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図書

東工大
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図書
東工大
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今田高俊著
出版情報: 東京 : 中央公論社, 1987.12  iv, 216p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 861
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まえがき
第一章 産業社会のメタゆらぎ 3
   第一節 産業社会のゆらぎ 4
   メタゆらぎのルーツ
   生態系からの挑戦
   学生紛争の問いかけ
   南北問題のかたまり
   第二節 新しい個人主義のパラドック 16
   自己描写の飽和
   「コンサマトリー化」とは何か
   技術革新と社会変動
   第三節 差異のダイナミクス
   <機能>から<意味>へ
   <欠乏動機>から<差異動機>へ
   記号消費論のなかの差異
   差異からの差異化
   モダン崩しの記号ゲーム
第二章 自己言及とゆらぎの科学 43
   第一節 正統派パラダイムの弱体化 44
   パラダイム・アナーキー
   「繁栄」の終焉
   「活力ある安定」の時代精神
   第二節 自己組織性というキー・ワード 53
   自己言及とゆらぎの科学
   モダン・サイエンスの転換
   ゆらぎの意義
   第三節 自己言及のパラドックス 64
   ラッセルのバラドックス
   ゲーデルの不完全性定理
   妥協の産物としての論理
   第四節 パラドックスへの挑戦(1) 71
   アシュビーの議論
   ベイトソンと円環的要因
   第五節 パラドックスへの挑戦(2) 76
   オートポイエシスの理論
   免疫系の認識作用
   リンパ系の認識作用
   第六節 パラドックスへの挑戦(3) 85
   散逸構造の理論
   シナジェティックスの理論
   第七節 モダンの脱構築は可能か 96
第三章 産業社会の散逸構造 101
   第一節 ゆらぎ現象の具体例 102
   現実世界へ
   解が見いだせない社会問題群
   第二節 高度情報社会の構図 108
   議論のポイント
   過渡期のパラダイム
   情報創発効果
   第三節 付加価値性原理の生成 122
   <生産性>から<付加価値性>へ
   資本のレンタル化
   期待される人間像
   カオスというノモス
   第四節 再び差異のダイナミクス 136
   静かな生活革命
   効率化と選択性の強化
   創ることへの参加
   遊び性という動機
   カオス系の内在化
   ゆらぎの方向性
   第五節 長寿化からみた社会シナリオ 164
   <補助線>探し
   人口構成のピラミッド崩し
   仕事社会からの差異化
   社会ルールの立ちあげ
   自己革新としての学習
第四章 自省社会-リフレクションの世紀 187
   第一節 産業社会の代償 188
   コンロトール思想の行詰まり
   神殺しとしてのモダン
   第二節 リゾームという運動体 194
   脱構築のプログラム
   無視の構図
   ネットワークによる反撃
   第三節 ホモ・リフレクト 203
   人間の条件
   社会の<自己化>論
   リフレクションという思想
   未完のプロジェクト
   <本文挿画>宇佐美圭司「一〇〇枚のドローイング」より
まえがき
第一章 産業社会のメタゆらぎ 3
   第一節 産業社会のゆらぎ 4
2.

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図書
遠藤薫, 佐藤嘉倫, 今田高俊編著
出版情報: 京都 : ミネルヴァ書房, 2016.12  xv, 355, 10p ; 22cm
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第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する
モダニティと制度論
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして
自己産出系の公理論—システム論のsyntaxとsemantics
モダニティと意味
近代と公共性—ハーバーマス批判の試み
東アジア型ハイブリッド・モダニティ?—在中国日韓台企業の比較が示唆する現実
「評価国家」における統治の構造—政治的合理性・プログラム・テクノロジー
第2部 再帰的自己組織性論とポストモダン : 自己組織性と社会のメタモルフォーゼ
自己組織性と言語ゲーム
自己組織性と合理的選択
自己組織化の普遍性と歴史性—自律・他律・共律
自己組織性と社会システム—主体のありかをめぐる考察
自己組織性とリスク・信頼
日本における社会システム論の意義と未来—日本近代と自己組織性
第1部 社会システム論とモダニティ : 社会システム論からモダニティを再検討する
モダニティと制度論
モダニティと社会学—「社会的なるもの」の把握をめざして
概要: 本書は、社会システム論と自己組織性論とを軸にした、社会学の本質に迫る論考の集成である。21世紀の社会理論のありかたを鋭く問い、社会学における理論の復権を告げる。
3.

