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1.

図書

東工大
目次DB

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東工大
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御園生誠, 村橋俊一編
出版情報: 東京 : 講談社, 2011.3  xii, 250p ; 21cm
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推薦の言葉 iii
序文 v
Ⅰ編 グリーンケミストリーの基本的考え方
 1 グリーンケミストリーのめざすもの
   1.1 グリーンケミストリーの背景-現代が抱えるエネルギー,物質,環境の問題と化学の重要性 1
   1.2 グリーンケミストリーとは 3
   1.3 グリーンケミストリーの3つのねらい 4
   1.4 グリーンケミストリー推進にあたっての留意点 5
    1.4.1 グリーン度の総合評価.トレードオフとケースバイケース 5
   1.5 グリーンプロセス 7
    1.5.1 原子効率(原子経済)の向上 8
    1.5.2 量論反応から触媒反応へ 9
    1.5.3 危険な試薬を用いないプロセス 9
    1.5.4 固体酸塩基触媒プロセス 9
    1.5.5 異相溶液系触媒プロセス 10
    1.5.6 分離精製プロセス 10
    1.5.7 その他の触媒,反応媒体,実験のダウンサイジング 11
    1.5.8 グリーンプロセスのポイント 11
   1.6 グリーン原料の活用とリサイクル 11
   1.7 グリーンエネルギー 12
   1.8 グリーン化学製品 13
   1.9 グリーンケミストリーの未来 14
   コラムA. グリーン・サステイナブルケミストリーの背景と動向 17
2 グリーンサステイナブル化学原料-再生可能資源(バイオマス)の利用
   2.1 グリーンサステイナブルケミストリーと化学原料 20
   2.2 バイオマスの分類と最近の動向 24
   2.3 バイオマスの工業的利用の現状 25
    2.3.1 糖質系バイオマスの生産量と工業用途 26
    2.3.2 油脂系バイオマスの生産量と工業用途 27
    2.3.3 木質系バイオマス(リグノセルロース)の生産量と工業用途 29
    2.3.4 廃棄系バイオマスの生産量と再利用の現状 31
   2.4 バイオマスの化学資源化の課題と技術動向 31
    2.4.1 バイオマス生産までの課題 32
    2.4.2 バイオ基幹化学品設定の課題 33
    2.4.3 基幹原料設定の課題 : 基幹化学品をどう作るか? 35
   2.5 おわりに 37
   コラムB. グリーンケミストリーの教育 39
 3 グリーン化学製品-循環型炭素資源としてのプラスチック
   3.1 循環型社会のグリーンケミストリー 42
   3.2 プラスチックの循環と社会への資源蓄積 42
    3.2.1 プラスチックと地球資源 42
    3.2.2 プラスチックの種類と生産量 44
   3.3 プラスチックは循環する持続型の化学資源 46
    3.3.1 プラスチックとグリーンケミストリー(GC) 46
    3.3.2 プラスチック廃棄物の種類 47
    3.3.3 繰り返し利用したあとの最終利用 48
    3.3.4 プラスチックの管理 50
   3.4 石油由来プラスチックと植物由来プラスチック 50
    3.4.1 製造技術 50
    3.4.2 期待と問題 51
   3.5 プラスチックのリサイクルと技術 53
    3.5.1 リサイクルの定義と3R 53
    3.5.2 リサイクルは有機資源を再生して持続化する 54
    3.5.3 リサイクル技術の現状と将来 54
   3.6 社会的責任 58
    3.6.1 企業の社会的責任,技術者の責任,研究者の責任,消費者の責任 58
    3.6.2 機能性プラスチックの責任 59
   3.7 再生利用を前提としたプラスチックづくりと生活スタイル 59
    3.7.1 プラスチックのリサイクルは立派なモノ作り 59
    3.7.2 素材の統一,リサイクル前提の製品設計 60
    3.7.3 明日の生活スタイルをつくるプラスチック 61
   3.8 おわりに 61
   コラムC. エコマテリアル 64
 4 グリーンケミストリーと分離技術
   4.1 分離技術の種類 66
   4.2 グリーンケミストリーの分離技術 68
   4.3 グリーンケミストリーの分離プロセス 69
   4.4 グリーンケミストリーにおける低炭素化 72
   4.5 今後の展望 73
   コラムD. マイクロリアクター 74
   コラムE. 化学システムのミクロ集積化 78
 5 ライフサイクルアセスメントとグリーンインデックス
   5.1 持続可能性と地球の2つの能力 80
   5.2 ライフサイクルアセスメントの歴史と現況 81
   5.3 ライフサイクルアセスメントの実施方法 81
    5.3.1 積み上げ法の実施方法 82
    5.3.2 積み上げ法実施における諸問題 83
    5.3.3 産業連関表からの環境負荷の推定 85
   5.4 ライフサイクルアセスメントにおける統合化手法 85
    5.4.1 ライフサイクルインパクトアセスメントの概念 85
    5.4.2 ライフサイクルアセスメントにリスクアセスメント的考え方を含ませる拡張 86
   5.5 グリーンインデックスとグリーンケミストリー 87
    5.5.1 グリーンを表現する尺度の必要性 87
    5.5.2 考慮すべき項目 88
    5.5.3 グリーンサステイナブルケミストリーネットワークにおける検討 88
   5.6 今後の展望 91
   コラムF. 生分解性ポリマー(バイオベースポリマー) 94
 6 化学物質のリスク評価
   6.1 はじめに 96
   6.2 化学物質のリスクによる管理とは 96
   6.3 化学物質のリスク評価 98
