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東工大
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永田和宏, 森正敬, 吉田賢右 共編
出版情報: 東京 : シュプリンガー・フェアラーク東京, 2001.6  viii, 219p ; 26cm
シリーズ名: Springer reviews
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Ⅰ. 分子シャペロンの基礎 田口英樹・吉田賢右 3
Ⅱ. 細胞機能の制御
   1. 合成とフォールディング 寺田和豊・森 正敬 47
   2. 輸送
   2.1.大腸菌 伊藤維昭・徳田 元 56
   2.2.小胞体 西川周一・遠藤斗志也 66
   2.3.ミトコンドリア 三原 勝芳 75
   3. 品質管理
   3.1.フォールディングによる品質管理 永田 和宏 88
   3.2.糖類を介したタンパク質の品質管理 徳永 文稔 99
   4. 標的タンパク質の構造と機能をモデュレートする分子シャペロン Hsp90 丸谷美香子・矢原一郎 112
Ⅲ. シグナル伝達と分子シャペロン
   1. 細菌のストレス応答と分子シャペロン 小椋 光・龍田高志・友安俊文 123
   2. 真核細胞のストレス応答と分子シャペロン 森 和俊 132
   3. シグナル伝達カスケードと分子シャペロン 杉浦麗子・藤田昌昭・春藤久人・久野高義 140
Ⅳ. 分子シャペロンと病態
   1. カルメジンと不妊症 蓬田健太郎・西宗義武 151
   2. ポリグルタミン病と分子シャペロン 平林美穂・垣塚 彰 157
   3. アミロイド線維タンパク質 樋口 京一 164
   4. 抗原ペプチド 鳥越俊彦・一戸 崇・佐藤昇志 175
   5. 虚血・温熱療法
   5.1.虚血とストレスタンパク質 小川 智・堀 修 185
   5.2.温熱療法 畑山 巧 189
V. 分子シャペロン研究の今後 森 正敬 197
Ⅵ. 分子シャペロン総覧 大塚 健三 205
索引 215
コラム
   シンビオニン 石川 統 12
   タンパク質生産と分子シャペロン 河田 康志 16
   DNA複製開始と分子シャペロン 和田千惠子 28
   サイトゾルのシャペロニンCCT 久保田 広志 50
   枯草菌ゲノムと分子シャペロン 山根 國男 64
   コラーゲン特異的分子シャペロン Hsp47 永田 和宏 68
   葉緑体の分子シャペロン 中井 正人 76
   分子シャペロンとプロテアソームの接点にある PA28 南 康文 94
   免疫抑制と分子シャペロン 山本 健一 116
   古細菌の分子シャペロン 養王田 正文 128
   Bag1 ファミリー 武田 全弘 136
   アポトーシスと分子シャペロン 後藤 知己 142
   低分子シャペロン 加藤 兼房 160
   β2 ミクログロブリンと透析アミロイドーシス 後藤 祐児 166
   原虫感染と分子シャペロン 姫野國祐 178
   分子シャペロン誘導剤 六反 一仁 192
   生物進化と分子シャペロン 矢原 一郎 200
   分子シャペロンの分子進化 橋本 哲男 208
Ⅰ. 分子シャペロンの基礎 田口英樹・吉田賢右 3
Ⅱ. 細胞機能の制御
   1. 合成とフォールディング 寺田和豊・森 正敬 47
2.

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遠藤斗志也 [ほか] 編集
出版情報: 東京 : 共立出版, 2008.12  p899-1113 ; 28cm
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3.

