close
1.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 新潮社, 2017.1  255p ; 20cm
シリーズ名: 新潮選書
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1部 閉じつつ開いている膜の不思議 : 人間の内なる外部
生命の基本単位としての細胞
細胞の内と外
上皮細胞は身体の境界を作っている
タンパク質の合成と輸送
外から内へ、内から外へ
第2部 恒常性の維持は生命活動の最大のミッション : フィードバック制御と恒常性維持
細胞内の恒常性維持機構
細胞内のリサイクリングシステム
侵入してくるものたち
第1部 閉じつつ開いている膜の不思議 : 人間の内なる外部
生命の基本単位としての細胞
細胞の内と外
概要: 生物はあたかも「膜」のようである。内と外との境界で、閉じつつ開きながら、必要なものを摂取し、不要なものを拒み、排除している。恒常性(ホメオスタシス)とは、そうして生命を維持させていくシステムのこと。身体のあらゆる器官で機能しているその緻密で 考え抜かれた生命の本質を、日本を代表する細胞生物学者が平易な言葉で説く。 続きを見る
2.

図書

図書
佐藤学, 上野千鶴子, 内田樹編 ; 長谷部恭男 [ほか] 著
出版情報: 東京 : 晶文社, 2021.1  302p ; 19cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
学術総動員体制への布石 / 上野千鶴子
日本学術会議における「学問の自由」とその危機 / 佐藤学
政府が学問の世界に介入してきた / 長谷部恭男×杉田敦
任命拒否の違法性・違憲性と日本学術会議の立場 / 〓山佳奈子
学問の自律と憲法 / 木村草太
日本学術会議とジェンダー平等 / 後藤弘子
日本学術会議と軍事研究 / 池内了
酔生夢死の国で / 内田樹
学術会議だけの問題ではない / 三島憲一
「学問の自由」どころか「学問」そのものの否定だ / 永田和宏
文化的適応としての科学と日本学術会議
1000歳を超える学協会の抗議声明から読み取れること
学術総動員体制への布石 / 上野千鶴子
日本学術会議における「学問の自由」とその危機 / 佐藤学
政府が学問の世界に介入してきた / 長谷部恭男×杉田敦
概要: 菅義偉首相による日本学術会議会員への被推薦者6名の任命拒否は、学問の自由と独立性を侵害する重大な危機につながる行為。日本学術会議はじめさまざまな学協会から強い抗議の意が表明される一方、政権は様々な論点ずらしをもってこの問題を矮小化し、議論は 長期化の様相を呈している。この問題の背景に何があるか、学術会議はなぜ必要か、さらに学問の自由とはなにか、それがなぜ重要であるかについて、市民の理解を求め、世論を喚起するべく編まれた緊急出版。佐藤学・上野千鶴子・内田樹の3名が編者となり、多彩な執筆陣が繰り広げる、学問の自由と民主主義をめぐる白熱の論考集。 続きを見る
3.

図書

図書
Peter N.Campbell, Anthony D.Smith[著] ; 永田和宏訳
出版情報: 東京 : 医学書院, 1992.1  284p ; 25cm
所蔵情報: loading…
4.

図書

図書
永田和宏[著]
出版情報: 東京 : 砂子屋書房, 1991.6  231p ; 20cm
所蔵情報: loading…
5.

図書

図書
石川統, 黒岩常祥, 永田和宏編集
出版情報: 東京 : 朝倉書店, 2005.2  x, 464p ; 22cm
所蔵情報: loading…
6.

図書

図書
永田和宏著 ; キム・イェオン絵
出版情報: 東京 : 講談社, 2015.3  127p ; 19cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
身体の中の細胞の数
どのくらいの種類の細胞があるの?
いろいろな顔を持った細胞
細胞の中で生きる別の細胞
生命の3つの基本要素
細胞は細胞から
生命は自然に発生したのか
生命のもとになる分子はどこから来たのか?
伸縮自在な膜が生命を外界から区分けする
細胞の中の働き手たち—細胞小器官
タンパク質ってどうして作られる?
細胞内の輸送インフラ
一は他のため、他は一のため—多細胞生物の意味
細胞にも寿命がある
生命の始まり—受精と発生
幹細胞と再生医療
身体の中の細胞の数
どのくらいの種類の細胞があるの?
いろいろな顔を持った細胞
概要: 1個の受精卵から生まれた個性豊かな細胞たちが生命を支えるためくりひろげる壮大なドラマ。
7.

図書

図書
永田和宏, 森正敬, 河野憲二編著
出版情報: 東京 : 放送大学教育振興会, 2003.3  259p ; 21cm
シリーズ名: 放送大学教材 ; 1665510-1-0311
所蔵情報: loading…
8.

図書

図書
永田和宏 [ほか] 編集
出版情報: 東京 : 医学書院, 2003.5  xiii, 1035p ; 22cm
所蔵情報: loading…
9.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
永田和宏, 森正敬, 吉田賢右 共編
出版情報: 東京 : シュプリンガー・フェアラーク東京, 2001.6  viii, 219p ; 26cm
シリーズ名: Springer reviews
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
Ⅰ. 分子シャペロンの基礎 田口英樹・吉田賢右 3
Ⅱ. 細胞機能の制御
   1. 合成とフォールディング 寺田和豊・森 正敬 47
   2. 輸送
   2.1.大腸菌 伊藤維昭・徳田 元 56
   2.2.小胞体 西川周一・遠藤斗志也 66
   2.3.ミトコンドリア 三原 勝芳 75
   3. 品質管理
   3.1.フォールディングによる品質管理 永田 和宏 88
   3.2.糖類を介したタンパク質の品質管理 徳永 文稔 99
   4. 標的タンパク質の構造と機能をモデュレートする分子シャペロン Hsp90 丸谷美香子・矢原一郎 112
Ⅲ. シグナル伝達と分子シャペロン
   1. 細菌のストレス応答と分子シャペロン 小椋 光・龍田高志・友安俊文 123
   2. 真核細胞のストレス応答と分子シャペロン 森 和俊 132
   3. シグナル伝達カスケードと分子シャペロン 杉浦麗子・藤田昌昭・春藤久人・久野高義 140
Ⅳ. 分子シャペロンと病態
   1. カルメジンと不妊症 蓬田健太郎・西宗義武 151
   2. ポリグルタミン病と分子シャペロン 平林美穂・垣塚 彰 157
   3. アミロイド線維タンパク質 樋口 京一 164
   4. 抗原ペプチド 鳥越俊彦・一戸 崇・佐藤昇志 175
   5. 虚血・温熱療法
   5.1.虚血とストレスタンパク質 小川 智・堀 修 185
   5.2.温熱療法 畑山 巧 189
V. 分子シャペロン研究の今後 森 正敬 197
Ⅵ. 分子シャペロン総覧 大塚 健三 205
索引 215
コラム
   シンビオニン 石川 統 12
   タンパク質生産と分子シャペロン 河田 康志 16
   DNA複製開始と分子シャペロン 和田千惠子 28
   サイトゾルのシャペロニンCCT 久保田 広志 50
   枯草菌ゲノムと分子シャペロン 山根 國男 64
   コラーゲン特異的分子シャペロン Hsp47 永田 和宏 68
   葉緑体の分子シャペロン 中井 正人 76
   分子シャペロンとプロテアソームの接点にある PA28 南 康文 94
   免疫抑制と分子シャペロン 山本 健一 116
   古細菌の分子シャペロン 養王田 正文 128
   Bag1 ファミリー 武田 全弘 136
   アポトーシスと分子シャペロン 後藤 知己 142
   低分子シャペロン 加藤 兼房 160
   β2 ミクログロブリンと透析アミロイドーシス 後藤 祐児 166
   原虫感染と分子シャペロン 姫野國祐 178
   分子シャペロン誘導剤 六反 一仁 192
   生物進化と分子シャペロン 矢原 一郎 200
   分子シャペロンの分子進化 橋本 哲男 208
Ⅰ. 分子シャペロンの基礎 田口英樹・吉田賢右 3
Ⅱ. 細胞機能の制御
   1. 合成とフォールディング 寺田和豊・森 正敬 47
10.

