1章 軌道支配と電荷支配 1 |
化学反応における軌道支配と電荷支配 2 |
酸・塩基の硬さ,軟らかさ 3 |
熱力学データの利用 5 |
2章 カルボニル基の反応性 9 |
カルボニル基の分子軌道 10 |
カルボニル基の反応性 求電子剤の付加 12 |
塩基性と求核性 13 |
カルボニル基の反応性 求核剤の付加 14 |
保護と脱保護 16 |
有機金属反応剤の利用 17 |
活性メチレン化合物はカルバニオン源 19 |
四面体中間体 20 |
付加-脱雛型反応 21 |
金属水素化物による還元反応 23 |
不斉炭素の立体配置の表示法 25 |
エナンチオ面とジアステレオ面 26 |
1,2-不斉誘導 27 |
3章 エノール化,マイケル反応 31 |
ケト-エノール互変異性 32 |
エノール化のためのα位水素の配向と酸性度 33 |
エノラート生成 34 |
エノールエーテルの反応性 37 |
エノール,エノールエーテルの立体配置の表示法 38 |
マイケル反応 39 |
マイケル反応の位置選択性 40 |
マイケル反応のバリエーション 41 |
クプラート反応剤の利用 43 |
1,2-付加と1,4-付加の原理 43 |
マイケル反応による不斉誘導 45 |
ロビンソン環化反応 46 |
合成経路の組立練習 48 |
4章 アルドール反応 51 |
アルドール反応 52 |
アルドール付加物の安定性 54 |
アルドール反応の制御 供与体と受容体の選択 55 |
アルドール反応の制御 syn,anti選択性 56 |
アルドール反応の制御 不斉誘導 57 |
5章 選択性 61 |
選択性,特異性,官能基選択性,位置撰択性,立体選択性の定義 62 |
エノラート生成における位置選択性,立体選択性 63 |
高い立体選択性を得るための二つの戦略 65 |
キラリティーの転移 69 |
反応性と選択性の相関原理 70 |
立体電子効果 72 |
いす形遷移状態と舟形遷移状態 75 |
6章 カルボニル基の保護-脱保護,極性反転 77 |
カルボニル基と水酸基の保護 78 |
極性反転 80 |
Lapworth-Stork法による極性反転 81 |
Corey-Seebachジチアン法による極性反転 82 |
7章 分子の活性化 85 |
安定と不安定,活性と不活性 86 |
反応の推進 生成物の安定化 87 |
反応の推進 反応物の不安定化 88 |
反応の推進 遷移状態の安定化 90 |
8章 環形成反応 93 |
ディールス-アルダー反応の位置選択性 94 |
ディールス-アルダー反応の形式 94 |
ディールス-アルダー反応の立体選択性 96 |
環構造のひずみ 97 |
シクロブタン環生成 98 |
シクロプロパン環生成 カルペンの利用 100 |
9章 官能基導入-置換反応 103 |
二分子求核置換(Sn^2)反応 104 |
反応物質の反応性と構造相関 106 |
SN2反応における隣接基関与 107 |
SN2反応における酸触媒作用 108 |
アルキル化における位置選択性 109 |
ウィリアムソンエーテル合成 110 |
10章 官能基変換(還元) 113 |
C=Cの還元 114 |
C=Cへの水素添加 115 |
ボランによる還元 116 |
Birch還元 117 |
金属ヒドリドによる還元 118 |
11章 官能基変換(酸化) 123 |
二酸化セレンによる酸化 124 |
エポキシ化反応 125 |
オレフィンの酸化的開裂 126 |
アルコールの酸化反応 128 |
酸化剤のキーポイント 129 |
12章 付加と脱離 131 |
塩化t-ブチルの脱離反応 132 |
求電子付加の反応機構とマルコフニコフ則 135 |
主要な求電子付加反応 137 |
C=C二重結合への求電子付加の立体化学 140 |
求核剤と溶媒の競争的付加 142 |
ひずみのかかったオレフィンへの付加反応 144 |
二分子脱離反応の立体化学 145 |
β-脱離の反応条件 147 |
