まえがき iii |
第1章 電波とは 1 |
1.1 電波の正体 2 |
1.2 電磁波と電波 3 |
1.3 平面波 3 |
1.4 電波はエネルギーを運ぶ 7 |
1.5 定在波とは 9 |
1.6 電波は情報を運ぶ 12 |
第2章 電波はどのように伝わるか 17 |
2.1 大気中を伝わるとき 17 |
2.2 非導電性媒質平面へ入射するとき 27 |
2.3 導体に沿って伝搬するとき 33 |
第3章 電波の放射と受信 45 |
3.1 アンテナの利得とビーム幅 46 |
3.2 偏波の違い 55 |
3.3 円偏波の性質と雨滴反射波の除去 58 |
第4章 電波は物体に当たるとどのように散乱するか 61 |
4.1 散乱断面積 62 |
4.2 代表的物体の後方散乱断面積 63 |
4.3 円偏波による円柱径の推定 66 |
4.4 前方散乱波のふしぎ 68 |
第5章 電波は金属や水中では強く減衰する 73 |
5.1 電波の浸透の深さ 73 |
5.2 水中へ電波が放射されるとき 76 |
第6章 エネルギーを担う電波の利用 81 |
6.1 電子レンジの話 82 |
6.2 マイクロ波ビームによる電力の伝送 84 |
6.3 衛星太陽エネルギー発電所(SSPS)の概要 87 |
主な参考文献 91 |
著者略歴 93 |
索引 95 |
図表目次 |
図1.1 電磁波の名称 4 |
表1.1 電磁波の周波数帯の区分 5 |
図1.2 平面波の伝搬 6 |
図1.3 平面波の運ぶ電力と交流回路を流れる電力 8 |
図1.4 定在波 11 |
図1.5 振幅変調 14 |
図1.6 周波数変調 15 |
図2.1 大気による電波の屈折 18 |
図2.2 見通し距離の拡大と等価地球半径 19 |
図2.3 回折による電界強度の変化 21 |
図2.4 平面反射体と電波の伝搬経路 22 |
図2.5 海面上の無指向性アンテナの干渉パターン 23 |
図2.6 電離層によるfc電波の透過と反射 25 |
図2.7 平面波の反射と透過 27 |
図2.8 ブルースター角と全反射の臨界角 28 |
図2.9 入射角θの変化に伴う海水の反射係数の変化 30 |
図2.10 層状媒質による平面波の反射と透過 31 |
図2.11 同軸線路 35 |
図2.12 同軸線路内を流れる電力 36 |
図2.13 平行2線式線路を取り巻く電気力線と磁力線 37 |
図2.14 平行2線式線路のオーム損 38 |
図2.15 投波器から放射される表面波 39 |
図2.16 導波管断面内の電気力線と磁力線 41 |
図2.17 導管波の高次モードの例 42 |
図2.18 ストリップ線路と電気力線 43 |
図3.1 半波長アンテナ 47 |
図3.2 半波長アンテナによる放射電界の概念図 48 |
図3.3 パラボラアンテナによる放射電界の概念図 48 |
図3.4 パラボラアンテナへの平面波の入射 50 |
図3.5 半波長アンテナの実効開口面積 51 |
図3.6 アンテナ(電力)パターン 52 |
図3.7 水平偏波の送,受信 56 |
図3.8 楕円偏波/円偏波の発生 57 |
図3.9 円偏波利用による球状反射体からの反射波の除去 58 |
図4.1 平面波の入射と散乱 62 |
図4.2 円偏波による円柱径の推定 67 |
図4.3 物体と前方散乱パターン 69 |
図4.4 前方散乱波を利用したレーダの一提案 71 |
図5.1 導体内部での電波の減衰と浸透の深さδ 74 |
図5.2 表皮効果による電流密度の減少 75 |
図5.3 海面へ電波を入射させたときの様子(曲線は電界を表わす) 78 |
図6.1 電子レンジの概要を示す図 83 |
図6.2 マイクロ波ビームによる電力の伝送 86 |
図6.3 衛星太陽エネルギー発電所(SSPS)の基本構想 87 |
図6.4 マイクロ波送,受電の構想 88 |