【総論編】 |
第1章 デジタルプリンターの最新動向(髙橋恭介) |
1. はじめに 3 |
2. オフィスプリンター 3 |
3. 超小型プリンター・ケータイプリンター 5 |
4. 産業/業務用プリンター 7 |
第2章 印刷色の標準ISO/Japan Color(髙橋恭介) |
1. 日本のオフセット印刷の色標準 11 |
2. 何故印刷色の標準が必要か 11 |
3. Japan Colorはどのように決められるのか 13 |
3.1 検討委員会の構成は 13 |
3.2 制定の手順は 13 |
3.3 Japan Colorの内容は 15 |
3.4 Japan Colorの利用,運用は 17 |
第3章 電子写真機器開発におけるシミュレーション技術(日高重助) |
1. はじめに 19 |
2. 粒子要素法シミュレーション 19 |
2.1 粒子要素法の基礎的考え方 19 |
2.2 電磁場内での粒子間相互作用力の表現 21 |
2.3 帯電トナー粒子に作用する静電気的相互作用力 22 |
3. 電子写真プロセスのシミュレーション例 23 |
3.1 粉体トナー粒子帯電挙動のシミュレーション 23 |
3.2 非磁性一成分現像システムにおけるトナー流動挙動 23 |
3.3 二成分現像システムにおける磁気ブラシの形成挙動 25 |
3.4 トナー粒子のクリーニング 27 |
【オフィスプリンター編】 |
第1章 IPSiO Colorレーザープリンタ(佐藤眞澄) |
1. はじめに 31 |
2. 製品概要 32 |
3. 主な特徴と主要搭載技術 33 |
3.1 高速・省スペース・低コスト化 33 |
3.1.1 作像レイアウト 33 |
3.1.2 小型レーザービーム書込み光学系 34 |
3.2 アプライアンス性 35 |
3.2.1 粉体ポンプによるトナー搬送方式 35 |
3.2.2 ベルト定着方式 37 |
3.3 画質の安定化と高信頼性 37 |
3.3.1 自動位置合わせ制御 37 |
3.3.2 小径ビーム2値書込みプロセス 38 |
3.3.3 高耐久感光体ユニット 39 |
4. おわりに 39 |
第2章 WORKiOレーザープリンタ(醒井雅裕,片伯部昇,立松英樹,志水忠文) |
1. はじめに 41 |
2. WORKiO CL500の特徴 42 |
3. プリンタエンジンの構成概要 42 |
4. IH定着技術の概要 43 |
4.1 定着器の基本構成 43 |
4.2 定着器の低熱容量化 45 |
5. 主要部品と要素技術 46 |
5.1 定着ベルト 46 |
5.2 IHコイル部 47 |
5.3 外部加熱技術 47 |
5.4 EMC(Electro Magnetic Compatibility)制御技術 48 |
5.5 発熱分布制御技術 49 |
6. おわりに 50 |
第3章 KMC LEDプリンタ(小沢義夫) |
1. はじめに 51 |
2. 本体仕様と断面構成 51 |
3. LEDヘッド 53 |
3.1 小型化とダイナミックドライブ方式 53 |
3.2 LEDプリントヘッドの補正技術 53 |
4. 高耐久単層OPCドラム 55 |
4.1 高耐久感光体ドラム 55 |
4.2 正帯電単層OPCドラムの耐摩耗性 56 |
5. タッチダウン現像 57 |
5.1 タッチダウン現像法の歴史 57 |
5.2 FS-C5016の現像器の構成 57 |
5.3 タッチダウン現像の制御 57 |
5.4 ゴースト対策 59 |
6. タンデム中間転写方式 59 |
6.1 弾性ベルトの構成 59 |
6.2 弾性ベルトによる高画質化 60 |
6.3 多様なメディアに対応 61 |
7. おわりに 61 |
第4章 MACHJETインクジェットプリンタ(北原強) |
1. はじめに 63 |
2. MACHの高性能化の推移 63 |
3. 新開発MACH方式のヘッド構造 64 |
3.1 MLPタイプの構造 64 |
3.2 MLChipsタイプの構造 66 |
4. メニスカス制御技術 68 |
4.1 微小インク滴の形成技術 68 |
4.2 インク滴変調技術 69 |
4.3 応答周波数の向上技術 70 |
5. おわりに 71 |
第5章 GELJETプリンタ(亀井稔人) |
1. はじめに 72 |
2. GELJETテクノロジー 73 |
2.1 GELJETビスカスインク 73 |
2.2 GELJETワイドヘッド 76 |
2.2.1 ヘッドの構造 76 |
2.2.2 駆動制御技術 77 |
2.3 GELJET BTシステム 78 |
2.4 画像処理 78 |
2.4.1 レベルカラー印刷 78 |
2.4.2 中間調ディザマトリックス 80 |
3. おわりに 81 |
【携帯・業務用プリンター編】 |
第1章 カメラ付き携帯電話用プリンターNP-1(青崎耕) |
1. はじめに 85 |
2. 基本コンセプト 85 |