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遠藤斗志也, 森和俊, 田口英樹編集
出版情報: 東京 : 羊土社, 2007.3  146p ; 26cm
シリーズ名: バイオ研究マスターシリーズ
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序 遠藤斗志也 12
歴史編
1. 研究の歴史 渾沌の前史から「タンパク質の一生」研究が開花するまで 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 12
   1. タンパク質の細胞内輸送の歴史 12
    1) 細胞生物学の夜明け 12
    2) シグナル仮説 13
    3) トランスロコン (膜透過装置) による輸送 14
    4) 膜を介した物質輸送メンブレントラフィック 16
   2. シャペロンと品質の管理の歴史 16
    1) Anfinsenのドクマ 16
    2) 熱ショックタンパク質(Hsp)と熱ショック応答 17
    3) 一生の介添え役, 分子シャペロン 19
    4) 品質管理という概念 20
    5) 小胞体ストレス解消のためにUPR 20
    6) 小胞体内の掃除役, ERAD 21
   3. 秩序ある凝集の歴史 22
    1) プリオン仮説とアミロイドーシス 23
    2) 拡大するプリオンの概念 23
2. ブレイクスルーとなった実験法を中心に そのとき「タンパク質の一生」研究の歴史が動いた 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 25
   1. 輸送とシャペロン: 40年間現役の無細胞翻訳系 25
   2. 輸送: 小胞輸送研究の両輪となった実験系 26
    1) 出芽酵母の遺伝学的解析 26
    2) 培養細胞のin vitro アッセイ系 27
    3) 補いあう2つの手法 28
   3. シャペロン: 王道の試験管内実験と最新イメージング技術 29
    1) 基本の試験管内フォールディング実験 29
    2) アイデアを駆使した実験系と成果 30
    3) 最新1分子蛍光イメージング技術 31
   4. 品質管理: 古くて新しい酵母遺伝学解析の切れ味 31
    1) 出芽酵母によるブレイクスルー 31
    2) 酵母変異株の重要な貢献 32
   5. 品質管理: ゲノム時代の新たなアプローチ 32
    1) ゲノム情報から発見されたPERK 32
    2) マイクロアレイ解析が明かすUPRの標的遺伝子 32
   6. プリオン/アミロイド研究: 秩序ある凝集を調べる古典的手法とGFPの活用 34
    1) アミロイドを特異的に検出する 34
    2) GFP融合タンパク質のアミロイド化を観察する 35
レビュー編
第1章 フォールディング入門-タンパク質の構造や機能の基盤 櫻井一正, 後藤祐児 38
   1 フォールディングと折り紙 38
   2 フォールディング経路と中間体の探索 40
   3 速いフォールディングと, 理論と実験の融合 42
    1) 中間体のない"速い"フォールディング 42
    2) 理論と実験の融合による研究の前進 42
   4 遅いフォールディングとアミロイド線維形成 44
    1) 大きなタンパク質にみられる中間体の役割 44
    2) もう1つの安定状態: アミロイド線維 46
   5 新たな潮流, 一分子フォールディングと可視化 46
   6 広がっていくフォールディング研究 47
第2章 分子シャペロンの作動原理 元島史尋, 吉田賢右 49
   1 分子シャペロンとは 49
   2 分子シャペロンの作用機構 51
   3 シャペロニン 52
   4 Hsp70システム 53
   5 Hsp104 55
   6 フォールディングメカニズム解明への期待 56
第3章 ブローベル・コード-交通管制という問題 遠藤斗志也 58
   1 タンパク質の交通管制システム 58
   2 ブローベル・コード 59
    1) 同定しにくい行き先シグナルの実体 59
    2) ミトコンドリア行きシグナルの認識機構 60
   3 トランスロコンの孔 61
    1) トランスロコンの孔の構造 61
    2) Sec型トランスロコンの二量体の意義 62
   4 交通管制システムの進化 62
    1) 複数のトランスロコンの連携 62
    2) ミトコンドリアの交通管制システム 62
    3) 葉緑体の交通管制システム 64
    4) 交通管制システムに残る細胞構造の進化 65
   5 トランスロコンの分子モータ 65
   6 今後の研究の展開 66
第4章 細胞機能を支える巧みな物流管理システム-エンドメンブレンシステムにおける小胞輸送の分子メカニズム 佐藤 健, 佐藤美由紀 68
   1 小胞輸送の基本反応 68
   2 輸送小胞の接着, 融合機構 69
   3 小胞を介した選別輸送の分子メカニズム 71
    1) 新生タンパク質の輸送 71
    2) ゴルジ体以降の輸送経路 73
    3) 細胞外からの物質輸送: エンドサイトーシス 74
   4 今後の展望 75
第5章 細胞品質管理に関与するタンパク質ジスルフィドネットワ-ク 稲葉賢次, 伊藤継昭 77
   1 大腸菌におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 78
    1) ジスルフィド結合導入システム 78
    2) ジスルフィド結合を組換える異性化システム 80
