープ <栗山 卓> 148 |
線形粘弾性 |
大変形クリープ |
クリープ破壊 |
第2節 疲労 <加藤 淳/半田 浩一> 166 |
疲労過程における構造変化と粘弾性拳動 |
GF強化ナイロン66樹脂の疲労メカニズムと疲労寿命 |
第3節 電気絶縁機器の劣化現象 <本間 宏也> 184 |
高分子材料の電気絶縁機器への適用動向 |
高分子絶縁材料の劣化現象と絶縁破壊メカニズム |
第5章 複合的劣化現象とメカニズム |
第1節 環境応力亀裂,ソルベントクラック <清水 研一/市原 祥次> 192 |
機械的要因 |
環境要因 |
高分子の構造要因 |
劣化を伴う応力亀裂 |
環境応力亀裂の試験法 |
第2節 水 <曽根 正人/市原 祥次> 205 |
吸湿,乾燥および吸水 |
加水分解 |
水の電気的性質への影響 |
水による機械的性質の変化 |
基礎編-2 キャラクタリゼーションと評価法 |
第1章 劣化のキャラクタリゼーション |
第1節 分光学的手法 赤外・ラマン分光法,紫外・可視分光法,蛍光法 <高山 森> 216 |
劣化によるポリマーの化学構造の変化の解析 |
劣化のデプスプロフィル(劣化深度)の解析 |
劣化による固体構造の変化の解析 |
第2節 ESRスペクトル <鳥飼 章子> 229 |
ESRスペクトルの原理 劣化の研究への応用 |
第3節 パルス法NMR <福森 健三> 237 |
NMR緩和現象と高分子の分子運動 |
パルス法NMRの高分子への応用:ゴム材料を中心として |
第4節 XPSにみる表面分析と接触角 <中前 勝彦> 248 |
XPS |
接触角の測定法と表面分析法としての利用 |
第5節 形態学的手法 <佐野 博成/残華 幸仁> 261 |
光学顕微鏡 |
電子顕微鏡の種類と特徴 |
高分子材料の電子顕微鏡観察のための試料作製技術 |
高分子材料の劣化機構の解析例 |
第6節 その他の手法 |
ケミルミネッセンス 高分子のケミルミネッセンスおよび熱酸化 <L.Rychla/J.Rychly/鳥飼章子訳> 272 |
アコースティックエミッション法 <成澤 郁夫> 285 |
第2章 劣化と寿命の主な試験法 |
第1節 試験上の一般的注意事項と試料の作製 <北野 武> 290 |
高分子材料の評価技術と信頼性 |
機械的・物理的試験における一般的な注意事項 |
化学的試験法における一般的な注意事項 |
高分子材料の物理・化学的試験のための試料の状態調節および試験のための標準雰囲気 |
各種物性評価にかかわる試験法の規格化 |
第2節 化学的変化の劣化試験法 <北野 武> 295 |
高分子材料の化学的特性 |
高分子材料の化学的変化に伴う劣化にかかわる化学的特性 |
化学的劣化試験法 |
第3節 機械的・物理的変化の劣化試験法 |
機械的試験法 <北野 武> 303 |
物理的試験法 <北野 武> 313 |
第4節 耐熱性評価と熱分析 速度論を中心として <小澤 丈夫> 321 |
熱劣化と熱分析の速度論 |
耐熱性試験法 |
付録 換算時間計算のための近似式と関数表 |
第5節 耐微生物試験法 <大武 義人> 333 |
かび抵抗性(真菌)試験 |
まとめと実際のかびかどうかの判定紹介 |
第6節 複合的試験法 |
大気暴露試験:耐候性 <須賀 蓊> 348 |
促進耐候(光)性試験 <須賀 蓊> 352 |
オゾン劣化試験 <須賀 蓊> 359 |
熱老化試験 <須賀 蓊> 365 |
その他(汚染試験など) <須賀 蓊> 371 |
第3章 寿命予測法 |
第1節 寿命予測法概論 |
故障解析するための分析技術 <大武 義人> 378 |
故障(事故)とその要因解析 <大武 義人> 397 |
信頼性工学と寿命予測 <成澤 郁夫> 403 |
第2節 予測可能な寿命 |
速度論 <市原 祥次> 411 |
温度・時間換算則 <市原 祥次> 416 |
非線形動的粘弾性測定に基づく疲労寿命の予測 <高原 淳/梶山 千里> 424 |
ウレタンのクリープ寿命 <西 敏夫> 432 |
第3節 予測困難な寿命 |
予測困難な寿命の事例 <小川 俊夫> 441 |
高分子材料の安定性と化学発光 <細田 覚/関 吉伯/木原 勇人> 452 |
