Chapter 1 空気調和設備の概要 |
1 空気調和とは 8 |
空気は何でできているのか |
空気を調和するということは |
2 屋外の気候 10 |
大気の温度 |
最高気温と最低気温の差 |
各地の気温と湿度および寒さの目安 |
風 |
3 室内の気候 12 |
室内の気温 |
室内の湿気 |
温度感覚の指標 |
不快の程度 |
4 室内環境 14 |
室内の空気はどのように汚染されるか |
室内の環境基準について |
室内空気汚染の程度はCO2の濃度が目安 |
5 環境測定器具類 16 |
温湿度計器の種類 |
風速計器の種類 |
6 湿り空気線図1 18 |
空気線図に使われている言葉 |
空気中の熱には2つある |
7 湿り空気線図2 20 |
空気線図はどのようにして読みとるのか |
空気中に水蒸気を含むことができない状態 |
8 結露とは 22 |
露が物体などに付く現象 |
結露の種類には |
結露を防ぐためには |
9 室内に影響する熱 24 |
熱の伝わり方 |
熱の移動 |
10 空気調和方式1 26 |
空気を調整する方法の区分け |
1本のダクトで一定の風量を出し空調する |
1本のダクトで風量を変化させ空調する |
2本のダクトで冷温風を混合させ空調する |
11 空気調和方式2 28 |
数本のダクトで冷温風を混合させ空調する |
空調機を各階に設置し空調する |
ファンコイルを用いる方式 |
誘引ユニットによる方式 |
12 空気調和方式3 30 |
冷媒を利用して冷暖房する方式 |
ガスを利用して冷暖房する方式 |
エアコン付温水床暖房 |
その他最近の空調システム |
〈コラム〉建設現場で使われている言葉 32 |
Chapter 2 空気調和設備の主要機器 |
1 空気調和の基本構成 34 |
一般的な空調システムについて |
その他空調システム |
2 空気調和機器類 36 |
エアーハンドリングユニットとは |
パッケージ型ユニットとは |
ファンコイルユニットとは |
3 熱源機器類(ボイラ) 38 |
温水・蒸気を作るボイラ |
4 ボイラの取り扱い 40 |
誰でも取り扱いできるボイラ |
特別教育を受けた者が取り扱えるボイラ |
取扱技能講習修了者が取り扱えるボイラ |
ボイラー技士の免許が必要なボイラ |
ボイラー技士には |
5 熱源機器類(冷凍機1) 42 |
冷水を作る装置 |
冷媒は冷凍機の中でどのような役目をするか |
容積圧縮式冷凍機にはどんなものがあるか? |
6 熱源機器類(冷凍機2) 44 |
吸収式冷凍機とはどのようなものか? |
7 熱源機器類(冷却塔) 46 |
冷却塔の種類 |
冷却塔に関係する用語 |
8 搬送機器類(ポンプ) 48 |
ポンプの種類について |
ポンプの2台運転について |
9 搬送機器類(送風機1) 50 |
送風機の種類1 |
10 搬送機器類(送風機2) 52 |
送風機の種類2 |
11 タンク類 54 |
空調におけるタンクとは |
膨張タンクとは |
熱交換器とは |
オイルタンクとは |
12 空気浄化装置類(フィルタ) 56 |
エアフィルタの種類には |
ユニット型エアフィルタとは |
その他のエアフィルタ |
〈コラム〉数えるときの「基」の使い方 58 |
Chapter3 空気調和設備の付属機器・装置類 |
1 ダクト設備 60 |
四角いダクトと丸いダクト |
アングルフランジ工法とコーナーボルト工法 |
2 ダクト工事 62 |
ダクトの施工方法 |
3 吹出口と吸込口 64 |
吹出口・吸込口の種類と特徴 |
4 ダンパ類 66 |
ダクト内に設置して空気量などを調整 |
5 配管設備① 68 |
空調設備の配管システム |
環水方式による分類 |
冷温水配管方式 |
蒸気配管方式 |
6 配管設備② 70 |
空調に使用される配管材 |
7 配管の付属品1 72 |
水の流れを調節する弁類 |
8 配管の付属品2 74 |
いろいろな弁と継手 |
9 配管の施工法 76 |
配管の接合方法 |
配管の切断方法 |
衝撃に耐えられるよう支持を設ける |
10 保温・保冷 78 |
保温・保冷に使用する温度の限度 |
保温材の厚さ |
外装材による仕上げ |
〈コラム〉巨大タワークレーンはどうやって持ち上げるのか 80 |