    6.3.1 シナリオの設定 101
    6.3.2 リスクの特定 101
    6.3.3 暴露評価 102
    6.3.4 ハザード評価 103
    6.3.5 リスクの判定 106
    6.3.6 不確実性と変動性 108
   6.4 リスク管理とリスクコミュニケーション 109
   6.5 最近の動向-リスク評価に絞って 110
    6.5.1 国内の動き 110
    6.5.2 海外の動き 112
   6.6 おわりに 113
   コラムG. 環境リスク論 115
Ⅱ編 グリーン化学合成
 7 グリーン触媒-均一系錯体触媒
   7.l ルイス酸代替中性金属錯体触媒 117
   7.2 塩基代替中性金属錯体触媒-sp^3C-H結合活性化- 119
   7.3 酸・塩基複合型代替触媒 122
   7.4 sp^2炭素-水素結合の活性化 123
   7.5 酸化触媒 124
   7.6 今後の展望 129
   コラムH. 固定化触媒 131
   コラムI. コンビナトリアルケミストリーとラボオートメーション 134
 8 グリーン固体触媒-選択酸化
   8.1 酸化剤の選択 137
   8.2 酸素分子による選択酸化 138
    8.2.1 アルケン選択酸化によるグリーン化 138
    8.2.2 アルカンの化学原料化 141
    8.2.3 フェノールの新しい合成法 142
    8.2.4 その他の液相酸化反応 143
   8.3 過酸化水素酸化 144
    8.3.1 過酸化水素酸化の特徴 144
    8.3.2 TS-1触媒 145
    8.3.3 その他のTi-ゼオライト触媒 147
    8.3.4 チタン以外のメタロシリケート触媒 149
   8.4 将来の含酸素化合物合成ルート 149
   コラムJ. 光利用有機合成 152
   コラムK. 光環境触媒 154
 9 グリーン触媒-固体酸・固体塩基触媒の新しい展開
   9.1 固体酸物質とその触媒反応 157
    9.1.1 ゼオライト 157
    9.1.2 メソポーラスシリケート 161
    9.1.3 ヒドロキシアパタイト,γ-アルミナ 162
    9.1.4 モンモリロナイト 164
    9.1.5 ナノグラフェン系固体酸 166
   9.2 固体塩基物質とその触媒作用 167
    9.2.1 アルカリ土類酸化物 167
    9.2.2 メソポーラスアルミナ 169
    9.2.3 ハイドロタルサイト 169
    9.2.4 担持フッ化カリウム 170
   9.3 酸・塩基二元機能触媒作用 171
    9.3.1 ハイドロタルサイト 171
    9.3.2 ゼオライト(モレキュラーシブ) 172
   9.4 おわりに 172
   コラムL. シンプルケミストリー 175
 10 バイオ触媒
   10.1 バイオ触媒の特性 176
   10.2 固定化バイオ触媒 177
    10.2.1 固定化の意義 177
    10.2.2 固定化法と固定化担体 178
    10.2.3 固定化バイオ触媒の応用例 180
   10.3 酵素の化学修飾とグリーン反応媒体中での利用 184
    10.3.1 酵素のポリエチレングリコール修飾とその利用 184
    10.3.2 酵素の脂質修飾とその利用 185
    10.3.3 酵素のグリーン反応媒体中での利用 186
   10.4 極限環境微生物と極限酵素 187
    10.4.1 極限環境と極限環境微生物 187
    10.4.2 極限酵素の応用例 188
   10.5 今後の課題と展望 190
 11 酵素触媒を用いるグリーン高分子合成
   11.1 酵素と酵素触媒反応の特徴 192
   11.2 多糖類の合成 193
    11.2.1 加水分解酵素触媒による合成 193
    11.2.2 転移酵素触媒による合成 194
   11.3 ポリエステルの合成 195
    11.3.1 リパーゼ触媒による開環重合 195
    11.3.2 リパーゼ触媒による重縮合 198
   11.4 芳香族化合物ポリマーの合成 198
   11.5 ビニルポリマーの合成 200
   11.6 ポリマーの修飾反応による高分子合成 200
   11.7 今後の展望 202
 12 グリーン反応媒体-水溶液中でのルイス酸触媒反応
   12.1 水中で安定なルイス酸 205
   12.2 ミセル系でのルイス酸触媒反応 211
   12.3 水溶液中での触媒的不斉合成 214
   12.4 今後の展望 217
 13 グリーン反応媒体-超臨界流体 : 二酸化炭素の固定化
   13.1 はじめに 219
   13.2 反応場としての超臨界流体 219
   13.3 超臨界二酸化炭素を用いる二酸化炭素の化学的固定化 220
    13.3.1 超臨界二酸化炭素中におけるカルバミン酸生成 220
    13.3.2 超臨界二酸化炭素と小員環アミンの共重合によるポリウレタン生成 222
    13.3.3 カルバミン酸の不飽和結合への付加反応 223
    13.3.4 カルバミン酸生成を経由する脱水反応 224
   13.4 有機分子触媒による二酸化炭素活性化を経るカーボネート合成 225
   13.5 まとめ 227
 14 グリーン反応媒体-異相系とイオン液体
   14.1 フッ素系有機溶剤 228
   14.2 イオン液体の合成と性質 233
   14.3 二相系合成反応と塩溶媒 236
    14.3.1 イオン液体の再使用 236
    14.3.2 アルキル化反応 236
    14.3.3 アリル化反応 238
    14.3.4 ディールス・アルダー反応 238
    14.3.5 機能を付与したイオン液体 239
    14.3.6 イオン液体中での酵素反応 239
    14.3.7 デラセミ化反応 240
    14.3.8 ベンゾイン縮合反応 240
    14.3.9 ウィティッヒ反応 240
    14.3.10 ドミノ型反応 241
付表 244
索引 247
推薦の言葉 iii
序文 v
Ⅰ編 グリーンケミストリーの基本的考え方
2.

