第1章 資源・エネルギーと環境の現状と今後 1 |
1.1 エネルギー資源について 1 |
1.2 エネルギー資源量と需要見通し 1 |
1.3 エネルギー転換技術 6 |
1.3.1 エネルギー資源の複合化技術 6 |
1.3.2 エネルギー転換過程での複合化技術 8 |
1.3.3 エネルギー消費過程での複合化技術 9 |
1.4 エネルギー政策 10 |
1.4.1 過去30年のエネルギー政策 10 |
1.4.2 2050年を目指した政策 12 |
1.5 環境技術 13 |
1.5.1 環境技術の推移 13 |
1.5.2 燃焼方式による環境負荷低減 15 |
1.5.3 環境汚染物質としての微量重金属 16 |
参考文献 20 |
第2章 気体燃焼 22 |
2.1 はじめに 22 |
2.2 気体燃焼の基礎方程式 23 |
2.2.1 化学反応を伴った流れ場を記述する物理量とその支配基礎方程式 23 |
2.2.2 混合気体の組成と状態方程式 30 |
2.2.3 作動流体の物性値 30 |
2.2.4 化学反応機構と発熱量 32 |
2.3 層流予混合火炎 34 |
2.3.1 均一系の非定常燃焼 34 |
2.3.2 平衡組成と平衡温度 35 |
2.3.3 一次元予混合火炎と燃焼速度 35 |
2.4 層流拡散火炎 37 |
2.4.1 従属変数の正規化と種々の物理量の代数的関係 37 |
2.4.2 火炎面モデルと火炎構造 38 |
2.4.3 保存方程式の相似解 40 |
2.5 多次元流れ場の解析例 42 |
参考文献 42 |
第3章 液体燃焼 44 |
3.1 液体燃料の燃焼現象 44 |
3.2 液滴の燃焼 47 |
3.3 噴霧の燃焼 61 |
3.4 まとめ 62 |
参考文献 63 |
第4章 固体燃焼・ガス化 65 |
4.1 固体燃料の燃焼 65 |
4.1.1 固体燃料の種類と性状 65 |
4.1.2 燃焼方式 66 |
4.1.3 燃焼メカニズム 68 |
4.1.4 燃焼性の評価 72 |
4.1.5 燃焼生成物 73 |
4.2 固体燃料のガス化 75 |
4.2.1 ガス化反応とは 75 |
4.2.2 ガス化反応機構 76 |
4.2.3 ガス化装置の種類とその特徴 79 |
4.2.4 ガス化技術の将来』性と課題 81 |
4.3 まとめ 83 |
参考文献 83 |
第5章 燃焼計測・分析 85 |
5.1 燃焼計測 85 |
5.1.1 温度計測 85 |
5.1.2 速度計測 89 |
5.1.3 燃焼場の濃度計測 92 |
5.2 固体分析 94 |
5.2.1 固体燃料の一般分析 95 |
5.2.2 固体燃料に含まれる無機粒子の粒子解析分析法 95 |
5.2.3 おわりに 103 |
参考文献 103 |
第6章 数値解析 105 |
6.1 はじめに 105 |
6.2 燃焼反応解析に必要な基本モデル 105 |
6.2.1 流動解析モデルについて 105 |
6.2.2 液滴・固体粒子を含む混相流モデル 107 |
6.2.3 伝熱解析モデルについて 110 |
6.3 燃焼反応モデル 112 |
6.3.1 気相反応モデル 113 |
6.3.2 液滴蒸発モデル 114 |
6.3.3 揮発分放出モデル 115 |
6.3.4 チャー燃焼モデル 117 |
6.3.5 ガス化反応モデル 119 |
6.3.6 NOモデル 120 |
6.4 燃焼・ガス化解析事例 122 |
6.5 境界値設定のための燃焼量論 123 |
6.6 おわりに 125 |
参考文献 126 |
第7章 高温空気燃焼技術 130 |
7.1 高温空気燃焼技術の開発から実用化までの経緯 130 |
7.1.1 高温空気燃焼の原理 130 |
7.1.2 開発から実用化までの経緯 134 |
