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東工大
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山田高敬著
出版情報: 東京 : 木鐸社, 1997.11  333p ; 22cm
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第1章 国際電気通信領域におけるレジーム変容 9
   1. 周波数・通信衛星の軌道空間の国際管理 12
   (1) 「先行利用」と「必要配分」の規範 12
   (2) 通信の自由と電波妨害 14
   2. 電気通信網および機器の標準化 16
   (1) 相互接続性の規範と国際標準化プロセス 16
   (2) 標準化と国家主権 20
   (3) ITUによる国際標準化のパターン 22
   (4) 業界主導型の標準化とデファクト標準 30
   3. 国際電気通信事業の形態に関する規則 42
   (1) コモン・キャリヤ間の国際的カルテルとしての国際電気通信事業 42
   (2) 通信施設の独占と規制による競争の排除 45
   (3) 国際電気通信の自由化とグローバルな電気通信市場の形成 49
   4. 結び 56
第2章 国家による「学習」と国際電気通信レジームの変容 71
   1. 国家による学習と国際電気通信レジームの変化:認識論的なアプローチ 72
   (1) 「学習」するアクターとしての国家 73
   (2) 分析的学習 78
   (3) 組織的学習 82
   (4) イデオロギー的学習 86
   2. 現実主義的な説明 96
   (1) 覇権安定論 97
   (2) 相対利得論 103
   3. 結び 107
第3章 情報通信革命と不確定性 121
   1. 技術変動としての情報通信革命 122
   (1) 半導体技術の発達 122
   (2) 電気通信の「コンピュータ化」とコンピュータの「ネットワーク化」 124
   (3) 伝送技術における進歩 128
   (4) 電気通信の多様化 132
   2. 情報通信革命と不確定性 135
   (1) 電気通信における収穫逓増性と費用の埋没性 135
   (2) 電気通信の多様化とその「公共性」に対する疑問 140
   3. 通信主官庁による「公共性」の再定義:CCITTとISDN 143
   (1) ネットワークの「普遍性」と「特殊性」 143
   (2) デジタル網開発戦略 144
   (3) ISDNに関するコンセンサス形成 148
   (4) ISDNに継承された「自然独占」の前提と国際電気通信規則の改正 156
   4. 結び 159
第4章 電気通信に対する認識の変化とWATTCプロセス 169
   1. 電気通信制度の改革と政権のイデオロギー:経済的自由主義と通信における自然独占の崩壊 171
   (1) アメリカの対応 171
   (2) イギリスの対応 182
   (3) 日本の対応 193
   2. 1988年WATTCにおける争点 203
   3. WATTC準備委員会の交渉プロセス 208
   4. WATTC交渉とITU事務局による「企業家的リーダーシップ」 215
   5. 結び 222
第5章 電気通信政策の欧州化 237
   1. 国内の産業政策の失敗と電気通信政策の「欧州化」 239
   2. ECの電気通信政策 247
   3. 「欧州化」された電気通信政策の受容過程 257
   (1) フランスにおける電気通信の自由化 257
   (2) 旧西ドイツにおける電気通信の自由化 261
   4. 結び 268
第6章 国家による学習とレジーム変容 281
   1. 新しい国際電気通信レジームの誕生 282
   2. 国際電気通信レジームの変容と「イデオロギー的学習」 285
   (1) 不確定性の増大 286
   (2) 競合する政策連合の形成 288
   (3) 政権のイデオロギー的性格と学習 291
   (4) 国際組織による「企業家的リーダーシップ」 294
   3. システム・レベルでの説明の可能性 297
   4. 国際電気通信レジームの今後の展望 303
あとがき 309
参考文献 316
第1章 国際電気通信領域におけるレジーム変容 9
   1. 周波数・通信衛星の軌道空間の国際管理 12
   (1) 「先行利用」と「必要配分」の規範 12
2.