   2 小胞体におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 80
    1) 酵母でのジスルフィド結合導入システム 80
    2) 謎の多いジスルフィド異性化システム 81
   3 ミトコンドリアにおけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 83
第6章 タンパク質の品質管理機構 永田和宏 86
   1 タンパク質の品質管理で視野にいれるべきポイント 87
   2 小胞体における4つの品質管理戦略 88
    1) "工場"に例えられる品質管理戦略 88
    2) 小胞体品質管理の制御機構 89
   3 研究が進む小胞体管理分解(ERAD)の仕組み 90
    1) ERADの分子機構 90
    2) 逆輸送チャネルを構成する正体は? 90
   4 サイトゾルにおける品質管理 91
    1) 再生か分解か: トリアージと品質管理 91
    2) 凝集体形成にかかわる品質管理機構 91
   5 品質管理機構の重要性 93
第7章 品質管理にかかわる細胞応答の仕組み 森 和俊 95
   1 品質管理に失敗すると? 95
   2 さまざまな細胞応答機構 96
    1) 熱ショック応答 96
    2) 小胞体ストレス応答(UPR) 97
   3 今後の研究の展望 103
第8章 シャペロンと分解の交差点-AAA⁺プロテアーゼによるシャペロン・パワード・プロテオリシス 龍田高志 105
   1 プロテアーゼの"戦略"と基本機構 106
    1) 刃は危ないので隠す 107
    2) 穴に引きずり込む 107
    3) いらないものだけを捕らえる 107
   2 基質の解きほぐしと分解の機構 107
    1) 穴の中のフレキシブル・ループ 109
    2) 基質の送り込みと解きほぐしの共役 110
    3) プロテアーゼ活性中心にいたるゲートの開閉 110
    4) ATPの加水分解を機械的な動きに変換する機構 110
   3 基質認識機構 111
    1) 基質の標識と認識配列 111
    2) アダプタータンパク質 112
    3) 基質結合ドメイン 112
    4) 基質選択性の謎 112
第9章 秩序ある凝集: アミロイドとプリオン 田口英樹 116
   1 秩序ある凝集と無秩序な凝集 116
   2 病気・ 非病気におけるアミロイド・ プリオン 117
    1) アミロイドーシス 117
    2) 哺乳類プリオン 118
    3) 酵母プリオン 118
    4) 疾病と関係ないタンパク質によるアミロイド 118
   3 アミロイド・プリオンの構造と形成機構 119
    1) 分子間βシートがアミロイド・プリオン線維の骨格 119
    2) アミロイド線維成長機構 120
   4 細胞内での秩序ある凝集 122
    1) 細胞内でのアミロイド・プリオン 122
    2) 秩序ある凝集とシャペロンの接点 122
   5 アミロイド・プリオンは単なるやっかいものか? 122
    1) アミロイド・プリオンによるタンパク質機能の拡張 123
    2) プリオンとアミロイドの違いは? 124
   6 拡大する「秩序ある凝集」の世界 124
最新トピックスがわかるUP TO DATE
   1 変性していることが普通の機能性タンパク質 (櫻井一正、後藤祐児) 128
   2 せまい方が安定? (櫻井一正、後藤祐児) 129
   3 タンパク質はシャペロニンのゆりかごでどんな夢を見るか? (元島史尋、吉田賢右) 129
   4 新生タンパク質の歩留まりは? (元島史尋、吉田賢右) 130
   5 トランスロコンはどうやって組立てられるのか (遠藤斗志也) 130
   6 小胞輸送の起源は何か? (佐藤 健,佐藤美由紀) 131
   7 ゴルジ体層板間輸送をめぐる論争(佐藤 健,佐藤美由紀) 131
   8 まだまだ見つかる Protein Disulfide Isomerase (PDI) の新しい機能(稲葉謙次,伊藤継昭) 132
   9 シャロペンとの病態の接点 (久保田広志,永田和宏) 133
   10 品質管理の切り札 : 核における品質管理(久保田広志,永田和宏) 134
   11 アミロイド病とトランスサイレチン変異体(久保田広志,永田和宏) 134
   12 いかに小胞体ストレスを感知するか? (森 和俊) 135
   13 哺乳動物では前駆体も駆り出される (森 和俊) 135
   14 小胞体ストレスで膜も増加する (森 和俊) 136
   15 基質に埋め込まれた "うなぎ" 配列 (龍田高志) 137
   16 神経変性を引き起こす真犯人は? (田口英樹) 138
   17 プリオンによるプリオンの誘発 (田口英樹) 138
   18 水と油のコラボ: 膜タンパク質の加水分解 (秋山芳慶) 139
   19 シャロペン界の偶像破壊者AAA型シャロペン (小椋 光) 139
   20 どこが違う? 植物の品質管理 (嶋田知生) 140
   21 ユビキチン化酵素は異常タンパク質ハンターか? (白根道子) 141
   22 ERADとオートファジーの密かな関係 (野田健司) 141
索引 143
序 遠藤斗志也 12
歴史編
1. 研究の歴史 渾沌の前史から「タンパク質の一生」研究が開花するまで 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 12
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