図書

図書
永田和宏, 中野明彦, 米田悦啓編集
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2006.12  ix, 235p, 図版[1]枚 ; 26cm
所蔵情報: loading…
11.

図書

図書
森正敬, 永田和宏, 河野憲二編著
出版情報: 東京 : 放送大学教育振興会, 2007.4  264p ; 21cm
シリーズ名: 放送大学教材 ; 1564404-1-0711
所蔵情報: loading…
12.

図書

図書
永田和宏, 遠藤斗志也編集
出版情報: 東京 : 羊土社, 2005.9  208, 7p ; 26cm
シリーズ名: 実験医学 ; 増刊 Vol. 23, no. 15 (2005)
所蔵情報: loading…
13.

図書

図書
Steven R. Goodman編 ; 永田和宏 [ほか] 訳
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2009.12  xv, 338p ; 26cm
所蔵情報: loading…
14.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 白水社, 2011.5  233p ; 20cm
所蔵情報: loading…
15.

図書

図書
河野裕子, 永田和宏著
出版情報: 東京 : 文藝春秋, 2011.7  286p ; 20cm
所蔵情報: loading…
16.

図書

図書
永田和宏, 塩田浩平編
出版情報: 東京 : 南山堂, 2009.8  xvii, 315p ; 26cm
所蔵情報: loading…
17.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
Benjamin Lewin [ほか著] ; 永田和宏訳者代表
出版情報: 東京 : 東京化学同人, 2008.12  xviii, 681p ; 30cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第Ⅰ部 序論
 1.細胞とは何か? 3~22
   1.1 序論 3
   1.2 生命は自己複製のできる構造体として始まった 5
   1.3 原核細胞は単一の区画からなる 6
   1.4 原核生物は多岐にわたる条件下での生存に適応している 7
   1.5 真核細胞には膜で仕切られた区画が数多く存在する 7
   1.6 膜によって細胞質の各区画では異なる環境が保たれている 8
   1.7 核は遺伝物質を含有し核膜に囲まれている 9
   1.8 細胞は細胞膜によってホメオスタシスを維持している 10
   1.9 細胞の中の細胞 : エンベローブに区切られている細胞小器官は内共生によって生じた可能性がある 12
   1.10 DNAは細胞の遺伝物質であるが,他の形態の遺伝情報も存在する 13
   1.11 細胞はDNAの損傷を修復する機構を必要とする 14
   1.12 ミトコンドリアはエネルギー工場である 14
   1.13 葉緑体は植物細胞に動力を供給する 15
   1.14 細胞小器官はタンパク質の特異的な局在化機構を必要とする 15
   1.15 タンパク質は膜に輸送される場合も,膜を通って輸送される場合もある 16
   1.16 タンパク質はタンパク質輸送により小胞体およびゴルジ体を通って輸送される 17
   1.17 タンパク質のフォールディングとアンフォールディングはすべての細胞でみられる欠くことのできない特徴である 18
   1.18 細胞骨格が真核細胞の形を決めている 18
   1.19 細胞構造体の局在化は重要である 20
   1.20 シグナル伝達経路は所定の応答を遂行する 20
   1.21 すべての生物に成長し,分裂を行う細胞が存在する 21
   1.22 分化により最終分化細胞を含む特殊化した細胞型が形成される 22
第Ⅱ部 膜と輸送
 2.イオンと低分子の膜透過輸送 25~74
   2.1 序論 25
   2.2 膜輸送を行うおもなタンパク質にはチャネルとキャリアーがある 26
   2.3 チャネルを介したイオン透過は水和の影響を受ける 28
   2.4 膜電位は膜を介したイオンの電気化学勾配によってつくられる 28
   2.5 K+チャネルは選択的で速やかなイオンの透過を駆動する 30
   2.5 K+チャネルのゲート開閉は,さまざまな活性化/不活性化機構で制御される 33
   2.7 電位依存性Na+チャネルは膜の脱分極によって活性化され,電気シグナルを伝える 35
   2.8 上皮性Na+チャネルはNa+の恒常性を調節する 37
   2.9 細胞膜のCa2+チャネルはさまざまな細胞機能を活性化する 39
   2.10 C1-チャネルは多様な生体機能にかかわる 41
   2.11 アクアポリンは水を選択的に膜透過する 43
   2.12 活動電位は数種のイオンチャネルに依存した電気シグナルである 45
   2.13 心筋や骨格筋の収縮は興奮収縮関連によってひき起こされる 47
   2.14 一部のグルコース輸送体は単輸送体である 49
   2.15 共輸送体と対向輸送体は共役輸送を行う 50
   2.16 膜を介したNa+の電気化学勾配は多くの輸送体の機能に必須である 52
   2.17 一部のNa+輸送体は細胞内外のpHを調節する 55
   2.18 Ca2+-ATPaseはCa2+を細胞内の貯留部位に輸送する 57
   2.19 Na+/K+-ATPaseは細胞膜を介したNa+とK+の濃度勾配を維持する 59
   2.20 F1F0-ATPaseはH+輸送と共役してATPの合成や加水分解を行う 61
   2.21 V-ATPaseは細胞質からH+を汲み出す 62
   2.22 次なる問題は? 64
   2.23 要約 64
   2.24 補遺 : ネルンストの式の誘導と応用 65
   2.25 補遺 : ほとんどのK+チャネルは整流性をもつ 66
   2.26 補遺 : 嚢胞性繊維症は陰イオンチャネルの変異によってひき起こされる 67
 3.タンパク質の膜透過と局在化 75~120
   3.1 序論 75
   3.2 タンパク質は小胞体膜を透過することによって分泌経路へと入る(概要) 77
   3.3 タンパク質はシグナル配列によって小胞体に標的化ざれ膜透過する 79
   3.4 シグナル配列はシグナル認識粒子によって認識される 80
   3.5 シグナル認識粒子とその受容体との相互作用によってタンパク質は小胞体膜と結合する 80
   3.6 膜透過装置はタンパク質を透過させる親水性のチャネルである 82
   3.7 ほとんどの真核生物の分泌タンパク質と膜タンパク質の翻訳は膜透過と共役している 84
   3.8 いくつかのタンパク質の標的化と膜透過は翻訳後に行われる 86
   3.9 ATP加水分解が膜透過を駆動する 87
   3.10 膜貫通タンパク質は膜透過チャネルから脂質二重層へ排出される 88
   3.11 膜貫通タンパク質の配向は膜へ組込まれながら決定される 90
   3.12 シグナル配列はシグナルペプチダーゼによって除去される 92
   3.13 いくつかの膜透過されたタンパク質にはGPI脂質が付加される 93
   3.14 膜透過中の多くのタンパク質には糖が付加される 94
   3.15 シャペロンは新たに膜透過されたタンパク質の折りたたみを助ける 95
   3.16 タンパク質ジスルフィド異性化酵素はタンパク質折りたたみの過程で正しいジスルフィド結合を形成させる 96
   3.17 カルネキシン/カルレティキュリンによるシャペロン系は糖鎖による修飾を認識する 98
   3.18 タンパク質の複合体形成は監視されている 98
   3.19 小胞体内で最終的に誤って折りたたまれたタンパク質は,分解されるために細胞質ゾルに戻される 99
   3.20 小胞体と核の間の情報伝達が小胞体内腔の折りたたまれていないタンパク質の蓄積を阻害する 101
   3.21 小胞体は細胞の主要リン脂質を合成する 103
   3.22 脂質は小胞体から他の細胞小器官の膜に移されなければならない 104
   3.23 膜の二つの層は多くの場合脂質組成が異なる 105
   3.24 小胞体は形態的にも機能的にも細かく分けられる 105
   3.25 小胞体はダイナミックな細胞小器官である 107
   3.26 シグナル配列は,他の細胞小器官への標的化にも利用される 109
   3.27 ミトコンドリアヘの膜透過は,外膜でのシグナル配列の認識から始まる 110
   3.28 ミトコンドリアタンパク質の膜透過に外膜と内膜の複合体が協力する 110
   3.29 葉緑体に取込まれるタンパク質も二つの膜を横切らなければならない 112
   3.30 ペルオキシソームヘはタンパク質が折りたたまれてから膜透過する 113
   3.31 次なる問題は? 114
   3.32 要約 114
 4.タンパク質の膜交通 121~162
   4.1 序論 121
   4.2 エキソサイトーシス経路の概要 124
   4.3 エンドサイトーシス経路の概要 126
   4.4 小胞輸送の基本概念 129
   4.5 タンパク質輸送におけるシグナル選別とバルク移動の概念 131
