第1章 宇宙ステーションは「ミニ地球」 11 |
国際宇宙ステーションはどこを飛ぶ? |
地上とまったく異なる世界 |
国際宇宙ステーションの歩み |
「きぼう」日本実験棟 |
国際協力プロジェクト |
国際宇宙ステーションの運用 |
宇宙に人を運ぶ2つの乗り物 |
使い捨てか、再利用か |
非常に狭いソユーズ宇宙船 |
使えるものは壊さないロシア、壊しては新しくするNASA |
第2章 国際宇宙ステーションで何をする? 53 |
多目的施設 国際宇宙ステーション |
3期に分けた「きぼう」利用 |
材料科学-高品質材料の生産に貢献 |
生命科学実験 |
宇宙医学分野 |
多目的利用 |
材料実験は宇宙飛行士が寝ている時間に |
宇宙飛行士と地上の役割分担 |
宇宙実験成功の鍵は手順書にあり |
実験のモニター |
ISSのリソース割り当て |
第3章 長期滞在-「宇宙に暮らす時代」が始まる 73 |
酸素・二酸化炭素 |
水は貴重品 |
尿から飲料水を作る-NASAの生命維持システム |
ISSのトイレの詳細 |
個室も追加 |
宇宙食 |
宇宙船で着る日常着 |
快適性の問題 |
ISSの一日 |
第4章 宇宙飛行士はどんな人たち?宇宙で何をする? 95 |
宇宙飛行士のバックグラウンドは |
専門は関係する? |
月を目指すなら地質学 |
パイロットからカメラマンまで-宇宙での仕事の種類 |
ロボットアームとは |
日本実験棟「きぼう」ロボットアーム |
船外活動とは |
宇宙実験 |
宇宙飛行士の役割分担 セグメンテッドオペレーション |
求められる協調性 |
恐がりつつ、時には大胆に |
第5章 宇宙飛行士に求められる能力-「運用のセンス」 119 |
正確な状況把握 |
仕事に優先度(プライオリティ)を付けること |
的確な作業の遂行 |
優れたコミュニケーション能力 |
運用のセンスの具体例 |
トラブルを未然に防ぐチームの「運用のセンス」 |
第6章 宇宙飛行士の実際 143 |
ISS訓練とスペースシャトル訓練の違い |
運用のセンスを鍛えるT‐38の訓練 |
飛行中の全体像(ビッグピクチャー)の把握 |
T‐38訓練の実際 |
大事な計器から1秒以上目を離すな |
もぐらたたき-トラブルはすぐにたたけ |
ロボットアームの操作訓練 |
大事なのは「クリアランス」、ぶつけないこと |
アーム操縦の役割分担 |
STS‐92フライトでのアクシデント |
船外活動訓練 |
手先だけに集中しない |
ロボットアーム担当教官として |
教官に求められること |
たかが語学、されど語学 |
第7章 グループで力を発揮するために 188 |
探検隊行動規範訓練とは |
屋外NOLS訓練-2001年8月 |
登山直前に発熱-全員で登るか、諦めるか |
誰と宇宙滞在をしたいか |
冬季NOLS訓練-2006年2月 |
気象条件によりミッションの難易度が左右される冬山 |
撤退か否かの判断 |
NASA極限環境運用(NEEMO)訓練-2006年7月 |
コマンダーとしての役割 |
月・火星を想定した宇宙服の試験 |
リーダーとして |
第8章 宇宙飛行士の地上業務 214 |
ユーザーとしての意見を宇宙船開発に |
コロンビア号事故後、飛行再開の条件となった検査用延長ブームの開発 |
開発体制 |
既にある技術の寄せ集め |
「よりよいもの」を求めるのは敵である |
開発の決め手となるクルーコンセンサスレポート |
「きぼう」ロボットアーム開発 |
「きぼう」建設・保守作業のための船外活動手順開発 |
有人宇宙システム開発の4つの柱 |
第9章 宇宙開発を日常に活かす 247 |
技術立国日本として |
システム工学の重要性 |
宇宙ステーションは「ミニ地球」 |
世界の舞台で活躍するために |
人生は楽しく |
宇宙が与えてくれるもの |