応用編-1 寿命設計と長寿命化技術 |
第1章 材料面からのアプローチ |
第1節 ポリマー材料選択概論 <大武 義人> 462 |
ポリマー材料の選択ならびに事故と劣化の関係 |
ポリマー選択時の適正ポイント |
第2節 汎用ポリマー <高橋 守> 479 |
ポリエチレンの性質 |
ポリエチレン製パイプの用途 |
より高圧下で長期寿命を発現するために要求される性能 |
樹脂設計の考え方 |
従来品の構造 |
新規触媒によるPEの構造 |
今後の展開 |
第3節 主要エンプラ等 <横田 力男> 487 |
ポリイミド膜材の宇宙環境耐久性 |
耐熱性ポリイミド複合材料の長期耐久性 |
材料面からのアプローチ |
第4節 生分解性ポリマー <三友 宏志> 498 |
微生物産生系 |
天然高分子系 |
合成高分子系 |
生分解性高分子の物性および用途 |
生分解性高分子の生分解試験法 |
生分解性の制御 |
第5節 光分解性高分子 <大澤善次郎> 506 |
高分子の光分解性と分子設計 |
光分解性高分子の現状 |
第2章 添加剤による技術 |
第1節 プラスチック用安定剤 <皆川 源信/根岸 由典> 524 |
安定剤の役割 |
安定剤の分類 |
プラスチックにおける安定化の特徴 |
相乗作用と拮抗作用 |
安定剤の今後 |
第2節 ラジカル捕捉剤 <大西 章義> 528 |
高分子の寿命を支配するラジカル捕捉剤 |
ラジカル捕捉剤 |
第3節 光安定剤 <飛田 悦男> 544 |
紫外線吸収剤 |
HALS |
リサイクル |
第4節 ヒドロぺルオキシド分解剤 <飛田 悦男> 557 |
ヒドロぺルオキシド分解能の比較 |
リン系酸化防止剤 |
硫黄系酸化防止剤 |
ヒドロぺルオキシド分解剤の今後 |
第5節 金属不活性化剤 <飛田 悦男> 566 |
重金属不活性化剤の作用機構 |
重金属不活性化剤の実用例 |
第6節 白色フィラー <飛田 悦男> 569 |
酸化チタン |
酸化亜鉛 |
硫化亜鉛 |
第7節 カーボンブラック <大西 章義> 572 |
CBと耐熱老化性 |
CBと耐候(光)性 |
第8節 難燃剤 <木村 凌治> 574 |
難燃剤の種類と用途 |
リサイクルと難燃剤 |
第9節 抗菌・防かび剤 <木村 凌治> 579 |
抗菌・防かび剤によるプラスチックの劣化・障害の防止 |
高分子用抗菌剤,防かび剤の種類と特徴 |
今後の動向 |
第10節 紫外線遮へい剤 <飛田 悦男> 583 |
酸化セリウム |
高分子材料の長寿命化 |
第11節 着色剤と褪色防止 <飛田 悦男> 586 |
顔料配合における褪色防止 |
染料配合における褪色防止 |
第12節 造核剤 <飛田 悦男> 589 |
造核剤の作用とモルフォロジー変化 |
造核剤の作用機構 |
高分子材料の安定性における造核剤の影響 |
第13節 塩ビ安定剤(脱鉛) <中沢 健二> 595 |
環境問題と安定剤の脱鉛化 |
安定剤の作用と機能 |
鉛系安定剤の作用と機能 |
脱鉛安定剤の構成と作用 |
電線用脱鉛安定剤 |
硬質用脱鉛安定剤 |
第3章 リペア技術 |
第1節 劣化プラスチックの復元 <武田 邦彦/池田 泰之> 604 |
高分子材料の劣化とその特徴 |
劣化の修復と防御 |
第2節 塗装 <岡本 信吾> 611 |
塗膜の劣化現象 |
ESRの塗膜への応用 |
第3節 熱硬化性ポリマー |
FRP <金山 達也> 619 |
タイヤ <内藤 壽夫> 624 |
第4節 考古遺物の保存処理・修復 <増澤 文武> 629 |
考古遺物への合成高分子の適用 |
各種考古遺物の保存処理:樹脂含浸 |
破片などの接合欠損部の補填 |
樹脂を用いた運搬と保管 |
応用編-2 分野別応用例 |
第1章 輸送関連材料 |
第1節 鉄道車両用高分子材料の耐久性評価(寿命予測)手法と長寿命化技術 <半坂 征則/相原 直樹/御船 直人> 640 |
鉄道車両用材料概説 |
鉄道車両用高分子材料の耐久性評価手法 |
長寿命品の開発事例 |
第2節 自動車用高分子材料の寿命設計 <松田 雅敏/福森 健三> 655 |
自動車部品の耐久性評価 |