   4.6 COPⅡ被覆小胞は小胞体からゴルジ体への輸送に働く 132
   4.7 小胞体からもれ出た小胞体タンパク質は回収される 134
   4.8 COPⅠ被覆小胞はゴルジ体から小胞体への逆行輸送に働く 135
   4.9 ゴルジ体層板内の順行輸送には二つのモデルがある 136
   4.10 ゴルジ体でのタンパク質の残留は膜貫通領域によって決定される 137
   4.11 Rab GTPaseと繋留タンパク質が小胞の標的化を制御する 138
   4.12 SNAREタンパク質は小胞と標的膜の融合に働いている 140
   4.13 クラスリン被覆小胞が介在するエンドサイトーシス 142
   4.14 アダプター複合体はクラスリンと膜貫通積荷タンパク質を結びつける 146
   4.15 受容体には,初期エンドソームからリサイクルするもの,リソソームで分解されるものがある 147
   4.16 初期エンドソームは成熟によって後期エンドソームとリソソームになる 150
   4.17 リソソームタンパク質の選別はトランスゴルジ網で起こる 151
   4.18 極性上皮細胞は頂端部と側底部の細胞膜にタンパク質を選別輸送する 153
   4.19 分泌のためにタンパク質を貯蔵する細胞がある 155
   4.20 次なる問題は? 156
   4.21 要約 156
第Ⅲ部 核
 5.核の構造と輸送 165~203
   5.1 序論 165
   5.2 核の外観は細胞の種類や生物種によって異なる 167
   5.3 染色体はそれぞれ別の領域を占める 168
   5.4 核は膜に囲まれない小区画をもつ 169
   5.5 反応によっては別々の核内領域で起こるものもあり,基盤構造を反映しているかもしれない 170
   5.6 核は核膜によって取囲まれている 172
   5.7 核ラミナは核膜の基盤となる 173
   5.8 大きな分子は核と細胞質間を能動的に輸送される 174
   5.9 核膜孔複合体は対称的構造の通路である 175
   5.10 核膜孔複合体は,ヌクレオポリンとよぶタンパク質でできている 177
   5.11 タンパク質は核膜孔を通して選択的に核内に輸送される 179
   5.12 核局在化配列によってタンパク質は核内に移行する 180
   5.13 細胞質に存在する核局在化シグナル受容体が核タンパク質輸送を担う 181
   5.14 タンパク質の核外輸送も受容体によって担われる 182
   5.15 Ran GTPaseは核輸送の方向性を制御する 184
   5.16 核膜孔通過のメカニズムに関して多数のモデルが提唱されている 186
   5.17 核輸送は制御される 187
   5.18 多種類のRNAが核から輸送される 188
   5.19 リボソームサブユニットは,核小体で集合し,エクスポーチン1で核外輸送される 190
   5.20 tRNAは,専用のエクスポーチンによって核外輸送される 191
   5.21 mRNAはRNA-タンパク質複合体として核外輸送される 192
   5.22 hnRNPはプロセシングの場所から核膜孔複合体まで移動する 193
   5.23 mRNA輸送には数種の特異的因子が必要である 194
   5.24 UsnRNAは核外輸送され,修飾を受け,複合体に集合して核内輸送される 196
   5.25 マイクロRNAの前駆体は核から輸送され細胞質でプロセシングを受ける 196
   5.26 次なる問題は? 197
   5.27 要約 199
 6.クロマチンと染色体
   6.1 序論 205
   6.2 クロマチンは,ユークロマチンとへテロクロマチンに分けられる 207
   6.3 染色体にはバンドパターンがある 207
   6.4 真核細胞のDNAはループ構造をとり,足場構造に結合した領域がある 209
   6.5 DNAは特定の配列によって分裂間期の核マトリックスに結合している 210
   6.6 セントロメアは,染色体分離に必須である 211
   6.7 出芽酵母では,セントロメアは短いDNA配列をもっている 212
   6.8 セントロメアはタンパク質複合体に結合する 212
   6.9 セントロメアは反復配列DNAを含む 213
   6.10 テロメアは特殊なメカニズムで複製される 213
   6.11 テロメアは染色体末端を封印する 214
   6.12 ランプブラシ染色体は伸展する 215
   6.13 多糸染色体はバンドを形成する 216
   6.14 多糸染色体は遺伝子が発現している場所で膨張する 217
   6.15 ヌクレオソームはクロマチンの基本単位である 218
   5.16 DNAはヌクレオソームに巻きついている 219
   6.17 ヌクレオソームには共通の構造がある 220
   6.18 DNA構造はヌクレオソーム表面で変化している 221
   6.19 ヒストン八量体の構築 223
   6.20 クロマチン繊維の中のヌクレオソーム 225
   6.21 クロマチンを再構築するにはヌクレオソームが集合する必要がある 226
   6.22 ヌクレオソームは特別な位置にできるのか? 229
   6.23 ドメインとは活性化している遺伝子を含む領域のことである 231
   6.24 転写されている遺伝子はヌクレオソームが構築されるのか? 232
   6.25 ヒストン八量体は転写によって取除かれる 233
   6.26 ヌクレオソームの除去と再構築には特別な因子が必要である 234
   6.27 DNase高感受性部位がクロマチン構造を変換する 235
   6.28 クロマチン改築は活性化反応である 237
   6.29 ヒストンのアセチル化は遺伝的活性と関係がある 240
   6.30 へテロクロマチンは一つの凝集反応から拡大する 242
   6.31 へテロクロマチンはヒストンとの相互作用に依存する 243
   6.32 X染色体は全体的な変化をする 245
   6.33 染色体凝集はコンデンシンによって誘導される 247
   6.34 次なる問題は? 249
   6.35 要約 249
第Ⅳ部 細胞骨格
 7.微小管
   7.1 序論 259
   7.2 微小管の一般的な機能 261
   7.3 微小管はαチューブリンとβチューブリンからなる極性重合体である 263
   7.4 精製チューブリンサブユニットは重合して微小管になる 265
   7.5 微小管の形成と脱重合は動的不安定性という独特な過程によって進行する 267
   7.6 GTP-チューブリンサブユニットのキャップが動的不安定性を制御する 268
   7.7 細胞は微小管形成の核として微小管形成中心を用いる 270
   7.8 細胞内における微小管の動態 272
   7.9 細胞にはなぜ動的な微小管が存在するのか 274
   7.10 細胞は微小管の安定性を制御するために複数のタンパク質を用いる 276
   7.11 微小管系モータータンパク質 279
   7.12 モータータンパク質はどのようにして働くか 282
   7.13 積荷はどのようにしてモーターに積まれるのか 285
   7.14 微小管の動態とモーターが結びつくことによって細胞の非対称的な構成が生み出される 286
   7.15 微小管とアクチンの相互作用 289
   7.16 運動構造としての繊毛と鞭毛 290
   7.17 次なる問題は? 294
   7.18 要約 295
   7.19 補遺 : チューブリンがGTPを加水分解しないとどうなるか 295
   7.20 補遺 : 光退色後蛍光回復法 295
   7.21 補遺 : チューブリンの合成と修飾 296
   7.22 補遺 : 微小管系モータータンパク質の運動測定系 297
 8.アクチン
   8.1 序論 301
   8.2 アクチンは普遍的に発現している細胞骨格タンパク質である 303
   8.3 アクチン単量体はATPとADPを結合する 303
   8.4 アクチンフィラメントは極性構造をもった重合体である 303
   8.5 アクチン重合は多段階の動的な過程である 305
   8.6 アクチンサブユニットは重合後ATPを加水分解する 306
   8.7 アクチン結合タンパク質はアクチンの重合と組織化を調節する 308
   8.8 アクチン単量体結合タンパク質は重合に影響を与える 309
   8.9 核形成タンパク質は細胞内でのアクチン重合を調節する 309
   8.10 キャッピングタンパク質はアクチンフィラメントの長さを調節する 311
   8.11 切断タンパク質や脱重合タンパク質はアクチンフィラメントの動態を調節する 311
   8.12 架橋タンパク質はアクチンフィラメントの束化やネットワークの形成を促す 312
   8.13 アクチンとアクチン結合タンパク質は協同で働き細胞の遊走をひき起こす 313
   8.14 低分子量Gタンパク質はアクチン重合を調節する 314
   8.15 ミオシンは多くの細胞内過程で重要な役割を担うアクチン系分子モーターである 315
   8.16 ミオシンは三つの構造ドメインをもつ 317
   8.17 ミオシンによるATP加水分解は多段階の反応である 320
