序章 産学連携とイノベーション 後藤 晃・馬場靖憲 |
1. はじめに 1 |
2. 日本の大学と産業 : 歴史的経緯 4 |
3. 産学連携における知の創出 : イノベーション研究の動向 8 |
4. 本書の構成 13 |
1 章 制度変革期における産学連携と研究活動 質問票調査による分析 馬場靖憲、J.P.ワルシュ、矢﨑敬人、鈴木潤、後藤晃 |
1. はじめに 19 |
2. 制度変革期における産学の協力関係とその変化 21 |
2.1 協力関係の現状と変化 21 |
2.2 他組織との協力からの効果 23 |
3. 産学の協力と研究の産業化 : 現状とその変化 26 |
4. 産学連携における大学の"トップ研究者" 29 |
5. 制度変革期における大学の研究活動の変化 34 |
6. おわりに 35 |
2 章 大学教員の研究活動と産学連携 科学論文と特許の分析 鈴木潤、後藤晃、馬場靖憲 |
1. はじめに 41 |
2. 分析手法の提示 : 東京大学教員の論文 ・ 特許データベースの作成 44 |
3. 東京大学教員の科学論文と特許に関する分析 46 |
3.1 科学論文に関する一連の事実 46 |
3.2 特許に関する一連の事実 49 |
3.3 科学論文と特許の関係 53 |
4. 研究活動と産学連携の関係 54 |
5. おわりに 60 |
3 章 緊密な産学連携によるイノベーションへの貢献 企業の人材育成に関する分析 馬場靖憲、鎗目雅 |
1. はじめに 65 |
2. 藤嶋 ・橋本の研究開発と産学連携 68 |
2.1 酸化チタン光触媒研究開発の歴史 68 |
2.2 藤嶋 ・橋本の研究室の研究開発 70 |
2.3 藤嶋 ・橋本の産学連携 72 |
3. 光触媒分野における産学連携の成功要因 77 |
3.1 藤嶋 ・橋本と連携した企業の実績 77 |
3.2 光触媒イノベーションの成功要因 : 企業の研究人材の育成 80 |
3.3 システム的な成功要因 : 産学官にわたる研究開発ネットワークの形成 87 |
4. まとめ 91 |
4 章 緊密な連携が大学の科学研究に与える影響 組織の科学活動モデル分析 七丈直弘、馬場靖憲 |
1. はじめに 97 |
2. 光触媒研究のビブリオメトリックス分析 99 |
2.1 データベースの構築 99 |
2.2 ビブリオメトリックス分析の結果 103 |
3. 産学連携による大学の科学研究への影響 : 統計解析 106 |
3.1 産学連携が大学にもたらす効果の推計 107 |
3.2 産学による特許の共同出願が大学の科学研究に与える効果の推計 114 |
3.3 推計結果の考察 118 |
4. まとめ 123 |
5 章 地球環境問題の解決に向けた新しい産学官連携技術変化と制度形成に関する日米欧比較分析 鎗目雅、馬場靖憲 |
1. はじめに 129 |
2. 日本における鉛フリーはんだの開発 132 |
2.1 鉛含有はんだに対する環境規制の国際比較 132 |
2.2 研究開発プロジェクトの設立 : 日本の事例を中心に 134 |
2.3 日本における研究開発ネットワークの形成 138 |
2.4 鉛フリーはんだ分野のビブリオメトリックス分析と産業実績 143 |
3. 研究開発ネットワークが技術変化と環境規制に与えた影響 : 日本と欧米の比較 146 |
3.1 日本の研究開発ネットワーク 146 |
3.2 欧米の研究開発ネットワーク 150 |
4. まとめ 154 |
終章 産学連携に対する提言とさらなる課題 馬場靖憲・後藤晃 |
1. 現状の認識 163 |
2. 提言とさらなる課題 171 |
あとがき 177 |
索引 179 |
序章 産学連携とイノベーション 後藤 晃・馬場靖憲 |
1. はじめに 1 |
2. 日本の大学と産業 : 歴史的経緯 4 |
3. 産学連携における知の創出 : イノベーション研究の動向 8 |
4. 本書の構成 13 |
1 章 制度変革期における産学連携と研究活動 質問票調査による分析 馬場靖憲、J.P.ワルシュ、矢﨑敬人、鈴木潤、後藤晃 |