高分子系自動車部品の耐久性 |
第3節 航空機 長寿命化を目指す複合材部品適用について <石川 隆司> 671 |
航空機構造の複合材化の現状と将来展望 |
航空機用複合材構造の高靭性化:損傷許容性能向上 |
航空機用複合材構造の低コスト化:厚み方向の強化体介在と樹脂の2次含浸 |
航空機用構造への複合材適用:軽量化と長寿命化の両立 |
第4節 タイヤ |
タイヤの寿命予測技術 <中島 幸雄> 680 |
タイヤ用有機繊維の動向と長寿命化 <川崎 清人> 688 |
第5節 タイミングベルト <飯塚 博> 696 |
疲労寿命特性 |
寿命特性の整理法について |
寿命予測と長寿命化における今後の課題 |
第2章 電機,家電 |
第1節 電線,電機材料 <金子 剛> 702 |
ストレスと耐久性 |
耐久性試験規格 |
第2節 電気・電子機器 <馬場 文明> 711 |
電気・電子機器における高分子材料の寿命設計 |
電気・電子機器における高分子材料の長寿命化への取組み |
第3節 ガス器具 <西村 寛之/川口 隆文> 723 |
環境応力破壊に対する評価 |
耐熱変色性評価 |
耐ウォーターハンマー性評価 |
第3章 情報・OA機器・電子材料 |
第1節 封止樹脂 |
エポキシ樹脂系封止樹脂 <尾形 正次/金城 徳幸> 732 |
半導体パッケージ用接着フィルム <富山 健男/田中 俊明/稲田 禎一/細川 羊一> 740 |
第2節 光ファイバー用コート材 <宇加地孝志> 745 |
被覆材特性の長期信頼性の推定 |
光ファイバー被覆材特性に及ぼす水分の影響と耐水性 |
評価方法 |
第3節 接着の耐久性と寿命予測 <原賀 康介> 754 |
接着接合における劣化の要因 |
水分による劣化と経時変化の予測 |
クリープ耐久性 |
疲労耐久性 |
実効接着強度 |
第4章 建築・土木 |
第1節 建築用シーラント,関連製品 <滝澤 俊樹> 780 |
シーリング材に求められる基本性能 |
シーリング材の種類 |
シーリング材の故障 |
シーリング材の劣化 |
シーリング材の寿命予測と長寿命化技術 |
定形シーリング材 |
第2節 構造接着 <田村 靖夫> 788 |
構造接着とは |
構造接着に使用される接着剤 |
構造接着の耐久性とその推測 |
構造用接着剤の耐久性評価と問題点 |
第3節 防水シート <世良 昌也> 797 |
防水シートが受ける環境条件と劣化性状 |
シート防水の耐久性能 |
第4節 高分子建材(天井材,床材ほか) <横山 裕> 807 |
床のすべりの評価方法 |
転倒衝突時の床のかたさの評価方法 |
第5節 コンベヤベルトの長寿命化技術 <今井 篤志> 816 |
エンドレス作業 |
エンドレスの信頼性とベルトの安全率 |
エンドレスのデザイン |
応力解析 |
実験検証 |
モデル試験 |
エンドレス部の解析モデルと静的試験での検証 |
亀裂進展観察 |
エンドレス設計の設計例 |
エンドレス最適設計に向けて |
第6節 FRP製品 <藤井 善通> 826 |
FRP浴槽 |
化学プラント用FRP |
下水道用FRPパイプ |
構造物補修用FRP |
FRP橋梁 |
第7節 パイプ <藤井 重樹> 833 |
合成樹脂管の長期性能 |
クリープ |
疲労 |
第5章 その他の材料 |
第1節 医療材料 <櫻井 秀彦> 844 |
医療用具に求められる特性 |
医療材料の長寿命化に求められる特性 |
医療用具の長寿命化技術 |
第2節 紙および板紙 <上埜 武夫> 854 |
紙に関する基礎的情報 |
紙の寿命と長寿命化 |
製紙原料の確保:現状と将来 |
紙のLCA研究 |
第3節 粘着テープの耐久性 <太田 義夫> 867 |
耐久性評価について |
耐熱温度に関する規格試験方法 |
両面接着テープの耐久性 |
表面保護用粘着テープの耐久性 |
第4節 逆浸透膜の寿命予測 <廣瀬 雅彦> 879 |
逆浸透膜の寿命 |
要因別の寿命予測と対策 |
実際の運転時のモニタリング |
応用編-3 循環型社会の寿命設計 |
第1章 環境対応設計 |
第1節 総論 <梅田 靖> 890 |
環境問題 |
リデュース・リユース・リサイクル |
