「生物化学実験法」編集の趣旨 |
第3版へのまえがき |
第2版へのまえがき |
はじめに |
I. 序説 1 |
II. 蛋白質の定量法の分類と方法の選択 9 |
II-1 Kjeldahl法 10 |
II-2 フェノール試薬法(Lowryらによる改良法) 11 |
II-3 ビウレット法 12 |
II-4 紫外線吸収スペクトル法 13 |
(i) 280nmで測定する方法 13 |
(ii) 215-225nmで測定する方法 13 |
II-5 色素結合法 14 |
(i) Amido Black 10B 14 |
(ii) Coomassie Brilliant Blue G-250 15 |
II-6 各定量法の比較 15 |
II-7 各種微量定量法の特徴と方法の選択 19 |
II-8 蛋白質微量定量法の問題点 26 |
(i) 標準蛋白質 26 |
(ii) 水分含量 26 |
(iii) 精製酵素など貴重な試料の場合 26 |
(iv) 共存物質の影響 27 |
(v) 各定量法の総合的比較 28 |
III. Kjeldahl法 29 |
III-1 Kjeldahl分解 29 |
(i) 方法の原理 29 |
(ii) 蛋白質成分の分離 30 |
(iii) 試料の分解条件 31 |
(iv) 分解時間 35 |
(v) 分解フラスコ,その他 35 |
III-2 アンモニアの定量法 37 |
(i) 蒸留滴定法 38 |
(ii) Conwayの微量拡散分析法 41 |
(iii) Nessler法 48 |
(iv) インドフェノール法 50 |
(v) サリチル酸を用いるインドフェノール法の応用 54 |
III-3 直接比色定量する方法 55 |
(i) ヨードメトリーを応用する方法 58 |
(ii) Nessler法の応用 59 |
III-4 蛋白質量の算出 61 |
III-5 自動分析装置 62 |
III-6 共存する硝酸塩のアンモニウム化 65 |
IV. ビウレット法 69 |
IV-1 可視領域で測定するビウレット法 73 |
(i) Gornallらの方法 74 |
(ii) 食品その他,固体試料に使用できる方法 76 |
IV-2 紫外領域で測定するミクロビウレット法 80 |
IV-3 金属イオン関与の定量法 85 |
(i) Ag⁺イオンとジチゾンを用いる微量定量法 85 |
(ii) ビシコニン酸法 87 |
V. フェノール試薬法 93 |
V-1 原理 93 |
V-2 Lowryらの方法 96 |
V-3 Lowry法の妨害物質 99 |
V-4 妨害物質存在下でのLowry法 105 |
(i) トリクロロ酢酸沈澱法 113 |
(ii) 濾紙を用いたトリクロロ酢酸沈澱法 115 |
(iii) SH化合物存在下でのLowry法 116 |
(iv) Triton X-100存在下でのLowry法 117 |
V-5 その他の改良法 123 |
(i) 直線性の検量線を描く改良法 123 |
(ii) 多数の試料の測定の迅速化のための改良法 123 |
(iii) プロテアーゼ活性測定への応用 125 |
(iv) リン酸濃度の高い試料のための改良法 126 |
(v) 迅速化と感度上昇のための改良法 126 |
(vi) マラカイトグリーンにより感度を50倍増幅する方法 127 |
VI. 紫外線吸収スペクトル法 131 |
VI-1 280nmで測定する方法 131 |
VI-2 215-225nmで測定する方法 135 |
VI-3 191~194nmで測定する方法 137 |
VI-4 224-233.3nmで測定する方法 141 |
VI-5 235-280nmで測定する方法 143 |
VI-6 各種蛋白質のεMおよびE1cm^1% 144 |
VII. 色素結合法 145 |
VII-1 Amido Black 10B法 150 |
(i) 色素-蛋白質の沈殿の上澄み色素濃度を測定する方法 150 |
(ii) メンブランフィルターと色素を用いる微量定量法 150 |
(iii) 中尾らの方法 154 |
VII-2 Coomassie Brilliant Blue 155 |
(i) Bradford法 158 |
(ii) ReadとNorthcoteの改良法 160 |
VII-3 濾紙に蛋白質を固定後色素を用いる微量定量法 162 |
VII-4 Eosin Y法 164 |
VII-5 トリニトロベンゼンスルホン酸塩法 165 |
VII-6 Erythrosin B法 165 |
VIII. 物理的方法,その他 167 |
VIII-1 屈折率法 167 |
VIII-2 ラジオアイソトープ法 169 |
VIII-3 比濁法 171 |
VIII-4 ニトロ化による簡便法 175 |
IX. 加水分解法 177 |
IX-1 ニンヒドリン法 177 |
IX-2 トリニトロベンゼンスルホン酸法 182 |
X. 螢光法 185 |
X-1 フルオレサミン法 187 |
(i) Böhlen らのフルオレサミン法 188 |
(ii) メンブランフィルターを用いるフルオレサミン法 191 |
X-2 OPA法 192 |
X-3 チアミンによる微量定量法 197 |
(i) 薄層を使用する方法 198 |
(ii) 水溶液中での定量法 200 |
X-4 DNS法 201 |
X-5 FITC法 201 |
XI. 結び 203 |
文献 207 |
索引 217 |