   8.18 ミオシンモーターの速度論的性質はその細胞内での機能に適したものになっている 321
   8.19 ミオシンはナノメートルの歩幅で歩き,ピコニュートンの力を出す 321
   8.20 ミオシンは複数の機構により調節される 322
   8.21 ミオシンⅡは筋収縮で働く 324
   8.22 次なる問題は? 326
   8.23 要約 327
   8.24 補遺 : 重合体の形成が力を発生する仕組みの二つのモデル 327
 9.中間径フィラメント
   9.1 序論 333
   9.2 6種の中間径フィラメントタンパク質は似た構造をもつが,発現は異なる 334
   9.3 中間径フィラメントで最大のグループはⅠ型ケラチンとⅡ型ケラチンである 337
   9.4 ケラチンの変異は上皮細胞を脆弱にする 339
   9.5 神経,筋,結合組織の中間径フィラメントはしばしば重なり合って発現する 340
   9.6 ラミン中間径フィラメントは核膜を強化する 342
   9.7 ほかと大きく違うレンズフィラメントタンパク質さえも進化上保存されている 343
   9.8 中間径フィラメントのサブユニットは高い親和性をもって集合し,引っ張りに抗する構造をとる 341
   9.9 翻訳後修飾が中間径フィラメントタンパク質の構造を制御する 345
   9.10 中間径フィラメントと結合するタンパク質は必須ではないが,場合によっては必要とされる 347
   9.11 後生動物の進化全体を通じて,中間径フィラメント遺伝子が存在する 347
   9.12 次なる問題は? 349
   9.13 要約 350
第Ⅴ部 細胞分裂・アポトーシス・がん
 10.細胞分裂
   10.1 序論 355
   10.2 細胞分裂はいくつかの行程を経て進行する 358
   10.3 細胞分裂には,紡錘体とよばれる新しい構造体の構築が必要である 360
   10.4 紡錘体が形成し機能するためには,動的な性質をもつ微小管とこれに結合したモータータンパク質が必要である 361
   10.5 中心体は微小管の形成中心である 363
   10.6 中心体はDNA複製とほぼ同じ時期に複製される 364
   10.7 分離しつつある二つの星状体が相互作用することによって紡錘体の形成が始まる 366
   10.8 紡錘体の安定化には染色体が必要であるが,紡錘体は中心体がなくても“自己構築”することができる 369
   10.9 動原体を含むセントロメアは,染色体中の特別な部位である 370
   10.10 動原体は前中期のはじめに形成され,微小管依存性モータータンパク質を結合している 371
   10.11 動原体は微小管を捕獲し,結合した微小管を安定化させる 372
   10.12 動原体と微小管の不適切な結合は修正される 375
   10.13 染色体運動には,動原体に結合した微小管の短縮や伸長が必要である 376
   10.14 染色体を極方向へ動かす力は,二つの機構によって生み出される 377
   10.15 染色体の集結には動原体を引く力が必要である 378
   10.16 染色体の集結は,染色体腕部全体に働く力と,娘動原体が生み出す力によって制御されている 379
   10.17 動原体は中期から後期への移行を制御する 381
   10.18 分裂後期は2種類の運動で進行する 382
   10.19 分裂終期に細胞内で起こる変化によって,細胞は分裂期を脱出する 384
   10.20 細胞質分裂によって細胞質は二つに分けられ,新しい二つの娘細胞が生まれる 385
   10.21 収縮環の形成には,紡錘体とステムボディーが必要である 387
   10.22 収縮環は細胞を二つにくびり切る 389
   10.23 核以外の細胞小器官の分配は,確率の法則に従う 390
   10.24 次なる問題は? 390
   10.25 要約 391
 11.細胞周期の制御
   11.1 序論 395
   11.2 細胞周期の解析に用いられる実験系には複数の種類がある 397
   11.1 細胞周期においては,さまざまな現象が協調して行われなければならない 399
   11.4 細胞周期はCDK活性の周期である 400
   11.5 CDK-サイクリン複合体はさまざまな方法で制御される 402
   11.6 細胞は,細胞周期から出ることも細胞周期に再び進入することもある 405
   11.7 細胞周期への進入は厳密に制御されている 406
   11.8 DNA複製にはタンパク質複合体が秩序正しく集合することが必要である 408
   11.9 細胞分裂は,複数のプロテインキナーゼによって総合的に制御されている 410
   11.10 細胞分裂では,数多くの形態的変化が起こる 412
   11.11 細胞分裂時の染色体の凝縮と分離はコンデンシンとコヒーシンに依存している 414
   11.12 分裂期からの脱出にはサイクリンの分解以外の要因も必要である 416
   11.13 チェックポイント制御によってさまざまな細胞周期の現象が協調されている 417
   11.14 DNA複製チェックポイントとDNA損傷チェックポイントはDNAの代謝状態の欠損を監視している 419
   11.15 紡錘体形成チェックポイントは染色体と微小管の結合の欠陥を監視している 422
   11.16 細胞周期制御の乱れはがんに結びつく場合がある 424
   11.17 次なる問題は? 425
   11.18 要約 426
 12.アポトーシス
   12.1 序論 431
   12.2 カスパーゼは特異的な基質を切断することでアポトーシスを主導する 433
   12.3 実行カスパーゼは切断されることによって活性化し,開始カスパーゼは二量体化することによって活性化する 434
   12.4 アポトーシスの阻害タンパク質(IAP)はカスパーゼを阻害する 436
   12.5 ある種のカスパーゼは炎症作用に機能する 436
   12.6 アポトーシスの細胞死受容体経路は細胞外シグナルを伝達する 437
   12.7 TNFR1によるアポトーシスのシグナル伝達は複雑である 439
   12.8 アポトーシスのミトコンドリア経路 440
   12.9 Bc1-2ファミリーのタンパク質はMOMPに介在してアポトーシスを制御する 441
   12.10 多領域Bc1-2タンパク質であるBaXとBakはMOMPに必要である 442
   12.11 BaXとBakの活性化は他のBc1-2ファミリータンパク質によって制御される 443
   12.12 シトクロムcはMOMPによって放出されてカスパーゼの活性化を誘導する 443
   12.13 MOMPで放出されるタンパク質はIAPを阻害する 444
   12.14 アポトーシスの細胞死受容体経路はBH3オンリータンパク質Bidの切断を介してMOMPをひき起こす 445
   12.15 MOMPによってカスパーゼ非依存性の細胞死がひき起こされることがある 446
   12.16 ミトコンドリアの透過性の転移がMOMPをひき起こす 447
   12.17 アポトーシスに関する多くの発見が線虫においてなされた 447
   12.18 昆虫のアポトーシスには哺乳類や線虫のアポトーシスとは異なる性質がある 448
   12.19 アポトーシス細胞の除去には細胞間相互作用が必要である 449
   12.20 アポトーシスはウイルス感染やがんなどの病気にも関係している 450
   12.21 アポトーシス細胞は消えてなくなるが忘れ去られるわけではない 451
   12.22 次なる問題は? 452
   12.23 要約 452
 13.がん : 発生の原理と概要
   13.1 腫瘍は単一細胞に由来する細胞集団である 455
   13.2 がん細胞には数多くの特徴的な表現型がある 456
   13.3 がん細胞はDNAに損傷を受けた後に生じる 459
   13.4 がん細胞はある種の遺伝子が変異したときに生じる 459
   13.5 細胞のゲノムには多くのがん原遺伝子が含まれている 461
   13.6 がん抑制活性が失われるには2回の変異が必要である 462
   13.7 腫瘍は複雑な過程を経て発生する 463
   13.8 細胞の成長と分裂は増殖因子によって活性化される 465
   13.9 細胞は増殖阻害を受けて細胞周期から外れることがある 467
   13.10 がん抑制因子は細胞周期への不適切な進入を防いでいる 468
   13.11 DNA修復や維持に関係する遺伝子の変異によって細胞の突然変異率が全体として上昇する 469
   13.12 がん細胞は不死化している 470
   13.13 がん細胞の生存維持に必要な物質の供給は血管新生によって与えられる 471
   13.14 がん細胞は体内の新たな部位に侵入する 472
   13.15 次なる問題は? 472
   13.16 要約 473
第Ⅵ部 細胞コミュニケーション
 14.細胞のシグナル伝達
   14.1 序論 477
   14.2 細胞のシグナル伝達のおもな要素は化学的な反応である 479
   14.3 受容体は多岐にわたる刺激を感知するが,そこから始まる細胞のシグナルのレパートリーは多くはない 479
   14.4 受容体は触媒であり,増幅作用をもつ 480