Chapter4 直接暖房と特殊空調 |
1 直接暖房の種類と特徴 82 |
対流暖房と放射暖房 |
室内に温度差が生じるか |
低温水暖房と高温水暖房 |
2 蒸気暖房 84 |
圧力の大小や配管方式によって分類される |
凝縮水を取り除くためのバルブ |
3 放射暖房 86 |
床や壁などからの放射熱で部屋を暖める |
一般的な部屋に使用する |
工場や体育館など大空間に使用 |
4 環境問題 88 |
産業の発展による温室効果ガスの増加 |
氷河の融解や異常気象を誘発 |
京都議定書の採択 |
5 新エネルギー 90 |
地球温暖化を防止するために |
6 クリーンルーム 92 |
浮遊粉塵を排除した清浄度の高い部屋 |
空気の清浄度の表現 |
7 ソーラーシステム 94 |
太陽熱の利用 |
太陽熱利用の冷暖房 |
省エネルギー・省資源の実現を目指して |
空気式ソーラーシステム |
8 コージェネレーションシステム 96 |
コージェネレーションシステムとは? |
発電を行なう機器による分類 |
9 氷蓄熱システム 98 |
夜間電力で氷を作り蓄える |
静的あるいは動的な製氷方式 |
氷蓄熱方式の長所と短所 |
10 自動制御方式 100 |
自動制御とは何か |
動力源や伝達信号による分類 |
自動制御の基本構成 |
11 空調システムの自動制御 102 |
送風量が一定か、変化するか |
定風量方式(CAV) |
可変風量方式(VAV) |
〈コラム〉保護帽(ヘルメット) 104 |
Chapter 5 換気・排煙設備 |
1 自然換気 106 |
自然の力を利用する換気方法 |
自然換気の種類 |
自然換気の長所と短所 |
冷房負荷の軽減が可能 |
2 自然換気に関する規制 108 |
法により規制される構造 |
排気筒に関する規制 |
3 機械換気の種類 110 |
機械を用いて強制的に行なう換気 |
4 換気量を求める 112 |
換気回数と換気量 |
必要換気量を計算してみよう |
5 機械換気に関する規則 114 |
建築基準法における機械換気 |
換気量を計算してみよう |
6 シックハウスへの対策 116 |
換気設備設置の義務付け |
必要な換気の量は |
7 排煙方式の種類 118 |
居住者が安全に避難するための設備 |
用途により方式を採用する |
8 自然排煙に関する規制 120 |
煙の拡散を防ぐための区画 |
天井から突出した壁を設ける |
排煙口取り付けの留意事項 |
排煙口の開放装置 |
自然排煙の長所と短所 |
9 機械排煙 122 |
排煙機で強制的に排気する方式 |
排煙口の取り付けについての決まり |
機械排煙の長所と短所 |
10 排煙風量を求める 124 |
排煙風量の求め方 |
排煙風量を計算してみよう |
11 排煙ダクト 126 |
排煙ダクトの取り付け |
排煙ダクトの風量を計算してみよう |
排煙ダクトのサイズを決める |
不燃材料を使用 |
排煙ダクトの防火ダンパ |
〈コラム〉安全靴 128 |
Chapter 6 空気調和設備の設計 |
1 冷暖房設計条件1 130 |
空気調和負荷とは |
外気の設計条件 |
室内の設計条件 |
空調している部屋としていない部屋の温度差 |
2 冷暖房設計条件2 132 |
室内に発生する熱を求める |
3 冷暖房設計条件3 134 |
隙間風には注意が必要 |
隙間風による熱量の求め方 |
4 熱貫流率 136 |
熱貫流率の求め方 |
外から侵入してくる熱量の求め方 |
5 熱貫流率計算実例 138 |
6 窓ガラス面の侵入熱量 140 |
窓ガラス面から侵入してくる熱量の求め方 |
7 負荷計算 142 |
冷房負荷を計算するために必要な計算表の例 |
8 負荷計算例題 144 |
概算を計算したい場合 |
9 冷房能力・暖房能力1 146 |
顕熱比・送風量を求める |
10 冷房能力・暖房能力2 148 |
新鮮空気比・混合比エンタルピを求める |
11 冷房能力・暖房能力3 150 |
吹出温度を求める |
12 冷房能力・暖房能力4 152 |
空調機を決める |
パッケージ型ユニットの計算方法 |
13 熱源機器の決定 154 |
熱源機器を決める |
例題の解答 156 |
〈コラム〉空気の値段 158 |
付録 159 |
索引 161 |
参考文献 165 |