序文 iii |
編者紹介 v |
訳者序文 vii |
1. 遺伝子工学の重要性とその起源 |
1・1 はじめに 1 |
1・2 生命の化学的原理 3 |
1・3 遺伝学の統一性 9 |
1・4 警告 10 |
2. 細胞の構造と構成成分 |
2・1 細胞の構造 13 |
2・2 細胞中の分子 21 |
3. 遺伝子とセントラルドグマ |
3・1 生細胞の特徴を決める遺伝情報 31 |
3・2 遺伝情報の保存 31 |
3・3 染色体中のDNAの構造 32 |
3・4 DNA中の遺伝情報は,タンパク質のアミノ酸配列に読み換えられる 34 |
3・5 三塩基組(トリフプレットコード)とその普遍性 34 |
3・6 細胞中の情報の量 36 |
3・7 遺伝子のポリペプチド 36 |
3・8 情報の読み換え-転写と翻訳 37 |
3・9 遺伝子発現の制御 45 |
3・10 遺伝情報の子孫細胞への伝達 48 |
3・11 セントラルドグマ-細胞内の情報の流れ 49 |
4. 大腸菌における遺伝子クローニング |
4・1 遺伝子クローニングとは何か 51 |
4・2 遺伝子クローニングの方法 52 |
4・3 DNAの精製 52 |
4・4 DNAの切断 53 |
4・5 遺伝子の増殖 55 |
4・6 組換え体DNAの細菌細胞への導入 58 |
4・7 形質転換細胞の選択と組換え体のふるい分け 61 |
4・8 必要なクローンのふるい分け 63 |
4・9 まとめ 68 |
5. 原核生物および真核生物における外来性遺伝子の発現 |
A. 細菌中での外来性タンパク質の生産 |
5A 1 外来性タンパク質を,なぜ細菌中で作らせるのか 69 |
5A 2 細菌中で発現させられる外来性DNAの由来 71 |
5A 3 外来性タンパク質発現には,転写および翻訳シグナルが必要である 73 |
5A 4 E.coli中でヒトのペプチドホルモンを発現させる 76 |
5A 5 クローン化した遺伝子の発現を最大にする 77 |
B. 細菌以外の生物内での外来性タンパク質の産生 |
5B 1 なぜ,外来性タンパク質を,細菌以外の生物中で発現させるのか 78 |
5B 2 細菌以外の宿主中で,外来性タンパク質を産生する方法 79 |
6. 遺伝手工学の商業的応用:希望と達成 |
6・1 はじめに 87 |
6・2 遺伝子工学の市場への適用 90 |
6・3 将来の展望 105 |
7. 組換え体ヒト成長ホルモンの微生物における高レベルな発現と精製 |
7・1 はじめに 107 |
7・2 構造や発現,発酵に影響を与える要因 109 |
7・3 タンパク質の構造,安定性,および精製に影響する要因 112 |
7・4 ヒト成長ホルモン(hGH):微生物での発現と精製 115 |
8. 単クローン抗体の製法 |
8・1 抗体とは何か 122 |
8・2 どのようにして多くの異なった抗体が作られるのか 124 |
8・3 免疫記憶 124 |
8・4 多クローン抗体 125 |
8・5 単クローン抗体 126 |
用語集 133 |
索引 175 |