   14.5 リガンド結合によって受容体のコンホメーションが変化する 481
   14.6 複数のシグナルがシグナル伝達経路とシグナル伝達ネットワークによって分類・統合される 482
   14.7 細胞のシグナル伝達経路は生化学的な論理回路とみなすことができる 483
   14.8 足場タンパク質はシグナル伝達の効率を高め,シグナル伝達の空間的な組織化を促進する 485
   14.9 独立な領域モジュールがタンパク質-タンパク質間,相互作用の特異性を決定する 486
   14.10 細胞のシグナル伝達には高度の順応性がある 488
   14.11 シグナル伝達タンパク質には複数の分子種がある 489
   14.12 活性化反応と不活性化反応はそれぞれ別の反応であり,独立に制御されている 491
   14.13 シグナル伝達にはアロステリック制御と共有結合修飾が用いられる 491
   14.14 セカンドメッセンジャーは情報伝達に拡散可能な経路を与えている 491
   14.15 Ca2+シグナル伝達はすべての真核生物でさまざまな役割を担っている 493
   14.16 脂質と脂質由来の化合物はシグナル伝達分子である 494
   14.17 PI 3-キナーゼは細胞形態と増殖・代謝機能の活性化を制御する 496
   14.18 イオンチャネル受容体を介したシグナル伝達は速い伝達を行う 496
   14.19 核内受容体は転写を制御する 498
   14.20 Gタンパク質のシグナル伝達モジュールは広く用いられ,順応性が高い 499
   14.21 へテロ三量体型Gタンパク質はさまざまなエフェクターを制御する 501
   14.22 へテロ三量体型Gタンパク質はGTPaseサイクルによって制御されている 501
   14.23 低分子量単量体型GTP結合タンパク質は多用途スイッチである 503
   14.24 タンパク質のリン酸化/脱リン酸は細胞の主要な制御機構である 504
   14.25 二成分リン酸化系はシグナルのリレーである 506
   14.26 プロテインキナーゼの阻害薬剤は疾病の研究と治療に用いられる可能性がある 506
   14.27 プロテインホスファターゼはキナーゼの作用を打ち消す効果をもち,キナーゼとは異なる制御を受けている 507
   14.28 ユビキチンとユビキチン様タンパク質による共有結合修飾はタンパク質機能を制御するもう一つの様式である 508
   14.29 Wnt経路は発生過程の細胞の運命や成体のさまざまな過程を制御している 509
   14.30 チロシンキナーゼはさまざまなシグナル伝達を制御している 509
   14.31 Srcファミリーのプロテインキナーゼは受容体型チロシンキナーゼと協調して作用する 511
   14.32 MAPKはさまざまなシグナル伝達経路の中心に位置する 512
   14.33 サイクリン依存性プロテインキナーゼは細胞周期を制御する 513
   14.34 チロシンキナーゼを細胞膜に移行させる受容体にはさまざまな種類がある 513
   14.35 次なる問題は? 517
   14.36 要約 517
 15.細胞外マトリックスおよび細胞接着
   15.1 序論 523
   15.2 細胞外マトリックスの研究史の概要 525
   15.3 コラーゲンは組織に構造的基盤を与える 526
   15.4 フィブロネクチンは細胞をコラーゲンを含むマトリックスと連結する 528
   15.5 弾性繊維が組織に柔軟性を与えている 530
   15.6 ラミニンは細胞の接着性の基質となる 532
   15.7 ピトロネクチンは血液凝固の際に標的細胞の接着を促進する 533
   15.8 プロテオグリカンは組織を水和させる 534
   15.9 ヒアルロン酸は結合組織に豊富に存在するグリコサミノグリカンである 537
   15.10 へパラン硫酸プロテオグリカンは細胞表面の補助受容体である 538
   15.11 基底層は特殊化した細胞外マトリックスである 540
   15.12 プロテアーゼは細胞外マトリックス成分を分解する 541
   15.13 大部分のインテグリンは細胞外マトリックスタンパク質の受容体である 544
   15.14 インテグリン受容体は細胞シグナル伝達に関与している 545
   15.15 インテグリンと細胞外マトリックスは発生において主要な役割を果たす 549
   15.16 密着結合は選択的な透過性をもつ細胞間障壁を形成する 550
   15.17 無脊椎動物の中隔結合は密着結合と類似している 553
   15.18 接着結合は隣り合った細胞を連結する 554
   15.19 デスモソームは中間径フィラメントを基盤とする細胞結合複合体である 556
   15.20 へミデスモソームは上皮細胞を基底層に接着させている 557
   15.21 ギャップ結合により隣り合った細胞間で直接分子のやりとりを行うことができる 558
   15.22 カルシウム依存性のカドヘリンが細胞間接着を担っている 550
   15.23 カルシウム非依存性の神経細胞接着因子(NCAM)は神経細胞間の接着を担っている 562
   15.24 セレクチンは循環している免疫細胞の接着を制御する 563
   15.25 次なる問題は? 564
   15.26 要約 565
第Ⅶ部 原核細胞・植物細胞
 16.原核細胞の生物学
   16.1 序論 573
   16.2 微生物の進化を理解するため,分子系統発生学の手法が用いられる 575
   16.3 原核細胞は多様なライフスタイルをとる 576
   16.4 アーキアは真核細胞に似た性質をもつ原核生物である 577
   16.5 原核細胞のほとんどは,多糖に富む莢膜とよばれる層をもつ 579
   16.6 バクテリアの細胞壁はぺプチドグリカンの入り組んだ網目構造を含む 580
   16.7 グラム陽性菌の細胞皮膜はユニークな特徴をもつ 583
   16.8 グラム陰性菌は外膜とペリプラズム空間をもつ 586
   16.9 細胞質膜は分泌における選択的バリアーとなっている 587
   16.10 原核生物は複数の分泌経路をもつ 588
   16.11 線毛と鞭毛はほとんどの原核生物の細胞表面に付加器官として存在する 590
   16.12 原核生物のゲノムは染色体と可動DNAエレメントを含む 592
   16.13 バクテリアの核様体と細胞質は高度に秩序だっている 593
   16.14 バクテリアの染色体は専用の複製工場で複製される 595
   16.15 原核細胞の染色体分離は紡錘体なしで起こる 596
   16.16 原核細胞の分裂は複雑な分裂リングの形成を伴う 597
   16.17 原核生物は凌稚な発生変化を伴いストレスに応答する 600
   16.18 ある種の原核生物のライフサイクルでは発生変化が必須の要素となっている 604
   16.19 ある種の原核生物と真核生物は共生関係にある 605
   16.20 原核生物は高等生物に集落をつくり病気を起こすことがある 606
   16.21 バイオフィルムは高度に組織化された微生物のコミュニティーである 608
   16.22 次なる問題は? 609
   16.23 要約 609
 17.植物の細胞生物学
   17.1 序論 615
   17.2 植物の成長 616
   17.3 分裂組織が成長のためのモジュールを連続的に供給する 617
   17.4 細胞の分裂方向が秩序だった組織形成に重要である 619
   17.5 細胞の分裂面は,細胞分裂が始まる前から細胞質中の構造から予測できる 620
   17.6 植物の細胞分裂に中心体は必要ない 622
   17.7 細胞質分裂装置が前期前徴小管束の位置に新たな細胞板を形成する 624
   17.8 細胞板は分泌により形成される 625
   17.9 植物細胞間は原形質連絡によりつながっている 626
   17.10 液胞が膨張することにより細胞の伸長が起こる 627
   17.11 高い膨圧とセルロース微繊維からなる細胞壁の強度が桔抗している 628
   17.12 細胞の成長には細胞壁の緩みと再構築が必要である 630
   17.13 細胞内で合成され分泌される他の細胞壁成分と異なり,セルロースは細胞膜上で合成される 631
   17.14 細胞壁成分の配向には表層微小管がかかわると考えられている 632
   17.15 表層微小管の配向は非常にダイナミックに変化する 633
   17.16 細胞質中に散在するゴルジ体が,細胞の成長に必要な物質を運ぶ小胞を細胞表面へと輸送する 635
   17.17 アクチンフィラメントのネットワークが物質輸送のための経路として機能する 636
   17.18 道管細胞の形成には大規模な分化が必要である 637
   17.19 細胞からの突起形成は先端成長により行われる 639
   17.20 植物細胞には植物特異的な細胞小器官である色素体が存在する 641
   17.21 葉緑体が大気中の二酸化炭素を原料に食料生産を行う 642
   17.22 次なる問題は? 643
   17.23 要約 644
Protein Data Bank引用一覧 649
用語解説 651
索引 665
第Ⅰ部 序論
 1.細胞とは何か? 3~22
   1.1 序論 3
18.