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東工大
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図書
東工大
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今田高俊著
出版情報: 東京 : 創文社, 1986.4  x, 314, 15p ; 22cm
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まえがき
第一部 変換理性の科学哲学
   第一章 不確定な自己組織性 5
   第一節 自己組織性の世界 5
   一 理論的関心 6
   二 現実的関心 8
   三 二項対立の限界 10
   第二節 メソドロジーの三角形と自己言及 13
   一 認識の存在接続 13
   二 メソドロジーの三角形 15
   三 論理のパラドックス 18
   四 自己言及と自己非決定 20
   第三節 多極的なパラダイム構造 23
   一 パラダイムの混迷 23
   二 理性の貧困 24
   三 科学哲学の脱構築 27
   四 自然科学か理解科学か 29
   第二章 ロゴスの覇権争い 33
   第一節 実証主義帝国の形成 33
   一 近代理性の形成 33
   二 包括理性の提起 34
   三 社会の自然科学テーゼ 37
   第二節 合理主義の復権と相剋 40
   一 論理実証主義の統一運動 40
   二 批判的合理主義の反撃 42
   第三節 実用的経験主義の主張 45
   一 「らしさ」の論理 45
   二 予言の自己成就 47
   三 期待値の論理 49
   四 覇権争いの痛み分け 51
   第四節 自己組織性への挑戦と挫折 53
   一 変化のゼーション現象 53
   二 自己組織の不可能性 56
   三 オートポイエシスと自己言及 59
   四 散逸構造と秩序形成 61
   第三章 理性帝国の転覆 65
   第一節 古典的解釈主義の台頭 65
   一 解釈学の存在根拠 65
   二 解釈主義宣言 67
   三 ウェーバーの方法的アンビヴァレンス 69
   四 説明的理解と現実的理解 71
   第二節 存在論の武装 73
   一 意味の存在論 73
   二 解釈法の公準 76
   第三節 意味先取と自省的解釈 78
   一 伝統への帰属と疎隔 78
   二 差異化と自己組織性 80
   三 意味の超越システム理論 81
   四 自省的解釈の不可欠性 83
   第四節 存在完成と了解可能性 86
   一 意味の存在接続 86
   二 「いき」の存在会得 87
   三 自己組織性の存在問題 90
   第四章 理性神話の脱構築 95
   第一節 理性神話の危機 95
   一 純粋理性の神話 96
   二 神話の危機 97
   三 理論の現実味と常識 100
   四 もう一つの純粋理性 102
   五 経験理性の危機 105
   第二節 神話の脱構築 メソドロジーの三角形 109
   一 二項対立と方法 109
   二 方法のジーン 112
   三 原点としてのウェーバー 114
   四 認識と存在の三様態 117
   五 認識の存在接続 119
   六 了解主義と議論の論理 122
   第三節 変換理性の科学哲学 126
   一 二項対立の統合 126
   二 変換理性 129
   三 変換理性と自己組織性 132
第二部 自省的機能主義の理論
   第五章 パラダイムの冒険 141
   第一節 戦後のシステム・パラダイム群 141
   一 システム思考の誕生 141
   二 社会システム論のトロイカ 143
   第二節 パラダイムの転換 145
   一 自己組織パラダイムの萌芽 145
   二 意味と自省作用 148
   三 構造化と意味作用 151
   第三節 機能主義の試練と苦悩 155
   一 試練とは何か 155
   二 機能主義の彫琢か凋落か 158
   三 再び自己言及について 162
   第四節 自省的機能主義をめざして 165
   一 機能主義の脱構築 165
   二 自己組織性とシステム実践 168
   三 自己組織性と生活実践 171
   第六章 正統派の受難時代 175
   第一節 自己組織性 新たな時代のキー・ワード 175
   一 なぜ社会変動でなく自己組織か 175
   二 秩序ある繁栄と社会変動 177
   三 活力ある安定と自己組織性 179
   第二節 一般システム理論と要素の創発的従属 181
   一 有機体論革命 181
   二 階層的創発特性 183
   第三節 サイバネティックスと狭隘なメタボリズム 187
   一 コミュニケーションと制御 187
   二 情報と物質の対称性 189
   第四節 一般均衡理論と散逸なき不均衡 191
   一 新古典派的統合 191
   二 散逸なき不均衡 195
   第五節 構造主義と主体のエポケー 198
   一 無意識の精神構造 198
   二 超越論的主観なきカント主義 202
   第六節 構造 機能主義と主意主義の自己否定 204
   一 構造 機能主義宣言 204
   二 主意主義の自己否定 207
   三 ホモ・ソシオロジクス登場 209
   第七章 社会理論の復活 213
   第一節 行為論の欠落 214
   一 シンボリック相互行為論 215
   二 現象学的社会学 216
   三 エスノメソドロジー 217
   四 意味構成論の意義と限界 219
   第二節 行為と規則 221
   一 意味と規則 222
   二 規則の恣意性 224
   三 規則に従うことと使うこと 227
   四 暗黙知と言説知 230
   四 部分と全体のいれこ関係 233
   第三節 構造と機能 238
   一 概念の交通整理 238
   二 意味概念の追加 241
   三 パターンとルール 244
   四 機能分析と構造概念 246
   五 パフォーマンスとコントロール 248
   六 コントロール装置としての構造 251
   第四節 意味とリフレクション 255
   一 コントロール思想を超えて 255
   二 デリファレンスとリフレクション 257
   三 機能をリフレクションによって問う 258
   四 構造・機能・意味の螺旋運動 261
   第六節 自省的構造のモデル 277
   一 構造の定義 277
   二 コントロール図式と構造 280
   三 行為とシステムの複合螺旋運動 284
   四 行為を介した構造の自己言及 288
   五 エピローグ 292
注 295
あとがき 313
文献 8~15
索引 1~7
まえがき
第一部 変換理性の科学哲学
   第一章 不確定な自己組織性 5
4.

