まえがき 小林英嗣・倉田直道 3 |
1章 本書のねらいと構成 小松 尚 9 |
1 地域と大学のいま |
2 地域と大学の連携によるまちづくりの動向 |
3 地域と大学を再構成する |
4 本書のねらいと構成 |
5 取り上げる事例の着眼点 |
6 本書の読み進め方 |
2章 都市・地域の空間と機能の再生・創造 |
2章のねらい 小篠隆生 14 |
居住空間の再生創造 |
2-1 大学、実務家、自治体の共同研究体制で推進するまちなか居住 〈鶴岡市と早稲田大学〉 川原 晋 16 |
2-2 大学発NPOが仕掛けるニュータウン再生 〈千葉大学と周辺団地〉 鈴木雅之 21 |
中心市街地の再生 |
2-3 まちなか工房が支援する中心市街地活性化の取り組み 〈熊本市中心市街地と熊本大学工学部まちなか工房〉 両角光男 26 |
2-4 「早稲田の森構想」大学都市の実現をめざして 〈新宿区・UR都市機構・地元商店街ほかと早稲田大学〉 後藤春彦 31 |
2-5 大学街地区の再生を実現した地域と大学の協働事業 〈米国フィラデルフィア市とペンシルバニア大学〉 小松 尚 36 |
街路や交通体系の再生 |
2-6 地元バス事業者と連携した新学内バス導入とその効果 〈筑波大学と関東鉄道バス〉 石田東生・谷口綾子 41 |
地域資源の保存・継承・再生 |
2-7 蔵の文化を継承・活用する民官学の協働まちづくり 〈喜多方市と東京大学〉 野原 卓 46 |
2-8 棚田の復田と農村の再生-棚田百選から大学との協働による重要文化的景観へ 〈唐津市相知町と佐賀大学〉 五十嵐勉 51 |
3章 環境の保全・再生 |
3章のねらい 斎尾直子 5 |
キャンパス内外の環境資源活用と環境マネジメント |
3-1 キャンパス緑地を保全・活用する市民と大学の協働プラットフォーム 〈金沢大学と近隣地域〉 小松 尚 58 |
3-2 自然環境との共生をはかるキャンパス計画 〈米国シアトル市、ボスル市とワシントン大学シアトル校、ボスル校およびカスケード・コミュニティカレッジ〉 鶴崎直樹・三島伸雄 63 |
3-3 大学の環境ISO取得と地域環境モデルとしての大学キャンパス 〈千葉大学と周辺地域〉 上野 武 68 |
広域圏の環境保全・再生 |
3-4 地域と大学による都市フリンジの再構成 〈英国ケンブリッジ市とケンブリッジ大学〉 坂井 猛 73 |
3-5 学術研究都市における「緑のまちづくり」 〈九州大学学術研究都市および北九州学術研究都市と関連大学〉 佐藤剛史・デワンカー・バート 78 |
3-6 環境をテーマにして設立された大学と地域との連携-地域油田開発から環節都市の構想へ 〈鳥取県・鳥取市と鳥取環境大学〉 吉村元男 83 |
3-7 持続可能な地域社会を目指す広域の地域・大学連携 〈仙台広域圏ESD・RCE運営委員会と宮城教育大学〉 小金澤孝昭 88 |
コラム 地区単位計画による地域と大学の連携〈韓国〉 鶴崎直樹 93 |
4章 地域経済の再生・振興 |
4章のねらい 坂井 猛 94 |
地域経済の活性化を促すプラットフォーム |
4-1 地域コミュニティの交流の場へと展開する商店街のまちなか研究室 〈横須賀市追浜地区と関東学院大学〉 昌子住江 96 |
地域の産業クラスター形成や産業転換をささえる大学 |
4-2 生命医科学の研究拠点が先導する新しい都市型産業のコミュニティ 〈米国サンフランシスコ市とカリフォルニア大学サンフランシスコ校〉 有賀 隆 101 |
4-3 都市再生プロジェクトにおける大学の新たな役割 〈英国ブラッドフォード市とブラッドフォード大学〉 小篠隆生 106 |
4-4 創造都市を推進する国際的研究教育拠点を目指して 〈大阪市と大阪市立大学〉 佐々木雅幸 111 |
5章 担い手を育成するプログラム |
5章のねらい 上野 武 116 |
市民や学生の自立を促すプログラム |
5-1 住民が創発する草の根地域再生運動 〈鳥取県智頭町と周辺大学〉 山重 明 118 |
5-2 農山村エリアに展開する「やまなかキャンパス」を契機とした地域の人材育成 〈山形県最上地域と山形大学〉 国分 厚・斎尾直子 123 |
5-3 学生まちづくりの動向と展望 〈全国各地の学生まちづくり団体〉 渡会清治 128 |
まちづくり専門家を養成する連携プログラム |
5-4 まちと学生が育て合う仕組みをつくる 〈銀座と建築・芸術系大学〉 竹沢えり子 133 |
5-5 コミュニティ・アーキテクトを養成する大学教育プログラム 〈滋賀県と滋賀県立大学〉 柴田いづみ・奥貫 隆 138 |
まちぐるみで取り組む担い手育成プログラム |
5-6 まちづくりを使命とする公設民営大学の戦略 〈酒田市・鶴岡市と東北公益文科大学・大学院〉 小松隆二 143 |
5-7 地域の担い手を育成するコミュニティカレッジ 〈米国ユージン市とレーン・コミュニティカレッジ〉 西尾治一 148 |
コラム 都市の経済発展と拠点大学の急成長〈中国〉 坂井 猛 153 |
6章 共創まちづくりを進める仕組み |
6章のねらい 鶴崎直樹 154 |
地域と大学のまちづくりプラットフォーム |
6-1 公民学連携による柏の葉アーバンデザインセンターUDCK 〈千葉県・柏市と東京大学・千葉大学および三井不動産〉 北沢 猛 156 |
6-2 まちづくりを支援する大学ベースの専門家組織 〈米国ミネアポリス市・セントポール市とミネソタ大学〉 遠藤 新 161 |
地域と大学の計画連携技術 |
6-3 自治体と大学の情報と戦略の共有 〈米国ケンブリッジ市と市内4大学〉 小篠隆生 166 |
6-4 「キャンパス」と「まち」一体的な都市空間デザインのためのフレームワークプラン 〈米国ニューヘブン市とイエール大学〉 斎尾直子 171 |
行政と大学の戦略的な連携体制 |
6-5 大学・都市連携による知の都市集積 〈横浜市と市内の大学〉 土井一成・渡邊孝之 176 |
7章 共創まちづくりの視座と可能性 有賀 隆 181 |
1 進化し続けるまちづくりの方法 |
2 共創まちづくりを支える地域プラットフォーム |
3 まちづくりの担い手たちと大学 |
4 「共創」が拓く新しい地域像とまちづくりの方法 |
プロフィール 189 |