図書

図書
遠藤斗志也 [ほか] 編集
出版情報: 東京 : 共立出版, 2008.12  p899-1113 ; 28cm
所蔵情報: loading…
19.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2008.6  xiii, 218p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1139
所蔵情報: loading…
20.

図書

東工大
目次DB

図書
東工大
目次DB
遠藤斗志也, 森和俊, 田口英樹編集
出版情報: 東京 : 羊土社, 2007.3  146p ; 26cm
シリーズ名: バイオ研究マスターシリーズ
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
序 遠藤斗志也 12
歴史編
1. 研究の歴史 渾沌の前史から「タンパク質の一生」研究が開花するまで 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 12
   1. タンパク質の細胞内輸送の歴史 12
    1) 細胞生物学の夜明け 12
    2) シグナル仮説 13
    3) トランスロコン (膜透過装置) による輸送 14
    4) 膜を介した物質輸送メンブレントラフィック 16
   2. シャペロンと品質の管理の歴史 16
    1) Anfinsenのドクマ 16
    2) 熱ショックタンパク質(Hsp)と熱ショック応答 17
    3) 一生の介添え役, 分子シャペロン 19
    4) 品質管理という概念 20
    5) 小胞体ストレス解消のためにUPR 20
    6) 小胞体内の掃除役, ERAD 21
   3. 秩序ある凝集の歴史 22
    1) プリオン仮説とアミロイドーシス 23
    2) 拡大するプリオンの概念 23
2. ブレイクスルーとなった実験法を中心に そのとき「タンパク質の一生」研究の歴史が動いた 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 25
   1. 輸送とシャペロン: 40年間現役の無細胞翻訳系 25
   2. 輸送: 小胞輸送研究の両輪となった実験系 26
    1) 出芽酵母の遺伝学的解析 26
    2) 培養細胞のin vitro アッセイ系 27
    3) 補いあう2つの手法 28
   3. シャペロン: 王道の試験管内実験と最新イメージング技術 29
    1) 基本の試験管内フォールディング実験 29
    2) アイデアを駆使した実験系と成果 30
    3) 最新1分子蛍光イメージング技術 31
   4. 品質管理: 古くて新しい酵母遺伝学解析の切れ味 31
    1) 出芽酵母によるブレイクスルー 31
    2) 酵母変異株の重要な貢献 32
   5. 品質管理: ゲノム時代の新たなアプローチ 32
    1) ゲノム情報から発見されたPERK 32
    2) マイクロアレイ解析が明かすUPRの標的遺伝子 32
   6. プリオン/アミロイド研究: 秩序ある凝集を調べる古典的手法とGFPの活用 34
    1) アミロイドを特異的に検出する 34
    2) GFP融合タンパク質のアミロイド化を観察する 35
レビュー編
第1章 フォールディング入門-タンパク質の構造や機能の基盤 櫻井一正, 後藤祐児 38
   1 フォールディングと折り紙 38
   2 フォールディング経路と中間体の探索 40
   3 速いフォールディングと, 理論と実験の融合 42
    1) 中間体のない"速い"フォールディング 42
    2) 理論と実験の融合による研究の前進 42
   4 遅いフォールディングとアミロイド線維形成 44
    1) 大きなタンパク質にみられる中間体の役割 44
    2) もう1つの安定状態: アミロイド線維 46
   5 新たな潮流, 一分子フォールディングと可視化 46
   6 広がっていくフォールディング研究 47
第2章 分子シャペロンの作動原理 元島史尋, 吉田賢右 49
   1 分子シャペロンとは 49
   2 分子シャペロンの作用機構 51
   3 シャペロニン 52
   4 Hsp70システム 53
   5 Hsp104 55
   6 フォールディングメカニズム解明への期待 56
第3章 ブローベル・コード-交通管制という問題 遠藤斗志也 58
   1 タンパク質の交通管制システム 58
   2 ブローベル・コード 59
    1) 同定しにくい行き先シグナルの実体 59
    2) ミトコンドリア行きシグナルの認識機構 60
   3 トランスロコンの孔 61
    1) トランスロコンの孔の構造 61
    2) Sec型トランスロコンの二量体の意義 62
   4 交通管制システムの進化 62
    1) 複数のトランスロコンの連携 62
    2) ミトコンドリアの交通管制システム 62
    3) 葉緑体の交通管制システム 64
    4) 交通管制システムに残る細胞構造の進化 65
   5 トランスロコンの分子モータ 65
   6 今後の研究の展開 66
第4章 細胞機能を支える巧みな物流管理システム-エンドメンブレンシステムにおける小胞輸送の分子メカニズム 佐藤 健, 佐藤美由紀 68
   1 小胞輸送の基本反応 68
   2 輸送小胞の接着, 融合機構 69
   3 小胞を介した選別輸送の分子メカニズム 71
    1) 新生タンパク質の輸送 71
    2) ゴルジ体以降の輸送経路 73
    3) 細胞外からの物質輸送: エンドサイトーシス 74
   4 今後の展望 75
第5章 細胞品質管理に関与するタンパク質ジスルフィドネットワ-ク 稲葉賢次, 伊藤継昭 77
   1 大腸菌におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 78
    1) ジスルフィド結合導入システム 78
    2) ジスルフィド結合を組換える異性化システム 80
   2 小胞体におけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 80
    1) 酵母でのジスルフィド結合導入システム 80
    2) 謎の多いジスルフィド異性化システム 81
   3 ミトコンドリアにおけるタンパク質ジスルフィドネットワーク 83
第6章 タンパク質の品質管理機構 永田和宏 86
   1 タンパク質の品質管理で視野にいれるべきポイント 87
   2 小胞体における4つの品質管理戦略 88
    1) "工場"に例えられる品質管理戦略 88
    2) 小胞体品質管理の制御機構 89
   3 研究が進む小胞体管理分解(ERAD)の仕組み 90
    1) ERADの分子機構 90
    2) 逆輸送チャネルを構成する正体は? 90
   4 サイトゾルにおける品質管理 91
    1) 再生か分解か: トリアージと品質管理 91
    2) 凝集体形成にかかわる品質管理機構 91
   5 品質管理機構の重要性 93
第7章 品質管理にかかわる細胞応答の仕組み 森 和俊 95
