第1章 切削のイロハ |
1 人間と道具(道具をつくるのは人間の本能) 10 |
2 打製石器で切削する(最初につくった道具は石器) 12 |
3 磨製石器による切削(磨くという技術を手に入れた) 14 |
4 金属の発見と工具材料の変化(金属の発見・使用で人類の生活はより豊かに) 16 |
5 手工具から工作機械へ(切る、削る、研ぐ手工具から機械へ) 18 |
6 自動車と切削(高精度の加工が要求される自動車部品) 20 |
7 金型と切削(金型には切削が必要) 22 |
8 バイト(刃物)とその各部の名称(バイトを使いこなすために各部の名称を覚えよう) 24 |
9 「切る」と「削る」は違う(「切る」と「削る」の違いを考える) 26 |
10 バイト(刃物)の切れ味とは(バイトの切れ味を見える化する) 28 |
11 刃物の切れ味を良くするには!(すくい角を大きく、切削速度を速く、そして潤滑) 30 |
12 バイトには高温高圧が作用する(切削工具には高温・高圧に強い材料を) 32 |
13 構成刃先とは(構成刃先の防止法) 34 |
14 切削時の切りくずを観察しよう!(切りくずのいろいろ) 36 |
15 刃物は摩耗する(逃げ面摩耗、すくい面摩耗の発生) 38 |
16 刃物をいつ研ぎ直すか(刃物の再研削時期の判定) 40 |
17 バイトのコーナ半径と表面粗さ(指定された表面粗さに工作物表面を切削する) 42 |
18 切りくずを切断する(切りくず処理は重要) 44 |
19 切削加工の所要動力とは(切削に必要とされる動力) 46 |
20 切削に用いる主な測定器(ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージなどがある) 48 |
第2章 切削工具材料のいろいろ |
21 工具材料にはどんな特性が必要なの?(切れ味がよく、硬く、刃こぼれしない) 52 |
22 工具材料の開発の歴史(材料を制する者は技術を制す) 54 |
23 工具材料の位置づけ(硬く刃先が摩耗しにくく、じん性が高い工具材料を) 56 |
24 工具鋼とは(工具鋼のいろいろ) 58 |
25 超硬工具とは(超硬合金でつくった切削工具) 60 |
26 サーメットとセラミックとは(超硬合金とサーメットはどこが違う) 62 |
27 焼結体工具とは(焼結体工具はCBNとダイヤモンド) 64 |
第3章 切削油剤のいろいろ |
28 切削油剤はなぜ必要なの?(切削油剤の潤滑作用で切れ味が良くなる) 68 |
29 切削油剤にはどんな特性が必要なの?(切削油剤の働きとその効果) 70 |
30 不水溶性切削油剤とは(不水溶性切削油剤の種類と特性) 72 |
31 水溶性切削油剤とは(水中に油が溶け込んだ水溶性切削油剤) 74 |
32 添加剤はどのような役割をしているの?(切削油剤を助けるいろいろな添加剤) 76 |
33 水溶性切削油剤にはどんなものがあるの?(水溶性切削油剤の種類) 78 |
34 水溶性切削油剤の性能と用途(持つ特性に応じて使い分ける) 80 |
35 切削油剤をどのように選ぶの?(切削油剤の選び方) 82 |
36 切削油剤をどのように供給するの?(いろいろある給油方法) 84 |
37 環境問題とMQLとは(切削油剤と電力消費量を低減) 86 |
38 健康障害に気をつけよう!(健康障害を起こさないための注意) 88 |
39 切削油剤の使い方に注意しよう!(切削油剤は適切な濃度にして使用) 90 |
40 切削油剤の管理をしっかりしよう!(他油混入、水の混入に気をつけよう) 92 |
第4章 旋盤による切削 |
41 旋盤とは(工作物を回転しながら加工する機械) 96 |
42 バイトにはどんなものがあるの?(バイトの種類・構造・材質) 98 |
43 切削工具をどのように取り付けるの?(切削工具の取付け方) 100 |
44 どのように工作物を取り付けるの?(工作物の取付け方) 102 |
45 取付具にはどんなものがあるの?(加工作業をスムーズに行うための補助具) 104 |
46 どんな加工ができるの?(いろいろな加工ができる汎用旋盤) 106 |
47 バイトをどのように研ぐの?(切れ味が悪くなったらバイトの研削) 108 |
第5章 ボール盤による切削 |
48 ボール盤とは(ドリルを用いて穴あけを行う) 112 |
49 どのような切削工具を用いるの?(いろいろなドリル) 114 |
50 切削工具をどのように取り付けるの?(ボール盤へのドリルの取付け方) 116 |
51 工作物をどのように取り付けるの?(ボール盤への工作物の取付け方) 118 |
52 どんな加工ができるの?(いろいろな穴あけ加工) 120 |
53 ドリルをどのように研ぎ直すの?(ドリルの刃先の研削) 122 |
第6章 フライス盤による切削 |
54 フライス盤とは(フライスを用いて切削する機械) 126 |
55 正面フライスとは(正面フライスの構造と用途) 128 |
56 エンドミルとは(いろいろなエンドミル) 130 |
57 どのように切削工具を取り付けるの?(フライス盤への切削工具の取付け方) 132 |
58 どのように工作物を取り付けるの?(フライス盤への工作物の取付け方) 134 |
59 どんな加工ができるの?(フライス盤でのいろいろな加工) 136 |
60 エンドミルをどのように研ぎ直すの?(エンドミルの研ぎ直し方) 138 |
61 正面フライスをどのように研ぎ直すの?(ろう付け正面フライスの研ぎ直し方) 140 |
第7章 コンピュータを用いた切削 |
62 NC工作機械とは(NC工作機械のしくみ) 144 |
63 座標系とは(動きをXYZの3軸で制御) 146 |
64 制御方式にはどんなものがあるの?(制御方式のしくみ) 148 |
65 座標設定とは?(機械原点と加工原点を理解する) 150 |
66 マシニングセンタとは?(NC工作機械とマシニングセンタはどこが違う) 152 |
67 ツーリングとは(工具交換をいかに効率よく迅速に行うか) 154 |
【コラム】 |
切削加工技術は古代よりハイテク 50 |
工具材料は先端技術の固まり 66 |
切削油剤と環境対応形切削 94 |
旋盤加工は基本中の基本 110 |
やさしいようでよく怪我をするのがボール盤 124 |
技能検定に挑戦しよう 142 |
NC工作機械があれば技能は必要ないか? 156 |
索引 159 |
第1章 切削のイロハ |
1 人間と道具(道具をつくるのは人間の本能) 10 |
2 打製石器で切削する(最初につくった道具は石器) 12 |