close
1.

学位論文

学位
Yoshio Nishimura
出版情報: 東京 : 東京工業大学, 1971
所蔵情報: loading…
2.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
西村吉雄著
出版情報: [東京] : 日経BP社 , 東京 : 日経BP出版センター (発売), 2003.3  308p ; 20cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序章 9
   大学革命の特徴と背景
   『中央研究所の時代の終焉』
   営利企業にとっての研究開発の意味を再考する
   研究開発モデル
   自前主義から産学連携の時代へ
   本書の内容と構成
第1章 産業・経済にとって研究開発とは何か 27
   経済における技術の意味についての二つの考え方
   利潤は価値体系と価値体系のあいだの差異から生まれる
   経済発展を生み出すのは「新結合」
第2章 知とアントルプルヌールシップの新結合 37
   未来の価値体系を知ることと、それを顧客に提供することは、別の仕事
   研究はストック、開発はフロー
   研究は経済行為か
   新結合を遂行するのは企業家
   一九八〇年代のシュムペーター反革命
   知とアントルプルヌールシップの連携をインターネットが支援
第3章 中央研究所とリニア・モデルの時代 59
   中央研究所とリニア・モデルの時代の特徴
   ドイツの化学産業で中央研究所の原型が一九世紀末に誕生
   米国では最初は「サービス主体の大企業+個人発明家」
   第一次世界大戦の前後から企業研究所が増加
   ナイロンがリニア・モデルを生む
   「特許を売る」から「特許でつくる」へ
   リニア・モデルを信じた中央研究所の黄金時代
   リニア・モデルの背景に科学優位主義
   研究所は会社に経済的利益をもたらしたか
第4章 ITが「中央研究所の時代の終焉」を準備 79
   コンピュータや半導体集積回路ではリニア・モデルは機能しにくい
   コンピュータがハードウエアとソフトウエアの分業をもたらす
   ソフトウエアにはリニア・モデルは妥当しない
   コンピュータの小型化とシリコン・バレーの興隆
   マイクロプロセッサを生み出したのは中央研究所ではない
   発注者と受注者の共同作業がマイクロプロセッサを生む
   ユーザーが大市場を拓く
   インターネットが連携・協力するインフラへの発展
   東から西へ
   集積回路 の技術開発では中央研究所の役割は限られる
   インテルは中央研究所を持たない
   「開発と製造の同居」が半導体産業に広がる
   集積回路では互いに他社技術を使わざるを得ない
   研究投資の見返りを独占できない
   「特許でつくる」から「特許を売る」への反転
第5章 タテからヨコへ―ネットワーク時代の産業構造 107
   大企業ではイノベーション活動が日常業務と化する
   破壊的技術によるイノベーションの実現は大企業ほど難しい
   機関投資家の行動が中央研究所への圧力となる
   インターネットのインパクト
   タテからヨコへ
   ヨコ型への転換の影響
   ヨコ型に転換した理由と背景
   ヨコに競争しタテに連携する
   ヨコ型構造の中での大企業の役割
   知とアントルプルヌールシップの連携
第6章 なぜ産学連携か 127
   シリコン・バレーが産学連携の成功モデルとなる
   大学の「知」とアントルプルヌールシップの新結合
   大学をネットワークで連ねたバーチャルな中央研究所
   オープンな大学をプラットフォームに産学官が連携
   政府資金の減少が大学を産学連携に向かわせた
   一九八〇年に米国でバイ・ドール法が成立
   「遺伝子組み換え技術」という強烈な成功事例
   ベンチャー支援や地域振興と産学連携が連動
   サッチャーが英国の大学に競争原理を導入
   ヨーロッパでも大学が地域繁栄の中核に
   利益相反への配慮―太陽の光が一番の消毒剤
   「未来から現在を見る」大学こそ産業的価値の源泉
第7章 日本における産業技術開発体制と産学連携の推移 151
   日本は産学連携の最先進国
   戦後日本の大企業体制
   日本に半導体ベンチャーがなかなか誕生しなかった理由
   「系列」は市場と企業の中間
   中央研究所ブームと理工科ブーム
   広く薄く大学に寄附をして理工系卒業生の推薦を期待
   一九七〇年代前半に産業構造は大きく転換
   超LSI技術研究組合・共同研究所が成功モデルに
   「日本製品は高品質」との評価を得る
   「基礎研究ただ乗り」批判を応えて基礎ソフト
   バブル崩壊で基礎研究指向は泡と消える
   分社化後の研究所のゆくえ
第8章 日本の産学連携―期待と現状の落差を超えて 175
   中小企業・ベンチャー企業が産学連携に積極的
   日本の大学との共同研究はなぜなりにくいのか
   大学院博士課程にまつわる問題
   博士課程大学院生には人件費を払え
   技術移転は産学連携に必ず伴う
   大綱化→重点化→法人化
   勉強しない大学生こそ日本の大学の最大の特徴
   成功は失敗のもと
   大異を認め小同で協力
付録A 科学優位主義とリニア・モデル 203
   科学優位主義は古代ギリシャに遡る
   中世には、知識は大学、技術はギルド
   技術者養成学校の創設とアントルプルヌールの活躍
   東京帝国大学工科大学は世界初の総合大学工学部
   大学の変身と科学者共同体の形成
   リニア・モデルで科学と技術が本格的に結びつく
   アカウンタビリティととしてのリニア・モデル
   技術者の大部分は研究者ではない
   産学連携から企業家を輩出
   学位優位主義の終焉
付録B 米国における産学連携の推移 225
   カレッジ(後の州立大学)は地場産業と連携
   工学や応用科学を米国大学は大学内に取り込む
   米国大学人は、実用主義、職業主義、産学協同指向を卑下
   第二次大戦後に米国の大学は基礎研究と大学院教育のセンターとなる
   企業は自前の中央研究所を基礎研究方法に拡大
   大学紛争のなかで産軍学複合への批判が燃えさかる
   一九八〇年代ごろから産学連携の方向へ再反転
付録C トランジスタと半導体レーザーの場合 235
   トランジスタ開発のプロデューサー、ケリー
   半導体レーザーの室温発振におけるゴールトの役割
付録D ネットワーク部外性と「この指とまれ」モデル 239
   勝ち組がますます勝ちやすくなる
   ことを決めたのはレンタル・ビデオソフト
   シェアの2乗に比例して有利に
   知識集約的な産業においては収穫逓増の原理が働く
   ネットワーク部外性は非営利活動と市場経済活動をつなぐ
   「この指とまれ」モデル
   マーケティングと標準形成を兼ねる
   ベンチャー企業が主導権をとることが多い
付録E 売家と唐様で書く三代目 253
付録F 大学人が発明した特許の帰属 257
   国立大学教職員の特許は原則個人帰属
   実際には企業帰属が多かった
   TLOの役割と法人化以後
付属G イノベーション・システムにおける「官」の役割 265
   連携のための環境整備が「官」の役割
   かつては国立研究所がナショナル・プロジェクトを主導
   異質で多様なものが出会う環境こそが大切
あとがき 273
参考文献 283
索引 308
序章 9
   大学革命の特徴と背景
   『中央研究所の時代の終焉』
文献の複写および貸借の依頼を行う
 文献複写・貸借依頼