   1 品質管理に失敗すると? 95
   2 さまざまな細胞応答機構 96
    1) 熱ショック応答 96
    2) 小胞体ストレス応答(UPR) 97
   3 今後の研究の展望 103
第8章 シャペロンと分解の交差点-AAA⁺プロテアーゼによるシャペロン・パワード・プロテオリシス 龍田高志 105
   1 プロテアーゼの"戦略"と基本機構 106
    1) 刃は危ないので隠す 107
    2) 穴に引きずり込む 107
    3) いらないものだけを捕らえる 107
   2 基質の解きほぐしと分解の機構 107
    1) 穴の中のフレキシブル・ループ 109
    2) 基質の送り込みと解きほぐしの共役 110
    3) プロテアーゼ活性中心にいたるゲートの開閉 110
    4) ATPの加水分解を機械的な動きに変換する機構 110
   3 基質認識機構 111
    1) 基質の標識と認識配列 111
    2) アダプタータンパク質 112
    3) 基質結合ドメイン 112
    4) 基質選択性の謎 112
第9章 秩序ある凝集: アミロイドとプリオン 田口英樹 116
   1 秩序ある凝集と無秩序な凝集 116
   2 病気・ 非病気におけるアミロイド・ プリオン 117
    1) アミロイドーシス 117
    2) 哺乳類プリオン 118
    3) 酵母プリオン 118
    4) 疾病と関係ないタンパク質によるアミロイド 118
   3 アミロイド・プリオンの構造と形成機構 119
    1) 分子間βシートがアミロイド・プリオン線維の骨格 119
    2) アミロイド線維成長機構 120
   4 細胞内での秩序ある凝集 122
    1) 細胞内でのアミロイド・プリオン 122
    2) 秩序ある凝集とシャペロンの接点 122
   5 アミロイド・プリオンは単なるやっかいものか? 122
    1) アミロイド・プリオンによるタンパク質機能の拡張 123
    2) プリオンとアミロイドの違いは? 124
   6 拡大する「秩序ある凝集」の世界 124
最新トピックスがわかるUP TO DATE
   1 変性していることが普通の機能性タンパク質 (櫻井一正、後藤祐児) 128
   2 せまい方が安定? (櫻井一正、後藤祐児) 129
   3 タンパク質はシャペロニンのゆりかごでどんな夢を見るか? (元島史尋、吉田賢右) 129
   4 新生タンパク質の歩留まりは? (元島史尋、吉田賢右) 130
   5 トランスロコンはどうやって組立てられるのか (遠藤斗志也) 130
   6 小胞輸送の起源は何か? (佐藤 健,佐藤美由紀) 131
   7 ゴルジ体層板間輸送をめぐる論争(佐藤 健,佐藤美由紀) 131
   8 まだまだ見つかる Protein Disulfide Isomerase (PDI) の新しい機能(稲葉謙次,伊藤継昭) 132
   9 シャロペンとの病態の接点 (久保田広志,永田和宏) 133
   10 品質管理の切り札 : 核における品質管理(久保田広志,永田和宏) 134
   11 アミロイド病とトランスサイレチン変異体(久保田広志,永田和宏) 134
   12 いかに小胞体ストレスを感知するか? (森 和俊) 135
   13 哺乳動物では前駆体も駆り出される (森 和俊) 135
   14 小胞体ストレスで膜も増加する (森 和俊) 136
   15 基質に埋め込まれた "うなぎ" 配列 (龍田高志) 137
   16 神経変性を引き起こす真犯人は? (田口英樹) 138
   17 プリオンによるプリオンの誘発 (田口英樹) 138
   18 水と油のコラボ: 膜タンパク質の加水分解 (秋山芳慶) 139
   19 シャロペン界の偶像破壊者AAA型シャロペン (小椋 光) 139
   20 どこが違う? 植物の品質管理 (嶋田知生) 140
   21 ユビキチン化酵素は異常タンパク質ハンターか? (白根道子) 141
   22 ERADとオートファジーの密かな関係 (野田健司) 141
索引 143
序 遠藤斗志也 12
歴史編
1. 研究の歴史 渾沌の前史から「タンパク質の一生」研究が開花するまで 遠藤斗志也, 吉久 徹, 森 和俊, 田口英樹 12
21.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2013.1  ix, 250, 8p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1407
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1章 : 恋・愛—人恋ふはかなしきものと
第2章 : 青春—その子二十櫛にながるる黒髪の
第3章 : 命と病い—あかあかと一本の道とほりたり
第4章 : 家族・友人—友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
第5章 : 日常—酒はしづかに飲むべかりけり
第6章 : 社会と文化—牛飼が歌よむ時に
第7章 : 旅—ゆく秋の大和の国の
第8章 : 四季・自然—馬追虫の髭のそよろに来る秋は
第9章 : 孤の思い—沈黙のわれに見よとぞ
第10章 : 死—終りなき時に入らむに
第1章 : 恋・愛—人恋ふはかなしきものと
第2章 : 青春—その子二十櫛にながるる黒髪の
第3章 : 命と病い—あかあかと一本の道とほりたり
概要: 「やは肌のあつき血汐にふれも見で」「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ」—懐かしくも新鮮な歌の数々は、日本人の感性の源として、永遠に伝えていくべき豊かな財産である。明治・大正期を中心に、“日本人ならこれだけは知っておいて欲しい”近代一〇〇首を 当代随一の歌人が選び、心熱くなるエッセイとともに未来へ贈る。 続きを見る
22.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 岩波書店, 2014.10  ix, 257, 17p ; 18cm
シリーズ名: 岩波新書 ; 新赤版 1507
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1章 : 恋・愛—ガサッと落葉すくふやうに
第2章 : 青春—海を知らぬ少女の前に
第3章 : 新しい表現を求めて—父よ父よ世界が見えぬ
第4章 : 家族・友人—ふるさとに母を叱りてゐたりけり
第5章 : 日常—大根を探しにゆけば
第6章 : 社会・文化—居合はせし居合はせざりしことつひに
第7章 : 旅—ひまはりのアンダルシアはとほけれど
第8章 : 四季・自然—かなしみは明るさゆゑにきたりけり
第9章 : 孤の思い—秋のみづ素甕にあふれ
第10章 : 病と死—死はそこに抗ひがたく立つゆゑに
第1章 : 恋・愛—ガサッと落葉すくふやうに
第2章 : 青春—海を知らぬ少女の前に
第3章 : 新しい表現を求めて—父よ父よ世界が見えぬ
概要: 「今後一〇〇年読まれ続けて欲しい」と願う、現代の秀歌一〇〇首。大きな変化を経た時代に、歌人たちは何を言葉に託してきたか?自ら歌人として活躍する著者ならではの視座から、歌の現在を、そして未来を語る。大好評を得た『近代秀歌』の姉妹篇。
23.

