1. コンクリート構造の特質 1 |
2. コンクリートの力学的性質 4 |
2.1 コンクリートの破壊基準 4 |
2.1.1 多軸方向力を受けるコンクリートの破壊基準 4 |
2.1.2 Mohr-Coulombの破壊基準 5 |
2.1.3 Drucker-Pragerの破壊基準 9 |
2.2 コンクリートの応力-ひずみ関係 10 |
2.2.1 多軸応力状態のコンクリートの応力-ひずみ関係 10 |
2.2.2 Kupfer-Gerstleのモデル 14 |
2.2.3 Ottosenのモデル 16 |
2.2.4 Darwin-Pecknoldのモデル 20 |
2.3 ひびわれ面における応力の伝達 25 |
2.3.1 ひびわれ面における応力伝達のメカニズム 25 |
2.3.2 野村のモデル 28 |
2.3.3 李・前川のモデル 31 |
2.3.4 吉川のモデル 32 |
2.4 クリープおよび乾燥収縮 34 |
3. 鉄筋とコンクリートとの複合作用 40 |
3.1 鉄筋の力学的性質 40 |
3.1.1 鉄筋の応用-ひずみ関係 40 |
3.1.2 鉄筋の降伏強度,引張強度 42 |
3.2 鉄筋とコンクリートとの付着機構 44 |
3.2.1 鉄筋とコンクリートとの付着機構 44 |
3.3 テンションスティフニング効果とひびわれ幅 47 |
3.3.1 テンションスティフニング効果のメカニズム 47 |
3.3.2 線形解によるテンションスティフニング効果の表現 52 |
3.4 鉄筋の定着メカニズム 54 |
3.4.1 鉄筋の定着メカニズム 54 |
4. 桁の曲げ耐荷力と変形 59 |
4.1 桁の曲げ強度の解析 59 |
4.1.1 鉄筋およびコンクリートの1軸状態の応力-ひずみ関係 59 |
4.1.2 弾性状態の解析 61 |
4.1.3 非線形状態の解析 64 |
4.2 E.Hognestadの実験 66 |
4.2.1 E.Hognestadが提案した終局強度パラメータ 66 |
4.2.2 終局強度の近似解析 69 |
4.3 2軸曲げ強度の解析 70 |
4.3.1 弾性領域における解析 70 |
4.3.2 2軸曲げの非線形領域の解析 72 |
4.4 モーメントと局率との関係 76 |
4.4.1 局率の計算 76 |
4.4.2 曲げ靭性 78 |
4.5 桁の曲げ変形 79 |
4.5.1 単調載荷荷重による変形 79 |
4.5.2 繰り返し載荷による変形 82 |
4.6 鉄筋コンクリート桁の曲げ疲労強度 82 |
4.6.1 疲労強度と疲労寿命 82 |
4.6.2 S-N線図と修正Goodmanの伝説 83 |
4.6.3 疲労履歴の考慮方法 84 |
4.6.4 鉄筋コンクリート桁の曲げ疲労 85 |
5. 柱の耐荷力 89 |
5.1 一様な圧縮力を受ける短柱の耐荷力 89 |
5.2 らせん鉄筋柱の耐荷力 91 |
5.3 偏心載荷を受ける短柱の耐荷力 93 |
5.4 2軸曲げを受ける短柱の耐荷力 96 |
5.5 長柱の耐荷力 98 |
5.5.1 2次モーメントの影響 98 |
5.5.2 長柱の範囲 99 |
5.5.3 モーメント拡大法 99 |
5.5.4 モーメント拡大係数δ 101 |
5.5.5 フレーム中の柱の有効長さ 104 |
5.5.6 計算例 105 |
6. せん断耐荷力と変形 107 |
6.1 せん断問題に対するアプローチ 107 |
6.2 せん断応力と斜めひびわれ 107 |
6.2.1 等方性弾性はりの主応力,せん断応力 107 |
6.2.2 曲げひびわれを生じた鉄筋コンクリートはりのせん断応力 109 |
6.2.3 変断面はりのせん断応力 110 |
6.3 せん断補強鉄筋をもたないはりのせん断破壊 111 |
6.3.1 斜めひびわれの発生 111 |
6.3.2 せん断抵抗のメカニズム 113 |
6.3.3 せん断破壊形式 115 |
6.3.4 せん断耐荷力の算定式 117 |
6.4 せん断補強鉄筋を配置したはりのせん断破壊 119 |
6.4.1 せん断補強鉄筋の機能 119 |
6.4.2 トラス理論 120 |
6.4.3 ウエブコンクリートの圧縮破壊 122 |
6.4.4 モーメントシフト 123 |
6.4.5 圧縮場理論 124 |
6.4.6 塑性理論 129 |
6.5 軸力とせん断力を受けるのはりのせん断破壊 133 |
6.5.1 プレストレストコンクリートはりのせん断破壊 133 |
6.5.2 軸力を受ける鉄筋コンクリートはりのせん断破壊 134 |
6.5.3 軸力が作用するはりのせん断力に対する設計 135 |
6.6 せん断変形 136 |
6.6.1 トラスモデルのせん断変形 137 |
6.6.2 圧縮場理論によるせん断変形の算定 138 |
6.7 スラブの押し抜きせん断破壊 139 |
6.7.1 押し抜きせん断破壊 139 |
6.7.2 押し抜きせん断耐力 139 |
6.7.3 理論的アプローチ 141 |
6.8 せん断疲労 143 |
6.8.1 せん断補強鉄筋を用いないはりのせん断疲労 143 |
6.8.2 せん断補強鉄筋を配置したはりのせん断疲労 144 |
6.9 大変位の繰返しによりせん断破壊する部材の靭性 147 |
6.9.1 せん断破壊による靭性,耐震性の低下 147 |
6.9.2 変位成分を分離するアプローチによる研究の成果 151 |
6.9.3 統計的アプローチによる研究の成果 151 |
6.9.4 せん断破壊する部材の靭性に関する研究課題 153 |
7. ねじりを受ける鉄筋コンクリート部材の耐荷力と変形 157 |
7.1 ねじりを受ける鉄筋コンクリート部材の性状 157 |
7.2 ねじりによるせん断応力度 158 |
7.3 立体トラス理論に基づくねじり耐荷力の算定 162 |
7.3.1 ねじり耐荷力 162 |
7.3.2 組合せ断面力作用下のねじり耐荷力 165 |
7.4 鉄筋コンクリート板要素を用いたねじり解析 167 |
7.4.1 鉄筋コンクリート板要素における力の釣り合い条件 167 |
7.4.2 鉄筋コンクリート板要素の変形状態 168 |
7.4.3 せん断ひずみとねじれ角の関係 171 |
7.4.4 変形の適合条件 172 |
7.4.5 解析手順 172 |
8. スラブの耐荷力と変形 174 |
8.1 スラブに関する基礎理論 174/sitem> |
8.2 有限要素法による弾塑性解析 181 |
8.3 スラブの曲げ終局耐荷力 190 |
8.3.1 降伏線理論 191 |
8.3.2 ストリップ法 200 |
9. フレームの耐荷力と変形 207 |
9.1 塑性ヒンジ 207 |
9.2 モーメント再配分 211 |
9.2.1 不静定ばりのモーメント再配分 212 |
9.2.2 フレームのモーメント再配分 215 |
9.2.3 塑性ヒンジの必要回転量 217 |
9.3 弾塑性解析 221 |
索引 227 |