7.2 リジェネバーナの種類と用途 136 |
7.2.1 交互燃焼式リジェネバーナ 136 |
7.2.2 シングルリジェネバーナ 138 |
7.3 産業用装置における応用例と成果 139 |
7.3.1 鉄鋼用連続熱延加熱炉への適用 139 |
7.3.2 連続溶融亜鉛めっき炉(CGL)への適用 140 |
7.3.3 取鍋予熱炉への適用 141 |
7.4 海外における高温空気燃焼、フレームレス燃焼の研究および実用化 142 |
7.4.1 高温空気燃焼,フレームレス燃焼の研究 142 |
7.4.2 高温空気燃焼の実用装置への適用例 143 |
参考文献 146 |
第8章 高性能ガスタービン燃焼技術 147 |
8.1 ガスタービンと燃焼技術の課題 147 |
8.2 天然ガス焚き燃焼技術 148 |
8.3 油/ガスデュアル燃料焚き燃焼技術 149 |
8.4 燃料多様化対応燃焼技術 151 |
8.5 1GCC対応燃焼技術 154 |
参考文献 157 |
第9章 CO2回収型石炭利用技術 159 |
9.1 はじめに 159 |
9.2 CO2回収型石炭利用技術の概要 160 |
9.2.1 CO2分離回収技術(化学吸収法) 161 |
9.2.2 酸素燃焼技術 162 |
9.3 微粉炭酸素燃焼技術(Oxy-fuel Combustion) 163 |
9.3.1 原理と課題 163 |
9.3.2 燃焼性に対するCO2の影響 166 |
9.3.3 微粉炭バーナ試験 170 |
9.4 国内外プロジェクトの現状 174 |
9.5 まとめ 177 |
参考文献 177 |
第10章 最新の燃焼計測技術 179 |
10.1 はじめに 179 |
10.2 分光計測技術 179 |
10.2.1 吸収法 180 |
10.2.2 発光法 183 |
10.2.3 LIBS 185 |
10.3 可視化技術 190 |
10.3.1 PLIF 190 |
10.3.2 PIV 192 |
10.4 微量成分分析技術 194 |
10.4.1 TOF-MS 194 |
10.4.2 REMPI 195 |
参考文献 197 |
第11章 国際的な排ガス規制動向 200 |
11.1 はじめに 200 |
11.2 ヨーロッパ 200 |
11.2.1 EU 200 |
11.2.2 主要国の例-ドイツ- 208 |
11.3 北アメリカ 209 |
11.3.1 US 209 |
11.3.2 カナダ 215 |
11.4 アジア 217 |
11.4.1 中国 217 |
11.4.2 タイ 220 |
11.4.3 フィリピン 220 |
11.5 日本 222 |
11.5.1 大気汚染防止法 222 |
11.6 まとめ 227 |
参考文献 229 |
第12章 石炭燃焼と水銀 229 |
12.1 はじめに 229 |
12.2 大気中の水銀とその付着 230 |
12.3 石炭中の水銀 230 |
12.4 水銀の分配と化学形態 231 |
12.5 燃焼設備における水銀挙動 232 |
12.5.1 水銀の揮発化挙動 232 |
12.5.2 燃焼炉後流の水銀挙動 233 |
12.6 水銀の挙動シミュレーション 239 |
12.6.1 重要な要素 239 |
12.6.2 粒子におけるHg収着 240 |
12.6.3 触媒反応と湿式スクラビング 241 |
12.6.4 基礎反応理論 241 |
12.6.5 利用と効果 243 |
12.7 水銀の除去技術 244 |
12.7.1 燃焼前の処理技術 244 |
12.7.2 既存のSCR,湿式脱硫設備,集塵設備 245 |
12.7.3 水銀除去剤の投入 245 |
12.8 まとめ 245 |
参考文献 245 |