図書

東工大
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図書
東工大
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佐々木毅, 金泰昌編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2002.2  x, 294p ; 22cm
シリーズ名: 公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編 ; 5
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はじめに(佐々木 毅) i
発題I 国民・皇民・公民(坂本多加雄) 1
   はじめに 1
   1. 「国民」という意識の層 2
   2. 戦後日本における「国家」の位相 7
   3. 国家は相対化されたか? 11
   4. 「日本人」と「日本国民」 14
   発題Iを受けての討論 19
発題II 人民(加藤 哲郎) 29
   1. 辞事典にみる問題の所在 29
   2. 「人民=the people」のラディカル・リベラルな文脈 34
   3. 日本マルクス主義史における「階級」「大衆」「人民」「国民」 39
   4. 階級的「人民」の脱構築から「サバルタン」へ 49
   発題IIを受けての討論 52
発題III 市民(杉田敦) 61
   はじめに 61
   1. 責任主体の確立 62
   2. 憲法改正論をめぐって 66
   3. ナショナリズムと共和主義 70
   4. これからの政治 73
   発題IIIを受けての討論 76
発題IV セックス(中山 道子) 85
   はじめに 85
   0. 序論 87
   1. 英米思想史における「個人」観念の成立 88
   2. 現代憲法学における個人概念 93
   3. 公共性とジェンダー 95
   発題IVを受けての討論 101
発題V 市民社会・市民・公共性(千葉 眞) 115
   はじめに 115
   1. 新しい市民社会論 115
   2. 現代日本における市民のイメージ 125
   3. 市民的公共性に関して 133
   発題Vを受けての討論 139
発題VI 国家・国民・公共性(佐伯 啓思) 147
   はじめに 147
   1. 「戦後日本」という問題 150
   2. 「近代市民社会」をめぐる問題 153
   3. 国家をどう理解するか 159
   発題VIを受けての討論 164
発題VII 在日・外国人(姜 尚中) 177
   はじめに 177
   1. 市場・公共性・共同体 179
   2. グローバリズムと国家の再編 181
   3. 主権・領土・市民権と移民・外国人 182
   4. 日本ではグローバリズムはどのように語られているか 183
   発題VIIを受けての討論 191
発題VIII コスモポリタン-グローカル市民(金 泰昌) 199
   1. 人間的アイデンティティの履歴とその複合性 199
   2. 国民的アイデンティティの再構築 205
   3.国家のあり方:ポリスからコスモポリスへ 211
   4. 「公」(おおやけ)と「私」(わたくし)と公共性 213
   5.ポリス的愛国心とコスモポリス的愛国心 218
   発題VIIIを受けての討論 220
発展協議I(コーディネーター:佐々木 毅) 227
   「市民」という概念
   「主体」と「ネットワーク」
   閉塞する日本
   戦後日本の公式的言説
   「国民の歴史」
   自然な感覚の相対化
   国旗・国歌と教育
   日本社会における外国人
発展協議II(コーディネーター:今田 高俊) 257
   国家・国民・市民・人民
   リパブリカニズムと倫理性
   コスモポリテースと国家
   コミュニタリアン・リパブリカン
   国家の滅亡と「遺民」
   ネーションの変遷
   デモクラシーと多文化主義
   「国民」という発相
おわりに(金 泰昌) 285
はじめに(佐々木 毅) i
発題I 国民・皇民・公民(坂本多加雄) 1
   はじめに 1
5.

