I 今、買い物はどう変化しているのか 13 |
1 21世紀のパラダイム・チェンジ 14 |
2 世の中・生活者の七つの変化を知る 16 |
(1)女性の役割の変化 16 |
(2)高齢化社会の到来 18 |
(3)お金の使い道の劇的な変化 19 |
(4)食に対する意識の変化 20 |
(5)時間の意味の変化 22 |
(6)競合は誰か? 22 |
(7)ロイヤルティの意味の変化 24 |
3 21世紀のマーケティングツールとは 26 |
20世紀のマーケティングツール 26 |
21世紀のツール―トラッキング(行動観察)調査 27 |
ビデオ調査 30 |
出口インタビュー調査 30 |
調査から明らかになること 32 |
4 売れる店づくりの七カ条 34 |
(1)多様性への対応 34 |
(2)ライフスタイルを売る 36 |
(3)日本の独自性の見直し 36 |
(4)クリエイティブな力の重要性 38 |
(5)店舗での改善の優先順位付け 39 |
(6)ゲリラ的マーケティングの勧め 40 |
(7)楽しさの付加 41 |
5 マーケティングのラスト一マイル=売場 42 |
ゴム底靴での現場観察 42 |
何を見るか 44 |
店舗観察に求められる資質 45 |
戦略から戦術へ 47 |
コラム1 このビジネスをするきっかけ 49 |
II つい買ってしまう法則 51 |
法則1 入り口をコントロールする |
この店は何の店かを10秒で伝える 52 |
どこが本当の入口なのか考える 54 |
ランディングゾーンで情報発信はNG 56 |
「入口でのあいさつ」はアピール&セキュリティ 58 |
法則2 商品を生活シーンの中に置く |
「生活サンプル」を提供する 60 |
ありすぎるくらい鏡を 62 |
法則3 「初めの一歩」をつくり出す |
「見せ場」と「売場」をつくる 64 |
キレイすぎる陳列はNG 66 |
法則4 買い手の「言葉」で語る |
買い手が欲しい情報の形で伝達 68 |
法則5 イメージを活用する |
イメージで伝えるディスプレイ 70 |
法則6 人の動きに合わせる |
人はカニ歩きしないので、商品は通路に対して斜めに 72 |
右利きが90%、それを前提にした店舗づくり 74 |
ときに人の動きをコントロール 76 |
法則7 情報を整理する |
メッセージはマシンガンではなく、ライフルであるべき 78 |
情報の「トリアージュ」 80 |
商品の品揃えも整理 82 |
法則8 情報提示のタイミングを考える |
入口よりも出口でアピール 84 |
お客さんが読みたいところにPOPを置く 86 |
POPをつくる人は置く人の、置く人はつくる人の気持ちに 88 |
ビジョンはロイヤルティ形成に使う 90 |
法則9 価格の意味を考える |
人は高いものを買いたいのではなく、いいものを買いたい 92 |
商品のバンドルパッケージ化 94 |
法則10 あらゆる空間を活用する |
トイレは効果的なプロモーションスペース 96 |
パッケージもメディア 98 |
低い段の商品も目立たせよう 100 |
法則11 滞在時間を活用する |
「溜まり場」をつくる 102 |
待ち時間はセールスタイム 104 |
体感時間をコントロールする 106 |
法則12 居心地のいい空間をつくる |
親近感を生み出す空間を 108 |
法則13 商品をたくさん持てるように |
カゴを勧める 110 |
あらゆるところにカゴを 112 |
手に取りたくなるカゴ 114 |
法則14 買い物を手伝う姿勢 |
face to face ではなく hip to hip 116 |
客エリア、店員エリアに区切らない 118 |
法則15 エルダーフレンドリーに |
文字・色・場所の配慮 120 |
法則16 女性客と男性客で対応を変える |
男性はテクノロジーを買い、女性はリザルトを買う 122 |
女性のことは女性にしかわからない、ということがある 124 |
法則17 子供客も大事に |
子供の目線で見てみよう 126 |
子供のゴールデンゾーンは天井 128 |
キッズコーナーは親が安心できる場所に 130 |
親が一緒であることを考える 132 |
法則18 店員が仕事を楽しむ |
店員の楽しさがお客さんに伝わる 134 |
法則19 触れさせる、試させる |
「触れる」ことは、触覚型の「情報収集」 136 |
「触れる」ことは、「安心感」と「買う自信」をつける 138 |
魅力的な試着室に改善 140 |
法則20 買い物同伴者を味方にする |
子供におもちゃ、夫にはイス、奥さんにショッピングを 142 |
すばらしい待合スペースを 144 |
法則21 目的以外のものをいかに買ってもらうか |
関連購買の気を起こさせる 146 |
レジ前の陳列棚を一工夫 148 |
法則22 色の活用 |
店内の色を「統一」するのでなく、あえて「変える」 150 |
法則23 顧客のロイヤルティのために |
パブリックゾーン、セミプライベートゾーン、プライベートゾーン 152 |
コミュニケーションボードを見直す 154 |
法則24 店のアイデンティティを示す |
まず「最初の売場」に着手 156 |
店に合った照明とBGMを 158 |
ギフトパッケージは目立つように 160 |
「商品と恋におちる劇場」、それが売場 162 |
法則EXTRA すべての行動をリサーチする |
店内浸透率・経路パターン 164 |
商品カテゴリーマトリクス(立寄り率×購買転換率) 166 |
商品ブランド別の検討率・購買転換率・G&G率 168 |
POP視認率・視認時間 170 |
コラム2 テレビ通販を考える 173 |
III 「法則」はリサーチから始まる 175 |
購買転換率―売場に来た客のうち何人が買うのか? 178 |
販促物の接触率―販促物はどれだけ効いているのか? 180 |
カタログの接触状況―カタログはどのように読まれている? 182 |
陳列方法別検討率―どの陳列方法がいいのか? 184 |
メーカー別検討率―どのメーカーが検討されているのか? 186 |
店頭銘柄決定率―買うブランドはいつ決めているのか? 188 |
ビデオ調査から判明した事実1―商品を売場で最大限アピールできる環境が重要 190 |
ビデオ調査から判明した事実2―男女の商品検討はこんなに違う 192 |
ビデオ調査から判明した事実3―POPの有効な位置は意外なところ 194 |
ビデオ調査から判明した事実4―客は自ら工夫して商品を検討する 196 |
おわりに 199 |