3. 特長 85 |
4. 操作 87 |
5. プリント原理 88 |
6. インターフェース 89 |
7. カメラ付き携帯の画像 89 |
8. アプリケーションソフト 90 |
9. おわりに 90 |
第2章 大型インクジェットプリンター(沖尚武) |
1. はじめに 91 |
2. 水性インクジェットプリンターの出荷記録および予測 91 |
3. NJ1000iプリンターの概要 91 |
4. Quantum Printhead(Cartridge) 93 |
5. IMT:Intelligent Mask Technology:インテリジェントマスクテクノロジー 94 |
6. Quantum Qi Dye & Qi Pigment Ink:クァンタムQi染料インクおよびクァンタムQi顔料インク 94 |
7. インク供給システム 95 |
8. 瞬間蒸発乾燥システム:Rapid Evaporation Drying System 96 |
9. RIPソフトウエア 96 |
10. 支援ソフト:Software Suites 96 |
11. Kodakワイドフォーマットインクジェットメディア 97 |
12. コダックメディア製品品質保証システム 98 |
第3章 ソルベントインクジェットプリンタ(大西勝) |
1. はじめに 99 |
2. 印刷インクとインクジェットインクの比較 100 |
2.1 構成成分と物性値の比較 100 |
2.2 インクジェットインクの性質とプリント特性 100 |
3. インクジェットインクと特長 103 |
3.1 定着プロセスの違い 103 |
4. ワイドフォーマットソルベントインクジェットプリンタの開発 104 |
4.1 屋外ワイドフォーマットインクジェットプリンタにおける要求 104 |
5. 屋外用ソルベントインクプリンタの開発課題と開発した技術 105 |
5.1 ワイドフォーマットインクジェットプリンタJV3 105 |
5.2 インクの開発 105 |
5.2.1 インクの定着までの問題 105 |
5.3 プリンタシステムの開発 108 |
5.3.1 プリントヒーターの設置と役割 108 |
5.3.2 ヒーター制御 108 |
5.4 ソルベントインクプリントの色再現特性 109 |
5.5 ソルベントインクワイドフォーマットプリンタの使用例 109 |
6. 一層のメディアフリーを目指して 111 |
6.1 UVインクの問題点 112 |
【オンデマンド印刷機編】 |
第1章 Kodak NexPressデジタルプロダクション印刷テクノロジー(YeeS.Ng,MuhammedAslam,ThomasTomb,KarlhemzPeter,鈴木浩二) |
1. はじめに 117 |
2. 用紙のハンドリングと見当調整(BICとMIC) 118 |
2.1 基本イントラックキャリブレーション(BIC) 120 |
2.2 メディアイントラックキャリブレーション(MIC) 120 |
3. 画像形成 121 |
4. 転写 122 |
4.1 ICからBCへの転写 123 |
4.2 BCからメディアへの転送 124 |
5. 画像定着 124 |
6. ドライインキと第5イメージングユニットソリューション 126 |
第2章 デジタルドキュメントパブリッシャー(DDP)(小野田貴,藤朝彦,白川順司) |
1. 製品概要 130 |
2. 印刷原理 131 |
2.1 装置構成 131 |
2.2 印刷プロセス 131 |
3. 印刷業界から要求される機能 133 |
3.1 印刷位置合わせ 133 |
3.2 重送検知 133 |
3.3 処理性能 134 |
3.4 後処理装置 134 |
4. DDPの使用例 135 |
4.1 モノクロプリンターとしての使用例 135 |
4.1.1 多彩なアウトプットオプションによるペーパーハンドリング 135 |
4.1.2 「マイクロプレス」との接続 135 |
4.2 スポットカラー機としての使用例 136 |
5. 印刷運用管理ソフトウェア「PrintEasy」 136 |
5.1 アーカイブによる繰り返し印刷 137 |
5.2 分散印刷 137 |
5.3 代替印刷 138 |
6. プリンターの課題と今後の方向 138 |
6.1 各種用紙対応 138 |
6.2 高精細画像化対応 139 |
【ファインパターン技術編】 |
第1章 インクジェット分注技術(長谷川倫男) |
1. はじめに 143 |
2. インクジェット分注 143 |
3. HTS分野における利用 146 |
4. 診断薬分野における利用 147 |
5. DNAチップ・プロテインチップ製造分野における利用 148 |
6. おわりに 149 |
第2章 高精細導電回路形成(小口寿彦) |
1. 高精細回路形成技術の現状 151 |
2. 高精細技術の分類 151 |
3. 各種の高精細導電回路形成 152 |