図書

図書
K.P.C. Vollhardt, N.E. Schore [著] ; 大嶌幸一郎 [ほか] 訳
出版情報: 京都 : 化学同人, 2011  2冊 ; 26cm
所蔵情報: loading…
3.

図書

図書
K.P.C. Vollhardt, N.E. Schore [著] ; 大嶌幸一郎 [ほか] 訳
出版情報: 京都 : 化学同人, 2019.12-2020.3  2冊 ; 26cm
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有機分子の構造と結合
構造と反応性—酸と塩基、極性分子と非極性分子
アルカンの反応—結合解離エネルギー、ラジカルによるハロゲン化ならびに相対的反応性
シクロアルカン
立体異性体
ハロアルカンの性質と反応—二分子求核置換反応
ハロアルカンの反応—一分子求核置換反応と脱離反応の経路
ヒドロキシ官能基:アルコール—性質、合成および合成戦略
アルコールの反応とエーテルの化学
NMR分光法による構造決定〔ほか〕
ベンゼンと芳香族性—芳香族求電子置換反応
ベンゼン誘導体への求電子攻撃—置換基による位置選択性の制御
アルデヒドとケトン—カルボニル基の化学
エノール、エノラートとアルドール縮合—α、β‐不飽和アルデヒドおよびケトン
カルボン酸
カルボン酸誘導体
アミンおよびその誘導体—筑素を含む官能基
ベンゼンの置換基の反応性—アルキルベンゼン、フェノールおよびアニリン
エステルエノラートとClaisen縮合—β‐ジカルボニル化合物の合成、アシルアニオン等価体
炭水化物—自然界に存在する多官能性化合物
ヘテロ環化合物—ヘテロ原子を含む環状有機化合物
アミノ酸、ペプチド、タンパク質、核酸—自然界に存在する含窒素ポリマー
有機分子の構造と結合
構造と反応性—酸と塩基、極性分子と非極性分子
アルカンの反応—結合解離エネルギー、ラジカルによるハロゲン化ならびに相対的反応性
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