13章 ダルツェンス,ウィッティッヒ,およびその類似反応 151 |
第二型の付加-脱雛型反応とダルツェンス反応 152 |
Corey-Chaykovsky反応とその立体選択性 153 |
ウィッティッヒ反応 156 |
ウィッティッヒ反応とCorey-Chaykovsky反応の比較 158 |
ウィヅティッヒ反応のバリエーション |
Petersonのオレフィン化反応 159 |
14章 転位反応 161 |
カルボカチオン上での1,2-転位 162 |
転位反応の定義 163 |
Beckmann転位反応 164 |
curtius転位反応 165 |
Baeyer-Villiger転位反応 166 |
Ramberg-Baecklund反応 167 |
15章 供与体シントン 169 |
供与体シントンと受容体シントン 170 |
アルキル供与体シントン 172 |
供与体シントンd^1 d軌道をもつヘテロ原子 173 |
16章 受容体シントン 177 |
重要なC-C結合形成反応 178 |
受容体シントン 179 |
官能基の相互変換 180 |
化学変換による極性反転 180 |
合成等価体 181 |
結合形成における制御 182 |
一回の切断操作によるアプローチ 184 |
二回の切断操作によるアプローチ 185 |
17章 逆合成解析 187 |
逆合成解析 188 |
逆変換操作の様式 189 |
逆合成解析の実際 190 |
逆ロビンソン環化 192 |
逆アルドール変換 193 |
補助基の導入による位置選択性の発現 195 |
小員環の開環を利用する反応の駆動 196 |
ラクトン環の利用 199 |
対称化操作 201 |
サブノート |
1章 |
バイヤーの張力 7 |
超共役 7 |
2章 |
対称軌道,反対称軌道 10 |
軌道係数 11 |
共鳴構造 20 |
ジアステレオマー 26 |
ニューマン投影図 28 |
3章 |
選択的脱プロトン化のためのかさ高い強塩基 36 |
Z配置,E配置 38 |
クリプタンド 44 |
鏡像体過剰率 45 |
速度論支配によるエノラート生成 46 |
5章 |
選択性と特異性 62 |
SN2反応 68 |
メタル化反応 68 |
[i,j]シグマトロピック転位 69 |
反応遷移状態 71 |
アキシアルとエクアトリアル 74 |
結合性軌道と反結合性軌道 74 |
6章 |
プロトン性溶媒 79 |
ベンゾイン縮合 81 |
7章 |
ウッドワード-ホフマン則 91 |
8章 |
9-BBN(9-ポラピスクロ[3.3.1]ノナン) 99 |
9章 |
ブレンステッド酸 106 |
非プロトン性極性溶媒 108 |
分子内環化 109 |
10章 |
Lind'a触媒 114 |
不均一系触媒 115 |
アルキンのハイドロボレーションー 116 |
置換ベンゼンのBirch還元 117 |
11章 |
Dewar-Zimmerman則 127 |
C2対称 127 |
モノペルオキシフタル酸マグネシウム(MMPP) 127 |
12章 |
アレニウスの活性化エネルギーと頻度因子 134 |
軌道の位相 141 |
イオン性分子と溶媒の誘電率 143 |
求電手反応におけるトランス付加とシス付加 144 |
Ei反応 149 |
13章 |
ジメチルスルホニウムメチリド(Me2S+ CHr2-)の付加反応 153 |
擬似回転 158 |
14章 |
オキシム 164 |
アシルアジド 165 |
ナイトレン 165 |
15章 |
シントン(synthon,合成素子) 171 |
C-H結合のs性と酸性 172 |
16章 |
炭素原子の酸化度 181 |
17章 |
イソプレン則 194 |
有機合成を創った人びと |
ベルトー 8 |
グリニャール 24 |
マイケル 42 |
ロビンソン 47 |
ボロディン 53 |
コーリー 80 |
レーン 89 |
ウィリアムソン 110 |
ダルツェンス 154 |
ウィッティッヒ 157 |