リサイクルの現状 |
環境対応設計の現状 |
第2節 インバース・マニュファクチャリング <梅田 靖> 896 |
ライフサイクル設計 |
第3節 リサイクル・リユースをめぐる法整備 <内藤 壽夫> 902 |
法的整備 |
第2章 リサイクルを考慮した寿命設計 |
第1節 高分子材料のリサイクルと寿命 <大武 義人> 910 |
江戸時代のリサイクルに学ぶリサイクルの問題点 |
リサイクル品の寿命:ポリカーボネートの場合 |
金属材料リサイクルとプラスチックリサイクルの違いと回収率 |
低密度ポリエチレンのリサイクルと生分解 |
リサイクルとエコバランス |
第2節 プラスチックリサイクルの現状と将来展望 <大前 巌> 917 |
プラスチックの生産量と排出量 |
プラスチックリサイクルの定義 |
プラスチックリサイクルの現状 |
ペットボトルのリサイクル |
プラスチックリサイクルの今後 |
第3節 FRPのリサイクル セメント原燃料化について <東海林芳郎> 926 |
FRPを取り巻く環境 |
FRP廃棄物の現状 |
FRP廃棄物のリサイクル技術 |
FRPリサイクル実証研究 |
海外の動向 |
第4節 架橋ゴムの高品位リサイクル技術 <毛利 誠/佐藤 紀夫> 933 |
架橋ゴムの再生技術 |
架橋ゴムの連続再生技術 |
第5節 塩化ビニル樹脂とリサイクル <牧野 哲哉> 942 |
塩化ビニル樹脂の特徴 |
塩化ビニル樹脂のリサイクル |
第6節 「写ルンです」における長寿命設計 <市野 修一> 961 |
誕生と発展について |
リサイクルの小史 |
「写ルンです」のリサイクル技術 |
今後の方向 |
第3章 ライフサイクル寿命設計 |
第1節 ライフサイクルアセスメント(LCA)とは <稲葉 敦> 970 |
LCAの一般的な手順 |
LCAにおける環境影響の統合評価 |
わが国のLCAの普及と取組みの現状 |
LCAの今後の展開 |
第2節 プラスチックのLCA <本藤 祐樹> 979 |
プラスチックとLCAの歴史 |
プラスチックのライフサイクルインベントリ分析 |
廃プラスチックの処理に関するLCA |
LCAの本質と今後の課題 |
第3節 発泡スチロールの寿命と再資源化 <野口 勉> 987 |
リモネンを用いたEPSリサイクル技術 |
リサイクルシステム構成 |
CO2排出量評価 |
展望と結言 |
第4節 易解体設計 <佐々木 収/浜中 泉> 995 |
コニカの環境方針 |
複写機を取り巻く外的状況 |
コニカの製品アセスメント制度 |
複写機の環境対応設計 |
易解体設計(リサイクル設計) |
第5節 廃棄物分野へのLCAの適用 <田中 勝> 1003 |
LCAとは:PLCAとWLCA |
LCAの実施目的 |
廃棄物処理におけるLCAの手順 |
LCA研究事例 |
WLCAの必要性 |
WLCAの適用の可能性 |
第6節 製品設計における環境影響評価 <小原 靖三> 1010 |
高分子材料の使用目的:なぜ使われるか |
これまでの製品設計要件:高性能と耐久信頼性保証が中心の技術追求 |
新時代に要求される新要件:リサイクル性の付加に伴う設計思想確立の必要性 |
第4章 コンピュータシミュレーション |
第1節 免震ゴムのコンピュータシミュレーション <関 亙> 1022 |
免震ゴム設計の基本的フロー |
免震ゴムの耐久設計の考え方 |
有限要素法(FEM)の免震ゴムへの適用 |
FEMシミュレーションの実例 |
第2節 安定剤開発におけるコンピュータの活用 <皆川 源信/石川 慎一> 1030 |
フェノール系酸化防止剤の開発への活用 |
紫外線吸収剤の開発への活用 |
第3節 高分子劣化(酸化)機構解析へのアプローチ <畑中 知幸/寺野 稔> 1035 |
ポリプロピレンの自動酸化のコンピュータシミュレーション |
第4節 高分子材料の劣化予測の方法としての固体NMR構造解析とコンピュータ <安藤 勲/山内 一夫/木村 英昭/黒木 重樹> 1042 |
固体NMR技術と構造解析 |
固体NMRによる高分子材料の構造解析 |
NMR構造解析におけるコンピュータの活用 |
略語索引 |
事項索引 |