図書

図書
支援基礎論研究会編
出版情報: 大阪 : 東方出版, 2000.7  242p ; 22cm
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6.

学位論文

学位
今田高俊
出版情報: 東京 : 東京工業大学, 1986
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7.

図書

図書
山脇直司編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2015.1  v, 310p ; 20cm
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序 「科学・技術と社会倫理」の統合的思考を探る
第1部 討論 科学・科学者のあり方とトランス・サイエンス : 報告 科学と科学者のあり方
コメント
応答
第2部 教養教育の復権 : 近代哲学からSTSと公共哲学へ—教養教育のための一視角
技術知と社会知の統合—専門家のための教養教育としてのSTS
科学・技術システムと責任の問題
知の構造転換と大学の役割
技術と社会の統合による教育
第3部 倫理の新たな役割と展望 : 原子力時代における倫理概念の再構築—統合的観点から
科学技術の不確実性とその倫理・社会問題
特論 統合学の意義
序 「科学・技術と社会倫理」の統合的思考を探る
第1部 討論 科学・科学者のあり方とトランス・サイエンス : 報告 科学と科学者のあり方
コメント
概要: 科学と科学者のあり方は?/科学では答えることのできないトランス・サイエンスとしての倫理・公共哲学的課題にどのように取り組むか?/今後の教養教育をいかにすべきか?3・11後の原発事故によって科学・技術と社会倫理に突き付けられた課題を統合的に考 察する。 続きを見る
8.

図書

図書
今田高俊, 舘岡康雄編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2014.2  vi, 246p ; 22cm
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1 シナジーの誕生 : モダニティとシナジー
自由な個人と共同性—近代とポスト近代へ
コモンズの悲劇からの脱出 ほか
2 シナジーの躍動 : シナジー消費の時代—つながりがもたらす幸せを求めて
グローバル化のなかの豊かさとリスク—金融危機を事例として
不確実さのなかの生活設計 ほか
3 シナジーの未来 : “生”と“死”のシナジーを求めて
医療における新次元—医師と患者の協同参加型モデル
エネルギーと環境問題の本質 ほか
1 シナジーの誕生 : モダニティとシナジー
自由な個人と共同性—近代とポスト近代へ
コモンズの悲劇からの脱出 ほか
概要: “その先の近代”を生きるための社会学。シナジーとは、人びとやことがらが相互に作用しあい、新たな効果や機能を生みだしたり、高めたりする相乗作用のことである。消費の場で、職場や家庭で、医療の場で、経営の場で、さまざまな場面におけるシナジー社会の きざしをとりあげ、その可能性をさぐる。 続きを見る
9.

図書

東工大
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図書
東工大
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佐々木毅, 金泰昌編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2001.12  ix, 246p ; 22cm
シリーズ名: 公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編 ; 2
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はじめに(佐々木 毅) i
今何故,公私問題を学際的に議論するのか(金 泰昌) iv
発題I 公私問題の政治哲学的基本課題(福田 歓一) 1
   はじめに 1
   1.近代の政治哲学 2
   2.イデオロギーの時代 7
   3.多元論:その意味と限界 9
   4.戦争と革命の世紀 11
   5.現代公私問題の焦点Zivilgesellschaft? 12
   6.国民国家相対化の課題 15
   7.Next Generations 17
   発題Iを受けての討論 20
発題II 社会学の観点から見た公私問題(今田 高俊) 41
   支援と公共性
   はじめに 41
   1.公共性とは何か 42
   2.公共性の再構築の試み:ハバーマスとメルッチ 44
   3.管理から支援へ:ポストモダン時代の公共性 51
   発題IIを受けての討論 58
総合討論I コーディネーター:金 泰昌 71
   国民国家相対比の時代
   生活政治への転換と支援型社会システム
   公共性の要素と管理・支援
   支援と持ち場
   新しい公共性を考える
発題III 経済学の観点から見た公私問題(間宮 陽介) 87
   1.私的領域の学としての経済学 87
   2.市場のことは市場に聞け 97
   3.公共財 100
   4.政府(public sector)と市場 103
   5.コモンズの悲劇 108
   6.問題点 111
   発題IIIを受けての討論 115
発題IV 政治学の観点から見た公私問題(佐々木 毅) 131
   1.「公」についての学としての政治学 131
   2.「公」の担い手の同定と権力:「公」の実現の方途 136
   3.「公」への抑制的接近:「私」への距離感 142
   4.人間と政治 146
   発題IVを受けての討論 150
総合討論II コーディネーター:金 泰昌 173
   公私問題と政治学・経済学
   公私問題と人間
   公私問題とルール
   公私の領域と人間観
   道義性と政策
   世界のあり方と学問
   公共性と経済学・経済学批判
発展協議 コーディネーター:金 泰昌 197
   実践的公共性・規範的公共性
   空間的公共性
   経済活動における公と私
   公共性の担い手
   マスメディアと公共性
   公共性と政治・政治学
   公共性と哲学
   私を超える空間としての公共性
   「活私開公」への道
おわりに コーディネーター:金 泰昌 239
はじめに(佐々木 毅) i
今何故,公私問題を学際的に議論するのか(金 泰昌) iv
発題I 公私問題の政治哲学的基本課題(福田 歓一) 1
10.