図書

図書
辻原登, 永田和宏, 長谷川櫂著
出版情報: 東京 : 中央公論新社, 2019.1  iv, 270p ; 18cm
シリーズ名: 中公新書 ; 2524
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1 : 葦舟の巻
2 : 隅田川の巻
3 : 器量くらべの巻
4 : 御遷宮の巻
5 : 鬼やらひの巻
6 : 五郎丸の巻
7 : 短夜の雨の巻
8 : 葦舟かへらずの巻
1 : 葦舟の巻
2 : 隅田川の巻
3 : 器量くらべの巻
概要: 五・七・五の長句と七・七の短句を互い違いに組み合わせて詠み、三十六句の連句で一巻を作る歌仙。この第一句(発句)が独立したのが俳句であり、かの松尾芭蕉も歌仙こそが「座の文藝」である俳句の原点と考えていた。本書は題材の見つけ方、季語の詠み込み方 に始まり、時事的な話題の扱い方など、俳句上達のヒント満載。作家、歌人、俳人の三人による言葉の競演/饗宴を経て、感覚がみがかれていくさまを追体験する。 続きを見る
24.

図書

図書
永田和宏著
出版情報: 東京 : 新潮社, 2018.5  223p ; 18cm
シリーズ名: 新潮新書 ; 764
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
1部 知の体力とは何か : 答えがないことを前提として
質問からすべては始まる
想定外を乗り切る「知の体力」を ほか
2部 自分の可能性を自分で摘み取らない : 落ちこぼれ体験こそが大切だ
多様性にこそ価値がある
先生にあこがれる ほか
3部 思考の足場をどう作るか : 二足のわらじには意味がある
みんなが右を向いていたら、一度は左を向いてみる
メールの功と罪 ほか
1部 知の体力とは何か : 答えがないことを前提として
質問からすべては始まる
想定外を乗り切る「知の体力」を ほか
概要: 「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」—。細胞生物学 者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬法。 続きを見る
25.

図書

図書
山中伸弥 [ほか] 著
出版情報: 東京 : 文藝春秋, 2017.2-2018.2  2冊 ; 18cm
シリーズ名: 文春新書 ; 1118, 1158
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
第1章 山中伸弥 : 京都大学iPS細胞研究所所長)(失敗しても、夢中になれることを追いかけて
(対談)環境を変える、自分が変わる 山中伸弥×永田和宏
第2章 羽生善治 : 将棋棋士)(挑戦する勇気
(対談)“あいまいさ”から生まれるもの 羽生善治×永田和宏
第3章 是枝裕和 : 映画監督)(映画を撮りながら考えたこと
(対談)先入観が崩れるとき、世界を発見する 是枝裕和×永田和宏
第4章 山極壽一 : 京都大学総長)(挫折から次のステップが開ける
(対談)おもろいこと、やろうじゃないか 山極壽一×永田和宏
第1章 池田理代子 : 劇画家・声楽家)(自分が今ここにいる意味を見つけよう
対談 人生、遅すぎるということはない 池田理代子×永田和宏
対談を終えて
第2章 平田オリザ : 劇作家・演出家・青年団主宰)(わかりあえないことから
対談 コンテクストのずれを超えて 平田オリザ×永田和宏
第3章 彬子女王 : 京都産業大学日本文化研究所専任研究員)(石橋を適当にたたいて渡る
対談 面白がることから始まった 彬子女王×永田和宏
第4章 大隅良典 : 東京工業大学栄誉教授)(知りたいという欲求
対談 科学の芽を育てる 大隅良典×永田和宏
第1章 山中伸弥 : 京都大学iPS細胞研究所所長)(失敗しても、夢中になれることを追いかけて
(対談)環境を変える、自分が変わる 山中伸弥×永田和宏
第2章 羽生善治 : 将棋棋士)(挑戦する勇気
概要: 京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ一歩踏み出せば、何かが始まる!」。どんな偉大な人にも、悩み、失敗を重ねた挫折の時があった。彼らの背中を押してチャレンジさせたものは何だったのか。<br />どんなに成功した人もはじめから出 来たわけではない。悩み苦しみ、自分を見つめ直し、人生を選択した時期があった...。京都産業大学の講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」の第二弾。 続きを見る
26.

図書

図書
大隅良典, 永田和宏著
出版情報: 東京 : KADOKAWA, 2021.11  213p ; 19cm
所蔵情報: loading…
目次情報: 続きを見る
こんなに楽しい職業はない
第1部 研究者の醍醐味—世界で自分だけが知っている : 研究は「おもろい」から
一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを
第2部 効率化し高速化した現代で : 待つことが苦手になった私たち
安全志向の殻を破る
第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう : 「解く」ではなく「問う」を
科学を文化に
先行き不透明な時代の科学
こんなに楽しい職業はない
第1部 研究者の醍醐味—世界で自分だけが知っている : 研究は「おもろい」から
一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを
概要: 「先生、こんな役に立たない研究、していていいんでしょうか」「失敗しないためにはどうすればいいですか」最短、最速での「成果」が求められる社会で学生たちから尋ねられるこんな質問。その現状に、基礎科学の第一線を走ってきた研究者の2人は、疑問を投げ かける。役に立つかどうかの指標が、あらゆるところに入り込む風潮に警鐘を鳴らし、新たな価値観を提示。未来を歩む読者へ科学の魅力と楽しさを伝える。 続きを見る
文献の複写および貸借の依頼を行う
 文献複写・貸借依頼