3.1 電子写真法 152 |
3.2 Electrophoretic Deposition法(EPD法) 154 |
3.3 インクジェット法 154 |
3.4 レーザーによるパターニング 157 |
4. 将来展望 158 |
【材料・ケミカルスと記録媒体編】 |
第1章 インクジェットインク(田中正夫) |
1. はじめに 163 |
2. インクジェット用染料とその課題 163 |
3. インクジェット用色材としての顔料 164 |
3.1 顔料の一般的特徴と課題 164 |
3.2 インクジェット用顔料の課題 164 |
4. 顔料のマイクロカプセル化とインクジェットへの応用 166 |
4.1 顔料表面修飾技術としてのマイクロカプセル化 166 |
4.2 マイクロカプセル化の手法 167 |
4.3 マイクロカプセル化顔料の特徴 168 |
4.3.1 分散性,分散安定性 168 |
4.3.2 耐溶剤性 168 |
4.4 マイクロカプセル化顔料を用いたインクジェットの特徴 168 |
4.4.1 定着性:耐水性,耐擦過性,耐マーカー性 168 |
4.4.2 光沢:平滑性 170 |
5. おわりに 170 |
第2章 重合トナー(上山雅文) |
1. はじめに 171 |
2. 重合トナー/化学製法トナーとは 171 |
3. 重合法/化学製法の実際 173 |
3.1 懸濁重合法 173 |
3.2 乳化重合法 175 |
3.3 溶解懸濁法 175 |
4. 重合トナーの特性 176 |
4.1 形状,表面性 176 |
4.2 顔料の分散状態 177 |
4.3 粒子径 177 |
4.4 トナー特性 178 |
5. 重合トナーの今後 178 |
第3章 粉砕トナー(丸田将幸) |
1. はじめに 180 |
2. 粉砕トナーの材料設計 180 |
2.1 バインダー樹脂 180 |
2.2 着色剤 182 |
2.3 帯電制御剤 182 |
2.4 ワックス 183 |
2.5 外添剤 183 |
3. 粉砕トナーの製造方法 183 |
4. 粉砕トナーの開発動向 185 |
4.1 黒トナーの低温定着化 185 |
4.2 カラートナー 185 |
4.3 環境対応 186 |
5. おわりに 186 |
第4章 液体トナー(細矢雅弘) |
1. 液体トナーの特徴と乾式トナーとの比較 188 |
2. 液体トナーの構成 189 |
2.1 キャリア溶媒 190 |
2.2 バインダー樹脂 191 |
2.3 顔料 191 |
2.4 電荷供与剤 191 |
3. 液体トナーの帯電機構 192 |
4. 液体トナーと液体現像の最新技術 192 |
4.1 ファイバー状突起を有する液体トナー 192 |
4.2 マクロモノマー法によるグラフトポリマーを用いた液体トナー 193 |
4.3 不揮発性シリコーン溶媒を用いた高濃度・高粘性液体トナー 194 |
5. おわりに 195 |
第5章 キャリア(伊藤昇) |
1. はじめに 196 |
2. キャリアの種類 197 |
2.1 鉄粉キャリア 197 |
2.2 フェライトキャリア 198 |
2.3 マグネタイトキャリア 200 |
2.4 磁性粉分散型キャリア 200 |
2.4.1 帯電性制御 202 |
2.4.2 磁気力制御 203 |
2.4.3 粒径力制御 203 |
3. おわりに 204 |
第6章 情報用紙の技術動向(内海正雄) |
1. 電子写真用紙の技術開発動向 206 |
1.1 技術開発の経緯 206 |
1.1.1 複写機内での走行性の確保 206 |
1.1.2 トナーの転写性 207 |
1.1.3 トナーの定着性 207 |
1.2 今後の課題 207 |
1.2.1 共用紙化 207 |
1.2.2 古紙の活用 207 |
1.2.3 カラー対応 207 |
2. インクジェット用紙(IJ用紙)の技術開発動向 208 |
2.1 市場の概要 208 |
2.2 技術開発動向 208 |
2.2.1 RC光沢紙(マイクロポーラスタイプ) 208 |
2.2.2 RC光沢紙(ポリマータイプ) 208 |
2.2.3 キャスト光沢紙 209 |
2.2.4 マットコート紙 209 |
2.2.5 ノンコート紙(普通紙) 209 |
2.3 今後の課題 209 |
2.3.1 水性顔料インクへの対応 209 |
2.3.2 油性顔料インクへの対応 210 |
3. 感熱記録用紙の技術開発動向 210 |
3.1 高感度化 211 |
3.2 高保存性 212 |
3.3 プリンタ走行性 212 |
3.4 その他 212 |
4. 昇華熱転写用紙の技術開発動向 213 |
4.1 技術開発の経緯 214 |
4.1.1 受像層の設計 214 |
4.1.2 基材の設計 214 |
4.2 今後の課題 214 |
4.2.1 キレート形成反応の利用 214 |
4.2.2 保護層の設置 215 |