第1章 霞ヶ関から大学へ7 |
工業大学に知的財産!? |
動き出した学長の特許庁再訪 |
相談とは、予期せぬ難問 |
新米学部長には結果責任 |
教授にしたい人物の条件①-実務の実力者たち |
教授にしたい人物の条件②-霞ヶ関の実力者たち |
第2章 「知的財産」の基礎知識 33 |
財産の概念は変化していく |
知的財産は身近なもの |
「知的創造サイクル」という視点と行動 |
「知財」の市場の規模は拡大中 |
知的財産専門家はどのぐらい必要か? |
時代は人材育成を求めている |
本邦初の「知財」教育カリキュラム内容 |
第3章 追い風と、不安と 65 |
文部科学省側からの問い |
フォローの風-知的財産基本法の成立 |
いかにして新学部を知ってもらうか? |
夏の暑い日、京都での現実 |
第4章 日本初の新学部が始動! 79 |
薄氷を踏みつつ第一回目入試 |
ご祝儀相場か!?-中味が問われるのは、これから |
私語なし講義のための工夫 |
今の大学生の文章力 |
プレゼンテーションの力を養成 |
第5章 「知財」の学生が成長していく 99 |
知財の本質を歴史に学ぶ |
学生たちの吸収力-専門科目、はじまる |
インターンシップの効果はいかに!? |
卒業研究テーマ、たとえば「職務発明」の場合 |
第6章 就職戦線、秘策アリ 129 |
就職率は新学部の成績表 |
あらゆるツテを動員しての「企業懇談会」 |
企業は「知財」のわかる学生を求めていた! |
君は会社で何をするか、何ができるか |
「心配するな!」-就職相談① |
知財のわかる銀行マン!-就職相談② |
第一期生の就職結果 |
第7章 専門職大学院の時代がくる 147 |
旧来の大学院ではない、という覚悟 |
知財の現場知識へのこだわり |
最適の人-失敗の許されない獲得作戦 |
大学院では何を学び、何を研究するか |
事例研究の重要性-実務の世界で能力を発揮するために |
第8章 チザイ大学院のパワー 163 |
ライバル登場 |
中之島公会堂で大学院シンポジウム |
専門職大学院に入学した人たちの実像 |
夏季集中講座 |
第9章 知財のプロフェッショナル 179 |
専門能力の真髄、三点 |
経営者のごとく、プロデューサーのごとく |
トランジスタの発明-歴史を進めた弁理士① |
ブレーナー特許の成功の原因-歴史を進めた弁理士② |
知財マンたちの実際のキャリアルート |
時代が求めるスタッフ、パラリーガル |
第10章 大学は変わる 199 |
大学サバイバル戦争 |
大学人に求められる「戦略的発想」 |
「知財」から考える産学官連携のポイント |
大阪商工会議所との協力体制 |
知的財産研究会の設立-大阪府工業協会との連携 |
社会人を再び大学に呼び戻せ! |
ナンバーワンよりオンリーワンの戦略 |
おわりに |