図書

東工大
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東工大
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佐々木毅, 金泰昌編
出版情報: 東京 : 東京大学出版会, 2002.1  xii, 302p ; 22cm
シリーズ名: 公共哲学 / 佐々木毅, 金泰昌編 ; 3
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はじめに:今何故,日本における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i
イントロダクション(黒住 真) iv
発題I 日本的「公私」観念の原型と展開(水林 彪) 1
   1.前提的諸問題 1
   2.日本的「公私」観念の原型の形成と構造:古代における「公」と「私」 5
   3. 中近世における「公私」観念の展開 13
   結びにかえて:近現代の公私論への展望 17
   発題Iを受けての討論 19
発題II 日本的公私観念と近代化(小路田泰直) 37
   はじめに 37
   1.「公」が「公共」化する理由 38
   2.強いられた自由の条件 44
   むすびに 47
   発題IIを受けての討論 48
発題III 公はパブリックか?(東島 誠) 63
   はじめに 63
   1.「公私」と≪公私≫の間 64
   2.Lesepublikum(読書公衆)としての「江湖諸賢」 70
   3.nomads(ノマド)としての「江湖散人) 75
   おわりに 84
   発題IIIを受けての討論 86
発題IV 現代日本における公共性の言説をめぐって(斎藤 純一) 101
   はじめに 101
   1.市民社会の公共性 101
   2.国民共同体「公共性」 104
   3.共同体と公共性の違い 106
   4.国家の公共性とセキュリティの再編 108
   おわりに 111
   発題IVを受けての討論 114
発展協議 コーディネーター:今田 高俊 123
   歴史的「公」と現代
   人間の欲求と公共性
   ネオ・リベラルと公共性
   将来世代と公共性
   国家中心の公共性と権力
   公共性の問題化の歴史
   時間軸の公共性
発題V 他者に開からた公共性(井上 達夫) 143
   はじめに 143
   1.リベラリズムは没公共性の哲学か 144
   2.他者受容の哲学としてのリベラリズム 157
   3.他者に開かれた公共性の制度化 161
   発題Vを受けての討論 168
発題VI 高度情報化社会としての日本における公と私(阿部 潔) 191
   はじめに 191
   0.拙著『公共圏とコミュニケーション』での試み 192
   1.「高度情報化社会」への諸疑問 197
   2.公私問題を考えていくうえでの理論的ポイント 199
   3.高度情報化社会のもとで公私をめぐり何が起きているのか 205
   4.まとめにかえて:公私問題のポリティックスに向けて 213
   発題VIを受けての討論 214
特論I 日本における公私問題(黒住 真) 229
   はじめに 229
   1.公私をめぐる諸概念と日本 229
   2.徳川思想の公と私 233
   おわりに 238
特論II 横井小楠における「公共」の思想とその公共哲学への寄与(源 了圓) 241
   1.幕末における外圧への対応の諸類型 241
   2.国際関係の成立と「公共」の思想:経済の世界 243
   3.「公議・公論」と「公共の政」:政治の世界 245
   4.小楠の「公私」観 253
   5.公共哲学に対する小楠の寄与 256
   コメント:横井小楠の今日的意義[山脇直司] 261
特論III 日本の宗教状況における公・私と公共性(稲垣 久和) 265
   1.日本思想の座標軸 265
   2.不受不施派と抵抗の論理 267
   3.国教会vs.自由教会 272
   4.近代日本の「否定の論理」 274
   5.公共空間と日本宗教の多元性 281
   6.宗教多元主義と公共哲学 285
おわりに(金 泰昌) 293
はじめに:今何故,日本における「公」と「私」なのか(金 泰昌) i
イントロダクション(黒住 真) iv
発題I 日本的「公私」観念の原型と展開(水林 彪) 1
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