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山田高敬, 大矢根聡編
出版情報: 東京 : 有斐閣, 2006.12  xii, 279p ; 19cm
シリーズ名: 有斐閣コンパクト
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はじめに i
序章 世界を分析する四つの見方 1
   1 国際社会からグローバル社会へ 2
    国際社会の基本的な性格 3
    争点の多様化 4
    行為主体の多様化 6
   2 国際関係を分析する四つの見方 9
    国際関係の現実の可変性―構造による制約と構造からの自由 10
    「客観的な世界」と「主観的な世界」 13
    ラショナリズムとコンストラクティヴィズム 16
   3 本書のねらい 19
第Ⅰ部 国際関係の見方
第1章 リアリズム 24
   1 リアリズムと考え方―構造による制約 25
    アナーキーと安全保障のジレンマ 25
    リアリズムの政治観と力 30
    制限戦略としての国益と勢力均衡政策 33
   2 ネオ・リアリズム―「客観的な世界」を説明する 36
    二極による安定 36
    覇権による安定 40
    ネオ・リアリズムをめぐる議論―国家はいつも攻撃的なのか 42
   3 古典的なアプローチの再評価― 「主観的な世界」を理解する 44
    英国学派からの挑戦 45
    状況の倫理という考え方 47
第2章 リベラリズム 52
   1 リベラリズムの考え方―構造からの自由 53
    市場リベラリズム 54
    現代の市場リベラリズム―相互依存論 55
    制度的リベラリズム 58
    現代の制度的リベラリズム―国際レジーム論 60
    共和制リベラリズム 63
    現代の共和制 リベラリズム―民主主義平和論 64
   2 ネオ・リアリズム―「客観的な世界」をめぐる説明 66
    アナーキーな構造における協調 67
    国際レジームの効用 70
    ネオ・ネオ論争 72
   3 コンストラクティヴィズム 74
    アイデアを原点として 76
    行為主体と構造の相互作用 81
    国際関係の構造的変化 84
第Ⅱ部 国際社会のすがた
第3章 安全保障 92
   1 歴史的展開―冷戦からポスト冷戦へ 93
    冷戦のはじまり 94
    デタントの到来 97
    冷戦の終焉と冷戦後の混迷 99
   2 事例分析① 人道的介入 102
    人道的介入とは何か 102
    ポスト冷戦期における人道的介入の特徴 103
    ボスニアへの介入 105
    ソマリアへの介入 106
    コソヴォへの介入 107
    理論的分析― なぜ人道的介入が正当性を持ったのか 109
   3 事例分析② 9.11 テロ事件と反テロ国際協調 113
    9.11 とテロ 113
    9.11 テロ事件をめぐる国際関係 116
    反テロの国際レジーム 120
    理論的分析―なぜ反テロの国際協調が成立したのか 123
第4章 国際経済関係 132
   1 歴史的展開 133
    国際レジームとしてのプレトンウッズ・GATT体制 133
    国際レジームの揺らぎ 139
    グローバル化の進展と複合的な影響 145
   2 事例分析① グローバル化と反グローバリズム―WTO閣僚会議の失敗 150
    グローバル化とは何か 150
    WTOとグローバル化 152
    理論的分析―なぜWTOラウンドの立ち上げは失敗したのか 155
   3 事例分析② 東アジアの地域主義―東アジア共同体へ? 159
    地域主義とは何か 159
    地域主義の効用 162
    東アジア地域主義の展開 165
    理論的分析―なぜ東アジアで地域主義政策が転換したのか 166
第5章 地球環境 174
   1 歴史的展開―地球環境問題への対応 175
    経済成長と環境問題 175
    環境外交の始まり 177
    持続可能な開発の原則 178
   2 事例分析① 地球環境レジームの形成―オゾン層の保護と気候変動の防止 180
    オゾン層保護レジーム 182
    気候変動防止レジーム 184
    理論的分析―なぜ地球環境レジームの形成は可能になったのか 187
   3 事例分析② 国際開発援助レジームの変容 192
    世界銀行による開発援助 192
    市民社会からの批判 194
    世界銀行の改革と持続可能な開発 197
    理論的分析―なぜ世界銀行は国際開発援助レジームを修正したのか 200
第6章 人 権 206
   1 歴史的展開 207
    人権とは何か 208
    国際政治における人権 208
    人権の国際問題化―第二次世界大戦から戦後へ 209
    冷戦期における人権 211
    冷戦後における人権 213
   2 事例分析① 難民の保護とUNHCR 218
    国際難民レジームの誕生 219
    冷戦期における国際難民レジーム 221
    冷戦後における国際難民レジーム 222
    理論的分析―なぜ国際難民レジームが変化したのか 225
   3 事例分析② 企業の社会的責任 225
    CSR の意味と意義 229
    CSRにおける人権 231
    企業の規制をめぐる動き 232
    反グローバリズムへの多様な対応 233
    理論的分析―CSRはなぜ広まり、どのような影響を及ぼしているのか 238
終 章 世界のゆくえと理論的な見方 243
   1 世界のゆくえと四つの見方 244
   2 国際関係の方向性 246
   3 国際関係の基本的構造の変化 249
   4 理論的な見方の運用 251
   5 分析の技法 253
引用 ・ 参考文献 259
事項索引 271
人名索引 277
はじめに i
序章 世界を分析する四つの見方 1
   1 国際社会からグローバル社会へ 2
3.

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山田高敬, 大矢根聡編
出版情報: 東京 : 有斐閣, 2011.3  xv, 289p ; 19cm
シリーズ名: 有斐閣コンパクト
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